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ここでは、日本語の「大学」に相当する韓国語のフレーズと、それぞれの表現が持つニュアンスについて例文と共に解説します。

「大学」の韓国語表現

  1. 대학교 (テハッキョ): 大学と訳される最も一般的な韓国語表現。
  2. 학교 (ハッキョ): 「学校」の意味ですが、コンテクストにより大学を指すこともある。
  3. 학원 (ハクウォン): 「学院」の意味で、大学の一部門や特定の専門職大学を指す場合に使う。
  4. 명문대 (ミョンムンデ): 「名門大」の意味で、歴史ある一流大学を指す。
  5. 과학기술대학 (クァハンギスルデハッキョ): 「科学技術大学」の意味で、理工系の大学を指す。
  6. 사립대학 (サリプデハッキョ): 「私立大学」の意味で、公立大学ではない私立の大学を指す。
  7. 대학원 (テハックウォン): 「大学院」の意味で、大学の卒業プログラムに加えて研究生としての学位プログラムも提供している大学を指す。

대학교

1. 나는 서울대학교에 다닙니다.

日本語訳:「私はソウル大学に通っています。」

2. 우리는 같은 대학교에서 만났습니다.

日本語訳:「私たちは同じ大学で出会いました。」

3. 대학교 졸업 후에 해외로 유학하려고 합니다.

日本語訳:「大学卒業後、海外留学を考えています。」

대학교は、韓国語で「大学」を意味します。通常、高等教育を提供し、学士、修士、博士などの学位を授与する教育機関を指します。韓国では、大学進学は若者の間で非常に重要視され、一生のキャリアやステータスを大きく左右するとされています。そのため、대학교への入学は厳しい競争と努力を必要とし、대학교の名前や評価は個々の社会的地位や見かけを大きく左右することが多いのです。

학교

1. 나는 내일 학교에 가야 해.

日本語訳:「私は明日、学校に行かなければならない。」

2. 학교에서 만난 친구들과는 아직도 연락을 하고 있어.

日本語訳:「学校で出会った友達とはまだ連絡を取り合っているよ。」

3. 학교 생활은 항상 즐거웠다.

日本語訳:「学校生活はいつも楽しかった。」

韓国語の「학교」は日本語の「学校」とほぼ同じ意味、感覚ですが、文化的な違いからくるニュアンスの違いもあります。「학교」が指す範囲も一部異なります。韓国では「학교」は一般的に幼稚園から高校までの教育機関を指しますが、大学は別の単語である「대학(大學)」が使われます。だから、話し手が「학교」について話すとき、大学を指している場合はそれを明示的に示すことが一般的です。それに対して、「大学」という言葉は、日本語では大学だけを指す単語ですが、韓国語では一部の専門学校や大学院なども含まれます。韓国語の「대학」はより広範な意味を持つため、具体的な教育機関を指すときにはさらなる言葉が必要です。

학원

1. 그는 프랑스어 학원에서 프랑스어를 배웁니다.

日本語訳: 彼はフランス語学習塾でフランス語を学んでいます。

2. 제가 가는 학원은 학교에서 배우지 못한 것들을 가르쳐 줍니다.

日本語訳: 私が通っている塾は、学校で教えてもらえないことを教えてくれます。

3. 그녀는 개념을 추가로 배우기 위해 수학 학원에 다닙니다.

日本語訳: 彼女は概念を追加で学ぶために、数学の塾に通っています。

「학원」は韓国における塾・予備校・学習塾のような存在で、主に学校の授業以外で学ぶ場所を指します。「大学」のニュアンスを持つわけではありません。「학원」では、学校では十分に教えられない学問や技術を学んだり、大学受験の準備をしたりします。また、外国語学習や音楽、芸術、スポーツなど特殊な分野を学ぶ場合にも利用されており、年齢や職業、目的に応じて様々な種類の「학원」が存在しています。大学のように高等教育を授ける目的ではなく、補習または特殊スキルまたは知識の習得を目的とした教育機関と言えます。

명문대

1. 나는 서울대학교와 같은 명문대를 졸업하고 싶습니다.

日本語訳:「私はソウル大学のような一流大学を卒業したいです。」

2. 명문대를 위해 많은 학생들이 고등학교 때부터 열심히 노력한다.

日本語訳:「良い大学のために多くの学生たちは高校時代から一生懸命努力する。」

3. 그는 명문대 출신으로 사회에서 존경받고 있다.

