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ビリギャルの勉強法を解説!坪田信貴先生の英語や数学勉強方法までまとめて紹介

更新日時 2021/01/30

「ビリギャルってどんな話?」

「ビリギャルの勉強法が知りたい!」

このようにお考えの方も多いのではないでしょうか?

1年間で偏差値を40も上げて慶応大学に現役合格をした女子高校生を主役にした映画「ビリギャル」をご存知の方も多いでしょう。

この映画は実話であるため、「ビリギャルの勉強法を知りたい」といった方は多いです。

とくに、学力が思うように上がらず悩んでいる場合、どうやったら偏差値を40も上げることができたのか、気になるという方は多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、ビリギャルがどうして偏差値を伸ばすことができたのか、担当した講師である坪田先生の英語や数学の勉強法について解説していきます。

ビリギャルについてざっくり説明すると

  • 偏差値を40も上げて慶応大学に合格した女子高生の実話
  • 坪田先生は落ちこぼれの女子高生を変わった勉強法で慶応大学合格へ導いた
  • 本人の努力とそれを支える人の協力で偏差値30でも難関大学に合格できるという教訓
目次
  • ビリギャルの勉強法をまとめて紹介

  • ビリギャルの勉強法を詳しく解説(メンタル編)

  • ビリギャルの勉強法を詳しく解説(勉強編)

  • ビリギャルの勉強方法についてまとめ

ビリギャルの勉強法をまとめて紹介

勉強方法

2013年に 「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶応大学に現役合格した話」 という本が出版され、瞬く間に世間の注目を集めました。

この本は実話ですが、40も偏差値を上げるのはとても困難なことです。

同時に学年ビリという勉強の基礎から始めなくてはならない成績の子が、偏差値を大幅に上げるというのは、容易なことではありません。

また、金髪で派手な化粧というイメージの強いギャルに対し偏見を持ちやすかった当時では、ギャルが難関大学へ合格できたということからも、この書籍は一世を風靡しました。

今回は、「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶応大学に現役合格した話」の主人公である小林さやかさんの勉強法について、注目していきましょう。

ビリギャルって誰?

ビリギャル」という言葉は、先述した書籍の主人公である小林さやかさんを題材にした、映画の主題「ビリギャル~学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶応大学に現役合格した話~」からきています。

書籍の題名よりも「ビリギャル」の方が知っているという方も多いのではないでしょうか。

ビリギャルの基になったのは、愛知県のお嬢様学校としても認知されている愛知淑徳高校出身の小林さやかさんです

さやかさんは当時、喫煙や先生への反抗などといった問題行動が多い生徒で、停学処分を受けたこともあるほど周囲は手を焼いていた状態でした。

そんなさやかさんが、母親のすすめである塾に通ったことがきっかけで、慶応大学に現役合格することができたのです。

坪田信貴とビリギャルの出会い

なかば無理やり入塾した塾は「個別指導塾青藍義塾(現在:坪田塾)」であり、このとき出会ったのが「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶応大学に現役合格した話」の著者である坪田信貴先生です。

坪田先生は奇想天外な勉強法で、さやかさんの成績を短期間で上げることに成功しています。

元々、さやかさんが通う愛知淑徳高校の偏差値が60であることもあり、一時期は「元々頭がよかった子だから、やる気を出したことで慶応大学に合格したじゃないの?」といった憶測まで飛び交いました。

しかし、いくら偏差値60の高校といわれていても、東京大学など国立への合格実績はなく、慶応大学の合格は毎年2~7人程度です。さやかさんがやる気を出したからといって、簡単に合格できるものではないことがわかります。

