中学生向けオンライン自習室おすすめ7選!無料のものから塾代わりまで徹底解説!

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「中学生向けのオンライン自習室ってどんなもの?」

「中学生向けオンライン自習室のメリットは?」

新型コロナウイルスの感染拡大による影響で急激に増えている「オンライン自習室」についてこんな疑問をお持ちの方も多いでしょう。

そもそもオンライン自習室では、どんなことができるのでしょうか。また、料金はどうなっているのか、有料と無料でどのように違うのか、メリット・デメリット、向いている人・向いていない人も気になるところですね。

今回は中学生向けオンライン自習室について、メリット・デメリットや使用料、塾の代わりに使えるのかなどを詳しく解説します。また、中学生向けおすすめの自習室7選も合わせて紹介します。

中学生向けオンライン自習室についてざっくり説明すると

  • 中学生向けのオンライン自習室は有料と無料がある
  • オンライン自習室にはメリットもデメリットもある
  • オンライン自習室に向いている人・向いていない人がいる

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中学生向けのオンライン自習室とは

親子の画像

最初に中学生向けのオンライン自習室とはどのようなものなのか、具体的な内容や料金などを見ていきましょう。

塾の自習室を再現した空間

オンライン自習室は、塾や学校・図書館などの自習室と同じような「リアル自習室の雰囲気」を自宅にいながら再現できる空間です。

オンライン自習室の使い方は、自宅のパソコンやスマホからZOOM・Skype・YouTube・Google meet・LINEなどの会議ツールに接続して繋ぎっぱなしにして勉強するスタイルが多いです。

このオンライン自習室というサービスは、実は数年前からありました。そして、2020年春以降にこのオンライン自習室が急激に注目を浴びるようになったのです。

理由は言うまでもなく新型コロナウイルスのまん延です。感染防止対策として全国的な休校措置などがあり、多くの小・中学生、高校生などが自宅で学習せざるをえなくなったことが大きく影響しています。

オンライン自習室は、現在でもコロナ禍での有効な学習ツールとして多くの方に活用されているのです。

有料と無料で大きく異なる

オンライン自習室は、有料と無料があります。無料の自習室は子供たちが作ったものや塾が提供しているものなどです。他方有料のものは、企業などが運営しているものです。有料と無料では内容に大きな違いがあります。

以下に無料のオンライン自習室と有料のオンライン自習室の内容の違いや特徴をまとめておきましょう。

無料のオンライン自習室

無料のオンライン自習室は、子供・学生などが共同して自分たちで自主的にビデオ会議ツールを立ち上げ参加することも結構多いです。また学習塾などの運営者がサービスの一環として提供しているオンライン自習室もあります。

オンライン自習室の利用の仕方は簡単です。基本的な操作は、自習室のサイトにログインして自分の勉強中の手元の様子をウェブカメラに流すだけです。

しかし、オンライン自習室によっては自ら学習意欲を掻き立てることができる自習室もあります。例えば、入室した際に自宅学習の目標、その日のノルマを宣言して、退出時に達成状況の結果を報告することで、自分に適度なプレッシャーをかけることもできます。

ポイントは、オンライン自習室ではお互いの参加状況を確認しあえることです。相互に質問ができるサイトもあります。つまり、無料オンライン自習室のねらいは単なる自習の場ではなくモチベーションの維持に活用できることです。

有料のオンライン自習室

他方、有料のオンライン自習室は、企業などが事業として運営しているものです。無料のオンライン自習室のサービスと同程度のサービスの場合、料金の相場は月数千円です。

中には、個々人の勉強目標や達成状況の報告にとどまらず、運営サイドから個別講義や学習内容のチェック・指導がなされたり、進路や志望校の相談に応じるなど、より積極的にサポートしてくれる自習室もあります。この場合の費用は、月2~3万円程度のケースが多いです。

オンライン自習室のメリット・デメリット

name ここではオンライン自習室のメリット・デメリットを塾や図書館などのオフライン自習室と比較して説明します。

オンライン自習室のメリット

まずオンライン自習室のメリットです。オンライン自習室には、「自宅を緊張感ある空間にできる」「勉強中にスマホを使わずに済む」「自習室までの交通費がかからない」という3つの大きなメリットがあります。

