【2021年】高校生向け通信教育おすすめ人気ランキング|主要12社を徹底比較!
「大学受験に向けた対策をしたいけど、どの通信教育を選べば良いのかな…」
このような疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
高校での勉強は、小学校や中学校の時と比較して、勉強量・難しさともに大幅に上がる傾向にあります。また高校での勉強は、大学受験への合格に直結するので、人生において非常に重要です。
しかし高校では、部活に中学校のときよりも本格的に取り組んだり、生徒会活動に参加したりと、なかなか勉強の時間を作ることが難しいのが現状です。
そんな中、近年高校生の間で脚光を浴びているのが通信教育です。通信教育ならスマホを活用しつついつでも好きな場所で勉強ができるので、忙しい高校生の方には特におすすめとなっています。
そこで、今回は学びTimes運営陣があらゆる高校生向け通信教育を徹底比較して
- 教材の質・分かりやすさ
- サポート体制の充実度
- 料金の手ごろさ
- 講師の評判
- 大学の合格実績
の5つの要素を元におすすめ講座をランキング形式で紹介していきます!
高校生におすすめの通信教育12選!
高校生向け通信教育比較表
高校生向け通信教育を選ぶ際のポイント
高校生が勉強する上で注意するべき点
塾・予備校と通信教育のメリット・デメリット
高校生におすすめ通信教育まとめ
高校生におすすめの通信教育12選!
ここではさっそく、高校生におすすめの通信教育をランキング形式で見ていきましょう!
1位:進研ゼミ
項目 | 内容 |
---|---|
対応教科 | 国・数・英・理・社 |
学習スタイル | 紙教材+デジタル教材 |
料金 | 月額7,000円(税別)~ |
無料体験・キャンペーン | 資料請求で無料体験教材 |
運営実績 | 高校生利用者数No.1 |
添削 | あり |
進研ゼミ高校講座は校外学習において高校生利用者数No.1の大人気通信教育です。※
学習スタイルは紙教材とスマホ学習機能を組み合わせた形となり、その場で先生に質問ができるライブ配信授業と、充実したサポート体制が特徴となっています。
進研ゼミ高校講座には、主に日々の学習向けの高1・高2向けコースと、大学受験に向けた高3向けコースの二つにわかれており、それぞれ料金が異なります。
※2018年度 教育産業白書及びH30年度学校基本調査を元に算出
進研ゼミ高校講座の評価項目
進研ゼミの教材は、進研ゼミが長年研究を元に分かりやすく丁寧にまとめられており、だれでも学びやすいように工夫されています。
また、進研ゼミには、生徒の弱点を問題解答を通じて分析し、生徒独自の教材をお届けするサービスがあり、より効率的に勉強を進めることが出来ます。
そのほかにも進研ゼミ高校講座では学年ごとに最適なテキストが配布されるようになっています。
例えば、高校一年生であれば、隙間時間を有効活用できるように授業復習アプリなどを使うことができます。
高校二年生であれば学校の授業の復習もしつつ、新大学入試に合わせた対策用テキストも配布されるようになります。
高校三年生ではもちろん入試対策用の教材が増えるようになります。また、志望大学別にテキストが用意されているので、効率よく自分の行きたい大学の入試対策を行うことができるでしょう。
充実したサポート体制も、進研ゼミの大きな魅力の一つです。
進研ゼミの会員は、進路選択や勉強方法など様々な悩みを相談できる合格戦略アドバイスや、生徒専用のカリキュラム作成サポートなど、ひとりひとりに対応したサポートを受けることができます。
また進研ゼミ高校講座の特徴である個別学習ナビでは、自分の志望する大学や必要な科目に合わせて、適切な学習スケジュールを提案してくれるサービスを使用することができます。
そのため、途中で投げ出すことなく合格まで安心して勉強を続けることができるでしょう。
進研ゼミ高校講座は1科目からの受講が可能になっています。
同様の形式であるZ会と比較すると、料金は進研ゼミ高校講座が1科目毎月7,000円〜、Z会が5,230円〜となっており、進研ゼミ高校講座の方が料金は高いと言えます。
しかし、受講科目数が増加すればするほど進研ゼミの方がお得に受講することが可能です。
以下の表でZ会と進研ゼミ高校講座の月額費用についてわかりやすく表にまとめました。
なお、Z会は高校コース英数国セットテキストスタイルを参考に取り上げています。
学年 | Z会(3教科) | 進研ゼミ(3教科) |
---|---|---|
高校1年 | 12,690円 | 9,180円 |