坪田信貴とビリギャルが実践した勉強法

本のなかでは、さやかさんは高校2年生の夏に青藍義塾に入会した当時、成績は偏差値30程度であり、学年でも最も下であったと解説されています。

坪田先生の基で実践した勉強法は、以下のようなものになります。

  • 辞書を使って暗記
  • ニュースについてディスカッション
  • 漫画で日本の歴史を把握

勉強といえば、必死に机に向かうイメージが強いですが、坪田先生はかなり変わった方法を実践していきました。

変わった勉強法が功を奏し、最初は塾に通うことすら抵抗を示していたさやかさんも、塾の仲間や心優しい坪田先生のおかげで、次第に勉強に向き合うようになっていきます。

また志望校の選択として、さやかさんの小論文の才能を活かした受験戦略などを立てた結果、慶応大学の文学部と総合政策学部を狙うことにしました。

文学部には残念ながら合格できなかったものの、総合政策学部に見事合格します。

さやかさんの慶応大学現役合格は本人の努力はもちろんですが、坪田先生のメンタル面での指導や志望校のチョイス、そして変わった勉強法の成果といえます。

坪田先生が塾長を務める坪田塾について、より詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

ビリギャルの受かった慶応ってどんなとこ?

慶応大学のなかでも、どうして坪田先生は文学部と総合政策学部を選択したのでしょうか。

そもそも、慶応大学の文学部は入試科目が地歴・外国語・小論文の3つであり、歴史教科の比重が少なく、長文1題で辞書が持ち込み可能でした。

また、総合政策学部は英語と小論文が受験科目であったので、両学部とも英語の力を高めることで合格を狙えると判断したのです。

\ビリギャル著者の坪田講師の塾!/

ビリギャルの勉強法を詳しく解説(メンタル編)

勉強

さやかさんのようにスタート時の偏差値が伴わない受験をする場合、効率よく学習し偏差値を上げていくことを求められます。

そのためには、「モチベーションの維持」と「適切な勉強方法」が重要です。

まずは、さやかさんにモチベーションを保たせるため、坪田先生が実践した方法について解説していきましょう。

劣等感や対抗心を勉強に生かす

当時、学校の先生や周囲に「お前はできない」といわれ続けてきたさやかさんは、強い劣等感を持つのと同時に、対抗心も抱えていました。

坪田先生は、彼女の劣等感のなかにある「あいつに負けたくない」「見返したい」といった強い対抗心を見つけ、勉強へのモチベーションにつなげるよう促したのです。

人に負けたくないという気持ちは、勉強への起爆剤としても有効に働くため、上手にコントロールする必要があります。

成長を褒められるとモチベに繋がる

さやかさんは、入塾当時小学生のドリルから始めました。「小学生のドリルはあまりにも簡単では?」「できて当たり前」と思う方も多いでしょう。

しかし坪田先生は、たとえ間違ったとしてもその発想力を褒めるなど、とにかくできて当たり前という態度や言動は取りませんでした。

ときには、早く塾に来て勉強をしているさやかさんを褒めるなど、学習に取り組む姿勢もちゃんと見ていて、声をかけることを忘れませんでした

勉強が嫌いな子が勉強に取り組むという苦痛や、高校生が小学生のドリルに取り組むのはプライドを傷つけることもあるということを、坪田先生はよく理解していたのでしょう。

また、人は成長を褒められたり、自分の努力を認めてくれたりすると、やる気が出てくるものです。

こういった褒め方を繰り返すことで、モチベーションを上げることにつながり、坪田先生とさやかさんの間には信頼関係が芽生えるきっかけにもなったのでしょう。

目標を言語化して近づける

志望大学を決めるとき、坪田先生は東京大学を志望校として提案しましたが、「ダサい男が多い」という理由でさやかさんに断れてしまいます。

次に慶応大学を提案したところ、「お金持ちでイケメンが多そう。櫻井翔に会えるかも」などといった理由で、さやかさんはあっさり承諾します。

そして坪田先生は、志望校を決めた日に自分で志望大学を紙に書き、部屋に貼らせます。同時に周囲の人に自分の志望校を宣言させ、プレッシャーを与えることで勉強をしなければならない状況を作りだしました。

