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仮定法に過去形を用いるのはなぜですか?

ベストアンサー

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現在形と過去形の違いとして、原型と同じか特殊かという点があげられます。

現在形はbe動詞・三人称単数現在・完了形などを除いて動詞の原形と同じ形になります。

一方で過去形は-edをつけるなど原型とは異なる特殊な形になります。

特殊な形を使って示したいことは「遠さ」です。

直説法過去の場合、現在からの遠さを示します。時間的に過去に起こった事実を示します。

仮定法の場合、事実からの遠さを示します。つまり事実ではないことを示します。

仮定法の際に使われる過去形は時間的な過去を表していません。

仮定法において時間的な過去を表す場合、過去完了形を使います。

質問者からのお礼コメント

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ためになります

そのほかの回答(2件)

過去のことを述べる際、通常は事実として確立しています。

過去を仮定するなら、それは事実と異なることになります。

よって仮定法の事実と違う仮定=過去の仮定となるのです。

現在形は、「現在」といういま時点のことを指すというよりは、自身のいる現実の世界を表しています。 ... 仮定法で過去形を用いるのは、現実世界と距離を置く意味合いから由来していると考えてください。 ちなみに、過去の現実に反した世界を述べるときに使うのが仮定法過去完了。