高校2年 | 12,690円 | 9,380円 |
高校3年 | 志望大学によって異なる | 8,480円 |
従って、Z会高校生コースと進研ゼミ高校講座でのポイントは以下の2点が挙げられます。
- 1科目受講など少数科目での受講を検討している場合はZ会の方がお得である
- 主要3科目での受講など複数科目での受講を検討している場合には進研ゼミの方がお得である
そのため、複数科目の対策をする場合は進研ゼミを使うことでお得に受講することができるでしょう。
進研ゼミの講義は最大手ベネッセによる厳しい選抜によって選ばれたプロ講師が担当します。端的かつ分かりやすい授業で、苦手分野もしっかり対策することができるでしょう。
また、進研ゼミにはプロの受験アドバイザリーも在籍しているので、勉強内容だけでなく日々の勉強の相談もしてもらうことができます。
他にも自分の志望する大学の先輩に相談することのできる「先輩ダイレクト」という機能もあります。
プロによるアドバイスも参考になりますが、やはり現役の大学生の意見や自分と歳の近い人がサポートしてくれるという点で、非常に魅力的な制度であると言えます。
このように進研ゼミ高校講座では講師・アドバイザー共に大変優れているので、効率よく学力を伸ばすことができるでしょう。
進研ゼミは数ある通信教育の中でも特に現役合格実績が優れており、2020年度試験では国公立大に8,322人、私立大に31,039人もの合格者を輩出しています。
また、以下の表に示すように、有名大学への合格者も非常に多いことが分かります。
大学 | 合格者数 |
---|---|
東大・京大 | 163人 |
旧帝大 | 856人 |
早慶上理 | 1,046人 |
GMARCH | 2,407人 |
関関同立 | 2,132人 |
日東駒専 | 2,053人 |
産近甲龍 | 1,521人 |
推薦・AO入試 | 9,540人 |
さらに第一志望大に現役合格をされたゼミ会員のうち、3人に1人は「D・E判定からの逆転合格」を果たしているので、これから一気に学力を伸ばしたい人にはぴったりの講座だと言えるでしょう。
進研ゼミを実際に使った人の口コミ(一部抜粋)
勉強は「ゼミ」だけでしました。受講科目は国語と数学。高1では「チャレンジ」の予習を中心に、高2からは受験を意識してひたすら問題を解くというスタイルに。「ゼミ」の教材は解説が丁寧だったので、回答する際も根拠をもって回答する力がつきました。 進研ゼミ高校講座 体験談
受講科目は国数英・日本史。主に復習に使っていました。「大学受験チャレンジ」は要点がまとまっていて解説がとても充実していたので、わからないところを勉強するのにとても役立ちました。「合格への100題」で志望大に向けての勉強をすることができたのもよかったです。 進研ゼミ高校講座 体験談
進研ゼミの口コミからは、教材のクオリティは申し分のないものであることが伝わってきました。
日々の授業の復習や予習にも最適な教材であるのみならず、受験に向けた教材やサポート体制も準備万端であるなど大変バランスの良い講座であると言えるでしょう。
資料請求をすることで体験教材も貰えるので、講座選びでお迷いの方は是非一度進研ゼミの教材を試してみてはいかがでしょうか。
おすすめ通信教育1位の進研ゼミ高校講座について、もっと知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
2位:Z会
項目 | 内容 |
---|---|
対応教科 | 国・数・英・理・社 |
学習スタイル | 紙教材+デジタル教材 |
料金 | 月額4,040円(税別)〜 |
無料体験・キャンペーン | 無料体験教材・特典 |
運営実績 | 年間1,000人以上が東大合格 |
添削 | あり |
Z会はZ会グループが提供する通信教育です。
Z会はテキストや問題集はもちろん、映像授業や添削指導も充実しているなど、教材の満足度が極めて高い通信教育となっています。
さらにコースはかなり詳細に分けられているので、自分に1番あった勉強スタイルでの受講が可能でしょう。
また、Z会は通信教育の中でも特に難関大学合格に強く、東大や京大、早慶など最難関大学を目指す方には最もおすすめの通信教育となっています。
一方で、教材はある程度基礎学力が身についている人向けであることや、基本的には自分で主体性を持って取り組んでいかなければならないなど、Z会に向いている人は限定されてくるのが難点です。
Z会高校講座の評価項目