日本語訳:「彼は一流大学の出身で、社会で尊敬されています。」

명문대は「名門大」と直訳され、一流、トップレベル、または評判が高い大学を指します。これには優秀な学部、広範な研究能力、卓越した教員陣、長い伝統や歴史などが含まれます。名前だけで一定の社会的地位や評価を得ることができ、卒業生は広範なキャリアチャンスを享受することが一般的です。一般的に、その国内外での高評価やランキングでしばしばトップに位置します。

과학기술대학

「과학기술대학」は韓国語で「科学技術大学」という意味です。この言葉は、主に科学や技術、工学などを専門的に学ぶ高等教育機関を指します。科学技術大学は、理論だけでなく実践的なスキルや研究にも重点を置き、将来の科学者や技術者を育成する目的を持っています。以下に「과학기술대학」を使った3つの例文とその日本語訳を示します。

  1. 저는 과학기술대학에서 컴퓨터 공학을 전공하고 있어요.
    日本語訳: 私は科学技術大学でコンピューター工学を専攻しています。
  2. 과학기술대학은 최첨단 연구시설을 갖추고 있습니다.
    日本語訳: 科学技術大学は最先端の研究施設を備えています。
  3. 우리 나라의 과학기술대학은 세계적으로 높은 평가를 받고 있습니다.
    日本語訳: 私たちの国の科学技術大学は世界的に高い評価を受けています。

「과학기술대학」の「大学」というニュアンスは、一般的な大学と比較して、特に科学と技術の分野に特化した教育と研究に焦点を当てた高等教育機関であることを意味します。こうした大学は、産業界や学術界で求められる専門知識と技能を備えた人材を育成することに貢献しています。

사립대학

1. 그는 서울의 한 사립대학에서 경제학을 전공했습니다.

日本語訳:彼はソウルのある私立大学で経済学を専攻しました。

2. 우리 아들은 내년에 사립대학에 입학하게 될 것입니다.

日本語訳:私たちの息子は来年、私立大学に入学することになります。

3. 사립대학은 국립대학보다 등록금이 비싸다.

日本語訳:私立大学は国立大学よりも授業料が高いです。

사립대학에서의 「대학」は、日本語における「大学」の概念とほとんど同じです。一般的に、대학은 高等教育を提供する教育機関を指します。学士、修士、博士などの学位を授与し、学術研究を行う場所です。しかし、「사립대학」は私立の大学を指し、「국립대학」は国立大学を指します。このため、大学の資金調達方式や運営体制に違いがあります。それぞれの大学は、教育内容、研究の方向性、入学試験の形式などにおいて独自の特色を持っています。

대학원

1. 저는 대학원을 졸업한 후 연구원으로 일하고 있습니다.

日本語訳:「私は大学院を卒業した後、研究員として働いています。」

2. 대학원 진학을 고려하고 있습니다만, 아직 결정하지 못했습니다.

日本語訳:「大学院進学を考えていますが、まだ決定していません。」

3. 그는 대학원에서 경제학을 전공하고 있습니다.

日本語訳:「彼は大学院で経済学を専攻しています。」

대학원とは、「大学」というニュアンスを持つ単語で、特に日本語における「大学院」という言葉に対応します。韓国における대학원は、学士(大学)課程を終了した学生がより専門的で詳細な知識やスキルを獲得するために通う教育機関です。ここでは、より深いレベルで学問を追求し、先進的な研究を行います。韓国の大学院は修士課程と博士課程があり、修士課程を修了した後、さらに博士課程に進学することも可能です。

韓国語で「大学」を表現する際のポイントと注意点

韓国語で「大学」を表現する際、主に「대학교」や「종합대학」を使います。「대학교」は直訳で、だいたいの状況で使える基本的な表現で、日本語の「大学」そのままの意味になります。例えば、「나는 서울대학교에 다닙니다」は「私はソウル大学に通っています」。一方「종합대학」は文系と理系の両方の学部があり、総合的な教育を行っている大学という意味を表現します。例えば、「그는 한국의 유명한 종합대학에서 학업을 수행했다」は「彼は韓国の有名な総合大学で学業を修了した」。意味により適切な表現を選んで使いましょう。

「大学」の韓国語表現まとめ

「大学」は韓国語で「대학(デハン)」と表現します。例えば、大学を卒業したと言いたい場合、「대학을 졸업했어요(デハンウル ジョレボスソヨ)」となります。また、大学生は「대학생(デハンセン)」、大学院生は「대학원생(デハンウォンセン)」と言います。 스페인語