ここでは、日本語の「お疲れ様」に相当する韓国語のフレーズと、それぞれの表現が持つニュアンスについて例文と共に解説します。
「お疲れ様」の韓国語表現
1. 수고하셨습니다 - 韓国で最も一般的に使われる「お疲れ様」の表現で、仕事や勉強などを終えた際に相手に対して使われます。
2. 수고입니다 - 「お疲れ様」の少しカジュアルなバージョンで、一日の活動を終えた友人や同僚へのリラックスした挨拶です。
3. 고생하셨습니다 - 直訳すると「苦労したね」で、比較的大変な仕事を終えた時などに使われます。
4. 수고하십니다 - これも「お疲れ様」を表す言葉で、「今も努力していますね」という認識を示しています。
5. 수고하였습니다 - 「すでに頑張ったね」という意味合いで、仕事などを終えた後に表現されます。
6. 수고하신데요 - 「お疲れ様でした」よりはかなり丁寧な表現で、上司などに対して使います。
7. 고생 많으셨습니다 - 「慣れない仕事をさせて、お疲れ様でした」という感謝の意を表す表現です。
8. 수고 많으셨습니다 - 「いつも手間をかけてくれて、お疲れ様でした」と感謝の意味を込めた表現です。
9. 수고 많았어요- 「とても頑張ったね」という感覚的な「お疲れ様」の表現です。
10. 고생이 많았어요 - 「大変な思いをしたね」という意味で、とてもハードな作業を終えた後などに使われます。
수고하셨습니다
1. 회사원들이 퇴근할 때 서로에게 "수고하셨습니다"라고 말한다.
会社員達が退社するときに互いに「お疲れ様でした」と言う。
2. 가게에서 하루 종일 일한 후, 사장님이 직원에게 "수고하셨습니다"라고 말했다.
お店で一日中働いた後、店長が従業員に「お疲れ様でした」と言った。
3. 우리 팀이 대회에서 우승하면서 코치님이 우리에게 "수고하셨습니다"라고 말했다.
私たちのチームが大会で優勝し、コーチが私たちに「お疲れ様でした」と言った。
「수고하셨습니다」は韓国と日本でよく使われる表現で、直訳すると「苦労した」または「努力した」くらいの意味ですが、そのニュアンスは日本語の「お疲れ様」に近いです。会話の文脈によりますが、主に働いた後の挨拶や、何かを完成させた後の感謝の意を込めて使われます。どちらも、相手の努力や労働を認識し、評価・尊敬するという感謝の意を表現します。また、これらのフレーズはビジネスの場だけでなく、スポーツの試合や学校の活動など、一定の努力が要求されるさまざまな状況で使われます。
수고입니다
1. 회사 일이 끝나고 퇴근하는 상사에게 아무도 없는 사무실에서 "수고하셨습니다"라고 말했다.
(仕事が終わって退社する上司に対して、誰もいないオフィスで「お疲れ様でした」と言った。)
2. 거리에서 만난 택시 기사에게 "오늘하루 수고하셨습니다"라고 말하며 손을 흔들었다.
(道端で会ったタクシー運転手に「今日一日お疲れ様でした」と言いながら手を振った。)
3. 동료가 프로젝트를 완성시킨 후에, "수고하셨습니다. 정말 잘했습니다!"라고 칭찬하였다.
(同僚がプロジェクトを完成させた後、「お疲れ様でした。本当によくやりました!」と称賛した。)
「수고하다」は、「苦労する」、「頑張る」の意味があります。そのため、「수고합니다」は、相手の頑張りや努力を評価し、慰める意味を含みます。「お疲れ様」は、相手の労力や疲れを認識し、それに対する感謝や尊敬の意を伝える日本の表現ですが、「수고하셨습니다」はそれに類似のニュアンスを持っています。また、「お疲れ様」は、仕事の終わりや何かを達成した後に一般的に使われますが、同様に「수고하셨습니다」も仕事終了後や目標達成後に使われます。この表現により、相手の働きに対する感謝の気持ちを示すことが可能です。
고생하셨습니다
1. "고생하셨습니다."
日本語訳:"お疲れ様でした。"
이 말은 일을 마치고 상사에게 하는 말입니다. 상사가 힘든 일을 다 끝내고 나서 이 말을 합니다.
2. "프로젝트 끝났으니까, 우리 모두 고생하셨습니다."
日本語訳:"プロジェクトが終わったので、皆さん、お疲れ様でした。"
이 말은 프로젝트를 마친 후에 팀원들에게 고맙다는 의미를 담아 말합니다.
3. "아이를 돌봐주셔서 고생하셨습니다."
日本語訳:"子供を見ていてくださり、お疲れ様でした。"
이 문장은 어린이를 돌봐주는 사람에게 감사의 뜻을 표현합니다.
