やっぱり積分できるって幸せですよねー(笑)私も、こういった問題でとても楽しませてもらってます。社会の喧騒から離れられて最高です!
因みに、今回は感動ポイント高めのが多くて気持ちよかったです
x=π+t とし、 dx=dt
I1=∫−ππ1+e−sint− cost1dt
ここで、被積分関数をf(x)とすると、任意のxの関してf(x)=f(x+2π)が成立し、周期2πの関数であり、積分区間の長さがその周期に一致していることから範囲を長さを維持しながらずらしても値は変わらないので、
I1=∫−ππ1+e−sint− cost1dt ⇒ ∫02π1+e−(sinx+cosx)1dx
(かなりの暴挙かと思われますが多めにお願いします)
よって、
2I1=∫02π(1+e(sinx+cosx)1+1+e−(sinx+cosx)1)dx
ここから感動しました、
=∫02π(1+e(sinx+cosx)1+1+e(sinx+cosx)e(sinx+cosx))dx=2π
∴I1=π
被積分関数(以下f(x))に関して、まず自然対数をとりました。
logf(x)=logx+2!(logx)2+3!(logx)3+…
=n=1∑∞n!(logx)n
この処理に時間を費やしてしまいました。遅れてすみません🙇
またしても感動ポイントでした(笑)自分は高校数学の域をまだ出ていないからですかね
さっきの無限級数をg(x)とかにしておきます。これを微分します
g′(x)=x1n=1∑∞(n−1)!(logx)n−1ここで出てきた無限級数は初項が1ってこと以外はg(x)と同じと考えたので、
g′(x)=x1(g(x)+1)
これで微分方程式の完成ということで、これを解いたら、
∣x∣=∣y+1∣がでてきます。絶対値はlogの名残です。ここからですが取り扱っている関数では常にx>0なのでx=∣y+1∣とでき、
y=−x−1,y=x−1 が出ます
先ほど見た無限級数にはlogが入っており符号は正であるので増加傾向であることが言えるので
g(x)=x−1 となり、f(x)=ex−1 が導出できます
したがって、
I2=∫02ex−1dx=e−e1
I3に関してですが、結構難しかったです
最初にkingpropertyで解消したいことがあるので、
x=2π−t とし、dx=−dt
I3=∫02π(sint+cost)56costdt
よって、
I3=∫02π(sinx+cosx)43dx
ここが難所でした。
u=tanxとし、 dxdu=2uu4+1
ここからは広義積分なので不定積分を求めます。
∫cos2x+sin2x+6sinxcosx+(sinx+cosx)sinxcosx1dx
完全に変形させます
∫1+4cos2xtanxtanx+4cos2xtanx1dx
=∫u4+4u3+6u2+4u+12udu=∫(1+u)42udu
また置換をして、1+u=v として、
=2∫(v31−v41)dv
=3v32−v21+C=3(tanx+1)32−(tanx+1)21+C
これで、これでやっとできます
I3=3ϵ→2πlim[=3(tanx+1)32−(tanx+1)21]0ϵ
=1
整数がでました(笑) 長文誠に申し訳ないです 沼った証拠ですね
もし、万が一誤植があればお願いします