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中学生のスマホルールの作り方とは?使用時間の制限や依存症にならないための方法を紹介!

更新日時 2021/01/06

「中学生のスマホルールの作り方って?」

「使用時間を制限する方法は?依存症を防ぐにはどうすれば良い?」

などと疑問をお持ちの方もいるでしょう。

昨今は多くの中学生がスマホを所有していますが、利用率が高まるにつれ、スマホ依存に陥る生徒の数も増えてきています

またSNSによるトラブルも頻発しているので、親子できちんとスマホのルールを決めておくのが良いでしょう。

今回は中学生のスマホルールの作り方について、使用時間の制限や依存症にならないための方法などを解説します。

これを読んで、お子さんのスマホルールを作る上での参考にしてください。

中学生のスマホルールの作り方についてざっくり説明すると

  • SNSはLINEだけにする
  • アプリを使って使用時間を制限
  • スマホはリビングでしか使えないというルールもおすすめ
  • スマホによる悪影響は大きい
目次
  • 中学生にスマホのルールが必要な理由

  • 中学生のスマホのルールの決め方

  • スマホによる中学生への悪影響は?

  • スマホのルールに関する注意点

  • 子供がルールを守らない時はどうする?

  • 中学生のスマホルールの作り方まとめ

中学生にスマホのルールが必要な理由

スマホを見る女性

まずは中学生にスマホのルールが必要な理由について解説します。

スマホの利用時間は増加傾向にある

まずは内閣府が発表した「平成29年度 青少年のインターネット利用環境実態調査」から、中学生のスマホの利用率と平均利用時間を年度別にチェックしてみましょう。

年度 利用率 平均利用時間
H26年 41.9% 130.2分
H27年 45.8% 127.3分
H28年 51.7% 138.3分
H29年 58.1% 148.7分

上記を見ると、利用率・平均利用時間ともに増加傾向にあることが分かります。またどの年も平均利用時間は2時間を超えており、昨今の中学生はかなり長時間スマホを利用していることが見て取れます。

また2020年度は新型コロナウイルスの影響で自宅にいる時間が長くなっているため、中学生のスマホ利用時間はさらに増加しているはずです。

スマホを使うことで起こるトラブルも増加

続いて警察庁が発表した「2019年(令和元年)の犯罪情勢」を元に、SNSに起因する事犯の被害児童数の数を年度別に紹介します。

年度 人数
H26 1,421人
H27 1,652人
H28 1,736人
H29 1,813人
H30 1,811人
R1 2,095人

上記より、SNSに関連したトラブルに巻き込まれる児童の数は年々増加していることが分かります。令和元年度にはついに2,000人を突破しました。

昨今は中学生でもSNSで簡単に他人とコンタクトが取れるので、ネット上で見知らぬ人と知り合いになり、そこで犯罪に巻き込まれるケースが非常に増えてきているのです。

中学生のスマホのルールの決め方

スマホを見る女性

続いては中学生のスマホルールの決め方について解説します。

LINE以外のSNSを使わせないようにする

TwitterやInstagramなどのSNSは、知らない人でも閲覧することができるので、プライバシーの観点から中学生が使うには安全とは言えません。

知らない人とも簡単にコンタクトを取ることができるので、基本的にSNSのアプリは使わせない方が良いでしょう。

一方でLINEは基本的には知り合いとしかコンタクトを取ることができないので、使わせても問題ありません。部活や友人同士のコミュニケーションツールとしても便利なので、LINEに関しては制限を設けない方が良いでしょう。

LINE依存にならないように注意する

LINEは部活の連絡網としても使用されることがあるため、LINEだけは許可する家庭も多いようですが、LINE依存になる中学生も多いので注意が必要です。

四六時中LINEを気にし、勉強をはじめとするその他一切のことが上の空になってしまう生徒もいるので、時間制限などのルールをきちんと決めておくのが良いでしょう。

LINEに関するルールが原因で親とぶつかる中学生も多いので、使用を許可する前に十分に話し合いを行い、適切なルールを決めておくべきです。

使用時間を制限する

スマホルールとしておすすめなのが、使用時間を制限することです。しかし、例えば「スマホを1日1時間以上使わないように」と言っても、実際にそれを守るかどうかは分かりません。