Z会ではタブレットと紙教材を組み合わせて学ぶことも、紙教材だけで学ぶことも可能です。また、2020年度から登場したWeb教材ではスマホから手軽に授業を受けることもできます。
どの教材にもただ暗記させるだけでなく思考力や記述力を養うことができるレベルの高い問題が多数収録されています。Z会のテキストが1冊あれば入試対策で十分であると言い切れるほどのクオリティです。
そのため、基礎力に加え思考力や記述力が必要となる難関大学入試を受ける方は、Z会のテキストで学ぶのが極めておすすめだと言えるでしょう。
また、大学入学共通テストにも対応しているので、安心して学習を進めることができるでしょう。
Z会は添削指導の質が極めて高く、受講生アンケートではなんと添削指導満足度99%を達成しています。
添削ではプロがひとりひとりの答案をチェックし、間違えている箇所を分かりやすく指摘してくれるので自分だけでは気づきにくい弱点を見つけることが出来るでしょう。
さらにZ会はイード・アワード2019通信教育の高校生・大学受験部門の総合満足度で第1位を獲得しているので、基本的なサポートの充実度に関しては疑いようがありません。
ただし、進路相談や学習相談については、進研ゼミに比べて物足りない部分が一部あるので、ある程度自主性のある人の方がZ会に向いていると言えるでしょう。
Z会は1教科から受講できるほか、コースが細かく用意されているので生徒一人ひとりのニーズを満たせるようになっています。
また、高校1・2年生の場合はiPadコースかテキストスタイルかで料金は異なります。
そのため、Z会の料金体系は他の通信教育に比べてかなり複雑になっています。
高校3年生になるとさらにコースは細分化され、東大コース・京大コース・医学科コース・難関国公立コース・早慶コース・難関私大コース・標準国公立コースなどに分けられます。
毎月払いの場合、月額費用は1教科2,980〜5,980円となっており、通信教育の中では比較的高めだと言えるでしょう。
Z会の講師陣は、各大学の入試傾向やその対策を知り尽くしたプロの方が担当しています。実際、授業も「分かりやすい」と大変評判なので、苦手分野でも効率よく学ぶことができるでしょう。
また、添削では5教科の問題だけでなく小論文の添削を担当する先生もいるなど、添削者の層も厚いです。
優秀な講師のもとで勉強を進めることで志望大合格が大きく近づくだけでなく、楽しみながら勉強することができるでしょう。
2020年度大学入試において、Z会は東大に1,208人、京大に961人もの合格者を輩出しています。東大の定員は3000人程度なので、東大生の3人に1人はZ会員ということになります。
また、以下のように早慶や医学部医学科などの合格実績もずば抜けており、難関大を目指す方にはぴったりの通信教育だと言えるでしょう。(2020年7月24日判明分)
大学 | 合格者数 |
---|---|
東京大学 | 1208人 |
京都大学 | 961人 |
慶應義塾大学 | 1770人 |
早稲田大学 | 2447人 |
国立医学部 | 1484人 |
GMARCH | 5410人 |
また、Z会では1974年以降から今日に至るまで79,000人以上の東大合格者を輩出しています。
これだけ長きにわたって継続して難関大への合格実績があるということは、受講者の方からしてもかなり安心材料になるとともに、学習のモチベーションにも繋がるでしょう。
Z会を実際に使った人の口コミ(一部抜粋)
Z会は、一つの問題からいろいろな応用に発展していくので、勉強時間が短くても、学べることが多かったのがよかったです。難しいと感じることもありましたが、諦めずにじっくりと考える力を養うことができました。 Z会高校講座 体験談
Z会の実戦問題は、過去問代わりに取り組んでいました。塾に通っていなかったので、ペースメーカーとしても役立ちました。添削指導を受けると、自分で正解したと思っていた答えも減点されることがあり、自己採点では得られない学びがありました。また、直前に届く予想問題は、今の実力を知れる最後の機会になったので、よかったです。 Z会高校講座 体験談
実際の利用者の声からも、Z会の問題の質の高さや添削指導が充実していることがわかりました。
特に添削問題を通じて「いい答案とはどのようなものなのか」を常に磨くことができるので、難関大の記述対策もバッチリでしょう。
そのほかにも第一志望校への合格者の声も多くみられ、「Z会だから合格できた」という非常に好意的な口コミが多く寄せられていました。
特に難関大学を目指す方は必見の超優良講座なので、まだチェックしていない方は是非Z会のハイレベル教材を体験してみてください!
