「4店の中で販売数が最も多い店は240個を販売したが、その店の売上高は4店で最も少なかった。」
→単価の一番低いA店だと分かる。また、売上高は240×60=14400円である。
「売上高が2番目と3番目の店の売上高の差は750円であり、販売数の差は20個であった。」
→売上高の差の10の位が奇数であるから、B店とD店、もしくはC店とD店の組み合わせである。
販売数と売上高について、(1)B店とD店、(2)C店とD店を調べてみる。
売上高の高い方を決めることで次のように求めることが出来る。
(1-A)B店の方が売上高が高い
=100×(D店の販売数+20)−150×(D店の販売数)=2000−50×(D店の販売数)
(1-B)D店の方が売上高が高い
=150×(D店の販売数)−100×(D店の販売数+20)=50×(D店の販売数)−2000
(2-A)C店の方が売上高が高い
=120×(D店の販売数+20)−150×(D店の販売数)=2400−30×(D店の販売数)
(2-B)D店の方が売上高が高い
=150×(D店の販売数)−120×(D店の販売数+20)=30×(D店の販売数)−2400
売上高の差は750円だったので、D店の販売数は
(1-A)B店の方が売上高が高い
2000−50×(D店の販売数)(D店の販売数)=750=43
このときD店の売上高は150×43=6450円、B店の売上高は7200円であり、A店が売上高最下位であることに矛盾する。
(1-B)D店の方が売上高が高い
50×(D店の販売数)−2000(D店の販売数)=750=55
このときD店の売上高は150×55=8250円、B店の売上高は7500円であり、A店が売上高最下位であることに矛盾する。
(2-A)C店の方が売上高が高い
2400−30×(D店の販売数)(D店の販売数)=750=55
このときD店の売上高は150×55=8250円、B店の売上高は9000円であり、A店が売上高最下位であることに矛盾する。
(2-B)D店の方が売上高が高い
30×(D店の販売数)−2400(D店の販売数)=750=105
このときD店の売上高は150×105=15750円、B店の売上高は15000円であり、A店が売上高最下位であることに矛盾しない。
以上より、売上高2位がD点、3位がC店であることが分かる。
よって、売上高の高い順に並べると
B店→D店→C店→A店
となる。