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ここでは、日本語の「おいしい」に相当する韓国語のフレーズと、それぞれの表現が持つニュアンスについて例文と共に解説します。

「おいしい」の韓国語表現

  1. 맛있어요 (マシッソヨ): 「おいしい」の一般的な表現で、食べ物や飲み物が美味しいときに使います。
  2. 맛있다 (マシッタ): 「おいしい」の口語形で、親しい人との会話でよく使います。
  3. 맛나요 (マンナヨ): 「おいしい」のカジュアルな表現で、若者の間でよく使われます。
  4. 맛이 좋다 (マシ ジョタ): 「味が良い」、少しフォーマルな表現です。
  5. 맛이 강하다 (マシ カンハダ):「味が強い」、スパイシーな料理や濃い味付けの食事を指す時に使います。
  6. 입맛에 맞다 (イプマッテ マッタ):「口に合う」、好み通りでおいしいと感じる時に使います。
  7. 마싯다 (マシタ):「おいしい」の方言で、親しみをこめて使われます。
  8. 맛깔스럽다 (マッカルスロプダ):「美味しい」または「風味がある」、独特な風味や味わい深さを表現する時に使います。
  9. 꼬순씻맛있다 (コスンス シッマシッタ):「ちょっぴり辛いけどおいしい」、辛さと共に美味しさを感じる時に使います。
  10. 풍미가 있다 (プンミ ガ イッタ):「風味がある」、食材の質や調理方法による独特な美味しさを表現する時に使います。

맛있어요

1. 이 음식은 정말 맛있어요.

日本語訳: この食べ物は本当においしいです。

2. 여기 짜장면은 항상 맛있어요.

日本語訳: ここのジャージャー麺はいつもおいしいです。

3. 당신이 만든 케이크는 맛있어요.

日本語訳: あなたが作ったケーキはおいしいです。

韓国語の「맛있어요」は、日本語の「おいしい」という意味になります。しかし、ただ物がおいしいと感じるときだけでなく、感謝を表現する際にも使用されます。食事を作ってくれた人に対するお礼の言葉として使われることも多いです。日本語と同じように料理や飲み物など食べ物に対して使われることが一般的ですが、場面によっては体験や状況が心地よい、という意味で使うこともあります。また、「맛있다」は食事でなくても使え、良い・楽しいという一般的な肯定的評価を表すときにも使用されます。

맛있다

1. 이 딸기 맛있다.

日本語訳:「このイチゴ、おいしいよ。」

2. 집밥이 제일 맛있다.

日本語訳:「家のごはんが一番おいしい。」

3. 이 식당은 피자가 맛있다.

日本語訳:「このレストランのピザはおいしい。」

「맛있다」は韓国語で「味が良い」「上手な味付けがされている」「美味しい」などの意味を持つ形容詞です。食事や飲み物、料理などの口に入るものに対して使いますが、具体的な味を指示するわけではありません。「おいしい」という感じ取った味や、食べ物全体の美味しさ、料理が美味しく感じる様子を表現する際には、「맛있다」と言います。また、美味しい食事を堪能しているときや、特に美味しいと感じた食べ物を表現するときにも使われます。口に合わない場合は、反対語の「맛없다」を使います。

맛나요

1. 메뉴를 고르느라고 고생했어요. 맛나요.

日本語訳:「メニューを選ぶのに苦労したよ。おいしいよ。」

2. 요리가 정말 맛나요. あなたが 진짜 요리하는 재능 있어요.

日本語訳:「あなたの料理は本当に美味しいわ。あなたは本当に料理の才能があるわ。」

3. 이 케이크 정말 맛나요. 자작하셨나요?

日本語訳:「このケーキ凄く美味しいですね。自作ですか?」

韓国語では、맛나요は「美味しい」を意味します。基本的には料理や食べ物の味を称える際に使います。話者がその食べ物を直接味わって、その美味しさを認め、賞賛する様子を表します。それは「おいしい」と表現する日本語と同じニュアンスを持ちますが、韓国語独特の感情的な調子を伴っています。言葉の最後の「요」は、話し手が聞き手に対して敬意を表しています。このような表現は、他人との心地よいコミュニケーションを維持するための重要な要素だと言えます。

맛이

1. 이 스테이크는 정말 맛이 좋아요.