"고생하셨습니다"는 직접적으로 번역하면「苦労しました」となりますが、日本語の「お疲れ様」に非常に近いニュアンスを持っています。「お疲れ様」は、相手が一生懸命何かを成し遂げた後に使われ、その労力と努力に敬意を表します。同様に、"고생하셨습니다"も相手が困難を乗り越えたり努力した後に使用し、その困難と努力を認めて尊重します。「お疲れ様」よりも若干フォーマルな感じがあり、その程度によっては敬意と尊敬をさらに強調することができます。
수고하십니다
1. "일이 너무 많았을 텐데, 수고하십니다."
「仕事がたくさんあったでしょう、お疲れ様です。」
2. "운동회에서 여러분들이 너무 잘해 주셔서 수고하십니다."
「運動会で皆さんがとても頑張ってくれたので、お疲れ様です。」
3. "모두가 당신의 노력을 인정하고 있습니다. 수고하십니다."
「皆があなたの努力を認めています。お疲れ様です。」
韓国語の「수고하십니다」は、日本語の「お疲れ様」に相当します。だから、他人の努力や仕事を認めたり、感謝するときに使います。軽いお礼として、または、相手の頑張りを称えるときに使う表現であり、働いた後の挨拶としても多く用いられます。
また、どんなに困難な状況でも、人々が見逃されたり評価されなかったきちんと頑張ったときにも使えます。相手が疲れを感じているかもしれないときや、一生懸命何かに取り組んでいるときに、その努力と労働を認識し尊重する意味を込めて使用します。
一方、日本語の「お疲れ様」は、主に働いた後に同僚または上司への挨拶として使われ、その日の仕事で相手が疲れたことを認識し、それに敬意を表するニュアンスが含まれています。ある程度似た意味合いを持つ両語ですが、文脈によってニュアンスが微妙に異なることがあります。
수고하였습니다
例文:
1. "회의를 끝마친 후, 회장은 '모두 수고하였습니다'라고 말했습니다."
"会議が終わった後、会長は「皆さん、お疲れ様でした」と言いました。"
2. "장시간 동안 일한 직원들에게 다가가 '오늘 하루 수고하였습니다'라고 격려의 말을 건넸습니다."
"長時間働いた従業員に対し、「今日一日、お疲れ様でした」と励ましの言葉を贈りました。"
3. "프로젝트 팀이 작업을 마친 뒤에 부장은 '수고하였습니다'라며 박수를 치며 격려했습니다."
"プロジェクトチームが作業を終えた後、部長は「お疲れ様でした」と言って手を叩き、励ました。"
"수고하였습니다"는 한국어로,誰かが何かを終えた後にその労働や成果を認め、感謝する言葉です。これは日本語の「お疲れ様」に相当します。職場や学校など集団活動が終わった後、特に上司や先生が部下や生徒に対して使います。ただし、日本語の「お疲れ様」はいつでもどこでも使え、特定の場所や状況に依存せず、人々が互いの労働を認知し、リスペクトし合う場面で用いられます。逆に、韓国語の「수고하였습니다」は比較的公式の場でもっとも公式な形式を要求されます。不特定多数の人々の前で、または社内報に書かれるような場面で使われます。
수고하신데요
1. "어제 회사 일로 늦게까지 많이 수고하신데요."
訳: 昨日は会社の仕事で遅くまでお疲れ様でした。
2. "집에 돌아올 때까지 아이들을 돌봐주신 엄마가 정말 수고하신데요."
訳: 帰宅するまで子供たちを見てくれたお母さん、本当にお疲れ様でした。
3. "오늘 하루 종일 문서 작업을 하셨네요, 수고하신데요."
訳: 今日一日中書類作業をしていましたね、お疲れ様でした。
「수고하신데요」は、相手が何かを頑張ったり、一生懸命に働いたりしたことに対して感謝の意を表現する表現です。日本語の「お疲れ様」に相当します。しかし、単なる「お疲れ様」という意味だけではなく、相手の労力や手間を認め、その疲れを承認してほっと安心するという意味も含まれています。敬意を表して語尾に「하신데요」をつけ、尊敬語形を使用することで、相手への気遣いや尊重の意を更に表現します。
고생
- "고생 많으셨습니다." : あなたのご苦労さまでした。
- "그는 일을 하는 동안 많은 고생을 했다." : 彼は仕事をする間、たくさんの苦労をしました。
- "고생 끝에 낙이 온다라는 말이 있다.":苦労の末に幸せが来るという言葉があります。
「고생」は韓国語で「苦労」を意味し、仕事や勉強、人生そのものなど、どんな困難した状況や状態を乗り越える過程について表現する言葉です。「お疲れ様」は日本語の敬語表現で、元々は相手の負担や苦労を称えるための言葉でした。今でも「お疲れ様でした」と言うときは相手の労力を認める、尊重するというニュアンスが含まれています。しかし、日常的に使われるようになってからは、「ありがとう」「さようなら」などの意味も含むようになり、場面によっては軽い挨拶や感謝の表現として使われます。「고생」も同様に、「고생하셨습니다」「고생 많으셨습니다」のように相手の労力や苦労を称えるという意味で使われます。また、これらの表現は韓国の職場や学校でよく使われ、相手の努力を認め敬意を表すために使われます。
수고 많으셨습니다
「수고 많으셨습니다」は韓国語で、「お疲れ様でした」という意味のフレーズです。これは、相手が何か仕事や努力をした後に感謝や尊敬の気持ちを表すために使います。以下にその例文とその日本語訳を挙げます。
1.프로젝트를 마친 후에, 팀장님이 팀원들에게 "수고 많으셨습니다"라고 말했다.
