(3)辺OB,OCは円の半径なので、OB=OC
よって三角形OBCはOB=OCの二等辺三角形三角形である。
二等辺三角形の性質から、角OBC=角OCBであり、また三角形の性質から3つの角の大きさの和は180∘である。
よって、角OBCの大きさは
(180−60)÷2=60
となる。
この計算結果から、三角形OBCの全ての角の大きさが等しいので、三角形OBCは正三角形である。
正三角形の性質から、全ての辺の長さは等しいので、BC=OB=OCであり、辺OBは半径である。
以上より、BC=10cmである。
(4)辺OAを点Oの方に伸ばし、辺BCとの交点を点Eとする。
このとき、角AEB=90∘であり、辺BE=BC÷2=10÷2=5cm
よって、求める面積は
底辺×高さ÷2=OA×BE÷2=10×5÷2=25cm2
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(4)2行目角AEBの大きさと辺BEの長さについて、小学生の学習内容の詳細が分からないので求め方を下に書きます。分かっている場合は不要です。
三角形OABはOA=OBの二等辺三角形であるから、
角OBA=角OAB=15∘
よって、
角ABE=角OBA+角OBE=15+60=75∘
であり、三角形ABEにおいて
角AEB=180−(角EAB+角EBA)=180−(15+75)=90∘
三角形OBEにおいて、
角BOE=180−(角OBE+角OEB)=180−(60+90)=30∘
辺AEの右側の三角形も同じように計算して角COE=30∘
よって、辺OEは角BOCの二等分線であり、OB=OCから三角形OBCは辺OEで折ることでぴったりと重なる。よってBE=CEである。(終わり)
一応、数式中に「底辺」、「角OBA」などの辺や角を書いている場合は、実際の計算でも同じ順番で書くようにしています。
質問者からのお礼コメント
ご丁寧にわかりやすい説明ありがとうございます!とてもよく理解できました。