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知行国についてKWSK教えてください。

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簡単に説明すると、知行国制とは古代・中世の制度で、皇族・貴族・寺社に一国を支配する知行国主となる権利を与え、知行国主は支配する国の収益を好きなようにできるという制度です。


大まかに把握できたと思うので詳しく説明していきます。

知行国制度は律令制度の崩壊を発端として始まりました。当時、各国は国司という役職の人々によって治められていました。彼らは元々朝廷によって選ばれていたのですが、朝廷が皇族や有力貴族に対して知行権(国司推薦権と税の収納権)を与えたことで、皇族・貴族が推薦した人が国司の職に就くこととなりました。またこの様に知行権を持つ人は知行国主と呼ばれました。知行国主は自分が推薦した人が国司となった際に、国司の集めた税を受け取ることが出来ました。そのため、知行国主たちは国司が集めた税によって莫大な利益を得ていました。

これら一連の制度を知行国制度と呼びます。

質問者からのお礼コメント

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よくわかりました。ありがとうございます。

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