そのため、スマホの使用時間を制限する際は、時間制限アプリを使うのが良いでしょう。時間制限アプリなら設定した時間を超過すると自動的にスマホが使えなくなるので便利です。

なお、使用時間は平日なら30分、休日なら1時間程度で制限を設けるのが望ましいです。

「使いすぎストップ」が便利

「使いすぎストップ」はアプリの使用時間を制限できるアプリです。ChromeやYouTubeなどの使用時間を細かく設定することができます。

勝手にこのアプリを消されることがないように、アンインストール防止機能もついているので、確実に使用時間を制限することが可能です。

アプリに制限をかける際にあらかじめ録音しておいた音声メッセージを流すこともできるので、お子さんへの配慮を表す言葉を入れておくと良いでしょう。

スマホはリビングのみにする

どこでもスマホを使えるようにすると、大人の目がないところでは四六時中スマホを使ってしまう恐れがあります。そのため、スマホを使える場所をリビングに限定するのもおすすめです。

リビングなら子供のスマホの利用状況を簡単に確認できるため、使いすぎを防ぐことができます。またスマホが使いたいがためにリビングに長く滞在するようになれば、親子のコミュニケーションの機会も多くなるでしょう。

さらに自室にスマホを持ち込ませないことによって、寝不足を防ぐという効果もあります。

食事中はスマホをいじらない

食事は家族でコミュニケーションを取る良い機会です。そのため、スマホを使わないというルールを決めておいた方が良いでしょう。

また食事をしながらスマホをいじることに対して行儀が悪いと考える人もいます。大人になった時に上司などに不快感を与えないためにも、スマホいじりは控えた方が無難でしょう。

食事中はスマホをいじるのではなく、料理や会話を楽しむ習慣を付けさせるのがおすすめです。

アプリダウンロードの際は親に連絡する

スマホアプリを使うことでスマホがウイルスに冒されたり、不適切なコンテンツにアクセスしてしまうことがあります。

そのため、アプリをダウンロードする際は親に報告するというルールを設けるのも良いでしょう。

またアプリをインストールする際のパスワード入力を必須にしておけば、パスワードを親が管理することで子供が勝手にアプリをインストールすることを防ぐことができます。

悪口や悪ふざけは絶対させないようにする

スマホを使ってネット上に悪口を書き込む行為は絶対にさせてはいけません。また悪ふざけがエスカレートして他人を不快にさせてしまうこともあるので、悪ふざけもNGです。

スマホを使えば匿名でコメントを書くこともできるので、使い方を間違えれば誰かにストレスを与えてしまうことがあります。

ストレスを与えるだけでも十分いけませんが、昨今は不登校や自殺などの事態に到るケースも増えているので注意が必要です。

ルールを設ければ嫌な顔をされることもあるでしょうが、お子さんを加害者にしないためにも、親がしっかりと管理してあげなければいけません。

面識のない人との連絡をさせない

中学生にスマホを使わせる上で最も怖いのが、ネット上で繋がった知らない人とトラブルになることです。

中学生はスマホによるトラブルの怖さをまだ知らないことも多いので、知らず知らずのうちに危険なことに巻き込まれてしまうというケースもあります

そのため、スマホを持たせるなら、面識のない人とは絶対に連絡を取らないというルールを決めておくのが良いでしょう。

親のスマホを貸しているというスタンスを取る

高校生ならアルバイトをして、自分でスマホ代を払っている者もいるでしょうが、中学生の場合は十中八九親が支払いをしているはずです。

そのため、本来スマホの所有権は親にあり、子供はそれを借りているという立場にあります。よって親が貸与に関するルールを決めることはある意味当然と言えるでしょう。

中学生にとっては歯痒い現実かもしれませんが、この点をはっきりさせておけば、スマホルールも決めやすくなるはずです。

スマホによる中学生への悪影響は?

