中高一貫校の私立中学生に塾は必要?通う際の注意点やおすすめの塾など解説!

更新日時 2020/08/19

「中高一貫校の私立中学生は塾に通う必要がある?」

「通う際の注意点は?おすすめの塾はどこ?」

などと疑問をお持ちの方もいるでしょう。

私立中学校の学習環境は非常に充実しているため、基本的は学校の勉強さえきちんとしていれば、無理して塾に通う必要はないでしょう。

しかし、一部の生徒に関しては塾に通った方が良い場合もあります

今回は中高一貫校の私立中学生の通塾について、通う際の注意点やおすすめの塾などを解説します。

これを読んで、私立中学生のお子さんにぴったりの学習スタイルを見つけてください。

中高一貫校の私立中学生の通塾についてざっくり説明すると

  • 高校受験をする場合や授業についていけなくなった場合に通塾する
  • 金銭的な負担が大きいことに注意
  • 東京個別指導学院や河合塾などがおすすめ

私立の中学生に塾は必要?

リポートする男性

はたして私立の中学生は塾に通う必要があるのでしょうか。以下では私立中学生の通塾率から塾の必要性について検討していきます。

塾に通う私立中学生の割合

文部科学省の「子供の学習費調査(平成30年)」によると、1年間で塾に費用を支払った私立中学生の割合は以下の通りです。

学年 割合
1年生 55.6%(公立より3ポイント少ない)
2年生 62.8%(公立より6ポイント少ない)
3年生 62.6%(公立より17ポイント少ない)

上記を見ると、私立中学生の通塾率はどの学年においても公立中学生より低いことが分かります。

特に中学3年生時の通塾率は私立と公立で大きく異なります。これには高校受験の有無が深く関係していると言えるでしょう。

公立中学の場合はほとんどの生徒が高校受験をしますが、私立中学では高校受験をせずにスライドで進学する生徒が多いです。

私立中学生の通塾率が低い理由

以下では私立中学生の通塾率が低い要因を検証してみましょう。

充実した教育環境

私立中学では、公立に比べて教育方針がしっかりしており、学習のサポートも手厚いことが多いです。

また中学受験を突破したハイレベルな集団の中で学ぶため、競争意識が生まれたり、優秀な生徒から刺激を受けることもあるでしょう。

学習環境はかなり充実していると言えるため、わざわざ学習塾に通わせる必要がないと判断する家庭が多いのです。

授業スピードが非常に速い

私立中学では各校独自のカリキュラムで学びますが、総じて授業の進度が速いという特徴があります。そのため、先取り学習を求めて塾に通う必要はないのです。

また課題の量も多いため、そもそも学校と塾の両立が難しいということも言えます。

中高一貫校で高校受験が必要ない

多くの中学生は高校受験対策をするために塾に通っています。しかし、私立は中高一貫の学校も多いため、高校受験をしないことが一般的です。

そのため、塾に通って高校受験対策を行う必要はありません。大学受験の対策は必要ですが、中学生の間は特に対策をしなくても良いでしょう。

私立中学生で塾に通うのがおすすめなケース

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私立中学生でも塾に通った方が良いケースはいくつか存在します。以下のいずれかに当てはまる場合は、塾に通うのがおすすめです。

高校受験をする場合

実質的な中高一貫校でも、高校の部に進学する際に試験がある学校もあります。また別の高校への進学を希望する場合は、志望校の入試に合格しなければなりません。

そのため、私立中学生の中にも高校受験対策をしなければならない生徒は一定数存在します。そのような生徒は志望校の情報や受験対策のノウハウを持った学習塾に通うのが良いでしょう。

授業についていけなくなった場合

私立中学の学習スピードは非常に速いので、一度授業のペースについていけなくなると、自力で追いつくのは困難です。

そのため、授業についていけなくなった場合は塾に通って補習を行うのもおすすめです。ただし、学校と塾の勉強を両立させるのは困難なので、予め学校の授業に遅れないような対策を取っておく方が良いでしょう。

