曲線をひとまず簡単な方法でパラメータ表示してから、パラメータ変数の動く区間を調整するのがよいと思います。たとえば、問題 17 は次のようにして同相写像を構成します:
折れ線上の点 (x,y) をパラメータ t を使って (x,y)=(t,∣t∣) と表示する。[−1,1] 上を動くパラメータ t を、t=2(u−1/2) と変換して、[0,1] 上を動くパラメータ u に取り換える。すると (x,y)=(2(u−1/2),∣2(u−1/2)∣) という新たなパラメータ表示を得る。
ここで対応 u↦(2(u−1/2),∣2(u−1/2)∣) は、区間 [0,1] から折れ線への同相写像となっている。(同相写像 u↦t および t↦(x,y) の合成であるから。)
問題 16 は (x,y)=(cost,sint)(t∈[0,π])とパラメータ表示すれば同じように解けると思います。