東進のおすすめ現代文講師は?全ての講師の特徴から講座選びの注意点まで解説!
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「東進の現代文講師はどのような人がいるの?」
「東進の現代文講師のクオリティについて知りたい!」
このような疑問をお持ちの方、いらっしゃいませんか?
東進は知名度が高い予備校で、利用中の方や利用を検討している方も多いでしょう。
優れた講師が分かりやすい講座を行っていますが、特徴を事前に知っておくことは非常に重要です。
こちらの記事では、東進の現代文講座のおすすめ講師紹介し、講座選びの注意点まで詳しく解説していきます!
東進のおすすめ現代文講師についてざっくり説明すると
- 多様な講師陣がいるので自分との相性は重要
- 東進の講師のクオリティは基本的に高い
- 著書の参考書を読んでみるのもおすすめ
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東進のおすすめ現代文講師6選
こちらの記事では、東進のおすすめ現代文講師を紹介していきます。
林修
出典:東進公式サイト
林修は現代文講師として圧倒的な人気を誇っており、評判も非常に良いです。
特徴
林修は大学受験講師として最も有名な講師であり、多くのテレビに出演しているのでご存知の方も多いでしょう。
豊富な見識を備えていることに加えて、現代文講師としても圧倒的なカリスマ性を持っている点が特徴です。
初学者から東大志望のハイレベルな学生まで幅広く人気があるので、現代文の得点力を伸ばしたいと考えているすべての学生におすすめできます。
なお、予備校業界の現代文講師としては人気・実力共に完全に林修の一強状態なので、特段の事情が無い限りは林修の授業を受けて問題はないと言えるでしょう。
おすすめポイント
現代文という科目は、そもそも問題の解説が難しい教科ですが、林修は非常に論理的な解き方を教えてくれるので分かりやすく話を聞くことができます。
なお、講座の中では文章内での論理の流れをマークしながら追って解説するため、復習する際も論理の流れを自分の中で再確認しやすい内容となっています。
現代文の本質を理解することに重点を置いている指導を展開しているので、読解力を高めて応用力も鍛えられるでしょう。
残念な点
授業内で雑談が挟まれることがありますが、他の現代文講師や予備校を小馬鹿にした発言が多く、気分を悪くしてしまう生徒も存在します。
特に、予備校の作る模試や解答に対する批判的は発言が多く、現代文においては東進も含めて「模試はクオリティが低いので受ける必要がない」と豪語しています。
とはいえ、指導力や講座の分かりやすさは超一流なので、攻撃的な発言が気にならない生徒にとっては非常におすすめです。
経歴
林修は愛知県の東海高校から現役で東京大学文科一類に合格した経歴を持っています。
なお、大学卒業後は日本長期信用銀行に入行するものの半年ほどで辞めてしまい、その後は職を転々とした後に現代文講師になりました。
一時期は河合塾でも指導していましたが、現在は東進受講者しか授業を受けることができません。
評判
東進の看板講師で、指導力は非常に高いので評判はかなり優れています。
しかし、一部の生徒からは林修の批判口調や攻撃的な発言が苦手という意見もあるので、その点には留意しておくと良いでしょう。
東進では全ての講座の1講座目は無料で受講できるので、自分に合うかどうか気になる場合は体験してみることををおすすめします。
板野博行
板野博行は現在は在籍していない講師ですが、現在でも映像授業を視聴することが可能です。
特徴
板野博行は東進での模試の作成や解説を担当していた講師で、現代文と古文を指導していました。
特に、古文単語帳の語呂合わせの覚えやすさと分かりやすさはかなりの人気を誇っており、評判も高いです。
しかし、2020年に教え子と不適切な関係を持つというスキャンダルがあったことで契約解除となり、東進の講師は辞めてしまっています。
おすすめポイント
基本的に講義は雑談なども含めて面白く、現代文が苦手な生徒でも分かりやすく学ぶことができます。
ゴロゴを出していることからも、語呂を使って重要な語句などを教えることが多く、得点力アップに直結させることが可能です。
テクニックを用いて問題を解く指導をしていくので、誰でも一定レベルの実力は習得できるはずです。
残念な点
授業では真面目に講座を展開するだけでなく、時折雑談を交えた面白さも重視しているので、取り組みやすいと評判です。
しかし、その一方で難関大を目指している生徒にとっては内容が易しすぎる場合もあるので、レベルに合わないケースも考えられる点は留意しておくべきです。
また、スキャンダルがあったことでイメージも悪くなってしまっており、モラル的に許せない生徒にとっては受講はおすすめできません。
経歴
京都大学文学部国文学科を卒業していますが、これは東京大学文科三類に次いで全国で2番目に難しい学部です。
つまり、基礎学力は非常に高く、豊富な知識に基づいた指導には定評があります。
卒業後はメーカーに就職し、その後講師へ転職し代々木ゼミナールなどの予備校を経て東進の講師となりました。
