高校受験がやばい人の勉強法とは?落ちる学生の特徴から逆転合格の方法まで解説!

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「高校受験でやばい人の勉強法に自分は当てはまってる?」

「志望校に逆転合格する勉強法を知りたい!」

このような悩みをお持ちの方はいらっしゃいませんか?

こちらの記事では高校受験で志望校に受かる確率を少しでも上げたい方のために、高校受験でやばい人の特徴時間がなくても志望校に逆転合格するために必要なことなどを丁寧に徹底解説していきます。

この記事を読めば高校受験の勉強でやってはいけないことがわかり、効率よく勉強を進められるようになるはずです。

高校受験でやばい人の特徴についてざっくり説明すると

  • そもそも勉強してない人
  • 反復して勉強してない人
  • 逆転合格を目指すならまずは勉強する覚悟を決める
  • 時間がない受験生はすきま時間を有効活用する

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高校受験でやばい人の特徴

悲しみに暮れる女性

以下では、高校受験でやばい人(落ちる可能性の高い人)の特徴を詳細に解説していきます。

勉強してない場合は当然落ちる

当たり前のことですが、勉強してない人は落ちる可能性が高くなります。高校受験の際には毎日勉強する内容を決めて、コツコツと勉強を継続する習慣をつけましょう。

また、よくある例として模試などで点数が良かった場合に安心してしまって勉強することをさぼってしまう人がいます。

今現在の成績が良くても勉強しなければ学力は当然下がってしまうため、学力を維持するためにも、勉強する習慣はしっかりと身につけるようにしましょう。

塾の言いなりになる

塾の先生に言われたことなどを何も考えずにそのまま勉強する人は、意外と落ちる人が多いです。

先生にもよりますが、全体の大まかな傾向にあった勉強方法を指導している人が多く、個々にあった勉強法までは配慮できていない場合があります。

先生の言うことは参考にしつつも、自分の苦手な分野などに多く時間を割くなど臨機応変に対応して、より効率よく自分の学力をあげられるようにしていきましょう。

自分に合った勉強法をしていない

高校受験当日までに自分が何の勉強をすればいいのかを主体的に決められない人は落ちる可能性が高く危険です。

受験に合格するまでの実力の身に着け方は、個々の長所・短所を踏まえたうえで自分でしっかりとプランニングする必要があるのです。

適当に与えられた課題をこなすのではなく、模試や今までの定期テストなどで間違った部分や理解が足りていないと感じる部分を中心に学習内容を策定していくとよいでしょう。

テキストをやりこまない

初めに購入したテキストをやりこまないまま、次のテキストに安易に手を出すのはやめましょう。

テキスト毎に書いてある内容が大きく異なるわけではないため、1冊のテキストの内容を何度も繰り返して理解を深める手法が実力アップには効果的です。

テキストを繰り返し解かない人は、それに比例して模試の成績などが伸びづらい傾向にあるため、1冊のテキストの内容をマスターすることにまずは注力するのがおすすめになります。

反復練習をしない

高校受験で落ちる人のパターンとして、反復練習をしないために知識が頭から抜けてしまうことが散見されるため、注意が必要です。

人間の脳の特性として、一度覚えたことでも繰り返し練習しないと内容は頭に定着しません

よくあるパターンとして一度できてしまったら安心してしまって、復習をせず、放置してしまう人がいます。

一度できたからといってそのままにせず、復習する日を決めて定期的に反復して練習するようにしましょう。

やばい人の特徴に当てはまった人に向けて

上記の特徴に当てはまってしまったからと言って落ち込む必要はありません。

当てはまってしまった項目を直していくのは勿論ですが、ほかにも有効な手段として、「小さな目標を立てる」ということがあります。

初めから高校受験に向けて勉強しようと考えても現実味を感じられない人が多いのではないでしょうか。なので次の模試でいい点をとるなど、近いうちにくるテストで目標を立てて、それに向けて努力しましょう。

小さな目標をコツコツと達成することで、高校合格という大きなゴールが見えてきます

逆転合格を目指すための勉強法

空に向けた手 志望校の偏差値よりも自分の偏差値が低く落ちるのではないか不安という人もいるのではないでしょうか?

ここでは、現在の志望校のレベルよりも実力が劣っている人が逆転合格するためにはどうすればよいかについて解説していきます。

勉強する決心をする

まずは勉強するという決心を固めていきましょう。部活を引退した後で、自由な時間が増えたことに浮かれて遊び惚けてしまっている人も多いのでしょう。

今は遊んでいて楽しいかもしれませんが、現実逃避し続けると、しわ寄せが後になってきます。

いつまでも遊んでばかりはいられないため、きちんと現実を受け止めて受験勉強を始める決心をしましょう。

ただいざ現実を直視すると自分はどうなるのだろう、落ちるのではないか、本当に受かるのだろうかと不安や焦燥感にかられると思います。しかし、「やばい」という気持ちは勉強のモチベーションにつながります