プロジェクトが終わった後、チームリーダーがチームメンバーに「お疲れ様でした」と言った。
2.오랜 시간 동안 일한 후, 동료가 "수고 많으셨습니다"라며 인사했다.
長時間働いた後、同僚が「お疲れ様でした」と挨拶した。
3.봉사 활동을 마치고, 단체 대표가 자원봉사자들에게 "수고 많으셨습니다"라고 감사를 표했다.
ボランティア活動を終えて、団体の代表がボランティアたちに「お疲れ様でした」と感謝を示した。
「수고 많으셨습니다」のニュアンスについて説明します。このフレーズは、相手の努力や仕事への感謝と尊敬を示すために使われます。日本語の「お疲れ様でした」と同様に、ビジネスシーンや日常生活で幅広く使われ、相手を気遣う文化的な表現です。特に韓国では、相手の労力を認めることが重要視されるため、仕事やプロジェクトの終わりによく使われる言葉です。
수고 많았어요
「수고 많았어요」は韓国語で、相手の努力や仕事を認めて感謝を示す表現で、「お疲れ様でした」というニュアンスを持っています。以下に例文とその日本語訳を挙げます。
1.회의가 끝난 후, 상사가 직원들에게 "수고 많았어요"라고 말했다.
会議が終わった後、上司が社員たちに「お疲れ様でした」と言った。
2.친구가 이사를 도와준 후, "수고 많았어요"라고 감사의 말을 전했다.
友達が引っ越しを手伝った後、「お疲れ様でした」と感謝の言葉を伝えた。
3.스포츠 대회에서 선수들이 경기를 마치고 코치가 "수고 많았어요"라고 격려했다.
スポーツ大会で選手たちが試合を終え、コーチが「お疲れ様でした」と励ました。
「수고 많았어요」のニュアンスに関しては、この言葉は仕事や何らかの活動を終えた相手に対して、その労力や貢献を評価し、感謝の意を表すために使われます。日本語の「お疲れ様でした」と同じように、職場や日常生活で幅広く用いられ、相手に敬意を表す文化的な表現となっています。特に韓国の社会では、他人の努力を認め、尊重することが大切にされるため、このフレーズは頻繁に使われる重要な言葉です。
고생이 많았어요
「고생이 많았어요」は韓国語で、相手が困難や苦労を経験したことに対する同情や感謝を表現するフレーズで、「大変でしたね、お疲れ様でした」というニュアンスを持っています。以下に例文とその日本語訳を挙げます。
1.장시간 운전을 마친 친구에게 "고생이 많았어요"라고 말했다.
長時間の運転を終えた友人に「大変でしたね、お疲れ様でした」と言った。
2.시험기간 동안 열심히 공부한 아이에게 부모가 "고생이 많았어요"라고 격려했다.
試験期間中に一生懸命勉強した子供に、親が「大変でしたね、お疲れ様でした」と励ました。
3이사를 도와준 동료에게 "고생이 많았어요"라며 감사를 표현했다.
引っ越しを手伝ってくれた同僚に「大変でしたね、お疲れ様でした」と感謝を表した。
「고생이 많았어요」のニュアンスについては、この表現は相手が何か困難なことや労力を要する活動を行った際に使われる言葉です。日本語の「大変でしたね、お疲れ様でした」と似ており、相手の苦労を認め、感謝の気持ちを示すために用いられます。特に、韓国文化では他人の苦労を尊重し、共感することが重要視されるため、このフレーズはそのような状況で頻繁に使われます。
韓国語で「お疲れ様」を表現する際のポイントと注意点
「お疲れ様」に相当する韓国語の表現では、「수고하셨습니다」、「고생하셨습니다」がよく使われます。これらは文字通りでは「苦労してくれました」という意味になりますが、日本語の「お疲れ様」同様、仕事を終えたり何か一段落ついたときに感謝の意を込めて主に同僚や上司へ使われます。「수고하셨습니다」は一般的によく使われる表現で、「고생하셨습니다」は相手が特に困難を乗り越えたり、大変な労力を使って仕事を終えたときに使われます。ただし、その日の全体的な労働意識を褒めるためには「수고하셨습니다」、具体的な一つの仕事やプロジェクトを評価するときには「고생하셨습니다」を使います。
「お疲れ様」の韓国語表現まとめ
「お疲れ様」は韓国語では「수고하셨습니다(スゴハショツヌンダ)」と表現します。また、友人など年齢や地位が近い人との会話では、よりカジュアルに「수고했어(スゴヘッソ)」と言うこともあります。仕事場やフォーマルなシーンでは、必ず敬語形の「수고하셨습니다」を使用しましょう。