おすすめ通信教育2位のZ会高校生コースに関して、詳しく知りたい方は以下の記事を参考にしてください。
3位:スタディサプリ高校講座
項目 | 内容 |
---|---|
対応教科 | 国・数・英・理・社 |
学習スタイル | 動画+紙教材(別料金) |
料金 | 月額1,980円(税別)〜 |
無料体験・キャンペーン | 14日間無料&キャッシュバック |
運営実績 | 全国5,000校のうち2,598校で導入 |
添削 | なし |
スタディサプリは月額費用わずか1,980円で有名講師の授業が受け放題の、コスパ最強の通信教育です。
また、他の通信教育とは異なりスマホ一つであらゆる勉強を行うことができるので、通学時間や授業の休み時間といった隙間時間にも効率よく学べるでしょう。
一方で、まだ大手の通信教育に比べると合格実績が乏しい点や、添削指導などのサポート体制の点で物足りないといった弱点もあります。
そのため、スタディサプリ単体ではなく塾や他の通信教育と併用して学習するのもおすすめでしょう。
スタディサプリ高校講座の評価項目
スタディサプリ高校講座には、5教科18科目4万本以上もの授業が用意されています。
また、一本の動画も約10~20分と非常に短い上に、巻き戻しや倍速再生も可能なので分からない箇所をピンポイントでかつ短時間で学ぶことが出来るでしょう。
さらに授業はレベル別で分かれているほか、志望校別対策講座も用意されているので、自分の学力や目標の大学に合わせて効率よく勉強することができるでしょう。
スタディサプリ高校講座の「合格特訓コース」では、生徒ひとりに担当のコーチがメンターとして付き、学習サポートしてもらえます。
生徒はチャットで担当コーチに分からない問題や勉強方法などを質問することができるので、通信教育でも学習方針に迷うことなく勉強を進められるでしょう。
なお、最も基本的なコースである「ベーシックコース」にも計画表を立てる機能があるので、自主性のある方であればベーシックコースでも十分計画的に合格を目指せるでしょう。
スタディサプリ高校講座は、基本的なサービスが全て利用できる「ベーシックコース」で月額1,980円、ベーシックに加えてさらに担当コーチが付く「合格特訓コース」だと月額9,800円で受講可能です。
さらに、どちらのコースも基本的に追加費用なしですべての講義が受けられます。
これは予備校はもちろん、他社通信教育と比べても破格の安さであり、コスパの良さでスタディサプリの右に出る講座は存在しないでしょう。
値段の安さから、塾に通いながらスタディサプリも併用するという方も多く、「塾でわからない部分をスタサプで集中的に受講する」といったスタイルも非常に人気となっています。
スタディサプリには、英語講師の関先生をはじめ、化学の坂田先生など多くの実績を持つ有名講師が多数在籍しています。
地方在住の方でもこういった優秀な講師陣の授業を受けることが可能なので、自宅にいながらにして都心の大手予備校に通うのと同じ水準の学習をすることができるでしょう。
2019年度入試におけるスタディサプリ高校講座の合格実績は以下のようになります。
大学 | 合格者数 |
---|---|
東大 | 115人 |
京大 | 168人 |
早稲田 | 1329人 |
慶應 | 630人 |
上智 | 731人 |
進研ゼミやZ会と比較すると合格実績はやや低いですが、スタディサプリを利用して難関大学に合格している生徒が多数いることが分かります。
スタディサプリには、充実した基礎コースや、東大京大、旧帝大、早慶などの難関大学を目指す生徒向けの志望校別対策講座があるので、勉強が苦手な生徒から難関大学を受ける方まで、幅広い方におすすめの通信教育といえるでしょう。
スタディサプリを実際に使った人の口コミ(一部抜粋)
塾に通った事が一度もありませんでしたが、スタディサプリは、家に居ながら、いい講義が学べるということで、試しに始めてみました。学校の授業とは違った観点から学べ、レベルに合わせた授業も沢山あり、お陰様で、第一希望の大阪大学に合格することができました。本当にありがとうございました! スタディサプリ高校講座 体験談
私は高校3年生の4月からスタディサプリを始めました。当初は志望大学までレベルが足りなく基礎レベルも抜けていた状態でした。しかしスタディサプリを使い始め、受験に必要な全教科学習したところ、わかりやすい授業のおかげで効率よく自分にあったレベルで学習でき成績が伸び志望校に合格しました。ありがとうございました。 スタディサプリ高校講座 体験談
