東進ハイスクールの料金は高い?年間の予備校費用の相場や安く抑える方法も紹介

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「東進ハイスクールの料金は高い?」

「予備校の年間費用の相場はどのくらい?出費を抑える方法は?」

などと疑問をお持ちの方もいるでしょう。

東進ハイスクールは、有名講師の映像授業を校舎で視聴する人気の大手予備校です。

現役生の合格実績が他予備校と比べて高く、現役合格を目指す高校生から人気を誇っています。

今回はそんな東進ハイスクールの料金は高いのかについて、予備校での年間費用の相場や出費を抑える方法なども含めて解説します。

料金に関しては執筆時の情報を参考にしておりますので、最新情報については公式サイトより確認してください

東進ハイスクールの料金についてざっくり説明すると

  • 年間で60〜100万円程度かかる
  • 夏期講習・冬期講習は1講座19,250円〜
  • 大手予備校の中だと安い部類
  • スタディサプリと併用すればグッと安くなる

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東進ハイスクールの年間にかかる料金は高いの?

項目 料金(税込) 支払い必須
入学金 33,000円 必須
担任指導費 33,000円 必須
模試費用 12,650~29,700円 必須
通常講座(90分×20コマ) 77,000円/年
理科基礎(90分×15回) 57,750円
講習(90分×10コマ) 38,500円/年
講習(90分×5コマ) 19,250円/年
大学入学共通テスト対策 77,000円/年
高速基礎マスター 77,000円/年
志望校合格コース 約30万円/年
過去問演習講座 約9万円/年

上記が東進ハイスクールを利用する場合に必要となる料金です。

(料金に関しては執筆時の情報を参考にしておりますので、最新情報については公式サイトより確認してください。)

必須の費用と任意の費用がありますが、平均すると1,350,000〜2,050,000円程度がかかります。

なお、講座は10コマ以上受講しなければならないので、90分×5コマの講習だけを選択することはできません。

以下では各費用の詳細について解説します。

東進ハイスクールの基本料金システムを紹介

東進ハイスクールに通うなら、まず以下の基本料金の支払いが必要になります。

入学金

東進ハイスクールの入学金は、学年に関わらず33,000円です。これは通常、入学の際に請求されます。

しかし、入学金の割引キャンペーンが実施されることもしばしばあり、実際は上記の金額よりお得に入学できる場合も多いです。

担任指導費

東進ハイスクールでは、33,000円の担任指導費も支払う必要があります。

これは週に一度のグループミーティング、月に一度の合格指導面談などの費用です。

またこれを納めることによって、受付での質問対応などもしてもらえます。

通常講座

通常講座では、一回90分、全20回の映像授業が1年間受講し放題です。

復習に何度でも見返すことができ、多くの受講生が複数の講座を購入しています。

基礎から応用まで、幅広い難易度・内容の講座があり、自分に合ったものを選べます。料金は1講座77,000円です。

高校対応理科基礎

文系の学生が共通テスト(旧センター試験)で選択する、物理基礎・化学基礎・生物基礎・地学基礎の4科目に関する講座です。

回数が少ないことから、通常講座よりも安い57,750円で受講できます。

東進ハイスクール基本料金以外の費用

続いては上記で解説した基本料金以外の費用を紹介します。

模試費

学年 年間料金
高校1年生 12,650円
高校2年生 14,850円
高校3年生 29,700円

(料金に関しては執筆時の情報を参考にしておりますので、最新情報については公式サイトより確認してください。)

この通り、東進ハイスクールの模試代は学年によって変動します。上記の金額を支払えば、実施される模試が受け放題なので、たくさん受けたほうがお得です。

ちなみに高1・高2では年7回程度、高3では10回以上模試が実施されます。

一般的な模試では、1回5,000円程度かかることから、数多く受験するとかなりお買い得です。

講習講座(夏期講習・冬期講習)

講習講座は、長期休暇に通常講座と併せて受講する夏期講習、冬期講習のことです。

料金は90分×10コマなら38,500円、90分×5コマなら19,250円で、夏期講習・冬期講習だけなら、東進ハイスクールの受講生でなくても利用できます。

志望校対策講座

講座名 料金
記述型答案作成講座(90分×5回) 38,500円
入試直前まとめ講座(90分×5回) 19,250円
直前必勝講座(90分×2階) 7,700円

(料金に関しては執筆時の情報を参考にしておりますので、最新情報については公式サイトより確認してください。)

