解決済み

古文の「見ゆ」「見る」という動詞の違いがよく分かりません。なぜ「見ゆ」がヤ行下二段活用で、「見る」がマ行上一段活用なのでしょうか。

ベストアンサー

ベストアンサー

まず、活用を判断する時はその動詞を未然形に変えると分かりやすいです。「見ゆ」は「みえず」と活用するので、ヤ行下二段活用、「見る」は「みず」と活用するので、マ行上一段活用となります。

また、2つの動詞の違いについてですが、意味が少し異なっています。「見る」は自分から意図的に見るときに使われます。一方、「見ゆ」は「見る」に受身・自発・可能の意味が含まれた動詞で、自分からではなく自然と見える時に使われます。

質問者からのお礼コメント

質問者からのお礼コメント

困っていたのでありがたいです

そのほかの回答(1件)

大前提として、まず、~段活用とは、(ウ)を基準として、(ウ)より上なら上一段、上二段。下なら下一段、下二段となります。(その原則に乗っ取らないものは変格活用)


「見ゆ」

基本形は(みゆ)です。語幹「見」

活用として

見え、見え、見ゆ、見ゆる、見ゆれ、見えよ

となり、活用するのがヤ行、下二段(ウ、エ)であるからです。

「見る」

基本形は(みる)です。語幹「見」

活用として

見、見、見る、見れ、見よ

となり、活用するのがラ行、上一段(ウ)であるからです。


まぁ、最終的には、上一段である動詞は限られているので覚えてしまうのが早いかもしれないです💦

(ヒイキニミヰル)ですね。

参考になったでしょうか?

頑張ってください!