口コミを見ると、スタディサプリの授業をうまく活用して、成績をぐんとあげることができたと確かな効果を感じている声が多くみられました。
特に英語の関先生の授業は「神授業」との呼び声も高く、関先生への感謝の声も沢山見られました。
また、やはり費用の面でかなりコスパの良い教材であるといった口コミも多いので、あまり費用をかけずに受験対策をしたいという方にもぴったりでしょう。
14日間の無料体験も可能なので、まだ利用されたことのない方は是非一度スタディサプリの神授業を体験してみてはいかがでしょうか。
おすすめ通信教育3位のステディサプリ高校・大学受験講座について知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。
4位:学研プライムゼミ
学研プライムゼミは、主に 中堅~難関大学を目指す学生におすすめの通信教育です。
学研プライムゼミには有名講師が多数在籍しており、そのテキストも有名講師自ら構成しているので、非常に有用です。
また、難関大学の合格実績が豊富で、東京大学・早慶への合格者も多く輩出しています。
学研プライムゼミでは、ひとつの授業=1ユニットごとに料金が設定されています。1ユニットで90分×5回分の授業で料金は15,950円となっています。
5位:N予備校
N予備校は、映像授業専門の予備校です。
N予備校の指導内容は、事前に撮影された映像を視聴するコースと、リアルタイムの生授業で、すぐに質問ができるコースがあります。
ライブ授業を通信教育のなかで唯一導入しており、 普段の授業のようにすぐに質問できる点はN予備校の強みといえるでしょう。
N予備校の料金は月額1,000円で、itunes storeでの支払いの場合1,300円となります。他の通信教育と比べても極めて安いです。
try it
try itは家庭教師と個別指導で実績のあるトライグループが運営する通信教育です。
try itの大きな特徴として、映像授業の視聴が無料で行えることが挙げられます。
他の通信教育では月額がかかるところが多い中で、唯一無料で講義を視聴できることは、try itの大きな魅力となります。ただし、添削指導サービスを利用する場合は、別途費用がかかります。
提供される講義は基礎~標準レベルの内容なので、 主に基礎固めをしたい学生におすすめの通信教材となっています。
fit オンラインゼミ
fitオンラインゼミは「個別web指導」と「ライブ授業」のふたつの指導方法で、 まるで学校の授業のように学習できます。
個別web指導では、生徒に担当の先生が付き、個別指導塾のように勉強法の相談や問題の質問などができます。
ライブ授業は、リアルタイムのweb授業に参加し、授業を受けることです。ライブ授業は時間が決まっているので、通信教育でも自己管理がしやすいというメリットがあります。なお、ライブ授業だけでなく映像授業も用意されています。
講義のレベルはスタンダード・アドバンス・エキスパートの3つに分かれており、スタンダードは19,800円、アドバンスは25,300円、エキスパートは30,800円となっています。
また、入会金には別途11,000円かかるので、 通信教育としてはやや高めの料金でしょう。
オンライン家庭教師Wam
オンライン家庭教師Wamは、個別指導塾のWamが運営する通信教育です。
Wamの特徴は、双方向型のオンライン授業であるということです。家庭教師の授業スタイルをオンラインでできることが大きな魅力となっています。
通信教育でありながら、 講師と会話しながら授業ができるので、家で勉強したいが、一人ではなかなか集中できない生徒におすすめです。
講師は、現役東京大学の生徒や有名校出身の講師などが担当しているため、 家庭教師のなかでも質は高い傾向にあります。
料金は、以下のようになります。
コース | 高校1年生 | 高校2年生 | 高校3年生 |
---|---|---|---|
1回40分コース | 8,200円 | 8,400円 | 9,200円 |
1回90分コース | 16,400円 | 16,800円 | 18,400円 |
アオイゼミ
アオイゼミは、Z会の子会社である株式会社葵が運営する通信教育です。
アオイゼミには、通期講座と受験対策講座があります。
通期講座にはライブ型授業と授業動画があり、主要3教科が開講しています。理論と実践の2つのレベルに分かれており、理論では基礎内容、実践では応用の内容を学ぶことができます。