上記3種類の志望校対策講座では、二次試験・独自試験で必要になる力を培えます。

特に記述型答案作成講座では、二次試験・独自試験で重要になる記述問題の答案力を身につけられるため、多くの受験生に人気です。

また入試直前まとめ講座では、本番前の最終確認を行います。

直前必勝講座は、直前期に効率的な学習でさらなる得点アップを目指す講座で、万全の準備で本番に臨みたい方におすすめです。

過去問対策講座

講座名 料金
大学入学共通テスト対策 77,000円
国立二次対策(採点・添削・解説授業あり) 104,500円
国立二次対策(採点・添削あり) 58,300円
私大対策(採点・添削・解説授業あり) 92,400円
私大対策(採点・添削あり) 84,700円
私大対策(採点のみ) 38,500円
併願校対策 国立二次対策 52,250円
私大併願対策 46,200円

(料金に関しては執筆時の情報を参考にしておりますので、最新情報については公式サイトより確認してください。)

こちらは、過去10年分の過去問を用いて、出題傾向の把握や演習を行う講座です。

上記の通り、国公立や私立、両者の併願など、様々な志望、出願パターンに対応しています。

東進ハイスクールの実際の年間費用の例

ここまで紹介してきたように、東進ハイスクールの料金は多種類ですが、実際に受講する場合はトータルでどのくらいの金額になるのかをお伝えしておきましょう。

例えば、すでにある程度の基礎学力を有している、国立理系学部志望の高校3年生の場合、受講料の目安は以下の通りです。

なお、この学生の入試科目は、英語、数学、物理、化学、国語(共通テストのみ)、地理(共通テストのみ)と仮定します。

費用の種類 金額
初期費用(入学金+担当指導費+模試費) 95,700円
高速基礎マスター 77,000円
共通テスト対策 77,000円
数学 通常講座×2 77,000円×2
英語 通常講座×2 77,000円×2
物理・化学 通常講座 77,000円×2
現代文 通常講座 77,000円
地理 77,000円
志望校合格コース 300,000円
合計 1,165,700円

(料金に関しては執筆時の情報を参考にしておりますので、最新情報については公式サイトより確認してください。)

私立志望者の年間費用を紹介

また私立の理系学部を志望する生徒が、東進で基礎固めから入試対策までを行う場合の年間費用は以下の表の通りです。

この生徒が受験するのは独自試験だけで、入試科目は、英語、数学、物理、化学と仮定します。

費用の種類 金額
初期費用(入学金+担当指導費+模試費) 95,700円
高速基礎マスター 77,000円
英語 通常講座×2 77,000円×2
数学 通常講座×2 77,000円×2
物理・化学 通常講座 77,000円×2
志望校合格コース 300,000円
合計 934,700円

(料金に関しては執筆時の情報を参考にしておりますので、最新情報については公式サイトより確認してください。)

60万円程度で難関大学に合格することも可能

上記で紹介したシミュレーションでは、どちらも100万円前後の年間費用になりましたが、必要最小限に受講すれば、60万円程度で難関大学の合格を目指すこともできます。

例えば、文系なら英語、現代文、社会、理系なら数学、理科といった主要科目だけ基本講座を受講し、それ以外は志望校合格コース内の講座でまかなうという具合です。

<60万円で受講するシミュレーション>

  • 文系の場合
費用の種類 金額
初期費用(入学金+担当指導費+模試費) 95,700円
英語 通常講座 77,000円
現代文 通常講座 77,000円
日本史 通常講座 77,000円
志望校合格コース 300,000円
合計 626,700円

(料金に関しては執筆時の情報を参考にしておりますので、最新情報については公式サイトより確認してください。)

  • 理系の場合
費用の種類 金額
初期費用(入学金+担当指導費+模試費) 95,700円
数学 通常講座 77,000円
物理 通常講座 77,000円
化学 通常講座 77,000円
志望校合格コース 300,000円
合計 626,700円

(料金に関しては執筆時の情報を参考にしておりますので、最新情報については公式サイトより確認してください。)

なお、このような受講の仕方だと、共通テスト対策などが不十分になる恐れもあるため、場合によっては、自主的な問題演習なども必要です。

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東進ハイスクールのお金に関するよくある質問

以下では東進ハイスクールの料金について、よくある質問にお答えします。

取得した講座をキャンセルした時のお金はどうなる?

