解決済み
質問です。物質の対義語が精神であると国語の授業で習ったのですが、なんか違くないですか?
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そのほかの回答(1件)
確かに、その二つを対義語とすることには違和感が伴うかもしれませんね。
ですが、物質的なものは空間を持つという特性があり、精神的なこと(ここで言う「精神」は神なども含みます)は空間を持たないという特性があります。
また、物質は目で見ることができますが、精神は目には見えません。
このように物質と精神とは互いに相反する性質を持っているので、この二つを対義語にすることがあります。
余談ですが、この世界は物質と精神の二つでできているのだという考えは物心二元論と呼ばれる考え方で、デカルトという昔のヨーロッパの哲学者がこの考え方で有名です。
ところがこの見方に対して質問者さんと同様に違和感を覚える人もいました。その代表者がスピノザという人です。彼は、物質と精神とは両方とも神様の働きによるものだとする「汎神論(はんしんろん)」を唱えました。
質問者からのお礼コメント
助かりました☺️