塞ぎ込む女性

以下ではスマホによる中学生への悪影響について解説します。

睡眠不足や睡眠の質の低下のリスク

スマホは大量のブルーライトを発するので、就寝前にスマホを使用すれば概日リズムが狂ってしまい、睡眠障害の原因となります

具体的にはブルーライトを浴びると睡眠を誘導する「メラトニン」というホルモンの分泌が抑制されるので、脳が活性化します。

日中なら問題ないのですが、夜間にスマホを長時間スマホ画面を見てしまうと頭が冴えて眠れなくなってしまうのです。また眠れたとしても睡眠の質は低下してしまいます。

さらに友人からの返事が気になって眠れないなど、心理的な要因から不眠に陥ることもあるでしょう。

視力が落ちてしまうことも

スマホを長時間見続けて目を酷使させれば、急激な視力低下が引き起こされる恐れがあります。

長い間近くの画面にピントを合わせ続けることによって、脳がその状態を維持しようと目の構造を変えてしまい、遠視になってしまうのです。そうなれば遠くのものを見るのが困難になってしまいます。

ちなみにスマホ使用による視力低下を防ぐためには、以下のことを行うと良いでしょう。

  • 適度に休憩する
  • 目の筋肉をほぐすために時々遠くを見る
  • ブルーライトカットのメガネをかける

家族や友達とのコミュニケーションの機会が減る

スマホに集中している時は無口になってしまうものなので、スマホにばかり気を取られていると家族や友人とのコミュニケーションが疎かになってしまいます

親とよく話す子供の方が学力が高いと言われており、コミュニケーションはお子さんの健全な発育には欠かせません。

友達付き合いにおいても、中学生のうちにしか話せないことやできないことがあるはずなので、そうした貴重な機会がスマホによって減ってしまうのはもったいないことです。

成績の悪化を招く恐れも

スマホの使い過ぎは成績の悪化につながる恐れもあります。

東北大学と仙台市教育委員会が実施したアンケート調査によると、自宅学習時間が2時間以上の中学生のテスト結果は、スマホを4時間以上使う生徒で平均58点、スマホを1時間も使わない生徒で平均75点でした。

この結果から、スマホの使用時間と成績は反比例の関係にあるということが推察されます。

また同調査では、自宅で30分も勉強しないがスマホを一切利用しない生徒の平均点は63点という結果が出ています。つまり長時間勉強しても、スマホの使用時間が長ければ思うように成績は伸びないということです。

よって、成績をよりよく伸ばすには、スマホの適切な使用を意識しなければいけません。

スマホ依存症

昨今は中学生のスマホ依存症が深刻な問題となっています。スマホを頻繁に長時間使用し、時間を浪費している中学生が多いのです。

スマホを使いすぎるだけならまだしも、依存症となると以下のような病的な特徴が現れるようになります。

  • スマホがないと落ち着かない
  • スマホに関することが常に頭から離れない
  • 学力の低下
  • 必要以上に課金してしまう

Mobile marketing data laboの調査では、男女合わせて17.3%がスマホ依存を自覚しているという結果も出ており、スマホ依存は今や重大な社会問題であると言えるでしょう。

よってスマホを持ち始める中学生のうちから、スマホとの付き合い方を考えなけばいけないのです。

酷い場合は精神科を受診する

一度スマホ依存症になってしまうと、自分の意思でそれを治すのは困難です。そのため、あまりにも依存の度合いが酷い場合は、精神科を受診するのも良いでしょう。

依存症になると脳の萎縮やエコノミークラス症候群などの危険があり、健全な発育に悪影響を与えるだけでなく、最悪の場合は死にいたる可能性もあります。そのため、早急な治療が必要です。

なお、依存症は「否認の病」とも言われており、当人は依存性を自覚していないことも珍しくありません。そのため、場合によっては当人が受診を拒否することもあります。

その場合、まずは家族が代わりに病院へ行き、色々とアドバイスをもらうのが良いでしょう。

スマホのルールに関する注意点

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以下ではスマホのルールを決める際に注意すべきポイントをいくつか紹介します。

子どもからスマホを取り上げるのはいいの?