講座を申し込んだ後にキャンセルした場合、基本的には半額が返金され、残りの半分はキャンセル料として徴収されます。

しかし、1コマしか受講していなったり、未受講だったりする場合は、大部分が返金してもらえることもあるため、その時々で校舎に相談すべきです。

キャンセル料金についてのさらなる詳細に関しては、校舎の先生などに聞いてみてください。

なお、入学から8日間に関しては、クーリングオフが適用されるので、その間に解約すれば原則学費は一切かかりません。

クーリングオフに関する詳しい情報は、入学願書裏面や入学時全説明書に記載されています。

講座変更の際のお金はどうなる?

東進では、以下2つの条件を満たせば、受講する講座を変更することができます。

  • 講座取得から2週間以内
  • 受講済みの授業が1コマ以下

変更前の講座と変更後の講座で金額が同じであれば、変更に費用はかかりません

しかし、講座に含まれているコマ数などによってはこの限りでないため、詳しくは校舎の先生に尋ねるのがおすすめです。

また余計な費用や手間をかけないためにも、初めから自分に合った講座を選択することも重要だと言えます。

入塾申し込み後すぐに受講できる?

基本的に申し込んだ講座を受講できるのは、テキストが届いてからです。

テキストの到着には申し込みから4〜5日程度かかるので、入学手続きや支払いが完了したからといって、即座に授業を見られるわけではありません

そのため、申し込みは受講を開始したい日から逆算して行うのが良いでしょう。

なお、テキストは受講する校舎で受け取ります。校舎に申し込んだ講座のテキストがすでにあれば、すぐに受講できる場合もあります。

特別講座のみ受けることは可能?

申し込み期限に間に合えば、通常講座を受講せず、特別講座だけを受けることも可能です。

その場合も入学金や担任指導費、模試代といった初期費用は必要になります。

しかし、時期などによっては、入学金無料で講習が受けられる場合もあります。校舎ごとに特別のプランが用意されていることもあるので、詳しくは各校舎にお問い合わせください。

料金の支払方法は?

東進ハイスクールの料金は、銀行振込やクレジットカード、コンビニ振込で支払うことができます。

指定のローンや提携の学生ローンを利用して、分割払いをすることも可能です。

ローンを使いたくない場合は、申し込み方を工夫して、実質的な分割払いを実現する方法もあります。

具体的には、必要な講座だけをその都度申し込むようにすれば、1回1回は比較的少額で済みます。

学費ローンによる分割払いの回数・例

東進ハイスクールの類似サービスである東進衛星予備校のHPには、学費ローンによる分割払いに関する詳細が記載されています。

サービスが違うことから多少の違いはあるでしょうが、大体のイメージを掴むのには良い情報なので、以下で紹介します。

まず東進衛星予備校が提携する学費ローンを利用する場合、支払い回数は3〜12回です。提携ローンには、ジャックスとオリコの2種類があります。

それらを使った分割支払い例は、以下の表の通りです。

  • 志望校通期ユニット12:884,520円(入学金+担任指導費+模試費+授業料+税)
頭金 残金 分割払手数料 第1回支払額 毎月支払額 支払総額
支払例1 484,520円 400,000円 19,200円 35,300円 34,900円×11 903,720円
支払例2 384,520円 500,000円 24,000円 44,400円 43,600円×11 908,520円
支払例3 284,520円 600,000円 28,800円 52,400円 52,400×11 913,320円
  • 志望校通期ユニット8:631,800円(入学金+担任指導費+模試費+授業料+税)
頭金 残金 分割払手数料 第1回支払額 毎月支払額 支払総額
支払例1 431,800円 200,000円 9,600円 18,200円 17,400円×11 641,400円
支払例2 331,800円 300,000円 14,400円 26,200円 26,200円×11 646,200円
支払例3 231,800円 400,000円 19,200円 35,300円 34,900円×11 651,000円
  • 志望校通期ユニット5:423,360円(入学金+担任指導費+模試費+授業料+税)
頭金 残金 分割払手数料 第1回支払額 毎月支払額 支払総額
支払例1 273,360円 150,000円 7,200円 13,100円 13,100円×11 430,560円
支払例2 173,360円 250,000円 12,000円 22,200円 21,800円×11 435,360円
支払例3 73,360円 350,000円 16,800円 31,300円 30,500円×11 440,160円
  • 各提携ローン会社の分割回数別手数料
3回 6回 8回 10回 12回
ジャックス 1.8% 3.0% 3.2% 3.5% 4.2%
オリコ 1.8% 3.0% 3.2% 3.5% 4.2%