目標を「文字に書く」「言葉にする」「声に出す」ということで、さやかさん自身にも常に慶応大学合格という意識を持たせるようにしたのです。

ビリギャルの勉強法を詳しく解説(勉強編)

塾

ここでは、実際にさやかさんが実践していた勉強法について紹介していきます。

ただし、坪田先生の指導ありきといった面もある勉強方法になるため、そのままそっくりまねしたからといって必ずしも偏差値が40も上がるとは言えません。

しかし、実際にさやかさんが慶応大学に合格するほど、偏差値を伸ばした勉強方法なので実践してみる価値があるはずです。ぜひ参考にしてください。

ノートを3つに分けて復習を効率アップ

さやかさんのノートの使い方は、ページを次の3つのパートに分けて使います

  • ノートを取る部分
  • 質問事項を書く部分
  • 内容を要約する部分

パート1では授業を受けてノートを取り、パート2で質問事項(問題)を自分で作成し、パート3で要約した覚えるべきポイントを書きます。

つまり、パート2の質問の答えはパート3でなければなりません。

こうしたノートの使い方をすることで、復習をする際にパート2の質問に自分で答えられなければ、まだ頭に定着していないと学習する必要があるということになります。

英語・数学・履歴ともに復習するべき内容が明確になるため、効率よく学習を進められます。

英単語は1回で暗記

ほとんどの場合、英単語は何度も書いて覚えるというやり方を実践しています。

しかし、何度も同じ文字を書くことによって、脳では「そんなに重要ではない」と勝手に認識してしまい、定着しにくくなるということがあります。

そのため、英単語を覚える方法として紙に大きく1回だけ単語を書き、品詞と意味・用法を横に記入して、常に目が届くところに貼ります。そして目に入ったら必ず音読をすることで、より頭に入りやすい環境をつくります。

実際にさやかさんは、トイレなど必ず見る場所に貼ってトイレに入るたびに音読をし、単語を覚えました。

自分が日常的に目にしやすい場所であればかまわないため、誰でも実行できる勉強法ではないでしょうか。

単語を調べるなら紙辞書で

今では電子辞書やスマートフォンなど、英単語の意味を調べるツールはデジタルを利用している方も多いでしょう。

しかし、坪田先生とさやかさんの勉強法では、デジタル辞書を使いません。

紙の辞書を使うことで派生的な知識などを覚えることができるため、調べる単語をすべてメモし、1日の終わりに紙の辞書を使って調べるようにしました。

紙の辞書にするとスマートフォンなどを使わないため、つい覗いてしまいがちなSNSなどの誘惑に負けないようにする効果もあります。

あらゆる誘惑に負けてしまいがちな方は、紙の辞書を利用するのもいいでしょう

文藝春秋を読ませる

坪田先生とさやかさんは、慶応大学の入試で求められる小論文の力を育てるために、「14歳からの哲学」や「文藝春秋オピニオン 20XX年の論点100」を読み込むという方法を取りました。

「14歳の哲学」を要約することによって、多方面的な思考方法を獲得でき、「文藝春秋オピニオン」では、1つのテーマに対し反対意見が2人以上掲載されているため、多角的な視点を養うことができるためです。

さやかさんはこの勉強方法によって、小論文では主張の後に想定される編論を書き、そして再反論をするという説得力のある文章を書く方法を習得したのです。

社会は漫画で暗記する

慶応大学文学部の入試科目である「地歴」は、小学館や学研から出版されている「日本の歴史」や「世界の歴史」といった漫画を隅まで読み込むことで、歴史の流れや歴史上の人物がおこなったことを理解し記憶するようにしました。

漫画であれば、視覚的にイメージが付きやすいため、記憶しやすいというメリットがあります。

社会科目自体を苦手とする方は、漫画で歴史などの流れをつかみ学習していくと、全体像が見えやすくなるでしょう。

問題文に赤を入れる

間違った問題に対し、回答に赤ペンで〇をつけるなど印を入れるというのが一般的です。

しかし、坪田先生とさやかさんの勉強法では、間違った問題文に対し赤で線を引きます。

そうすることで、間違った問題が一目でわかりやすくなります。

また、間違った要因であるキーワードやポイントにも印やコメントをつけることで、復習しなければならない問題が明確になるため、スムーズに自分ができない部分を補填できます。

