高校化学です。
「比重に、g/mlをつけたものが、密度(g/ml)である」
という認識は正しいですか?
そもそも比重という言葉が教科書になくて入試に出るかと言われればおそらくでないですが、昔の問題を集めた問題集にこの言葉があってまだ理解してないので教えていただきたいです、よろしくお願いします🤲

ベストアンサー

比重は、基準となる物質を『1』として、同じ環境下での別の物質の「重さ」の割合になるのかと。
対して、密度は、同じ物質での環境変化を意味するので、使われる単位は同じですが、認識としては違うものですね。
例えば、鉛バッテリー比重の変化で、電解液の状態を知るのですが、イメージとして、変化しているかも知れませんが、密度変化とは言い難いですね。
液体における比重になるので、
4℃の水の密度を基準とした、重さの比になります。
1より低いトルエンは、水より上に溜まります。1より高い水酸化カリウム水溶液は、混ざっていない水より下へ溜まります。
過マンガン酸カリウムは、調べたら1.01(25℃)だったのでほぼ水に近いですね。
単に1ml中に何gだけなら、密度。
比重は、あくまでも基準が1の水や大気と比較しての密度になるので、物質が違う物との重さの比較といえるのです。
比重=物質の密度÷1(基準物質の密度)
であり、÷1がある事がミソです。
おまけ。憶測ですが、
トルエンは、水に対しては難溶なため、水と油の如くくっきり分かれると思います。
水溶液同士になると、境目はよく分かりません。重い水溶液へゆっくり軽い水溶液を流せば、カラフルなカクテルの様な状態になるのではないでしょうか。
質問者からのお礼コメント
よく理解できました!ワルイチが隠れていたんですね!ありがとうございます。