高校受験は人生の重要なターニングポイントのひとつです。悔いのないようにしましょう。

高校受験で失敗するとどうなるかを常時意識

中学生の段階では、将来のことはあまり実感がないかもしれませんが、高校受験は人生を左右する大きなイベントです。

例えば高校受験であまり勉強せず、あまり偏差値の高くない学校に入学したとします。その場合、周りのモチベーションの低さや授業の進行の遅さによって自分の実力があまり伸びず、大学受験でも失敗してしまう可能性が高くなってしまいます。

しかし第一志望の高校に入ることで、良い大学にいける可能性が高くなります。将来したいことがない人も、良い大学に入ることで将来できることの幅が広がり、後悔することが少なくなると思います。

まずは得意科目で結果を残す

苦手科目を勉強して点数を伸ばすことももちろん重要ですが、苦手科目ばかりを勉強しているとモチベーションが下がりやすく、勉強を継続する気がなくなってしまうこともあります。

なので勉強に対するモチベーションがまだない頃は無理して苦手科目の勉強をするのではなく、点数が伸びやすい得意科目を勉強し、テストで結果を残しましょう。

得意科目でいい点や偏差値を出すことで今後のモチベーションにつながり、また点数の上げ方がなんとなくつかめてくると思います。

また得意科目で高得点をだすことは自信にもつながります。自分に自信をもつことは、勉強したりテストを受けたりするうえで大切なポイントです。

苦手科目を伸ばす

モチベーションを高めたら苦手科目の勉強を始めましょう。基本的な点数の上げ方は、全教科共通であるため、一度得意科目を作り結果を残したら、そのノウハウを他の教科にも生かせるでしょう。

参考書を読んでインプットしてから、問題集に取り組みアウトプットしましょう。そしてわからなかった問題や間違えた問題は問題集の解説を読んで理解してから自力で解けるようになるまで繰り返しましょう。

それでもわからなければ都度質問をして、疑問をため込まないのが大切です。

また苦手科目は毎日継続して勉強することが重要です。毎日長時間勉強する必要はないですが、英語が苦手だった場合は毎日1題は長文読解に取り組むなど具体的に取り組む内容を決めていきましょう。

苦手科目の場合はどうしても後回しにしてしまいがちなので、具体的にやることを決めることで毎日継続して勉強していくようにしましょう。また毎日取り組むことで、問題に慣れることができ苦手意識が薄れると思います。

モチベーションが下がったときは

学力の上昇の兆候が見られない場合は特に学習に対するモチベーションが下がってしまう人も多いのではないでしょうか?

そんなときは、気分転換として学校説明会などに行ってみるのがおすすめです。

志望している高校に行ってみることで実際にその高校の生徒になった自分の姿が具体的に思い浮かべられることで、より高校受験をリアリティあるものとしてみることができ、モチベーションを引き上げることができるでしょう。

10月から始める高校受験の勉強法

積み重なった本 夏休みに部活を引退し、10月から高校受験の勉強を始める人に向けた勉強方法について解説していきます。

夏休み明けは志望校と自分の偏差値を確認

まず、志望校の偏差値と自分の偏差値の差を確認することが重要です。その差をどうやって埋めていくかを考えながら、勉強計画表を作成していきましょう。

作成に当たっては、ライバルとなる中学生が多数受けている統一模試などで自分の偏差値を測り、立ち位置を確認していくことが大切です。

自分の理想と現在地の距離をしっかり測定したうえで計画を立てていくことで、より正確な学習スケジュールを作成できるでしょう。

効率的に学力アップを狙う

統一テストの結果が返ってきたら、どの教科や分野ができなかったのかしっかり確認するようにしましょう

80点のものを100点にするよりも、40点のものを60点にするほうが簡単なため、効率よく点数アップを狙うためには苦手科目や苦手分野の克服をするのが一番です。

得意科目では大幅な得点が期待できないため、まずは苦手科目を一定程度伸ばすことに注力することがおすすめになります。

暗記科目は流れとイメージで覚える

暗記科目、特に歴史は人物や出来事を流れで覚えましょう。暗記科目といえどただ単に暗記しているだけでは覚えにくいですし、定着しづらいです。

例えば織田信長は明智光秀に殺され、それと戦ったのは豊臣秀吉で、最終的に実権を握ったのは徳川家康という流れで暗記します。

また人物の顔をイメージするのも有効です。有名な肖像画やイラストなどを見てイメージとセットで人名を覚えていくといいでしょう。

覚えるときは紙に書きながら音読をするなど自分なりの方法を見つけて工夫しながら勉強していきましょう。

要点を録音して勉強

効率的な暗記のためのおすすめ方法として、覚えたい単語や年号などを文章化して、それを読み上げて自分の声を録音してみるというやり方があります。

この勉強法の大切なポイントとして、録音音声をスキマ時間を活用して毎日繰り返し聞き続けるという点があります。

これにより、繰り返し内容を頭に刷り込むことができるため、記憶定着率が大きくアップするでしょう。

得意科目は見直す程度で

科目の偏差値が、志望校の偏差値を上回ったらその科目は得意であると言えます。高校受験当日まであまり時間がないと思うので、得意科目にはあまり時間をかけず、偏差値の足りていない科目を重点的にやるようにしましょう。