以下でそれぞれ詳しく見ていくことにしましょう。

自宅を緊張感ある空間にできる

自宅学習をしていると緊張感がなくなり、勉強に集中できないという人もいるでしょう。自分は懸命に頑張るつもりでも、ついソファで寛いだり、いつの間にかベッドで横になってしまうということもあるでしょう。そういう方は、自宅はリラックスする場所という思いが知らず知らずしみ込んでいるのかもしれません。

オンライン自習室を利用すれば、自宅にいてもいつも誰かに見られているような気がするものです。まるで本当に自習室にいるように適度な緊張感を持ちながら学習できます。これは、自習する際の大きなメリットです。

スマホを使わずにすむ

通常のオフライン自習室の場合は、習慣的にスマホに手を伸ばして触りたくなるという方も多いでしょう。勉強に飽きてYouTubeやSNSを見たり、ゲームを始めてしまうこともありますね。

オンライン自習室なら自分のスマホをWebカメラとして使用することも多いので、スマホを使わずにすみます。物理的にいわば半強制的にスマホいじりが阻止されてしまうということです。これはオンラインで自習する場合の副次的なメリットと言えます。

交通費がかからない

オフラインのリアル自習室の場合は、どんなに悪天候でも教科書や参考書などを詰め込んだ重い鞄を持って時間をかけて目的の自習室に通わなければなりません。もちろん、交通費もかかります。

自宅がオンライン自習室なら移動の手間はかかりません。もちろん交通費もタダです。この時間と費用の節減効果は無視できません。

オンライン自習室のデメリット

一方、オンライン自習室にはデメリットもあります。

具体的には以下に掲げた「自分の部屋の内部が映ってしまう」「スマホを勉強用に使えない」「データ量への負荷が大きい」「常に画面が気になってしまう」「高校生が利用していることが多い」の5つのデメリットです。詳しく見ていきましょう。

自分の部屋の内部が映ってしまう

まず気になるオンライン自習室のデメリットは、隠しておきたい自分の部屋の状況が映し出されてしまうことでしょう。

いくら洗濯物などが映らないように注意していても、気がつかないうちに私物や住所・氏名などの個人情報が映し出されるリスクがあります。

プライバシーの問題だけでなく、場合によってはセキュリティにも影響する大きなリスクになる懸念もあるので、最大限の注意をしましょう。

スマホを勉強用に使えない

スマホがあればわからないことをその場ですぐに検索できるので便利です。日頃からスマホを勉強に活用している学生も多いでしょう。オフラインの自習室であれば、躊躇なくスマホで調べることができます。

しかし、オンライン自習室では自分の様子を映すためにスマホをカメラとして使うことも多いです。この場合は勉強や調べ物のためにスマホを使うことができません。スマホで使い慣れた方法で調べ物ができないことは、かなり不便と感じるでしょう。

これを回避するためには、調べ物をする際はスマホのカメラをオフにするか、オンライン自習室用のスマホとは別にタブレットかPCを用意しておく必要があります。

データ量への負荷が大きい

オンライン自習室での自習中は常にカメラを起動しておくことになるので、通信データ量・利用料金に注意が必要です。

特にスマホを利用してZOOMやSkypなどを繋ぎぱっなしでビデオ会議に参加する場合は、相当大きなデータ量を使います。携帯回線を利用している場合は通信が制限されてしまう恐れもあります。

携帯回線を利用する場合は、画質を落とすなどデータ量の負荷を軽減して通信料を減らす工夫が必要です。できるだけ通信データ量無制限のインターネット回線やWi-Fiを利用するのが望ましいです。

常に画面が気になってしまう

オフライン自習室の場合は利用するブースがパーテーションで区切られていることが多く、他人のことはほぼ気になりません。落ち着いて勉強できる環境といってよいでしょう。

オンライン自習室もWebカメラで映すのは本来自分の手元や机上だけです。また、基本的に誰と画面を共有しているのかは分かりません。

しかし、オンライン自習室でも相手の顔が映し出されてしまうこともあります。常に見られているようで画面が気になってしまうという人もいるでしょう。

高校生が利用していることが多い

オンライン自習室の利用者は主に高校生や高卒生です。高校生の場合は、日頃からPCを駆使しており、ZOOMやSkypeなどのビデオ会議ツールの扱いを熟知していることも多いでしょう。ですから、オンライン自習室を問題なくしっかり活用できるでしょう。

