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陸風と海風がいまいち分からなくて、調べてみたのですが、「夏など晴れて暑い日には、昼間は陸地が暖まって上昇気流が起きやすく、気圧が低くなります。 そのため海から陸に向かって海風が吹きます。 反対に夜は陸地が冷えるために陸から海に向かって陸風が吹きます。」と書いてありましたが、温度によって気圧はどうなるのか調べたとき、「温度が高くなれば分子運動が激しくなりますので,圧力は高くなります。 逆に,温度が低くなれば,圧力も低くなります。」と書いてありました。今のことも踏まえて陸風と海風がどういうことか教えて下さい。お願いします。

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気圧とは、空気が地面を押す力のことです。陸地が温まって上昇気流が発生すると、空気が地面を押す力は弱まります。空気が地面を押す力が弱まることを、「気圧が下がる(低気圧)」と言います。


一方、密閉された容器内の空気を温めると、分子運動が激しくなり、容器内の圧力は高くなりますが、この場合の「圧力」は、空気が地面を押す力である「気圧」とは異なります。


昼間に陸地が温められると、陸の空気は膨張して密度が低くなり、軽くなります。軽くなった陸の空気は上昇し、それにつられて、海から陸へ空気が移動することになります。これが海風です。


夜になって陸地の温度が下がると、陸の空気は冷やされて重くなります。すると、昼間に上昇していた空気が地表に向かって降りてくることになります。地表に向かって降りてきた空気は、海に向かって流れていきます。これが陸風です。

返信(2件)

たくさん書いてくださり、有難うございます。海から陸へ空気が移動するというのは、海風は陸が温度が高く、空気によって、上昇気流が発生し、低気圧だから。陸風は、海の方が低気圧になるから。という捉えでいいのでしょうか。それから、空気というのは水蒸気も含まれていますよね?上昇気流ができるとき、雲はできますか?もし、そうなら朝や夜で温度が変わるので、上昇気流と下降気流の位置が変わりますよね?天気は悪くなったりするのでしょうか?また、質問してしまい、すみません。よければ、解答よろしくお願いします。

今回の話は「夏など晴れて暑い日には、昼間と夜で風向きが変わる」という内容です。


陸地は海に比べて温まりやすく冷めやすいので、昼間に温められた空気は軽くなって上昇し、夜に冷やされた空気は重くなって下降します。


一方、海の温度は昼間も夜もあまり変わらないので、昼と夜の風向きの変化は、主に陸地の温度変化によって引き起こされると考えて構いません。


昼と夜の風向きの変化は晴れた暑い日に起きる現象なので、天気が悪くなるほどの上昇気流は想定されていません。

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