日本語訳:「このステーキは本当においしいです。」

2. 여기 커피 맛이 진짜 최고예요.

日本語訳:「ここのコーヒーの味は本当に最高です。」

3. 나는 좀 짭짤한 것보다 달달한 맛이 좋아요.

日本語訳:「私はちょっと塩辛いものより甘い味が好きです。」

韓国語の「맛이」は日本語の「味が」に相当しますが、「おいしい」のニュアンスも含まれます。「맛이 좋다」と言った場合、「味がいい=おいしい」というニュアンスになります。ただし、この「맛이」は食べ物や飲み物だけでなく、音楽や映画など、感覚的に楽しむもの全般についても使うことができます。そのため、「맛이」を直訳すると「味が」となりますが、その使われ方によっては「魅力がある」「心地よい」といった意味にもなります。 韓国語では、「맛」が生活全般に深く浸透していることを体感できます。

맛이

1. 맛이 좋다.

日本語訳:「味が良い。」

2. 피자의 맛이 너무 좋아.

日本語訳:「ピザの味がとても好き。」

3. 이 음식의 맛이 이상해.

日本語訳:「この料理の味がおかしい。」

韓国語の「맛이」は日本語の「味が」に相当する表現で、主に食べ物の味わいを述べるのに使われます。良い味わいを示すときは「맛이 좋다」(味が良い)、悪い味わいを示すときは「맛이 나쁘다」(味が悪い)と言った具体的な表現が使われます。また、「맛이 있다」という表現はこの食べ物には特有の、または特別な美味しさがある、という意味でも使われます。「맛이」には食事の美味しさだけでなく、「いい感じ」や「魅力がある」などのニュアンスも含まれていると言えるでしょう。そのため、さまざまな状況やコンテクストで使われます。食物の味だけでなく、一般的な体験や生活の一部としての「美味しさ」や「楽しさ」を表現するのにもよく使われます。

입맛에

1. 저는 날카로운 맛이 입맛에 맞아요.

日本語訳:「私は辛い味が好みです。」

2. 이 음식은 너무 달아서 제 입맛에 안 맞아요.

日本語訳:「この料理は甘すぎて、私の好みではありません。」

3. 친구가 추천해준 식당은 제 입맛에 딱 맞았어요.

日本語訳:「友達が紹介してくれたレストランは、まさに私の好みでした。」

韓国語の「입맛에」は直訳すると「口の中の味に」になり、もっと一般的には「好みに」や「気に入る」という意味になります。たとえば、ある食べ物や飲み物が「입맛에 맞다」というとき、それはその人がその味を気に入っている、つまりそれがその人にとって「おいしい」と感じるというニュアンスがあります。「입맛에 맞다」の反対語は「입맛에 맞지 않다」で、それはその人がその味を好きではない、つまりそれがその人にとって「まずい」「好みではない」という意味になります。

마싯다

1. 이 김치가 정말로 마싯다.

日本語訳:「このキムチ、本当においしい。」

2. 저녁을 직접 만들어 주셔서 고맙습니다. 정말로 마싯었습니다.

日本語訳:「夕食を直接作ってくださってありがとうございます。とてもおいしかったです。」

3. 첫 데이트 때 그녀가 만든 파스타는 정말로 마싯었습니다.

日本語訳:「初デートの時、彼女が作ったパスタは本当においしかった。」

마싯다は韓国語で、食べ物や飲み物が美味しいという意味を示す表現です。しかし、文字通りだけでなく、他の文脈でも使われます。食事以外の事柄が満足できるレベルである場合、感動的な体験や新鮮な経験が美味しいとして「마싯다」が使われることがあります。例えば、「전시회가 마싯었다」は「展覧会が素晴らしかった」という意味になります。しかし、一般的には飲食物に対して使われることが多いです。

맛깔스럽다

1. 그 카페의 디저트는 진짜 맛깔스러워.

日本語訳:「そのカフェのデザートは本当に美味しいよ。」

2. 너의 요리는 정말로 맛깔스럽다.