例えば、通信教育を利用してスキマ時間にコツコツ勉強させておくと、学校の勉強についていけなくなる可能性を低減できます。

大学受験を見据えている場合

中高一貫校では高校受験の必要がないため、中学生の段階から大学受験を意識した学習カリキュラムが組まれています。

そのため、中学生のうちから塾で大学受験対策を行う生徒も一定数存在します。基本的に大学受験対策は高校に入ってからで十分ですが、余裕があるなら早めから準備を始めるのも良いでしょう。

ただし、あまりにも忙し過ぎると挫折してしまう可能性もあるので、学校外の学習に関しては子供と相談しながらペースを決めるのがおすすめです。

私立中学生が塾に通う際の注意点

人差し指を立てる女性

私立中学生を塾に通わせる際は、以下のようなことに注意するべきです。

金銭的な負担が大きい

子供を塾に通わせるにはそれなりの必要が必要です。そもそも私立の中学は学費が高額なので、さらに学習塾費も追加で支払うとなると家計にとっては相当な負担になるでしょう。

また部活や習い事をするなら、それらにもお金がかかるので、優先順位を考えなければいけません。

私立の場合は学校だけでも十分な学習が可能なので、中学生のうちは部活や習い事を思う存分やらせるというのも良いでしょう。

私立中学の学校教育費は年間100万円以上

文部科学省の「子供の学習費調査(平成30年)」では、私立中学の学校教育費は年間で約107万円1千円という結果が出ています。ちなみにその内訳は以下の通りです。

区分 金額 構成比
授業料 428,574円 40.0%
修学旅行・遠足・見学費 82,578円 7.7%
学校納付金等 305,130円 28.5%
図書・学用品・実習材料費等 50,198円 4.7%
教科外活動費 55,796円 5.2%
通学関係費 140,765円 13.1%
その他 8,397円 0.8%
合計 1,071,438円 -

上記を見ると、私立中学は学校に通うだけでもかなりのお金がかかることが分かります。公立中学の学校教育費は約13万9千円なので、その差は歴然です。

公立中学では無料の授業料だけでも40万円以上の出費になります。しかし、裏を返せばそれだけ質の高い授業が行われるということでもあります。

学習塾費は年間で約25万4千円

同調査によると、私立中学に通う生徒の学習塾費は年間で約25万4千円だそうです。

つまり中学3年間塾に通わせるとすると、80万円近く必要になります。塾に通うと交通費や食事代、模試の受験料などがかかることもあるので、相当の出費は覚悟しなければいけません。

塾に通うだけの時間を確保できるか

先述した通り、私立中学の授業ペースは速いので、学校の勉強についていくだけでも一苦労です。課題も多いため、帰宅後は学校の予習・復習や宿題に追われることになるでしょう。

また多くの中学生は部活に入るので、放課後や休日のほとんどが練習や試合の予定で埋まってしまうこともあります。そのため、そもそも塾に通うだけの時間を確保するのが困難です。

塾に通えばその分体力も消耗するため、子供の負担をよく考えて通塾するかどうかを検討するのが良いでしょう。

私立中学生の1日のスケジュール

以下ではとある私立中学生の1日を紹介します。

時間 内容
6:00 起床
朝食・出発準備
6:50 出発
満員電車に乗って通学
8:00 学校到着
8:20 SHR・10分間テスト
8:40 1時間目開始
3:10 授業終了
3:20 SHR・清掃
4:00 部活動(週に4日程度)
6:00 部活終了
7:10 帰宅
夕食
8:00 宿題(毎日かなりの量が出される)・授業の復習
9:30 入浴
自由時間
10:30 就寝

上記を見ると、私立中学生はかなり忙しいということが分かるでしょう。この生徒の場合は、帰宅後の時間の多くが宿題や授業の復習に費やされています。

また私立中学は公立中学のように自宅の近くにあるわけではないので、満員電車の中を通学しなければならないことも多いです。そのため、学校に通うだけでもかなり体力を消耗します。

私立中学生におすすめの塾

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私立中学生には以下のような塾がおすすめです。

東京個別指導学院

東京個別指導学院は30年の指導実績を持つ個別指導の大手です。以下のような点でおすすめできます。

  • 私立中学の授業進度に合わせて学習できる
  • 内部進学もサポートしてくれる
  • ベネッセグループが保有する最新情報やノウハウを得ることができる

東京個別指導学院では、それぞれの生徒が通う中学の授業進度に合わせた学習が可能です。50種類以上のテキストを取り扱っているため、それぞれにぴったりのものが見つかるでしょう。