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東進ハイスクールは他の予備校と比較して高い?

「東進の料金は高い」という口コミもそれなりに多いですが、実際のところはどうなのでしょうか。

以下では他の大手予備校と東進ハイスクールの料金を比較し、東進が本当に高いのかを解説します。

他社の有名予備校と比較

以下の表は、数学IAIIB、数学III、英語、物理を受講した場合にかかる、東進ハイスクール、河合塾、駿台それぞれの年間費用をまとめたものです。

費用はあくまで自社調べでの算出になりますので、参考までにしてください。

予備校名 年間
東進ハイスクール 68万
河合塾 72万
駿台 93万

上記のように、駿台が1番高いという結果になっておりますが、年間の授業時間も駿台は長いと言われておりますので、一概に料金のみで比較することはおすすめしません。

河合塾マナビスと比較

通常の河合塾では対面授業が実施されますが、河合塾マナビスでは、東進と同じように映像授業を見て学習します

料金は90分×20コマで76,400円であり、東進の77,000円とそれほど変わりません

このことからも、東進の料金だけが特別高いとは言えないでしょう。予備校を利用する場合は、対面授業であれ、映像授業であれ、相当の学費が必要です。

なお、高額の出費は確かに痛いですが、大学受験はその後の人生を大きく左右する重大なイベントなので、大きな投資をする価値は十分にあります。

妥協して失敗するよりも、有名講師の授業が受けられる予備校に高い料金を支払ってでも成功するほうが、大学生や社会人になってからの後悔が少ないでしょう。

スタディサプリと比較

東進ハイスクールのように映像授業として他にも「スタディサプリ」があります。

スタディサプリは、4万本以上のプロ講師による授業動画が月額税込2,178円で見放題という映像学習サービスです。

スタディサプリの魅力はなんと言ってもその安さですが、大手予備校と比較すると「サポート体制」が少し希薄になってしまうとも言われています。

とはいえ、通常のコースの他にも担当コーチがついて丁寧に指導をしてくれる「合格特訓コース」もあります。

今なら14日間の無料体験を実施しているので、興味のある方は以下のボタンより申し込んでみましょう。

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東進ハイスクール 在宅受講コースの料金を紹介

東進ハイスクールの在宅受講コースでは、東進の映像授業を自宅で見ることができます

インターネットに映像が配信されるため、パソコンさえあれば、それぞれの都合に合わせて自由に東進の授業を活用することが可能です。

部活や学校行事などが忙しく、校舎に通う暇がない方や、そもそも通える圏内に校舎がない方などにおすすめします。

また年間の授業を2週間〜3ヶ月で速習できるとも言われているので、短期間でグッと学力を高めたい場合にもぴったりです。

在宅受講コースの学費

東進ハイスクール 在宅受講コースの学費(税込)は以下の表の通りです。

費用の種類 金額(税込)
入学金 33,000円
通期講座 t-POD 受講 通期講座(20回以上の講座) 83,000円
東進模試[自宅受験] 要問い合わせ

(料金に関しては執筆時の情報を参考にしておりますので、最新情報については公式サイトより確認してください。)