日本語訳:「君の料理は本当に美味しいね。」

3. 이 리조트의 해산물은 맛깔스러워서 다시 올 생각이다.

日本語訳:「このリゾートの海鮮は美味しいから、また来るつもりだよ。」

맛깔스럽다は、「美味しい」を意味する一方、リッチで風味豊かな味わいで深みのあるしっかりとした味を表現します。基本的には食物に対して使われ、その食物が独特な風味や丁寧に調理された深い味わいを持っていることを強調します。一口に「美味しい」と言っても、その味には多種多様な要素が組み合わさっています。맛깔스럽다はそのすべての要素がしっかりと感じられ、さらにその食物の風味が豊かで雑味がないことを指します。そのため、単に「おいしい」というよりも、より豊かで深い味わいを表現したいときに使われます。

꼬순씻맛있다

1. 친구가 만든 꼬순씻맛있다 김밥을 먹을 때마다 맛있는 것 같다.

日本語訳: 友人が作った「꼬순씻맛있다」のキムパプを食べるたびに美味しいと感じます。

2. 꼬순씻맛있다 케이크를 빵집에서 처음 먹어봤는데, 아주 특별한 맛이었다.

日本語訳:「꼬순씻맛있다」のケーキをパン屋さんで初めて食べてみたけど、とても特別な味だった。

3. 엄마가 만든 꼬순씻맛있다 도시락은 어릴 때부터 내가 제일 좋아하는 메뉴였다.

日本語訳: 母が作る「꼬순씻맛있다」のお弁当は、子供の頃からすごく好きなメニューだった。

「꼬순씻맛있다」は直訳すると「まっすぐに洗って美味しい」となり、意味が通じません。「꼬순씻맛있다」は韓国の方言で、主に食材や料理が非常に新鮮で、ピュアで、自然のままの味を持っていると表現するときに使います。麺類において、特に素材の味が感じられ、添加物や化学調味料を一切使わず、調理法も素朴であるような食事に対して使われます。また、一般的には地方の伝統料理や家庭料理に対して使われ、肥料や農薬を一切使わず自然のままの野菜や穀物など、自然そのものの美味しさを表すのにも使われています。

풍미가

1. 이 식당의 음식은 독특한 풍미가 있다.

日本語訳:「このレストランの料理は独特の風味がある。」

2. 이 차는 풍미가 진하다.

日本語訳:「このお茶は風味が濃い。」

3. 그는 요리에 풍미가 있게 만들어요.

日本語訳:「彼は料理を風味豊かに作ります。」

「풍미가」は、日本語の「風味がある」や「おいしい」といった感じになりますが、もっと深いニュアンスを持っています。この韓国語の文脈では、食べ物や飲み物が持っている独特の味わいや香り、感触などを指します。「풍미가」と言う時、それは単なる「おいしい」を超えて、食べ物や飲み物が持つ繊細な要素全体、たとえば料理の準備方法、材料の選択、独自のレシピなどによって生み出される独自の風味や特製を感じている事を示しています。そのため、「おいしい」とは少し違う意味合いが含まれています。

韓国語で「おいしい」を表現する際のポイントと注意点

「おいしい」については、韓国語では「맛있다(マシッタ)」が最も一般的な表現で、文字通り「味がある」という意味になります。例えば、「この料理はとてもおいしい」は、「이 음식은 정말 맛있다(イウムシケンジョンマルマシッタ)」となります。

それ以外にも、「좋다(ジョタ)」を使って、「~するのが好きだ」という表現も可能です。例えば、「キムチを食べるのがおいしい」は、「김치를 먹는 것이 좋다(キムチルムンヌンゴシジョタ)」と表現できます。しかし、「맛있다」が直訳的に「味がある」の意味を持つのに対し、「좋다」は「好きだ」という意味を持つため、文字通り食事について「おいしい」と言いたい場合は「맛있다」を使う方が良いでしょう。

「おいしい」の韓国語表現まとめ

「おいしい」を韓国語で表現すると「맛있다」(マシッタ)となります。具体的な使い方は「この料理は 맛있다(この料理はおいしい)」などの形で用いられます。 프로나운스できるよう練習を重ねましょう。