お子さんのスマホ依存が深刻な場合は、思わずスマホを取り上げたくなることもあるでしょう。

しかし、相手は反抗期に差し掛かった中学生なので、スマホを取り上げることがきっかけで親子関係が悪化してしまう恐れもあります。

また場合によってはLINEなどで重要なやり取りをしている可能性もあり、スマホを取り上げることでお子さんが困ってしまうこともあるでしょう。

大事なLINEの返事が出せなくなり、友達関係がギクシャクしてしまう可能性もあるので、基本的にはスマホの取り上げはあまりおすすめできません。

もちろんスマホ依存の度合いによっては取り上げなければならない場合もあるでしょうが、リスクも大きい選択なので、十分に検討した上で行うべきです。

過度な制限は子供にストレスを与える

ルールは必要最低限のものを定めるべきです。例えば、お子さんが成績優秀でスマホ使用も程々にコントロールしているのであれば、親の方から特別なルールを決める必要はないでしょう。

必要以上に制限を加えると子供にとってはストレスになり、特に反抗期の中学生は親に反発してしまいます。

スマホの利用制限をする「i-フィルター 」というアプリがあるのですが、このアプリのレビュー欄は使用を制限された中高生の不満で埋め尽くされています。

このアプリは機能としては便利ですが、制限が厳格なだけに制限される方には強いストレスを与えることも確かなのです。

子供がルールを守らない時はどうする?

指を立てる女

せっかくスマホルールを決めても、お子さんがそれを守らないということもあるでしょう。以下ではルールが守られない場合の対処法を紹介します。

ペナルティを決めておく

そもそもお子さんはスマホルールを守らない可能性が高いと思っておいた方が良いでしょう。例えば「スマホは1日1時間」と決めてそれが簡単に守れるようなら、スマホ依存は社会問題にはなりません。

スマホは子供にとっても、大人にとっても「ついつい触ってしまう」ものなので、スマホ依存を防ぐためにはある程度ルールを厳格化することも必要でしょう。

ルールがあまりにも守られないようなら、ペナルティを取り入れるのも致し方ありません。また最初からルールとペナルティをセットで決めておくのも良いでしょう。

ペナルティは必ず実行する

もしペナルティを決めるなら、ルールが守られなかった場合は必ずそれを実行しましょう。そうしないとルールやペナルティを決める意味がなくなってしまうからです。

ルールを決める際は、きちんと守れるルールにすることが重要になります。形だけのルールを作っても、親子関係がギクシャクしてしまうだけです。

よってペナルティというルールを決めたら、それを厳格に守らないといけません。ルールを守る義務は親にもあるからです。

契約書を作る家庭もある

スマホルールを決める際に契約書を作る家庭もあります。些か大袈裟なように思われますが、それだけスマホルールを守らないケースが多いということでしょう。

またルールを決める際の話し合いの様子を動画で記録する家庭もあるそうです。特に反抗期の中学生は、ルールやペナルティに反発することが多いので、そうした工夫も有用でしょう。

ペナルティを実行する時などにはルールに関しては親子で揉めることも珍しくないので、契約書や動画で客観的に記録しておくことはある意味合理的と言えます。

学びTIMESのスマホに関する他の記事は、以下を参考にしてください。

中学生のスマホルールの作り方まとめ

中学生のスマホルールの作り方まとめ

  • 食事中のスマホいじりは禁止する
  • アプリのダウンロード時に報告させるのも良い
  • 悪口や悪ふざけだけは絶対にさせない

中学生のスマホルールの作り方について解説しました。

SNS関連のトラブルは非常に多いので、中学生のうちはLINE以外のSNSは使わせない方が無難です。ただし、LINE依存の危険もあるので、アプリを使って利用時間を制限するのが良いでしょう。

またスマホが使える場所をリビングに限定したり、食事中はスマホ使用を禁止するのもおすすめです。親子のコミュニケーションも増えるなので一石二鳥です。

さらにアプリのダウンロード時に報告義務を設けるのも良いでしょう。

なお、お子さんを加害者にしないためにも悪口や悪ふざけだけは絶対にさせてはいけません。

以上を参考に、より良いスマホルールを作ってください。

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