受験対策講座は5教科が開講しており、スタンダードレベルとハイレベルに分かれています。
アオイゼミにはタイムライン機能という機能があり、 授業で知り合った仲間とチャットで勉強相談をしたり、先生と交流したりすることができます。
通信教育であれど、 仲間と一緒に学習を共有したいと思っている方におすすめです。
料金はプレミアム会員の場合、以下のようになります。
コース | 月支払い | 一括支払い |
---|---|---|
1か月コース | 3,600円 | - |
3か月コース | 3,200円 | 9,600円 |
6か月コース | 2,800円 | 16,800円 |
12か月コース | 2,400円 | 28,800円 |
河合塾one
河合塾oneは、オンラインで河合塾の授業を受けることができる通信教育です。
河合塾oneの特徴としてまず挙げられるのが、AIによる生徒へのオーダーカリキュラムの提供です。教育最大手河合塾のデータを詰め込んだAIが、生徒の学力や得意・不得意科目などを分析し、生徒に最適な問題を出します。
このAIオーダーカリキュラムにより、 利用者の80%弱が成績向上したという驚きの結果も出ています。
河合塾oneの料金は以下のようになっています。
コース | 料金 |
---|---|
1か月コース | 3,980円 |
6か月コース | 22,680円 |
12か月コース | 42,980円 |
コースには、全科目が含まれています。
また、河合塾oneにはオプションサービスがあり、先生への質問が4回目以降に1回ごとに500円、トレーナーサービスが1か月1,000円が別途でかかります。
すらら
すららは、小学生~高校生まで対応したAIオンライン学習サービスです。
継続率の高さが評判で、2012年にはe-ラーニング対象文部科学大臣賞を受賞した実績があります。
高い継続率の理由として、 キャラクターを用いた対話型の授業により、飽きにくい授業内容になっていることが挙げられます。
また、すららでは学年によって単元を区切らず、出来たらどんどん先に進んでいける「無学年方式」を採用しています。これにより、自分のペースに合わせた学習がしやすくなっています。
すららの高校生コースでは、国語・英語・数学の主要3科目が学べます。 高校範囲の理科・社会は対象ではないので注意しましょう。
また、すららは教科書~センター試験のレベルに対応しているので、基礎を楽しく学びたい学生におすすめの通信教育となっています。
秀英id予備校 自宅学習コース
秀英id予備校 自宅学習コースは、大手予備校である秀英予備校が運営するインターネット学習塾です。
自宅学習コースの魅力は、 秀英予備校の実力派講師陣の授業を自宅で受講できる点です。
また、学習習慣をつける授業登録票やid-PDCAシート、定期テスト対策のための定期テストMY学習PLAN、さらに季節講習など充実したサービスがそろっているところも、秀英予備校の特徴です。
自宅で本格的に勉強をしたい方にはおすすめです。
以下は秀英id予備校自宅学習コースの料金表です。
講座数 | 4月~9月料金 | 10月~3月料金 |
---|---|---|
1講座 | 7,560円 | 7,700円 |
2講座 | 13,608円 | 13,860円 |
3講座 | 18,144円 | 18,480円 |
4講座 | 21,168円 | 21,560円 |
5講座 | 22,680円 | 23,100円 |
6講座 | 25,920円 | 26,400円 |
上記費用に教材費と入会金が別途でかかります。また、入会金は加入する月によって変動します。
高校生向け通信教育比較表
一度ここで上位5講座の通信教育を整理してみましょう。
講座 | おすすめポイント | 総合評価 |
---|---|---|
進研ゼミ | 利用者数No.1のバランスの取れた教材 | ◎ |
Z会 | ハイレベル教材と難関大への圧倒的合格実績 | ◎ |
スタディサプリ | カリスマ講師の授業が低価格で受け放題 | ○ |
学研プライムゼミ | 有名講師在籍の難関大を目指す人向けの講座 | ○ |
N予備校 | ライブ授業を通信教育の中で唯一導入 | ○ |
高校生向けの通信教育はそのほかにもありますが、この表で挙げた3つの通信教育はその中でも特に優れた教材・実績を出しているものと言えます。
どれも魅力的な面の多い素晴らしい通信教育ですが、特に学びTimesでおすすめなのが、高校生利用者数No.1の進研ゼミです。
