if 節の動詞が原形の場合と、過去形にした場合の意味の違いとは何でしょうか?
未来の事象について条件節「if」の動詞に過去形を用いた場合、if節で述べている事柄の実現度が低いのですか?理由はありますか…?
ベストアンサー

if節の動詞が「現在形」ということでしょうか?if節で過去形を用いるのは、「仮定法」です。
if節の過去形の動詞を用いるのは「今」に対して現実ではない内容を述べるときです。たとえば
If I was fine, I would ask her out to dinner.(もし私が元気だったら、彼女を夕食に誘うのに。)
これは「実際には元気でないため、彼女をディナーに誘えない。」ということです。if節の内容は100%現実ではないということです。
対して、if節を現在形で表すのは、「未来」に対して仮定を述べるときです。
たとえば
If it is fine next Sunday, let's go on a date.(もし次の日曜に晴れたら、デートに行きましょう。)
晴れる可能性が十分あるので、先述の英文と違って現実度は高くなります。
ちなみに、未来のことに対して「もし~なら」と述べるのには、3パターンがあります。
それらは実現する可能性の高い順に次のようになります。
可能性高:If S 現在時制 ~
可能性低:If S should do ~
可能性0:If S were to do ~
ついでに、可能性が低いか高いか低いかは基本的には話し手が決めます。
なので、この世にオバケがいるかもしれないと思っているなら、
If ghost should come here,(もしオバケがここに来たら)
となるし、話者がオバケは絶対に存在しないと思っていれば
If ghost were to come here,となります。この差は個人の意思で決まります。
仮定法を学ぶ際に、if節をはじめ「仮定」に当たる文章については「時制をひとつ古くする」のがコツです!
質問者からのお礼コメント
ありがとうございます