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知行国と荘園の違いを教えてください

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荘園とは、貴族や寺院の私有地のことです。特に、税を納めていない私有地を指します。


寄進などにより、荘園(税を納めていない私有地)が増えた結果、朝廷の収入が減ることになり、上級貴族への給料の支払いが難しくなりました。そこで朝廷は、上級貴族に「知行国主」として一国の支配権をあたえ,その国からの収益を得られるようにしました。知行国主は,自身の子弟などの近親者を国司に推薦し,その推薦料や国司の収益の一部を自分の収入としました。


国司は自分の担当する地域の税を集め、その一部を朝廷に収め、残りを自分の収入とすることができます。国司は税の徴収の責任者であり、暴利をむさぼることができたので、高い推薦量を払ってでも国司になりたい人は大勢いました。知行国主は、国司の収入の多くの部分を自分の収入にするために、近親者を国司に任命しました。なお、上級貴族は身分が高すぎるので、自分が国司になることはできません。


つまり、知行国制度とは「荘園の増加により不足した上級貴族の収入源を確保するための制度」ということになります。


質問者からのお礼コメント

質問者からのお礼コメント

授業で聞いてあやふやだった部分を思い出せてよかったです

ありがとうございます🙌

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