在宅受講コースで、すでに通期講座や夏期講習を受講している場合、入学金は免除されます。つまり、入学金が必要となるのは、基本的に初めて利用する場合だけです。

また東進模試(自宅受験)の費用は、高2生・受験生の場合は、必ず支払わなければなりません。詳細は公式にお問合せください。

金額に目を向けると、通学形式の料金に比べて、t-PODシステムを利用する分、通期講座の受講料が高いものの、担任指導費がないため、トータルでは安く済みます

なお、在宅受講コースでは、「コーチングタイム」というZoomを使ったウェブ面談が、希望者のみ無料で実施されます。

申込手続きの手順をチェック

東進ハイスクール 在宅受講コースの申し込み手続きは、以下のような手順で行います。

  1. 受講講座の決定:数ある講座の中から自分に必要なものを選ぶ。

  2. フリーダイヤルに電話:申し込み内容や学費の入金方法の確認が行われる

  3. 願書を署名・捺印して上で返送する:書類は電話申し込みの後に郵送される

  4. 学費の納入:支払い方法は銀行振込もしくはクレジットカード(1回払い)

  5. 教材を受け取って受講開始:スターターキットと受講テキストが届く

なお、スターターキットと受講テキストは、申込完了から1週間以内に届けられます。

また学費納入に使用できるクレジットカードは、UC、VISA、Master、JCB、ダイナーズ(いずれも提携含む)の5種類です。

入学手続日から8日以内なら返金あり

入学手続日から8日以内であればクーリングオフが可能で、納入した学費が全額返金されます。

8日を過ぎてから中途解約する場合も、在宅受講コースの規定に則り、一部の返金を受けることができます。

ただし、講習講座や東進(自宅)模試、高速基礎マスター講座の返金は行われません。

入学金なしで東進ハイスクールに転校できる

在宅受講コースの在籍生は、入学金なしで東進ハイスクールに転校できます

そのため、東進ハイスクールの映像授業が気になる方は、まずは在宅受講コースから始めてみるのも良いでしょう。

在宅受講で十分ならそのまま続ければ良いですし、部活を引退した際やコロナが落ち着いた際に東進ハイスクールに移行するという選択肢もあります。

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東進衛星予備校の料金を紹介

東進ハイスクールのフランチャイズ校である東進衛星予備校の料金は、下表の通り、東進ハイスクールの料金とほとんど同じです。

(料金に関しては執筆時の情報を参考にしておりますので、最新情報については公式サイトより確認してください。)

<通期講座 学費>

費用の種類 金額(税込)
入学金 33,000円
通期講座(単科)受講料 77,000円
担任指導費 高3生 44,000円
高1生・高2生 33,000円

<講習講座 単科受講料>

講座 金額(税込)
90分×5回+講座修了判定テスト1回 19,250円
90分×10回+講座修了判定テスト1回 38,500円

<模試費>

学年 受験料(税込)
受験生 29,700円
高2生 14,850円
高1生・高0生 12,650円

<過去問演習講座 学費(受験学年対象)>

講座 受講料(税込)
大学入学共通テスト対策 77,000円
国公立二次対策① 104,500円
国公立二次対策② 58,300円
私大対策①(添削) 92,400円
私大対策① 84,700円
私大対策② 38,500円
併願校対策 国公立二次対策① 52,250円
私大併願対策 私大対策①(添削) 46,200円
私大併願対策 私大対策① 42,350円

また東進ハイスクール同様、お得な「志望校通期ユニット」も選択できます。

東進ハイスクールと東進衛星予備校の違い

東進ハイスクールと東進衛星予備校では、どちらも同じ映像授業や学習システムを使って勉強します

かつては東進ハイスクールは対面授業、東進衛星予備校では映像授業という棲み分けがありましたが、現在は特別な場合を除き、そのような差はありません。

また担任やチューターなどから、面談や質問対応などのサポートを受けられる点も同じです。

よって基本的なサービス内容はあまり変わらないですが、両者には以下のような違いもあります。

ハイスクールは直営校、衛星予備校はフランチャイズ校

株式会社ナガセは、東進ハイスクールという予備校を運営しています。

それに加えて、自社の映像授業やその関連システムを他の学習塾にも提供してフランチャイズ化しており、こちらが東進衛星予備校と呼ばれます。

つまり東進ハイスクールはナガセの直営校、東進衛星予備校はフランチャイズ校です。

ただし、東進衛星予備校の中でも、水戸校、日立校、ひたちなか校は、東進育英舎によって運営されているため、直営校になります。

東進衛星予備校は全国に1,000校ある

東進ハイスクールの校舎は、以下の98校です。 (執筆時の情報を参考にしておりますので、最新情報については公式サイトより確認してください。)