評判
基本的に「取り組みやすさ」が評判なので、初学者~中級者レベルの生徒からの人気が高いです。
なお、著書のゴロゴでは少し下品な表現も使われており、それを面白いと感じる生徒と悪印象だと感じる生徒に分かれるでしょう。
テクニックを使って現代文が解けるようになるので、現代文に苦手意識を持っており基礎からじっくりと学びたい生徒には非常におすすめです。
永井玲衣
出典:東進公式サイト
永井玲衣は東進で現代文と小論文の講座を担当しています。
特徴
永井玲衣は思考力の養成を専門にしており、哲学的思考などの高い専門知識を生かして「論理的思考力」を鍛えることを主眼に置いています。
論理的思考力は現代文の問題を解く上で必要不可欠な能力なので、永井玲衣の講座を受けることで現代文の得点力を鍛えることができるはずです。
おすすめポイント
「論理的思考力」は現代文を解く上で重要ですが、現代文だけでなく他の科目の問題を解く際にも生かすことができます。
学校の授業とは異なる全く新しい授業を展開しているので、自分の視野を広げて考え方のレパートリーを増やすことができるでしょう。
哲学に関する参考書も書いていることから、興味がある方は読んでみることをおすすめします。
残念な点
論理的思考力を身に着けるためには時間を要するので、短期的に得点力を伸ばすのは難しいというのが事実です。
そのため、しっかりと講義を聞いて自分の中でコツを掴まないと思考力を伸ばすことはできないでしょう。
とはいえ、講義の中では敬遠されがちな論理を分かりやすく楽しいワークで体験できるので、親しみながら学べるはずです。
経歴
上智大学大学院の哲学専修コースを卒業し、現在は立教大学の兼任講師や聖心女子学院の非常勤講師を務めています。
哲学に関する講義を行いながら現代文講師も担当しており、豊富な知識に基づいた講義が分かりやすいと評判です。
評判
永井玲衣の講義を受けて現代文の解法のコツを掴むことができたという声が多くあるので、評判は優れていると言えるでしょう。
現代文が苦手な生徒は総じて読解力が弱い傾向にありますが、論理的思考力を鍛えることで得点力を伸ばすことが可能です。
西原剛
出典:東進公式サイト
西原剛は「文章の現実から逃げない」ことを信条にしている講師です。
特徴
西原剛の講義では分かりやすい板書と豊富な具体例を通して、難解な入試問題を分かりやすく解説してくれます。
難解な文章でも丁寧に解説してくれることから、現代文が苦手な生徒でも安心して受講できる点が魅力です。
おすすめポイント
問題文を最終段落から読む独特な読解法を用いており、この解法が合う生徒にとっては非常に分かりやすく感じるでしょう。
文章の「多義性」「曖昧さ」も意識しながら、文章読解に臨むスタイルで講義を展開するため、文章読解の総合力を鍛えることが可能です。
残念な点
基本的に西原剛の講義はどのレベルの生徒でもおすすめできるので、大きな欠点はありません。
あえて挙げるとすれば、独特の解法である問題文を最終段落から読む解法が向かない生徒もいる可能性があります。
自分にとって相性が良いのかどうかは確認し、受講するべきか判断してください。
経歴
一橋大学社会学部卒業し、秀英予備校で小論文主任教師として指導をした後に2018年度から東進に在籍しています。
ない、駿台・早稲田アカデミーと兼任していることから、高い指導力を持っていることが分かるでしょう。
評判
基本的に丁寧に現代文の解法を伝えてくれるので、受講生からの評判は高いです。
現代文にありがちな単語などをまとめたプリントも活用し、特に難しい用語は図解したり例え話を交えて解説してくれるので、分かりやすく学ぶことができます。
輿水淳一
出典:東進公式サイト
続いて、輿水淳一について紹介します。
特徴
文章を読むにあたり「文章を眺めること」ではなく「文章の意味をつかむこと」という点を意識した講義が特徴です。
「脱・字面読み」メソッドという解法を伝えており、丁寧に読み込んで文章の意味をつかみ、それが得点力アップに繋がると評判です。
おすすめポイント
現代文の問題を解くための基本的なプロセスを丁寧に教えてくれるので、現代文が苦手な生徒でも安心して受講できます。
「文章を読めると分かる」「分かると解ける」というプロセスを重視しているので、しっかりと取り組むことで着実に力を着けることが可能です。
残念な点
多くのサイトを見てみても、輿水淳一の講義に関する悪い評判は見当たりません。
つまり、林修のようなカリスマ性と癖の強さは無いものの、着実に現代文の読解力を鍛えることができる講座と言えるでしょう。
大きな欠点や残念な点は無いので、安定感は抜群です。
経歴
2018年度から東進に在籍しており、四谷学院でも指導を行っています。
その前は臨海セミナーで教鞭をとっていた経歴を持つため、指導実績に関しては申し分ありません。
長年に渡って現代文を指導しているので、様々なテーマの問題に対してもスムーズに対応できる点が強みです。
評判
指導の質は高く、基本的なプロセスを通して読解のコツを教えてくれるので、評判は非常に高いです。
講義をしっかりと聞けば誰でも読解力を伸ばすことができるので、現代文に不安を抱えている生徒におすすめできる講師です。
