銀鏡反応とフェーリング反応の違いは何ですか。
ベストアンサー

銀鏡反応とフェーリング反応はどちらも還元性を確認する試験です。
違いとしては、用いる試薬が違います。下記に各反応について説明しておきます。
反応式では、還元性を有するアルデヒドを用いています。
【銀鏡反応】
銀鏡反応とは、アンモニア性硝酸銀水溶液の銀(Ⅰ)gが還元され、単体の銀が析出し、試験管の壁が鏡のようになる反応です。反応式は以下の通りです。
【フェーリング反応】
フェーリング反応とは、フェーリング液中の銅(Ⅱ)イオンが還元されて、酸化銅(Ⅰ)の赤色沈殿が生じる反応です。反応式は以下の通りです。
補足ですが、フェーリング液とは、硫酸銅(Ⅱ)と酒石酸ナトリウムカリウム塩の等量混合水溶液のことです。銅(Ⅱ)イオンが溶け込む深青色のアルカリ溶液です。
質問者からのお礼コメント
ありがとうございます❤️