連立方程式を解く時は次の手順で考えましょう!✊
1. 式に①②と番号を書く。
2. x と y のどちらを先に求めるかを決める。
3. 求めない方の文字を消す。(加減法・代入法)
4. 先に求める方の値を求める。
5. もう片方の値も求める。
それでは順番にやっていきましょう!
1. 式に①②と番号を書く
{2x+y=10⋯①x+3y=15⋯②
2. x と y のどちらを先に求めるかを決める
どちらを先に求めてもOKです!どちらからでもできます。
求めやすいと思った方を先に求めるといいですよ。
うまくいかなかったら別の方から始めるようにしましょう!
今回は x を先に求めましょう!
なので、先に y を消去しましょう。
3. 求めない方の文字を消す & 4. 先に求める方の値を求める。
y を消しましょう!
【加減法の場合】
{2x+y=10⋯①x+3y=15⋯②
y の係数を揃えます。そのために①の式の両辺を3倍しましょう!
{6x+3y=30⋯①×3x+3y=15⋯②
(上の式)ー (下の式)をしましょう。
5x=15 よって、 x=3 です。
【代入法の場合】
{2x+y=10⋯①x+3y=15⋯②
①より、 y=10−2x
②に代入すると
x+3(10−2x)−5x+30−5x5xx=15=15=−15=15=3
加減法でも代入法でも、答えは同じですよ!
5. もう片方の値も求める。
ここまでで、 x=3 がわかりました。
連立方程式は、x,y をセットで解答する必要があります。
2x+y=10 と x=3 より、
y=10−2x=10−2×3=4
答えは
{x=3y=4
です!
答えが出たら、問題文
{2x+y=10⋯①x+3y=15⋯②
の式に、x と y を代入して成り立つかどうかを確認しましょう!
これで計算ミスもきっとなくなるはずです😄