解決済み

もしかすると、現代人は、時間を創造するものではなくしてしまったのかもしれない。

自分の外の何者かに、時間を手渡してしまった。ここに外部化された時間が成立した。その時間は時計によって刻み続けられる。こうして私たちは、時計の時間に支配されるようになり、時間を創造する自由を失った。

時計がなかった頃の学校は、先生と生徒の手によって、自由に時間がつくりだされていたのかもしれない。学校は、学校の時間を創造する場であった。

そして学校にまだそんな雰囲気があった頃は、大人たちもまた、仕事の時間をつくりだし、生活の時間をつくりだしながら、その生を過ごしていたにちがいない。

戦後生まれの私は、小学校に入学する頃から、時間を有効に使いなさいと、いろいろな人たちから言われてきた。しかし今では、それにうなずいてはいけなかったと思うようになった。これでは、時計の時間に支配されることが*

前提化されてしまっている。

時間について話をするなら、「時間を有効に使いなさい。」ではなくて、「時間を有効に

っくりなさい」でなければ、ならなかったのである


これの小論文を書きたいのですが、どのように書けば良いですか?

ベストアンサー

ベストアンサー

小論文(800字程度)の書き方


序論:

・3文で書く。

・最初の2文でテキストの内容を要約する。

・最後に「本論文では、~を考察する。」と書いて、本論の内容を紹介する。


本論:

・3段落(本論①、本論②、本論③)に分ける。

・各段落を4文程度で書く。

・本論①は「まず」、本論②は「次に」、本論③は「最後に」で始める。


結論:

・2文で書く。

・最初の文で本論全体を要約する。

・最後の文で今後の課題を述べる。


解答例

序論

 現代社会では、時間がかつてないほど価値あるものとして扱われ、同時に我々の手から滑り落ちつつある。このテキストは、時間がいかに外部化され、私たちがそれをどのように管理し、あるいは管理されるようになったのかを深く掘り下げている。本論文では、この時間の外部化がどのように発生し、それが個人と社会にどのような影響を及ぼしているのかを考察する。


本論①

 まず、時間の外部化とは何かを考える。かつて時間は自然のリズムや人間関係によって形成されていた。しかし現代では、時間は厳格に管理され、時計やスケジュールによって定義されている。この過程で、私たちは時間を自分たちで創造する能力を失い、代わりに外部のメカニズムに従うようになった。この変化は、学校や職場で顕著に見られ、これらの場所では時間が厳格にスケジュールされ、個人の自由な時間創造が制限されている。


本論②

 次に、この時間の外部化が個人にどのような影響を与えているのかを考える。時間が外部に委ねられることで、私たちは自分たちの時間を効率的に「使う」ことに焦点を合わせるようになった。しかし、これは本質的には時間の「創造」ではなく、あくまで与えられた時間の中で最善を尽くすことに過ぎない。このような状況は、創造性や自由な思考を妨げ、時間を単なる経済的リソースとして扱う傾向を強化する。


本論③

 最後に、私たちはどのようにして時間を再創造し、自分たちのものとすることができるのかを検討する。時間の再創造は、単にスケジュールを管理すること以上の意味を持つ。これは、個人が自分自身の時間に価値を見出し、それを創造的に使うことを意味する。これには、自然のリズムに従うことや、日常生活の中で意味のある瞬間を見つけ出すことが含まれる。


結論

 総じて、時間の外部化は現代社会の重要な特徴であり、それによって多くの個人が時間の真の意味を見失っている。時間を再創造し、それを個人的な表現の手段として再び取り戻すことは、現代人にとっての重要な課題である。


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