また授業対策に加え、進学関連試験対策も行われるので、内部進学も安心です。

さらにベネッセグループに属する大手塾のため、最新の教育情報やノウハウが豊富であることも魅力的です。

河合塾

河合塾も業界トップクラスの学習塾の一つです。河合塾には以下のようなおすすめポイントがあります。

  • プロの講師による質の高い指導
  • 中高一貫校生のために大学受験対策カリキュラムを用意
  • 大学受験に関する知識やノウハウは圧倒的

河合塾ではプロの講師による良質な授業が受けられます。学校の授業とは違った角度から学習ができるため、より理解が深まるでしょう。

また河合塾では中高一貫校生を対象にした大学受験対策のコースがあるため、中学のうちから大学受験の準備に取り組みたいという場合におすすめです。

河合塾と言えば多くの大学受験生から選ばれる大手なので、大学受験に関する知識やノウハウでは他の学習塾や予備校を圧倒しています。

個太郎塾

個太郎塾は市場教育グループが運営する個別指導塾になります。この塾は以下のような点でおすすめできます。

  • 中高一貫校生に向けた細やかな指導
  • 通う学校ごとにカリキュラムが用意される
  • 予習中心や復習中心など、目的に応じて学習スタイルが選べる

個太郎塾は教材が難しく、授業の進度が速い中高一貫校の生徒に対する指導に強みを持つ個別指導塾です。学校ごとにカリキュラムが用意されているので、それぞれに最適な学習が行えます。

また予習中心や復習中心など、目的や学力によって学習スタイルが選べるため、自分のペースで勉強させたいという場合におすすめです。

時間を取れない生徒はオンライン教育がおすすめ

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塾に通う代わりに、オンライン教育で学ぶという選択肢もあります。

オンライン教育のメリット

オンライン教育には以下のようなメリットがあります。

  • 好きな時間に講義を受けることができる
  • 自宅学習なので移動の手間がかからない
  • 学習塾よりも費用が安い
  • 全国どこに住んでいても質の高い学習が行える

オンライン教育なら好きな時間に講義を視聴できるので、学校の授業や部活が忙しい中でも、スキマ時間で学習を継続することが可能です。また移動の手間もかからないので、時間的にも体力的にも負担が軽減されます。

さらにオンライン教育なら学習塾に比べてかなりリーズナブルな価格で利用できるため、出費を極力抑えたいという場合にもおすすめです。

なお、居住地域によっては近くに良い学習塾がないという場合もあるでしょうが、オンライン教育なら全国どこでもプロの講師による講義が受けられます。

進研ゼミなら専用タブレットで学べる

オンライン教育を検討する際に必ずチェックしておきたいのが、進研ゼミの通信教育です。

進研ゼミなら専用タブレットを使って家にいながらオンライン授業を受けることができますし、赤ペン先生による添削指導も充実しているので記述力の強化も可能です。

さらに進研ゼミは塾・予備校・通信教育の学習法において中学生利用者数No.1、中高一貫生向けの通信教育で顧客満足度No.1に選ばれるなど、極めて多くの方から支持を集める講座となっています。

東大・京大含む大学合格実績も豊富なので、この機会にぜひ進研ゼミの講座を確認されてみてはいかがでしょうか。

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中高一貫校の私立中学生の通塾まとめ

中高一貫校の私立中学生の通塾まとめ

  • 大学受験を見据えて通塾する生徒もいる
  • 私立中学生はかなり忙しい
  • オンライン教育もおすすめ

中高一貫校の私立中学生の通塾について解説しました。

高校受験をする場合や授業についていけなくなった場合は、私立中学生でも塾に通うことがあります。また中学生のうちから塾で大学受験対策に励む生徒もいるようです。

私立中学生を通わせるなら、東京個別指導学院や河合塾、個太郎塾などが良いでしょう。

ただし、塾に通わせるには相当な費用が必要ですし、そもそも私立中学生はかなり忙しいので時間を確保するのが難しいというのも事実です。

そのため、オンライン教育を活用して効率よく学習させるのも良いでしょう。

以上を参考に、私立中学生のお子さんにぴったりの学習スタイルを見つけてください。