1 回答
大問4のⅠの4の問題の解き方がわかりません。
答えはイです。
地球は公転で反時計回りに60°回転し、金星は反時計回りに約96°回転するところまではわかりました。そこからどのような位置関係になるかがイメージできません。
よろしくお願いいたします。
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ベストアンサー
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ちょっと答えに自信は無いのですが、考え方だけでも参考になれば。
「地球は公転で反時計回りに60°回転し、金星は反時計回りに約96°回転する」があっているなら、答えは以下のように導くことができます。
まずは、添付画像の<実際>をご覧ください。
観測できる金星が上下左右が反転して見えることに注意すると、最初は地球から見てちょうど左半分が明るい金星になるはずです。
つまり、画像の緑色の位置に金星があることがわかります。
2ヶ月後、地球は約60°、金星は約96°反時計回りに公転するので、図のように移動します。
しかし、両方動くとなると相当図を正確に描かない限り、いまいち違いがわかりづらいです。
そこで、添付画像の<地球を固定>のように考え、地球から見える金星の相対的な位置関係を考えます。
すると、元の位置より、2ヶ月後の金星の方が、地球から離れた位置に移動していることになります。
このとき金星は、より遠く、より太陽の奥へ回り込むことになり、
小さく、半分よりも満ちた形に見えることがわかります。
このとき、観測できる金星は上下左右反転するので、イのように、小さく、より満ちた、右側が明るい金星を観測することができます。
答えは合っていたでしょうか…?
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<補足1>
除外される選択肢についてです。
金星の起動は地球よりも内側にあるので、
イ:小さくて、丸っこい
エ:大きくて、細い
はあり得ますが、アやウのような金星は観測することができませんので、初めから除外されます。
<補足2>
金星の公転する角度計算についてです。
数値が綺麗に割り切れない場合は、なるべく概算(四捨五入など)を後回しにするとよいです。
例えば、金星が1ヶ月で何度公転するかを概算した後、
12ヶ月で割って、2ヶ月分として2倍すると、
となり、金星は2ヶ月で約96°公転することになりますが、
四捨五入をなるべく最後までしないように計算すると、
となり、先ほどの計算とは1°ずれていることがわかります。
1°くらい…と思われるかもしれませんが、今回はたまたま2ヶ月だけだったので誤差が小さかっただけで、期間が長くなると誤差が大きく出てしまうので注意が必要です。
また、なるべく約分してから最後の最後で面倒な割り算を行うこともできるので、計算も楽になりますし、計算ミスのリスクも下げることができますよ。
質問者からのお礼コメント
ご回答ありがとうございます!理解できました!
とても丁寧に教えていただきありがとうございます!