しかし、中学生の場合はオンラインツールの操作に必ずしも慣れていません。また、オンライン自習室には利用規約などがありますが、中学生が内容をきちんと理解して対処するのは結構難しいことです。そのため、中学生の場合、自分だけではオンライン自習室をスムーズに利用できないこともあります。

中学生でも利用しやすいオンライン自習室もありますが、有料のものが多いです。そのような場合はオンライン自習室の利用を躊躇せざるを得ないこともあるでしょう。

中学生向けおすすめオンライン自習室7選

ここでは、中学生が使いやすいおすすめのオンライン自習室を7個紹介します。

ZOOM医進館(無料)

ZOOM医進館

画像出典:ZOOM医進館公式サイト

まずご紹介するのはZOOM医進館(無料)です。名前の通りZOOMで繋がる無料のオンライン自習室です。

東大などを目指すメンバーが利用する自習室

ZOOM医進館は東大などの超難関大学や医学部を目指す学生や宅浪生が利用する自習室です。また、資格取得を目指す社会人や、難関高校・中学校を志望する中学生・小学生の利用もあります。ハイレベルなライバルとともに学習したい方におすすめです。

年中無休で24時間365日開放されています。朝型の人も夜型の人も時間を気にせずに自由に利用できます。料金は基本的に無料です。

コロナ禍で外出自粛が続く中、学習意欲が高い若者が集い切磋琢磨しています。ただし、ZOOMへの接続は同時に最大100名が上限です。

小テストなどのオプションあり

ZOOM医進館は、単なる自習室ではありません。オプション・サービスも魅力的です。英語・数学など各種の小テストを完全無料で実施し語彙力増強などのサポートをしています。

また、オンラインの勉強合宿とも言える有志が集まる「耐久レース」にも無料で参加できます。

チューターは常駐しない

ZOOM医進館に相談相手となるチューターは常駐していません。宅浪生の管理人が無料で運営しているので、やむをえないところでしょう。

ただ自習室の秩序やプライバシーの保持などの面が必ずしも確実ではありませんので注意が必要です。

G-room(無料)

G-room

画像出典:G-room公式サイト

G-roomも無料で使用できるオンライン自習室です。

小学生から大学生まで利用可能な自習室

G-roomは、小学生から大学生まで利用可能なオンライン自習室です。家庭教師事業を展開している家庭教師GIPSが運営しています。

G-roomの開放時間は、毎日18:00~22:00です。無料で年中無休なのもうれしいポイントです。しかも、所定の開放時間以外でも相談に応じて開放してもらえることもあります。

自習室を利用したいときは、PCやスマホにZOOMをインストールして公式LINEから利用希望日時など必要事項を入力して送信します。あとは案内に従って入室するだけです。

質問回答サービスもあり

自習室にはプロの講師が常駐しています。オンライン家庭教師の入会者限定ですが、無料で質問サポートを受けることができます。

質問回答サービスの担当講師は、普段はオンライン家庭教師として中学生をメインに指導に当たっている先生ですので、手慣れており安心して利用できます。

入退室の時間が指定される

G-roomを利用する際は、次の3つのルールを厳守する必要があります。

  1. 利用する前に事前予約する
  2. 自習中は必ず手元を映す
  3. 入退室は時間割の休み時間に行う

1つ目の事前予約の際は、ユーザー名・入室時間・勉強内容・終了目標時間を送信します。2つ目のルールは5分以上手元が映っていない場合、退出させられることもあります。

3つ目の入退室のルールは特に大事です。つまり、以下の1時間目と2時間目の間などの5分間の休み時間に入退出しなければなりません。勝手に出入りできないので注意が必要です。

項目 時間帯
1時間目 18:00~18:55
2時間目 19:00~19:55
3時間目 20:00~20:55
4時間目 21:00~22:00

勉強動画毎日24時間(無料)

勉強動画毎日24時間(無料)

