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中1理科「物質の性質」についての質問です。

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以下の問題の答えが「DとF」で、Bの砂糖が入っていないのですが、砂糖は少しだけ電気を通すと習ったので、疑問に思いました。

ネットで調べると「砂糖は電気を通すが、極めて通しづらい」と出てきて、問題ではどのような解釈で答えれば良いのかよく分からなくなってしまいました。

教えて下さる方、砂糖は電気を通す解釈でいいのか否か回答していただきたいです。

よろしくお願いします。

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回答(1件)

理科をもっと深くまで学べば分かるのですが、この世にある全ての物質は電気を通します。そもそも電気を通すと言うのは電子を移動させると言う意味で、どんな物質も原子で成り立って居る以上電子を持って居る訳ですから、力を加えれば電子を移動させることが出来る訳ですね。

ここでポイントですが、確かに、力を加えれば、電子を移動させることが出来るのですが、物質に因って電子の移動させ易さが異なるのです。力を少し加えただけで電子が移動する物質もあれば、凄く凄く大きな力を加えないと電子が移動しない物質があります(因みにこの時、加えた力のことを「電圧」と言います)。もう少し踏み込んで話すと、前者を「導体」、後者を「不導体(絶縁体)」、中間の性質を持つものを「半導体」と言います。中学の段階なら、導体は金属、不導体は非金属と覚えれば良いと思います(勿論例外はあります)。

なぜ、金属、非金属がこのような性質を示すのかと言う話ですが、これば、それぞれの原子が持つ電子の性質の違いに因るためです。全てを説明しようとすると切りがなくなってしまいますので^^;、「非金属原子は原子と電子の結び付きが強く、金属原子は原子と電子の結び付きが弱い」と言うことだけ分かって居れば良いと思います。原子と電子の結び付きが強いと、大きな力を加えないと電子を原子から引き剥がせない、逆に、原子と電子の結び付きが弱いと小さな力で電子を原子から引き剥がすことが出来ると言うことです。

最後に補足ですが、水に溶ける物質の場合、結晶の状態か、水に溶かして水溶液にするかでも電気伝導性(=電気の通し易さ=電子の移動させ易さ)が変わります。これに就いてはその内勉強すると思います。


何か分からないことなどあれば、是非ご返信下さい!

補足

大切なことを忘れて居ましたね、すみません^^;


以上の説明より、電気を通すものはABCE、電気を通さないものはDFです。


すみません、他にも言い忘れて居たことがありました。申し訳ないです…

「この世にある全ての物質は電気を通す」とは言ったものの、実際は、大きな力を加えないと電子が移動しない物質、つまり、不導体はその漢字からも分かる通り、「電気を通さない」と言う扱いで大丈夫です。「電気を通さない」と言う言い方は100%厳密ではないのですが、一般的には不導体は電気を通さないと言う扱いです。100%厳密ではないので、電気を通し易い、電気を通し憎いと言う言い回しで問われることもあります。

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