ノートのまとめ方の工夫について知りたいです。(社会と数学)
小学校の成績ぐらいで低くなるのっは嫌なので
ベストアンサー
とある学校で数学教諭として勤務したことのある者です。
質問を意図を察するに、ノートの取り方というよりは、それぞれの勉強の進め方が知りたいような印象を持ったので、その術をお伝えします。
長くなるので、「まとめ」を作っておきました。詳細は下の文章を読んでみてください。
---まとめ---
授業の時間を大切に!!!
疑問はその日のうちに解決を!!
算数・数学
途中式はしっかり書くべし!!
間違いは消すな!!
計算ミスは撲滅せよ!!
歴史
資料集と友達になれ!!
時代の流れで覚えよ!!
公民
…がんばれ!!
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<共通>
大前提として、授業を大切に。説明を聞いて分からなかったところは、その日のうちに誰かに聞いて納得しておきましょう。友達でも、授業をした先生でも、授業をした先生とは違う先生でもよいです。小学校の勉強でつまずくと、中学校での勉強に大きく(本当にでかい…)影響します。
どちらにお住まいの方かは存じ上げませんので一概には言えませんが…小学校では担任の先生が全教科を教えていますが、その先生にも専門はあります。つまり、国語が専門だけど算数を教えているという方もいるということです。また、教師という人間は、頼られるのを喜ぶ人が多いです。これを機に、話したことのない先生を頼ってみるのもありなのでは?
<算数・数学>
問題を解くときは、途中式を書き、間違いを消さないこと。
自分の考え方が模範解答とどう違ったのかや、計算ミスの癖などを見つけることで、次に同じような問題を解くときにミスを起こりにくくすることができます。
特に計算ミスは要注意。放置すれば、そのうち(中学や高校で)理科や社会でも計算ミスに泣かされることになります。早いうちから減らすことを意識してください。完全に無くすことは難しいですが、必ず減らすことはできます。
<社会(歴史・公民)>
歴史と公民で少し違いますので、順に。
[歴史]
暗記科目と言われるのも仕方ないですが、暗記だけに頼るのは危ないです。勉強するときはぜひ、教科書と一緒に資料集のご用意を。資料集がなければ、自分で検索してみるのも一つです。
何年に何が起きた、などと途切れ途切れに覚えるのではなく、どうしてその戦が起こったのか、時代の流れを意識しながら勉強すると覚えやすいです。
実は、情報が多い方が覚えやすいのです。あなたが友達の顔と名前を覚えるとき、どのように覚えるでしょうか。ただ顔と名前だけを暗記していくよりも、髪が長いとか、この前一緒に公園で遊んだとか、窓側の席だとか、顔と名前以外の情報がある方が案外覚えやすいものなのです。
余裕があれば、伝記や歴史上人物を元にした漫画を読むと、人間関係や場面をイメージできて、より一層覚えやすいですよ。
[公民]
こちらも暗記ばかりなので、歴史と同じ手が使えると言えば使えるのですが…難しいです。なぜ1/2の賛成で可決なのか?1/3ではいけないのか?これを小学生で考察・納得するのは大変難しいですね。いちいち考えるより覚えた方が早い、ということです。つまり、がんばれ。
教科書を目で追うだけではなく、手を動かして書き写したり、声に出して読んでみたり、その声を自分で聞いて、図や表を見ながら視覚的にも情報を摂取する…。五感をフル活用すると、覚えが良くなります。この前、あの友達と一緒に勉強したやつだ!という記憶の定着のさせ方もありですね。
とにかく覚えられればこちらの勝ちです。がんばってください。