勉強動画毎日24時間も自習室として利用可能です。

YouTubeで24時間動画を配信

Manten -勉強ライブ配信し続ける男-」というチャンネル名で、次の2つのサービスを運営しています。

  • 勉強動画を24時間毎日放送
  • YouTubeLiveを活用したオンライン自習室

勉強動画は2018年8月14日から開始されており、勉強している姿の生放送と再放送を交互に24時間365日放送し続けているものです。2028年まで10年間放送を続ける予定とされています。

オンライン自習室は、参加者が一緒に勉強する形式です。日本で初めてYouTubeLiveを活用したオンライン自習室とされています。

どちらのサービスもYouTubeさえあれば自由にみることができます。参加したい人は、幼稚園児でも、学生でも、社会人でも、誰でも参加することができるのが特徴です。

他人の勉強動画がモチベに

他人の勉強動画がモチベーションになります。ライブ配信の動画は視聴するだけでなく、チャットに書き込むこともできるので、視聴者どうしが勉強に関する話題で切磋琢磨できます。

また、チャンネル内に別にある「黄チャート100時間耐久」動画は、100時間で数3の問題を何問解けるかなどに挑戦するものです。この耐久レースに参加してみるのも良いですが、動画を視聴することで、自身のモチベーションを高めることができます。実際にそのような使い方をしている人も多いです。

ライブ配信は毎朝5時からです。25分毎に5分休憩を繰り返しており、4回目の休憩は20分と長めになっています。1コマの勉強時間は比較的短時間ですので、集中力が長く続かない方でも気軽に取り組むことができるでしょう。

参加のための方法が複雑

YouTubeLiveを活用したオンライン自習室は、参加のルールが厳格です。以下に注意事項の例を記載しておきますが、特に顔が映ってしまうとアーカイブに残ってしまうので、顔が映らないように設定を細かく変える必要があります。

小学生や中学生などの場合、自分だけではうまく設定できないこともあるので、大人の方に手伝ってもらった方がよいでしょう。

注意事項の例

  • GooroomeeBizというサービスを利用します。無料です。
  • ブラウザはGoogle Chromeを使います。
  • iPhoneは専用アプリをダウンロードして使います。
  • 入室用URLをクリックし、最初のページで名前を入力して入室します。
  • スマホの場合、内カメラが起動するので注意が必要です。入室後歯車マークの設定画面で背面カメラに変えられます。
  • 入室時の名前はYouTubeアカウントと同名にします。
  • 入室したらすぐにマイクをオフにします。
  • アーカイブ・録画が残り、再放送にも映ります。顔が映らないようにマスク着用が推奨されています。

マスクをすれば首から上を映しても良いということではありません。顔が映っている・マイクがオンになっているなどの問題がある場合は、強制退出させられます。

オンライン自習室MyroomNeo(有料)

MyroomNeo

画像出典:Myroom Neo公式サイト

オンライン自習室MyroomNeoは有料のオンライン自習室です。

大人と子供が一緒になって使う自習室

オンライン自習室MyroomNeoは、24時間365日開放されている有料のオンライン自習室です。大人と子供が一緒になって使えることが特徴です。子供が勉強をするために使うこともできれば、大人がデスクワークなどのために利用することもできます。

基本コースと監督コースの2つのコースがあります。

コース 料金/月(税込)
基本コース 学生 900円
一般 1,900円
監督コース 学生 2,900円
一般 3,900円

基本コースはWebカメラによる相互監視だけですが、監督コースは監督によるチェックなどがあります。

宣言チェックや合宿イベントも

監督コースでは、チャットで課題の「宣言と報告」をするとその達成状況をチェックされます。また、「オンライン勉強合宿」「各種ランキングや表彰」「プレゼント・罰ゲーム」などのイベントもあり、緊張感を持ちつつ楽しく勉強できます。

監督自体は画面のイラストに隠れており見えませんが、実際に存在し、利用者がだらけずにしっかりと集中しているかもチェックしてくれます。

お得なキャンペーンが豊富

オンライン自習室Myroomneoはお得なキャンペーンも豊富です。例えば、次のような特典やギフト券をもらえるサービスがあります。

  • 最初の2週間無料トライアル
  • オンライン勉強合宿で1日最大200円分のギフト券
  • 継続日数ランキング上位達成で年間最大5,700円分のギフト券
  • 週間ランキング上位達成で年間最大5,200円分のギフト券

