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ここでは、日本語の「会話」に相当する韓国語のフレーズと、それぞれの表現が持つニュアンスについて例文と共に解説します。

「会話」の韓国語表現

  1. 대화 (デファ):「会話」そのものを指す一般的な言葉。
  2. 말하기 (マルハギ): 「話すこと」を意味し、具体的な会話だけでなく、一方的な話も含む。
  3. 이야기 (イヤギ): 「話」や「物語」に近い意味で、内容のある長い会話に用いられることが多い。
  4. 토론 (トロン): 「討論」や「議論」という意味で、される側ではなく、能動的に参加できる意味を含む。
  5. 소통 (ソトン): 「コミュニケーション」の意味で、文章や文字だけではなく、非言語的なコミュニケーションも含む表現。
  6. 질의응답 (チルイウンタプ): 「質疑応答」や「Q&A」を意味し、質問者と回答者の間で行われる会話を指す。
  7. 간담회 (カンダムフェ): 「懇談会」を意味し、形式的な会議ではなく、よりカジュアルな雰囲気での会話を指す。
  8. 대담 (デダム): 「対談」を意味し、二人または少数の人々が特定のテーマについて深く議論する会話形式を指す。
  9. 회의 (フェイ):「会議」を意味し、複数の参加者が一緒に集まり、特定の議題について話し合う公式の会話を指す。

대화

1. 당신의 의견을 들어보고 싶습니다.

日本語訳: 「あなたの意見を聞きたいです。」

2. 이 문제를 논의하기 위해 모여야 합니다.

日本語訳:「この問題を議論するために集まらなければなりません。」

3. 서로 다른 견해를 통해 새로운 아이디어를 창출하였습니다.

日本語訳:「互いに異なる見解を通じて新たなアイデアを創出しました。」

「대화」は、会話や言葉によるコミュニケーションを指す言葉です。一方的な伝達ではなく、双方向性を重視し、話す人と聞く人が交互に立場を変え、そして互いに意見や考えを共有する過程を含む概念です。また、대화 자체는情報の交換だけでなく、関係性の構築や理解を深めるための手段でもあります。新たな視点やアイデアの生成、問題の解決、意思決定など、多くの人間活動は대화を通じて実現されます。

말하기

1. 나는 그 가게에 물건을 물어 봤습니다.

日本語訳: 「私はそのお店で商品について尋ねました。」

2. 우리는 경기 도서관에서 어머님에게 전화해서 일정을 말했습니다.

日本語訳: 「私たちは京畿道の図書館でお母さんに電話をしてスケジュールを話しました。」

3. 그는 학교에서 일어나는 일에 대해 얘기하려고 했습니다.

日本語訳: 「彼は学校で起きていることについて話そうとしました。」

韓国語での「말하기」は、日本語の「話す」という意味です。韓国語は、会話の中で話し手と話されている内容または状況によって表現のニュアンスが変わるのが特徴です。「말하기」は、単に話すだけでなく、伝える、説明する、表現するなど、さまざまな表現に対応します。また、「말하기」の後に目的語を続けることで、「~について話す」というニュアンスになります。対話状況や話す内容によって、より具体的な意味を持ちます。会話の中で、相手に何かを伝える行為全般を指す一方で、他の人と意見を交換する状況も含みます。

이야기

1. 이야기를 나누는 시간이 너무 소중했어요.

日本語訳:「話を共有する時間がとても貴重でした。」

2. 그녀가 그의 사라진 이야기를 찾아냈습니다.

日本語訳:「彼女は彼の失われた物語を見つけ出しました。」

3. 그는 그녀에게 그의 아픈 이야기를 털어놓았습니다.