とはいっても勉強しなければいくら得意科目といえど点数が落ちてしまうので、配分としては苦手科目をやる合間に息抜きのような感覚で問題集に取り組むのがおすすめです。

ただし、あくまで息抜きとして取り組むようにしてください。得意科目をやるのが楽しくて苦手科目よりも多くの時間をかけてしまっては本末転倒です。

2ヶ月を切った受験生へ

カレンダー ここでは、高校受験までのこり2ヶ月を切ってしまった受験生がやるべきことを解説していきます。

薄目の問題集を使う

自分の実力を確かめる際に薄目の問題集がお勧めです。薄目のものだと厚い問題集に比べてかかる時間が少ないため、自分の学力をすばやく確認できます。

また残りの期間が少ないからといって、焦って多くの問題を解こうとしなくても大丈夫です。薄目の問題集で反復して勉強することが最も点数アップにつながります

さらに分からない問題が理解しやすいように、解答解説ページが豊富なものを購入するようにしましょう。

すき間時間で苦手の克服

とにかく時間がないのですき間時間も有効活用するようにしましょう。すき間時間は探してみると案外沢山あることに気付きます。一度一日の行動を見直してみて、すき間時間がないか探してみましょう。

日常生活で必要な行為と不必要な行為に分け、いらない時間は勉強にすべて充てるということが必要になってきます。普段から教材を持ち歩き、通学時間などのすきま時間に苦手科目を勉強し、克服していきましょう

勉強場所を工夫する

家での勉強が集中できない人は、外に出て場所を変えて勉強してみるのも有効でしょう。図書館などでは他の受験生もいるためモチベーションアップにもつながります。

他にも公園やカフェなど家ではない場所で勉強することで、気分をリフレッシュしてより効率がいい学習ができるでしょう。

なお、その際にはWi-Fi環境が整っているか・長時間滞在が可能な場所なのかなど事前に確認しておくべき事がある場合もありますので、注意しましょう。

カフェでの勉強を検討している方は、以下の記事も参考にしてみてください。

塾に通うメリット・デメリット

今まで塾に通わなかった方は塾に通うのも一つの手です。塾に通うメリットとして先生に自力では解決できなかった問題を聞きに行けることや、自習室で他の受験生が頑張っている姿を見て刺激をもらえることなどがあります。

デメリットとしては塾では宿題が課されるため自分で勉強を進めたいというひとには不向きでしょう。

ですがその分、その宿題は効率よく合格するために組まれたものになっているので、結果的に高校合格に役立ちます。

ある程度勉強してきた学生に向けて

今まできちんと勉強してきた学生は、新しいことの習得に時間を使うのではなく今まで勉強してきたことを完璧に習得することに時間を使うようにしましょう

新しい問題に触れるのも大事ではありますが、いままでやってきた問題集をやり直すことで、入試の基盤となる実力を確固たるものにできるのです。

また暗記も新しいものではなく、今まで覚えたことを完璧にすることに時間を使いましょう。

残り5日で受かる確率を上げるためには

カレンダー 受験まで残り5日を迎えた受験生が直前に受かる確率を少しでも上げるためにはどうすればいいのでしょうか。

間違えた問題は一部を復習する

過去問や問題集を解いた際は間違えた問題を自力で解けるようになるまでやり直しましょう。

また残り5日ですべてを完璧にしようとするのではなく、限られた時間で最大限点数を上げられるように努めてください。そのため間違えた問題を全てできるようにするのではなく、問題を取捨選択して復習するようにしましょう。

復習といっても解説を読むだけではなく、もう一度自分で解けるか確かめるようにすると安心です。

早寝早起きで勉強する

時間がないからといって睡眠時間を削ってまで勉強するのは逆効果です。

寝不足状態では集中力が落ちてしまいます。集中力が低下すると自分の実力が最大限発揮できなくなってしまいます。また試験は早い時間に始まることが多いので早朝から頭の回転を速められなくなります。

なので夜は早めに寝て、その分朝早くに勉強を始めるようにしましょう。

高校受験でやばい人の特徴についてまとめ

高校受験でやばい人の特徴についてまとめ

  • 先生の言いなりのまま勉強しているひとは危ない
  • テキストをやりこまない
  • 苦手科目に時間を割くべき
  • 直前期は早寝早起きを心掛ける

高校受験が間近に迫り、どうなるだろうと不安を感じていた人も少しはやるべきことが分かったのではないでしょうか。

またまだ受験まで時間がある人もやってはいけないことなどがわかり、より効率的に勉強を進められるようになると思います。

ポイントを押さえてしっかりと勉強すれば、志望校合格が必ず見えてきます。