テラコヤイッキュー(有料)

テラコヤイッキュー

画像出典:テラコヤイッキュー公式HP

テラコヤイッキューは塾が運営するオンライン自習室です。

塾が運営するオンライン自習室

テラコヤイッキューは、千葉県船橋市で塾を経営している会社です。コロナ禍に対応して学校や塾がなくても、自分で勉強できる家庭学習環境を整えるために開催しているのが、「オンラインテラコヤ」自習室です。

自習室は小学生〜浪人生まで幅広く対応しており、次の4つのコースがあります。

  • 「ライトパック(4,800円)」
  • 「レギュラーパック(9,800円)」
  • 「バランスパック(16,800円)」
  • 「バリューパック(21,000円)」

進路指導やレッスンも受講可能

4つのコースを詳しく見ると、利用目的やレベルに合ったプランが用意されています。ライトパックはアプリでの学習管理がメインのシンプルプランですが、バリューパックになるとスタディマップを使った管理・サポートや進路指導もある充実のプランになっています。自分に合ったプランを選べるのが利点です。

さらに、次のようなオフラインの通塾コースと同様のサービスを受けられるコースも用意されています。

  • 週1回のレッスン(曜日・時間指定)
  • 週1回の面談(スタディマップ作成)
  • 自学力養成ゼミ(管理型家庭学習)
  • 質問対応(24時間対応)など

申し込み多数で入会待ち

テラコヤイッキューは申し込みが多く問い合わせが殺到しています。現在も入会待ちとなっています。入会を検討される場合は、公式HPをチェックしてみて下さい。

5Days(無料)

5Days

画像出典:5Days公式HP

5Daysは塾が運営する無料オンライン自習室です。

個別指導塾が開講する自習室

「5Daysオンライン自習室」は、東京以西の長崎まで西日本を中心とした個別指導塾「5Days」が開講した自習室です。5Daysの講師の方々が、自宅で学習せざるをえない生徒のために家にいても勉強できる環境作りを目指して作りました。料金は無料になっています。

利用できるのは、小学生・中学生・高校生で、塾生でなくても利用可能で、開講時間は平日の13:30~21:00です。

社員が常駐して勉強を評価

5Daysオンライン自習室の開講時間内は5-Days社員が常駐しており、常に緊張感ある環境の中で勉強ができます。

入室者は最初に自分の勉強目標を宣言します。5-Days社員がその目標を達成できたかを確認してくれるので、モチベーションの維持・向上が可能です。

無料質問回答サービスもリリース

さらに最近では双方向の「5-Daysオンライン個別指導」サービスや、「LINEしつもんチャット(無料)」による質問回答サービスも始められています。これらもぜひ併用してみるとよいです。

特にLINEを使った質問回答サービスは、わからない問題を写真に撮って送ると5-Daysの先生が個別に無料で回答してくれます。オンライン自習室を使う時間外でも活用できるとのことですので、おすすめです。

まなぶてらす(無料)

まなぶてらす

画像出典:まなぶてらす公式HP

まなぶてらすはオンライン家庭教師の会社が運営する無料オンライン自習室です。

オンライン家庭教師による自習室

「保護者が選ぶオンライン家庭教師No1」を受賞したことのある「まなぶてらす」が開室している「ネットで自習室」です。「まなぶてらす」は、小・中・高校生のためのマンツーマンのオンライン家庭教師がメインの会社です。

開室時間は、次のとおりです。

  • 月曜日から金曜日の16時~21時(夕食休憩あり)
  • 土曜日は朝9時~21時(昼食・夕食休憩あり)

夏休みや冬休みは、平日の午前中もオープンしています。新型コロナウイルスによる休校期間中は、平日の朝9時から夜9時まで特別開室していました。

小学3年から高校3年生までが対象、無料で参加できます。

質問回答はなし

まなぶてらすの自習室では、質問回答サービスは行われていません。

ただし、自習室には勉強相談のできる先生がいます。

また、保護者が自分のこどもが勉強している様子を確認することのできる「リアルタイム見学」という制度が存在します。

子供の様子を親が確認できるので、その日の振り返りなどを家庭で行うことで勉強習慣をしっかりと身につけさせることができるでしょう。

参加には会員登録が必須

「ネットで自習室」に参加するためにはまなぶてらすへHPから会員登録が必須です。氏名・学年などの個人情報も送信するので、保護者とともに入力すべき内容を確認しながら登録するようにしましょう。

