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ここでは、日本語の「時間」に相当する韓国語のフレーズと、それぞれの表現が持つニュアンスについて例文と共に解説します。

「時間」の韓国語表現

  1. 시간 (シガン): 「時間」の意味で一般的によく使われます。
  2. 분 (ブン): 「分」を意味し、時間の単位の一つとして使われます。
  3. 초 (チョ): 「秒」を意味し、時間の単位の一つです。
  4. 때 (テ): 「時」の意味で、具体的な時間ではなく、何か特定の状況や時期を指す表現です。
  5. 오전 (オジョン): 「午前」を意味します。
  6. 오후 (オフ): 「午後」を意味します。
  7. 주 (ジュ): 「週」を意味し、時間の流れの中で一週間を表す単位です。
  8. 시간표 (シガンピョ): 「時間表」を意味します。スケジュールやタイムテーブルを表す時に使われます。
  9. 년 (ニョン): 「年」を意味し、時間の長期間を表す単位です。

시간

1. 시간이 얼마 안남았습니다.

日本語訳:「時間があまり残っていません。」

2. 시간 좀 잡고 얘기하자.

日本語訳:「時間を取って話しましょう。」

3. 시간은 곧 금이다.

日本語訳:「時間は金なり。」

韓国語の「시간」は日本語の「時間」に直訳することができます。一般的には具体的な時間帯を指すこと、あるいは時間の流れや経過を表すのに使われます。さらに、「시간」は人の生活を管理、計画するための重要な要素として認識されています。したがって、「시간 좀 잡고 얘기하자」のように特定の時間を確保する意味で使うことができます。また、「시간은 곧 금이다」では時間の価値を強調しています。このように「시간」は韓国語で非常に幅広い意味を持ちます。

1. 지금은 몇 붼 입니까?

日本語訳:「今何分ですか?」

2. 이 일에는 적어도 한 시간 분의 시간이 필요합니다.

日本語訳:「この仕事には少なくとも1時間はかかります。」

3. 나는 약 30 분 동안 운동했습니다.

日本語訳:「私は約30分間運動しました。」

韓国語の「분」は日本語の「分」に相当します。通常、時間計算や時間単位を表すために使われます。「분」は時間帯、時間枠を表すこともあります。また、「분」は本来は「分ける」という意味を持つ漢字から派生した単語であり、一定の時間を分割する単位として使われます。具体的な時間を示す場合、数字と一緒に使用され「何分」という意味を持ちます。たとえば、"30분"と表現すると「30分」という意味になります。「분」はまた、特定の時間間隔(例えば、待ち時間や遅延時間)を表すのにも使われます。

1. 한 번에 5초 이상 손을 씻으세요.

日本語訳: 一度に5秒以上手を洗ってください。

2. 그는 1초도 눈을 떼지 않았다.

日本語訳: 彼は1秒たりとも目を離さなかった。

3. 노래가 시작된지 10초만에 모두가 함께 노래를 부르기 시작했다.

日本語訳: 曲が始まってから10秒でみんなが一緒に歌い始めた。

韓国語における「초」は、時間の経過を示す単位として使われます。「초」は日本語の「秒」に相当し、時間の最小単位を表します。また、時間だけでなく、一瞬や瞬間といった意味も持つことがあります。言葉通り時間の計測単位としてだけでなく、比喩的な表現(例えば、「1초도 눈을 떼지 않았다」)にも使われます。よって、「초」は「時間」の概念をさまざまな形で表現するために使われます。

1. 저는 학교에 갈 때 항상 아침식사를 먹습니다.

日本語訳:「私は学校に行くとき、いつも朝ごはんを食べます。」

2. 비가 올 때 행복해지는 느낌을 받습니다.

日本語訳:「雨が降るとき、幸せな気分になります。」

3. 아빠는 나에게 공부할 때 집중을 해야 한다고 말씀하셨습니다.

日本語訳:「父は私に、勉強するときは集中しなさいと言いました。」

「때」の本意は「時間」で、特定の時間や、何かが起こる時間を示します。これには「ある状況の時」や「ある行動をする時」といった広い意味が含まれます。「때」を使った表現は、主に未来または現在の行動や状況を指し、何かが行われる具体的な瞬間や期間を示すことが多いです。直訳すると、「~の時」「~する時」などになりますが、日本語の「時」よりも少し広義で、状況や行動のタイミングを表します。

오전

1. 오전에 회의가 있습니다.

日本語訳:「午前中に会議があります。」

2. 오전 시간에는 운동을 합니다.

日本語訳:「午前中に運動をします。」

3. 오전 10시에 학교에 가야 해요.

日本語訳:「午前10時に学校に行かなければなりません。」

「오전」は、日本語で言うところの「午前」を表す時間の表現であり、日の出から正午までの時間帯を指します。また、달리는時間(24時間制)では 0時から 11時59分までを意味します。韓国では一般的に、学校や仕事はこの「오전」の時間帯に始まります。日常生活やビジネスのスケジュールを計画する際などによく用いられます。また、正確な時間を指す場合、例えば「오전 10시」のように、具体的な時間を伴って使うことが多いです。

오후

1. 오후에 만나요.

