kanedakazuma

写像

ϕ:Zn∗⟶Zn∗(x⟶x2)\phi:\mathbb{Z}^*_n\longrightarrow\mathbb{Z}^*_n (x\longrightarrow x^2)

について,群準同型写像で全射であることを示したのですが,単射ではないことを証明することができません.

Kerϕ≠{1}Ker{\phi}\neq\{1\}

であることから示せば良いのでしょうか.

また,KerϕKer{\phi}を中国剰余定理から求めたいですが,理解に及ばず求めることができませんでした.

n=pq,(gcd(p,q)=1)∈Nn=pq,(gcd(p,q)=1)\in\mathbb{N},Zn∗=Zn−{0}\mathbb{Z}^*_n=\mathbb{Z}_n-\{0\}です.

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(1)

ϕ(1)≡ϕ(−1)(modn). \phi(1) \equiv \phi(-1) \pmod n.

ここでもし ϕ\phi が単射ならば 1≡−1(modn)1 \equiv -1 \pmod n となりますが、そういうことが起こるのは n=1,2n = 1,2 のときに限ります.だから n=pq>2n = pq > 2 により ϕ\phi は単射ではありません.

 単射でないので (Z/nZ)∗(\mathbb{Z}/n\mathbb{Z})^* の有限性から全射でもありません.


(2)

Ker ϕ\mathrm{Ker}\,\phi を求めるには合同式 ϕ(x)≡1(modpq)\phi(x) \equiv 1 \pmod {pq} を解けばよいです.p′,q′p',q' を pp′≡1(modq)pp' \equiv 1 \pmod {q},qq′≡1(modp)qq' \equiv 1 \pmod {p} によって定まる整数とすると,同合同式の解全体は

x≡±1,±(pp′−qq′)(modpq). x \equiv \pm 1, \pm(pp' - qq') \pmod{pq}.

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