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ここでは、日本語の「また」に相当する韓国語のフレーズと、それぞれの表現が持つニュアンスについて例文と共に解説します。

「また」の韓国語表現

  1. 또 (ト): 直接的な「また」の意味で、時間や状況が再び起こることを表す。
  2. 다시 (タシ): 「再び」や「もう一度」の意味で使われ、何かを再度行う場合に使う。
  3. 다음에 (タウメ): 「次に」や「次回に」の意味、具体的な未来の再会や再実行を示す。
  4. 재차 (ジェチャ): 「何度も」、「繰り返して」の意味で、何かが反復的に起こることを強調する。

1. 우리 또 만나요.

日本語訳:「また会いましょう。」

2. 또 그런 말 하지 마세요.

日本語訳:「またそんなこと言わないでください。」

3. 또 이런 실수를 했어요.

日本語訳:「また同じ失敗をしました。」

「또」は韓国語で、「また」という意味を持つ接続詞です。「再度」「もう一度」といった意味合いも含まれます。日本語の「また」と同じように、過去に同じ事象が起こったことを示す際に使われます。例えば、同じミスをした、また同じ人に会った、などと用いられます。「또」は文脈により、前回の状況や行動を強調する場合や、特定の結果が再び起こる可能性を示す場合など、さまざまな意味合いを持つ表現として使われます。

다시

1. 다시 시작하자.

日本語訳:「もう一度始めましょう。」

2. 다시 생각해봐.

日本語訳:「もう一度考えてみて。」

3. 내일 다시 만나자.

日本語訳:「明日再び会いましょう。」

「다시」は「また」や「再び」という意味を持つ韓国語の単語です。日本語の「また」のニュアンスと同様に、何かを繰り返すことや再度行うことを示します。一度行われた行動や状態が変化した後、元の状態に戻ることを指すこともあります。また、「다시」は何かを一から始める、思い直す、もう一度チャレンジするといった意味合いにも使用されます。韓国語の会話や文書において、時折出現する重要な表現です。

다음에

1. 다음에 또 봐요.

日本語訳:「また会いましょう。」

2. 다음에 시간이 되면 연락해주세요.

日本語訳:「次回時間があるときに連絡してください。」

3. 다음에 더 잘 할게요.

日本語訳:「次回はもっと上手くやります。」

「다음에」は韓国語で「次に」または「次回」という意味を表します。日本語の「また」に近いニュアンスを持つことがあり、特定の行動や出来事が再び、そして具体的な未来の時点で起こることを示します。「다음에」は、将来のある時点で何かがまた発生する場合、または何かを再度行う意志がある場合に使用されます。そのため、約束や計画を表す表現によく使用されます。

재차

1. 재차 강조하지만, 그는 아무런 죄가 없습니다.

日本語訳:「再三強調しますが、彼には何の罪もありません。」

2. 우리는 재차 그것이 거짓임을 증명했습니다.

日本語訳:「私たちは再度、それが偽りであることを証明しました。」

3. 재차 말하지만, 저는 그것을 원하지 않습니다.

日本語訳:「何度も言いますが、私はそれを望んでいません。」

「재차」は日本語の「再度」や「何度も」、「再三」といった意味で使われる韓国語の表現です。何度か繰り返し行動したり、強調するために使います。特に、全く新しい行動や意見ではなく、以前にも行った行動や述べた意見を反覆して行ったり、再び指摘したりする際に使います。そのため、「재차」には「同じことを繰り返す」という意味が含まれており、「再度」というよりも「また」のニュアンスが強いです。使う文脈によっては、「強調のために再度述べる」や「以前にも行った行動を再び行う」などの意味を持つこともあります。

韓国語で「また」を表現する際のポイントと注意点

日本語の「また」に対応する主な韓国語表現には、「또」「다시」があります。「또」は「また」や「再び」の意味で、すでに何度か経験した事柄を繰り返す際に使います。たとえば「저는 또 일본에 가고 싶습니다」(私はまた日本に行きたいです)。一方、「다시」は行動を反復したり繰り返したりすることを強調し、詳細な指示や手順を示すときに使って、「もう一度」「再び」を意味します。そのため、「다시」は一度失敗した行動や経験を修正または改善する文脈で使われることが多いです。例:「다시 해봐」(もう一度やってみて)。しかし、この2つの表現はある程度交換可能で、文脈によっては意味が重なることもあります。

「また」の韓国語表現まとめ

「また」の一般的な韓国語表現は「또」です。これは文章や会話のはじめに使用でき、再度何かをするときや同じ状況が繰り返されるときに使います。例えば、"また会いましょう"は"또 만나요"となります。ただし、文脈により他の語句を使うこともあります。