解決済み

c#言語で用いられている「インスタンス」についてです!


「ソースコード上の命令(関数)をメモリの上で展開して直ぐに処理ができる状態にしておく。」

 

とよく説明がなせれますが、これはマシン語のCall命令と何か関係があるのでしょうか?


似てそうで似ていない感じがしてわからなくなります…


どなたか詳しい方ご教授いただけないでしょうか


ベストアンサー

ベストアンサー

「インスタンス」に関するご質問に対して、C# 言語の文脈でお答えしますね。


C# や他のオブジェクト指向言語において、「インスタンス」とは、クラス(設計図)から生成されたオブジェクトのことを指します。クラス定義を基にメモリ上に具体的なデータ構造を作成し、それを通じてクラスに定義されたメソッド(関数)やプロパティを利用することができます。インスタンス化は、ソフトウェアが実行時にデータを動的に格納するためのスペースを確保するプロセスです。


一方で、「マシン語のCall命令」は、プロセッサが実行する低レベルの命令の一つで、プログラム内の特定のアドレスにある関数や手続きを実行するために使われます。Call命令は、関数や手続きのコードにジャンプし、その実行が完了した後、元の場所に戻るための仕組みを提供します。


これら二つの概念は、抽象度の異なるレベルでプログラミングとコンピュータの動作を理解するためのものです。インスタンス化はオブジェクト指向プログラミングの概念であり、ソースコードの抽象的な記述を実際のメモリ上のデータ構造に変換するプロセスに関連しています。それに対し、Call命令はもっと低レベルで、プロセッサが実行する具体的な命令の一つであり、関数やプロシージャの呼び出しを直接制御します。


つまり、「インスタンス」の概念と「マシン語のCall命令」とは、直接的な関係はありませんが、ソフトウェアが実行される過程で異なるレベルで機能する部分であると言えます。インスタンス化はオブジェクトの生成とメモリ割り当てに関わり、Call命令はそのオブジェクトのメソッド(関数)が実際にCPUによって呼び出され実行される低レベルのメカニズムに関わります。

質問者からのお礼コメント

質問者からのお礼コメント

@sfps 様

大変分かりやすい解答ありがとうございました!

言われてみると、インスタンスとcall命令はかなり役割が異なっていたのですね……


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