まなぶてらすは、自習室のみならず、オンライン家庭教師サービスも行っています。

興味のある方は、以下の記事で詳しく解説していますので、参考にしてみてください。

オンライン自習室に向いている人・向いていない人

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オンライン自習室にはメリットとデメリットがあり、向いている人と向いていない人がいます。それぞれのタイプの特徴を見ておきましょう。

オンライン自習室に向いている人

まずオンライン自習室に向いている人は、次の5つにあてはまる人です。

  • 自宅では集中して勉強できない人
  • 誰かに見られている方が勉強が捗る人
  • 知らない人と一緒に勉強することに抵抗がない人
  • ZOOMの扱いに習熟している人
  • 家にWi-Fi環境が整っている人

というのも、オンライン自習室はZOOMなどを使って見ず知らずの人と勉強するので、絶えず一人ではなく、むしろ人から見られている感じがするからです。

顔などは映しませんが、知らない人と一緒に勉強することに抵抗感がない人であれば、いい意味で自宅とは違う緊張感を持つことができ、勉強が捗るのです。

また、ZOOMなどをフル活用しますので、常時接続のためのWi-Fi環境が整っていること、そしてZOOMの扱いなどに慣れることが必要です。

オンライン自習室に向いていない人

一方、オンライン自習室に向いていない人は、次の5つにあてはまる人です。

  • 自分だけの方が集中して勉強できる人
  • 知らない人が画面内にいると緊張する人
  • 部屋の中を映すのが嫌だという人
  • ZOOMの使い方がわからない人
  • 自分で使えるデータ量が限られている人

つまり、オンライン自習室に向いている人の逆のタイプの人です。知らない人が近くや画面にいるよりも自分一人の方がしっかり勉強できるという人は、そもそもオンライン自習室は必要ないでしょう。ましてプライバシーに敏感で自分の部屋を他の人に見られるのが嫌であれば、オンライン自習室には向いていません。

また、ZOOMを常時使えない場合もオンライン自習室の利用は困難です。そもそもZOOMの扱い方がよくわからなければ、技術的に利用は難しいです。技術の自信があっても、物理的・費用的に使用可能なデータ量に制約があれば常時接続できないため、やはりオンライン自習室の利用は困難です。

オンライン家庭教師もおすすめ

家庭教師

これまで見てきたように、オンライン自習室の利用は使う人にマッチすれば有効な学習方法です。オンライン自習室でもわからない箇所や解けない問題を質問できるサービスや、個人面談できる有料のサービスもあります。

しかし、説明してきたように、オンライン自習室にはデメリットもあり、オンライン自習室の利用が向いていない人もいます。基本はあくまでも独力の自習ですので、どうしても限界を感じるという人もいるでしょう。

そのような場合に、オンラインの自宅学習の問題点をカバーする方法があります。それはオンラインの個別指導やオンライン家庭教師の利用です。

オンライン家庭教師などの個別指導であれば、オンライン自習室では対応が困難な自分の躓きの原因や苦手な分野の根本的な対策をきちんと指摘してもらえます。迅速に適切に対応できる可能性が高まりますので、おすすめです。

おすすめのオンライン家庭教師サービスについては、以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

中学生向けオンライン自習室についてまとめ

中学生向けオンライン自習室についてまとめ

  • オンライン自習室はリアル自習室の雰囲気を自宅で再現
  • 有料と無料では大きな違い
  • 自宅を緊張感ある空間にでき・スマホを使わずにすむ・交通費がかからないのがメリット
  • 自宅では集中できない・人と一緒でも抵抗感がない・見られる方が勉強が捗る・ZOOMに習熟・Wi-Fiが整っている人が向いている

中学生向けオンライン自習室について、メリット・デメリット、使用料、中学生向けおすすめの自習室7選などを紹介しました。

オンライン自習室にはそれぞれ特徴があり、向いている人・向いていない人もいます。

この記事も参考にして自分にあったオンライン自習室の上手な使い方を見つけて有効に活用してください。