都県 校舎
東京都 【中央地区】
市ヶ谷校・新宿エルタワー校・高田馬場校・人形町校
【城北地区】
赤羽校・本郷三丁目校・茗荷谷校
【城東地区】
綾瀬校・金町校・亀戸校・北千住校・錦糸町校・豊洲校・西新井校・西葛飾校・舩堀校・門前仲町校
【城西地区】
池袋校・大泉学園校・荻窪校・高円寺校・石神井校・巣鴨校・成増校・練馬校
【城南地区】
大井町校・蒲田校・五反田校・三軒茶屋校・渋谷駅西口校・下北沢校・自由が丘校・成城学園前校・千歳烏山校・千歳船橋校・都立大学駅前校・中目黒校・二子玉川校
【東京都下】
吉祥寺校・国立校・国分寺校・立川駅北口校・田無校・調布校・八王子校・東久留米校・府中校・町田校・三鷹校・武蔵小金井校・武蔵境校
神奈川県 青葉台校・厚木校・川崎校・湘南台東口校・新百合ヶ丘校・センター南駅前校・たまプラーザ校・鶴見校・登戸校・平塚校・藤沢校・武蔵小杉校・横浜校
埼玉県 浦和校・大宮校・春日部校・川口校・川越校・小手指校・志木校・せんげん台校・草加校・所沢校・南浦和校・与野校
千葉県 我孫子校・市川駅前校・稲毛海岸校・海浜幕張校・柏校・北習志野校・新浦安校・新松戸校・千葉港・津田沼校・成田駅前校・船橋校・松戸校・南柏校・八千代台校
茨城県 つくば校・取手校
静岡県 静岡校
長野県 長野校
奈良県 奈良校

このように、東進ハイスクールは、関東圏には幅広く展開されているものの、それ以外の地域にはほとんど校舎がありません。

一方で東進衛星予備校のほうは、47都道府県に1,000校程度展開されています。

そのため、東進衛星予備校であれば、関東圏以外に在住の方でも利用可能です。

東進ハイスクールのスタッフは全員東進出身

東進ハイスクールのスタッフは、全員元東進生などで、自身の受講経験も踏まえた適切なアドバイスをしてもらえます。

一方で東進衛星予備校のスタッフは、その限りではありません。東進を利用したことのない人がスタッフを務めている可能性もあります。

サポートの質が高いのは東進ハイスクール

上記の内容とも関連しますが、東進ハイスクールでは、元東進生から手厚いサポートを受けることが可能です。

一方で東進衛星予備校の場合、チューターが必ず元東進生とは限りません。

地方在住なら在宅受講か衛星予備校

近くに東進ハイスクールの校舎がない場合は、在宅受講コースか東進衛星予備校を選択すると良いでしょう。

どちらも東進ハイスクールで用いられるのと同じ映像授業や学習システムで勉強できます

なお、東進衛星予備校が在宅受講コースより優れている点は、自習室が利用できること、対面でのサポートが受けられることなどが挙げられます。

そのため、自宅で独りで勉強する自信がない場合は、在宅受講コースよりも東進衛星予備校のほうがおすすめです。

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東進オンライン学校の料金を紹介

東進ハイスクールには中等部があり、中学生の段階から大学受験対策ができますが、中学生なら東進オンライン学校中等部に通う選択肢もあります。

東進オンライン学校中等部の授業料

東進オンライン学校中等部の授業料は以下の通りです。

(料金に関しては執筆時の情報を参考にしておりますので、最新情報については公式サイトより確認してください。)

支払い方法 受講料
12ヶ月一括払い 年額12,936円(税込)
毎月払い 月額1,199円(税込)