日本語訳:「午後に会いましょう。」

2. 오후에 비가 올 예정이에요.

日本語訳:「午後に雨が降る予定です。」

3. 저는 오늘 오후에 시간이 있어요.

日本語訳:「私は今日の午後に時間があります。」

「오후」は、韓国語で午後を意味する言葉です。「오전」は午前、「오후」は午後という意味で、一日を二つに分ける時間概念です。12時を境に「오전」と「오후」に分かれます。特に、仕事や学校、予定など日常生活の中で時間を指定する際によく使われます。「오후」は文字通り太陽が西に傾き始める時間帯を指しますが、具体的な時間帯は社会的な約束事や生活習慣によります。一般的には、12時から18時までを指すことが多いです。これは日本の「午後」とほぼ同じニュアンスです。

1. 우리 주마다 산책을 하러 갑니다.

日本語訳:「私たちは毎週散歩に行きます。」

2. 나는 주에 두 번 운동을 합니다.

日本語訳:「私は週に二回運動をします。」

3. 그들은 주 후에 결혼식을 할 예정입니다.

日本語訳:「彼らは一週間後に結婚式をする予定です。」

「주」は韓国語で主に「週」を意味し、時間の単位として使われます。日本語の「週」に相当します。また、「주」は具体的な曜日を指定せず、一定の時間の流れを描写します。そのニュアンスを持っているため、「毎週」や「週に一度」、「一週間後」などの表現に用いられます。「주」を使うことで、時間の流れを表現するだけでなく、繰り返し行わなければならないことや、将来の計画を示すこともできます。

시간표

1. 학교의 시간표를 받아 볼게요.

日本語訳: 学校の時間割をもらって見ます。

2. 열차 시간표를 확인해야 합니다.

日本語訳: 電車の時刻表を確認しなければなりません。

3. 지금 시간표를 준비하고 있습니다.

日本語訳: 今、時間割を準備しています。

「시간표」は、時刻表や時間割のように何かをスケジュール化するときに便利な情報を提供します。「시간」は日常的に使用されます。また、「표」は表を意味しますので、「시간표」は具体的に何がいつ行われるかを示すものです。時間が一定のリズムで流れることや何らかの活動を順序立てて行う必要性を強調し、それらの情報を整理し、計画するために必要なツールです。これは学校の授業、バスや電車のダイヤ、会議など多岐にわたります。

1. 올해는 정말 힘든 한 해였습니다.

日本語訳:「今年は本当に辛い一年でした。」

2. 내년에는 꼭 성공하겠습니다.

日本語訳:「来年は必ず成功します。」

3. 그가 회사에 입사한 지 벌써 10년이 지났다.

日本語訳:「彼が会社に入社してから既に10年が経ちました。」

「년」は韓国語で「年」を意味します。時間の流れを表す単位として「년」を使用し、それは時々の流れを量るための長期間の単位を意味します。また、「올해(今年)」、「내년(来年)」、「지난년(昨年)」などのように、特定の時間を指す際にも使われます。さらに、「년」は年齢を表す際にもよく使われ、韓国語では年齢を表す際に「살」ではなく、「년」を使うことでより公式的な表現や丁寧な表現が可能となります。したがって、「년」は時間の進行や経過を表すための重要な単位であり、さまざまな場面で使われます。

韓国語で「時間」を表現する際のポイントと注意点

韓国語で「時間」を表す主な言葉は「시간(シ・ガン)」です。時刻を伝える際やスケジュールを話す際に多く使われます。時計の時間を「몇 시(ミョット・シ:何時)」、特定の時間を「~시(シ:時)」で表現します。具体的な分を指す場合、「~분(ブン:分)」を使います。また、短時間(数分~数時間)を表すには「잠시(チャムシ)」、長時間(何時間も)を表すには「오랫동안(オラットンアン)」を使います。これらの表現を駆使し、韓国語で時間を的確に表現しましょう。

例文:

  1. 저는 매일 아침 7시에 일어납니다。 (私は毎日朝7時に起きます。)
  2. 저는 그것을 끝내는데 5시간이 걸렸어요. (私はそれを終えるのに5時間かかりました。)
  3. 잠시 기다려 주십시오. (少々お待ちください。)
  4. 오랫동안 기다렸어요. (長時間待ちました。)

「時間」の韓国語表現まとめ

時間は韓国語で「시간(シガン)」と表現します。ただし、具体的な時間を示す際には、時間を「시(シ)」、分を「분(ブン)」、秒を「초(チョ)」と言います。例えば、「3時45分」は「세 시 사십오 분(セ・シ・サシポ・ブン)」となります。また、「午前」は「오전(オジョン)」、「午後」は「오후(オフ)」と言います。なお、「何時ですか?」は「몇 시예요?(ミョッ・シエヨ?)」と訊きます。