日本語訳:「彼は彼女に対して、彼の痛みを伴う物語を打ち明けました。」

韓国語で、「이야기」は直訳すると「物語」または「話」となります。しかし、実際の会話では「対話」、「やりとり」、「話し合い」などの意味も含んでいます。あるトピックやエピソードについて二人以上の人々が話し合う状況を表すときや、ある人や事柄についての個々の見解や感情を表すためにも使用されます。「이야기」は人々が互いに意見を交換し、経験や思い出を共有し、情報を伝える一連のプロセスを含んでいます。

토론

1. 우리는 이 문제에 대한 토론을 필요로 합니다.

日本語訳:「私たちはこの問題についての議論が必要です。」

2. 토론의 시간이 끝나 가고 있습니다.

日本語訳:「議論の時間が終わろうとしています。」

3. 그녀는 토론에서 항상 뛰어난 의견을 제시합니다.

日本語訳:「彼女は議論の中で常に優れた意見を提出します。」

「토론」は会話というよりは、特定のテーマや問題に対して2人以上の人々がそれぞれの立場や意見を表現し、議論を交わす行為を指します。会話は日常的な話題についての意見交換を指すこともありますが、「토론」はより具体的かつ深遠な問題に対する意見を言い合い、考えを深める過程を感じさせます。また、토론は相手の意見を理解し、批判的に考える機会を提供し、異なる視点から問題を考察する素晴らしい学習過程でもあります。

소통

1. 서로 소통하는 것이 매우 중요하다.

日本語訳:「お互いにコミュニケーションをとることがとても重要だ。」

2. 소통이 부족하면 오해가 생길 수 있다.

日本語訳:「コミュニケーションが不足すると誤解が生じる可能性がある。」

3. 잘못된 소통은 문제를 야기할 수 있다.

日本語訳:「不適切なコミュニケーションは問題を引き起こすことができる。」

「소통」は韓国語で「コミュニケーション」または「会話」を意味し、人と人との間で行われる情報の伝達、意見の交換や感情、考えを伝えあう行為を指します。それは口頭のみならず、手話や文字によるものも含まれます。ヒューマンリレーションでは、互いの理解を深めるために「소통」が必須で、これにより誤解を解消し、互いの関係を良好に保つ役割を果たします。また、「소통」は相手の意見を理解し、受け入れる寛容さと忍耐力も必要とします。

질의응답

「질의응답」は韓国語で「質疑応答」という意味です。これは、質問とそれに対する答えのプロセス、またはセッションを指します。この用語は公式の会議、学術的な環境、または一般的な会話の文脈でよく使われます。通常、ある人が質問をし、別の人がそれに答える形式を取りますが、よりインタラクティブな状況では、双方が質問と回答を交換することもあります。このプロセスは、情報の明確化、知識の共有、意見や考えの交換を促進するために使用されます。

以下に「질의응답」を使用した3つの例文とその日本語訳を示します。

  1. 질의응답 시간에 그는 회사의 미래 계획에 대해 많은 질문을 받았다.
    日本語訳: 質疑応答の時間に、彼は会社の将来計画について多くの質問を受けた。
  2. 세미나에서는 마지막으로 질의응답 세션이 있었다.
    日本語訳: セミナーでは最後に質疑応答セッションがあった。
  3. 교수님은 학생들의 질문에 대해 질의응답 형식으로 답변하셨다.
    日本語訳: 教授は学生たちの質問に質疑応答の形式で答えた。

「질의응답」における「会話」のニュアンスについては、このプロセスが情報交換の手段であることを意味します。これは、単に情報を提供するだけでなく、参加者間の相互作用と理解を深めるための会話の形式です。質疑応答は、話者と聞き手の間でアイデアや見解を交換し、議論を進めるための効果的な手段として機能します。特に学術的な環境やビジネスミーティングでは、このプロセスを通じて深い洞察や理解が促進されることが多いです。

간담회

1. 오늘 간담회에 참석해 주셔서 감사합니다.

日本語訳:今日は懇談会への参加、ありがとうございます。

2. 간담회에서 여러분의 소중한 의견을 들어봐 주세요.

日本語訳:懇談会で皆さんの貴重な意見を聞かせてください。

3. 간담회의 주요 목표는 그룹 내의 업무 효율성을 향상시키는 것입니다.