進研ゼミ高校講座は難関大合格者はZ会に少し劣っているとはいえ、幅広い受験者層に対応した教材や、充実のサポート体制が整っている環境があるので、どんな人にもおすすめできる通信教育であると言えるでしょう。
どの通信教育を選ぶか迷った際には、まずは進研ゼミ高校講座から検討し始めることをおすすめします。
高校生向け通信教育を選ぶ際のポイント
ここまで高校生におすすめの通信教育について説明してきました。
次に、実際に通信教育を選ぶ際に重要となる5つのポイントを解説していきたいと思います。
教材の質・分かりやすさ
高校生ともなると、ある程度自分で学習するスキル(自学自習スキル)が身についてくる人も多くなってくることでしょう。
そうなると、教材の質によって大きく勉強効率は左右されることになります。
また入試で必要とされる知識量は多く、効率よく学習していかないと高校三年間では間に合わないといった事態にもなり得ます。
せっかく自分で勉強するスキルは身についてきたにもかかわらずテキスト自体の情報量が少なかったり、不十分な解説だったりすると再度他の参考書などを用いて勉強し直す必要が出てきてしまう可能性もあります。
そういったことがないためにも教材の質の中でも特に、解説が豊富にされているかなどの点を確認する必要があるでしょう。
また、一回の学習では人間誰しも全て覚え切ることはできないので復習のしやすさなどの観点にも気をつけて教材は選択するようにしましょう。
サポート体制の充実度
高校生の場合、保護者の管理といった観点は必要なくなってくるでしょうが、その分自分で自分を管理するセルフマネジメント能力が必要になります。
特に高校三年生(受験生)になると長期間にわたる勉強期間が始まるのでいつどのくらい何をやるのかなどといった計画を立てる必要があります。
ただ闇雲に勉強をしていてもなかなか自分の行きたい大学に進学することはできません。
そういった学習管理機能やモチベーションを高めてくれるようなサポート体制が整っているのかどうかといったことも、通信教育選びの際には重要なポイントとなることでしょう。
料金の手ごろさ
受講費用をしっかりと把握することも、講座選びの際には重要になってきます。
特にZ会のように受けたい講座を選んで受講するタイプの通信教育は、あれもこれもと受講していると想像以上に高くなってしまうことがあるので注意が必要でしょう。
とはいえ、通信教育は総じて塾・予備校と比べるとかなり安いので、基本的にはコストよりも「教材やサポートが自分に合っているか」を重視して講座選びをする方がおすすめでしょう。
講師の評判
通信教育の場合、授業がある場合は映像授業を受けることになりますがその講師の実績や評判を事前にリサーチする必要があるでしょう。
実際に体験授業などをWeb上で公開している場合もありますので自分で受講してみて「この人の授業を受けたい!」「とてもわかりやすい!」と思えるような講師のいる通信教育を選択することは一つの重要な要素と言えるでしょう。
大学の合格実績
高校生における勉強の最終目標は大学合格となる人が多いでしょうから、当然その講座の合格実績は重要な指針となりますよね。
合格者数がどのくらいいるのかも重要ですが、そのサービスがいつから行われているのかなどといったことも考慮に入れて検討すると良いでしょう。
継続して高い合格実績を出している講座であれば十分信頼に値するものと言えます。
そのほかにも自分が志望する大学に実際に講座を利用して合格した先輩がいるのか否かも確認すると良いでしょう。
高校生が勉強する上で注意するべき点
部活と勉強の両立
高校生の場合、中学生と同様に部活に全力で取り組みたいという生徒も多いことでしょう。
特に運動系部活の生徒であれば高3の夏休みやさらに秋くらいまで部活があるといった生徒も存在します。
しかし、そのような生徒でも現役で難関大学に合格する人は存在します。
部活にも全力で取り組みながら勉強もするためには、普通に勉強しているのでは到底間に合いません。
いかに効率よく勉強していくか・部活と勉強の両立の仕方について熟考する必要があります。
国公立大学か私立大学を目指すのか
受験勉強といっても、人によって大きく方針は異なります。
国公立大学を志望している場合には、科目数が多いのでどの科目も満遍なく勉強する必要があります。
私立大学を志望する場合には、特定の科目を深掘って勉強する勉強法をしなくてはなりません。
また、共通テストについても対策を十分に行う必要があります。
