ドント式は「1,2,3,4…」となぜ割るのでしょうか。割り算の理由がわかりません。
ベストアンサー

ドント式の当選者を決める際にある数n(nは正の整数とします)で割るのは、『n人当選するとした時の一人当たり票数』がわかるためです。
(例)N党480票 M党300票 L党150票 O党70票 で8人の当選者がいる場合。
総投票数1000票で8人のため、一人125票で当選できます。
480÷125=3.84→3人
300÷125=2.4 → 2人
150÷125=1.2 → 1人
70÷125=0.56 → 0人
つまり8人当選者を出すことができません。
そこで当選者一人当たり得票数を下げていきます。
一度その票数が400票とします。
その場合はN党で1人だけしか当選できません。
300票とするとN党の480票のうち、300票で1人当選、M党で1人当選ということになります。
200票とするとN党で2人、M党で1人の当選します。
これを逆に考えていくと、
N党で3人の当選者を出すには160票、4人出すには120票、5人出すには96票 となります。
M党は2人で150票、3人で100票
L党は1人で150票、2人で75票
O党は1人出すには70票です。
これらを大きい順に並べるとN、M、N、N、M、L、N、M となります。
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そのほかの回答(1件)
その党の得票を1人に集中させた場合の得票数、2人で分けた場合の1人あたりの得票数、3人で(略)、……という意味です。
比例代表も選挙なので、得票数の多い順に上から議席数までの候補者が当選します。で、どの党もできるだけたくさん当選させたいので、可能な限り多くの候補者に分割して、少ない票での当選を狙ってきます。
ドント式の計算で出てくるあの表では。数字の大きい順に数えてちょうど議席数にあたるのが、当選に最低限必要な1人あたりの票数になるので、各党それ以上の票数のところまで分割可能だとわかるしくみです。
質問者からのお礼コメント
ご回答ありがとうございます。