日本語訳:懇談会の主な目的は、グループ内の業務効率を向上させることです。

「간담회」は、直訳すれば「懇談会」や「話し合い」を意味し、特定のテーマや目的について自由な意見を交換する集まりやフォーラムを指します。「間談」は直接的な会話、「会」は組織的な意味で使用されます。具体的には、組織のメンバーが集まり、業務に関する問題点を話し合い、解決策を検討したり、新たなアイデアを共有したり、または日々の業務で感じたこと、困難点などを公開的に話し合う場を提供します。

대담

「대담」は韓国語で「対談」という意味です。これは、二人以上の人々が特定のトピックについて話し合う形式の会話を指します。しばしばインタビューやディスカッションと似ていますが、対談はよりインフォーマルで、自由な会話の流れが特徴です。公の場やメディアでのインタビュー、テレビやラジオの番組、または学術的な討論など、さまざまな文脈で使用されます。

以下に「대담」を使用した3つの例文とその日本語訳を示します。

  1. 대담에서 두 전문가는 기후 변화에 대해 토론했다.
    日本語訳: 対談で、二人の専門家が気候変動について議論した。
  2. 그 작가는 새 책에 대한 대담을 위해 TV 프로그램에 출연했다.
    日本語訳: その作家は新しい本についての対談のためにテレビ番組に出演した。
  3. 대담은 여러 관점을 공유하고 아이디어를 교환하는 좋은 방법이다.
    日本語訳: 対談は多様な視点を共有し、アイデアを交換する良い方法である。

「대담」における「会話」のニュアンスは、参加者が互いに意見を交換し、深い話題について掘り下げる対話形式を意味します。これは、形式ばったインタビューよりも自由度が高く、参加者が互いに質問し合い、思考を共有することができます。しばしば、対談は参加者の個性や視点が反映され、リラックスした雰囲気の中で深い議論が展開されます。このように、대담は知識の共有や新しい洞察を得るための有効な手段として用いられます。

회의

1. 회의가 언제 시작하는지 아세요?

日本語訳:「会議はいつ始まるのですか?」

2. 회의에서 논의해야 할 주제를 준비했습니다.

日本語訳:「会議で議論すべきテーマを準備しました。」

3. 회의 내용을 정리해서 이메일로 보내드릴게요.

日本語訳:「会議の内容をまとめてメールで送ります。」

「회의」は韓国語で、何人かが集まって話し合ったり意見を交わしたりする場を指します。日本語の「会議」と同義です。主にビジネスや学術的な状況で使われ、決定を下すために情報を共有したり、議論を交わしたりします。また、회의는正式な場で使われる言葉であり、ビジネス上の会話や学校でのプレゼンテーションなど、正式な状況で頻繁に使われます。そして、회의が開かれる場所は通常、会社や学校、政府機関など公の場所で、参加者は主に職員や学生、専門家などが主になります。

韓国語で「会話」を表現する際のポイントと注意点

「会話」は韓国語で「대화(テワ)」と表現します。「대화하다(テワハダ)」は直接的に「会話する」という動詞表現となります。例えば、「友達と楽しい대화をした(친구와 즐거운 대화를 했다)」は「友だちと楽しい会話をした」となります。一方、「대화같다(テワカットァ)」は「会話のようだ」という感じ方を表す形容詞表現です。例えば、「그의 글은 대화같다(クイのクルン テワカットァ)」は「彼の文章は会話のようだ」という意味になります。これらの表現を使って丁寧に対話を描写することで韓国語のコミュニケーションが深まります。

「会話」の韓国語表現まとめ

「会話」は韓国語で「대화(デハ)」と表現します。これは、お互いに話を交わすという相互的なコミュニケーションを指し、日本語の「会話」に対応します。会話に参加する人々は「대화자」、会話の内容は「대화 내용」、または「대화의 내용」などと言います。ですので、友達との会話を表現したい場合、「친구와의 대화」が適切な表現です。