いずれにせよ自分がどの大学に行きたいのかが決まったらその大学の入試方式に合わせて計画的に勉強を進めていくようにしましょう。
定期テスト対策と入試対策
中学生の場合、内申点制度もあるので学校での成績は重要な要素となり得ます。
しかし、高校生になると学校の成績が重要になる場合とそうではない場合にわかれます。
推薦入試などを希望する生徒であれば学校の成績も重要になりますので、定期テスト対策を十分に行う必要があります。
一方で一般入試を志望している場合には、学校の成績があまり関係なくなるのでどんどん入試に向けた対策を行うことができます。
進研ゼミのように内申点対策に強い講座もあれば、Z会のように受験対策がメインとなる講座もあるので、自分の目的に合った講座を選択するようにしましょう。
ただし、まだ進路が決まっていない場合は内申点対策を行っておいた方が無難なので、定期テスト対策もしっかり行うようにしましょう。
塾・予備校と通信教育のメリット・デメリット
通信教育には多くのメリットがありますが、同時にデメリットも少なからず存在します。
そこで、ここでは高校生が通信教育を選ぶことのメリット・デメリットについて、塾・予備校とも比較しつつ解説していきます。
通信教育のメリット
スキマ時間を有効活用できる
通信教育の大きなメリットの一つとして 好きな時間に好きな場所で勉強できることが挙げられます。
塾に通う場合、授業開始時間は決まっており、授業のほかにも通学時間がかさむので、忙しい高校生には負担がかかりやすいです。
それに対し、通信教育はテキスト学習や映像授業が中心なので、 好きな時間・場所で勉強できます。
さらにスマホさえあればいつでも授業を受けることができるので、通勤時間や朝などのスキマ時間を有効活用することもできます。
このように、通信教育は塾や予備校に比べてフレキシブルに勉強できると言えるでしょう。
プロの講師の講座を受講できる
映像授業の多くの講師は、多くの指導実績をもった有名講師です。
例えばスタディサプリの英語を担当する関先生は、数多くの有名予備校での指導実績があり、その人気は関先生の授業前には受講希望者が多すぎて整理券が配られるほどです。
通信教育では、そのような 経験豊富な講師による講義が、全国どこでも何回でも受講することが出来ます。
塾よりも圧倒的に安い
高校生の場合、校外学習の選択肢としては塾・予備校や家庭教師などもあることでしょう。
特に塾や予備校を利用する場合、最低でも月額費用が3万円〜4万円ほどかかることがほとんどです。
さらに、入会金や季節講習費などの初期費用も嵩むので、年間で60万円近く必要になってしまうことも珍しくありません。
一方で通信教育の場合、予備校と違って生徒のための設備維持費などが一切かからないので初期費用はかからないことがほとんどです。そのため費用は塾や予備校とは比べ物にならないほど安く抑えることができます。
通信教育のデメリット
すぐに質問するのが難しい
予備校や学習塾では、すぐ近くに先生がいるので、分からない問題はすぐに質問できます。
一方で、通信教育は基本的にはひとりで学習を進めていくため、 分からない問題があってもすぐに質問することが難しいことが多いです。
現在では、質問サービスを導入している通信教育も多く、質問を送って数時間~数日で回答が得られますが、 どうしても質問に対する返答は対面より遅くなってしまいます。
自主性が要求される
先ほど通信教育のメリットに、自分の好きな時間に受講できる点があることを述べたのですが、それは同時に強制力がないことも意味します。
塾には周りの雰囲気や勉強しなければいけない空間があるため、おのずと勉強する習慣がつきます。
しかし、通信教育にはそのような空間がないので、 さぼろうと思えばとことんさぼれてしまいます。
なので、通信教材で勉強する際は自ら勉強を進める自主性が必要であると言えます。逆にすでに勉強をする習慣がある生徒には、時間や費用の面などを考えると通信教育は非常におすすめです。
塾・予備校がおすすめな人は?
通信教育のデメリットについて上記で説明しましたが、上記デメリットがどうしても気になってしまうという方は塾や予備校を検討するのが良いでしょう。
塾や予備校は時間や場所が指定されているので、勉強しなくてはならない環境に強制的に身をおくことができます。
そうすることで自主性がかけている場合でも勉強を行うことは可能になります。
ただ、自分が意欲的に勉強をする姿勢がないと、塾に通ったところで勉強効率は最大化されないことは留意しておきましょう。