※21年4月30日までに申し込みをしている場合の授業料

なお、毎月払いの場合、入会時には2ヶ月分の受講料2,388円(税込)が必要です。

授業料以外に入学金や教材費はかかりません

東進ハイスクールに比べると、格段にリーズナブルであるため、出費を抑えたい場合などにおすすめです。

14日間の無料体験ができる場合も

東進オンライン学校では、2021年4月30日まで、14日間お試し入会キャンペーンが実施されていました。

このキャンペーンは、入会から14日以内に解約すれば、納入金額が全額返金されるというものです。

同様のキャンペーンは、今後再び行われる可能性もあるため、入会を検討する場合は、キャンペーン情報もチェックしてみましょう。

東進ハイスクールと東進オンライン学校の違い

東進ハイスクールと東進オンライン学校は、どちらも株式会社ナガセによるサービスですが、両者には以下のような違いがあります。

オンライン学校では英語と数学のみを学ぶ

全教科・全科目の映像授業を展開する東進ハイスクールとは異なり、東進オンライン学校中等部では、英語と数学のみを学びます。

また映像授業の性質も違います。東進オンライン学校の授業では、数学こそ受験を意識した内容ですが、英語の授業で重視されるのは英語が話せるようになることと言われています。

音声先行・発音重視の学習を行い、実践的なネイティブ英語を身につけることが目指されます。

なお、そのような授業がなされる背景には、共通テストになってリスニングの比重が高まったことや、大学入試で英語4技能の全てが重視されるようなってきていることなどが関係しているでしょう。

そのため、東進オンライン学校で培った英語力が、大学受験でも役立つことは間違いありません。

東進オンライン学校は申し込んだらすぐに受講できる

東進ハイスクールは、映像授業とテキストで学習するので、基本的に受講はテキストが到着してからになります。これは在宅受講コースの場合も同様です。

一方で東進オンライン学校では、映像授業とともにPDF形式の教材を利用します。

そのため、オンライン学校の場合は、申し込みが完了すればすぐに受講を開始することが可能です。

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東進ハイスクールをお得に利用する方法

大手予備校の中ではまだ安いものの、東進ハイスクールを利用するにはかなりの金額が必要です。

そこで以下では、金銭面がネックだと考える人に向けて、東進をできるだけお得に利用する方法を紹介します。

受講数を増やしてもっとお得に

東進では、77,000円の通常講座を1講座単位で受講することもできますが、割安の金額で利用したければ、「志望校通期ユニット」を選択するのがおすすめです。

これは複数の講座を受講することによって1講座あたりの料金が安くなるもので、5講座以上のユニットにすると割引が適用されます。

またそのユニットの料金には、「高速マスター基礎力養成講座」の受講料も含まれるため、かなりお得です。

東進での学習をメインにするなら、5講座以上は必要になる場合が多いので、1つずつ講座を取っていくよりも、まとめてユニットで申し込むほうが良いでしょう。

無料招待キャンペーンの利用

東進ハイスクールでは、3講座を無料で受講できる招待キャンペーンが用意されています。

またそれ以外にお試し授業を体験することも可能です。

そのため、まずはお試し授業を受け、続いて3講座を無料受講してから入学すれば、かなりお得に利用できます。

なお、お試し授業や3講座の無料キャンペーンは、どちらも公式サイトから簡単に申し込めるので、ぜひ積極的に試してみてください。

他のサービスとの併用

東進ハイスクールの講座数を抑え、他に安いサービスを併用すれば、出費の金額をグッと下げられます。通信教育の活用がその代表として挙げれられます。

以下でおすすめの通信教育について紹介していますので、興味のある方はぜひ参考にしてみてください。

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東進ハイスクールの料金まとめ

東進ハイスクールの料金まとめ

  • 料金は比較的高いがそれだけの学習効果を得られる
  • 志望校通期ユニットが割安
  • スタディサプリを使って東進の比重を減らすと安くなる

東進ハイスクールの料金について解説しました。

東進ハイスクールでは年間で60〜100万円程度の費用が必要になります。これは大手予備校の中では比較的安いほうですが、それでも高額です。

しかし、料金が高い分、それだけ映像授業やサポートのクオリティには優れており、充実した受験勉強ができます。大学受験はその後の人生を大きく左右しかねないイベントであることを踏まえると、高額を投資する価値は十分です。

なお、費用を抑えたい場合は、同じく良質な映像授業を多数見られるサービスを併用することをおすすめします。