さやかさんはスタート時点の偏差値から見ても、慶応大学に合格するために必要な学力には程遠く、どうしても時間が足りない状況でした。

いかに効率良く学び吸収していくかが重要であり、そのための努力や工夫が見える勉強法ともいえます。

あえて未完成で終わらせる

ずっと勉強していても、脳は効率よく働いてくれません。どんな受験生でも、勉強の合間に休憩をはさむことも必要です。

しかし、重要なのが休憩をするタイミングになります。

キリがいいところで休憩を入れるという方も多いですが、さやかさんが実践していたのはあえてキリが悪いところで休憩を入れるということです。

キリがいいところで休憩をしてしまうと、休憩後に勉強へ意識を向けるのが難しくなり、嫌々机に向かうということも多くなります。

しかし、キリが悪いところであえて休憩をはさむことで、「まだ終わっていない」という意識が保ちやすく、「まだ途中だからせめてキリがいいところまで」といったように、勉強に戻るモチベーションになりやすくなります。

もし休憩後、勉強したくないという方はあえて中途半端なところで、休憩をはさんでみてはいかがでしょうか。

たまにうるさい環境で勉強する

入試当日は、常に誰かの動く音やペンを走らせる音などが聞こえてくる環境で受験します。

そのため、どんな時でも自分の世界に没頭できる集中力が必要と判断し、さやかさんはあえてマックなどうるさい環境で勉強をしていました。

集中することで、たとえお店の喧騒のなかでも周りの声は聞こえなくなるため、集中力の強化につながったのです。

勉強時間と睡眠

どんな勉強方法を用いても、偏差値を40も上げるのは容易なことではありません。

そのため、さやかさんは睡眠時間4時間、そのほかの時間をすべて勉強時間にあてていました。

ただ、4時間の睡眠時間では当然足りるわけはなく、塾で勉強し自宅でも勉強をするという生活を送っていた彼女は、授業中に寝てしまうことも多々あったようです。

そのため、さやかさんの母親は学校に対し、受験に関係のない科目に関しては大目に見てほしいと、彼女の頑張りを伝え直談判しました。

また、さやかさんの受験生活が始まった高校2年生は、友達と遊びたい、恋愛をしたいなど青春のど真ん中であり、誘惑もたくさんあったはずです。

しかしさやかさんの友達は、受験と遊びをなんとか両立させようと無理をしているさやかさんに対し、受験が終わるまで遊びを我慢した方がいいと、彼女の受験を応援してくれました。

さやかさん自身の努力、坪田先生の指導、母親の支え、そして友達の理解があったからこそ、勉強時間を捻出でき、さやかさんが慶応大学に合格できたといえるでしょう。

一浪東大生が解説する1日の勉強時間やおすすめの勉強法について知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

ビリギャルの勉強方法についてまとめ

ビリギャルの勉強法についてまとめ

  • モチベーションを保つため劣等感や対抗心を利用する
  • 効率良く学習を進めるため、復習に力を入れている
  • 家族はもちろん周囲の協力も必要

ビリギャルの主人公である小林さやかさんは、涙ぐましい努力の結果、慶応大学へ現役合格という目標を達成しています。

偏差値が大幅に足りない状態で志望校に挑むためには、モチベーションの維持、無駄のない的を絞った学習方法がカギを握ります。

また、その大きな目標達成をするためにはさやかさんひとりでは難しく、奇抜的な学習方法で叱咤激励をしながら彼女をサポートしてきた、坪田先生の力も大きいでしょう。

もし成績が伸びずに悩んでいるという方は、今回の記事でご紹介した、モチベーションの維持方法や効率よく学ぶための学習方法などを参考にしてください。

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