武川晋也
出典:東進公式サイト
次に、武川晋也を紹介していきます。
特徴
武川晋也は若く新進気鋭の現代文講師で、ビジネスの現場で養われた社会経験に基づく豊かな知識を生かした指導が特徴です。
明るいキャラクターも人気で、講義中も楽しく読解法を教えてくれるので楽しみながら受講できるでしょう。
おすすめポイント
入試問題を徹底的に分析して効率よく得点できる読解法を伝えてくれるので、着実に現代文の得点力を伸ばすことができます。
また、単に読解力だけでなく思考力を鍛えることもできるので、現代文だけでなく他の科目にも応用できるでしょう。
残念な点
武川晋也に関する悪い口コミや残念な点は見当たりません。
つまり、基本的にすべての生徒におすすめできる講師であり、noteに国公立大学の現代文の分析を投稿していることから、国公立文系を目指している生徒に特におすすめです。
経歴
一橋大学を卒業した後は北九州予備校講師・早稲田アカデミー講師を経て、2020年から東進に在籍しています。
元々は高校受験対策の講師を務めており、主な著書に高校受験向けの著書もあります。
長年に渡る指導実績を持つ信頼できる講師なので、安心して受講できるでしょう。
評判
受験勉強の臨むにあたって継続性を重視しており、堅実に勉強をすることを勧めています。
また、明るく楽しく講座を展開してくれるので、受講生からの評判も高いです。
長年の指導実績に裏打ちされた分かりやすさも好評なので、すべての生徒におすすめできる講師です。
現代文の講座を受ける際に知っておきたいこと
続いて、現代文の講座を受けるにあたって注意すべき点を紹介していきます。
基本的には林修がおすすめ?
現代文講師は名実ともに林修の一強であると言われることもあり、着実に現代文の得点力を伸ばしたい場合は林修の講座を受講すれば間違いありません。
東進を利用することの最大のメリットは「林修の授業が受けられること」とも言われているので、一度受けてみる価値は十分にあるでしょう。
しかし、林修の講座には癖があるという口コミもありますので、まずは1講座目を体験で受けてみてから受講するべきか判断すると良いでしょう。
特に現代文記述・論述トレーニング講座がおすすめ
林修の現代文講座は複数存在しますが、その中でも記述問題や論述問題対策を重点的に行いたい生徒は「現代文・論述トレーニング」という講座がおすすめです。
講座のクオリティは非常に高く、着実に論述する力を鍛えることができるので、実践的なトレーニングを行いたい生徒にとっては最適な講座と言えるでしょう。
私大ならハイレベル私立現代文トレーニング講座
共通テストや私大では現代文の問題が選択形式で出題される場合も多いです。
問題文を読み解いたり、またその解釈を記述する以外の能力も必要になるため、このような対策を行いたい場合は「私立現代文トレーニング講座」を利用しましょう。
私大の選択問題対策もしておけば高いレベルの読解力を習得できるので、様々な問題に対応できるようになるでしょう。
英語・数学なども並行して学習しよう
受験において、現代文は国語における現代文・古文・漢文などの一科目に過ぎず、英語や数学をおろそかにしてしまうのは良くありません。
確かに現代文のレベルを上げるのも重要ですが、主要科目である英語・数学の方が点数配分が大きい場合も多くあるので、現代文対策に注力しすぎないようにしましょう。
数学や英語とのバランスも意識して、勉強を進めていくべきです。
一度授業を受けたら参考書を進めるのもあり
現代文は対策が難しく、確実に学力が身に着いているかどうか分からない部分が多く、不安になってしまう生徒も多くいます。
しかし、不安だからといって授業を受け続けても同じことの繰り返しになってしまい、実践的な力が身に着きません。
不安を解消するためには参考書などを使った問題演習が効果的なので、授業を受けた後は自分で参考書を解くなどアウトプットも行いましょう。
現代文対策はほどほどに
前述したように、数学や英語といった主要科目が疎かになってしまうほど現代文対策に注力するのは良くありません。
現代文の問題は結局のところ「文章読解」であり、丁寧に時間をかけて問題を読めば解答にたどり着くことができます。
数学や英語は前提となる公式などの知識や解法が身に着いていないと問題に対応することはできないため、この点は現代文と他の科目との大きな違いと言えるでしょう。
つまり、受験勉強を進めるにあたり、現代文対策は「ほどほど」で問題ありません。
入試で100%の出来は求められていないので、安定的に80%程度の得点ができるレベルに到達できれば十分です。
他の科目とのバランスを意識しながら、効果的に現代文の勉強を進めていきましょう。
東進のおすすめ現代文講師まとめ
東進のおすすめ現代文講師まとめ
- 林修の授業はかなり人気である
- 自分との相性については要チェック
- 東進には優秀な講師が揃っているので、安心して受講できる
東進は大手予備校名なだけあって、優秀な講師が揃っています。
知名度の高い林修をはじめとして、指導経験が豊富な講師が多いため、安心して受講できるでしょう。
こちらの記事を参考にして、ぜひ東進の利用を検討してみてください!