1. 高校生
  2. 現代社会の共通テスト対策法は?センターとの違いや勉強法・試験の概要まで全て解説!

現代社会の共通テスト対策法は?センターとの違いや勉強法・試験の概要まで全て解説!

更新日時 2021/02/28

「共通テスト現代社会は、センター試験とはどう違うの?」

「共通テストで点数を上げるにはどのように勉強すればいい?」

今年の共通テストの内容を見て、このような疑問を持った人も多いのではないでしょうか。

この記事では、今年度の共通テスト現代社会の出題内容や傾向、今後の学習方法について詳しく解説しています。これから共通テストで現代社会の利用を検討している人は、ぜひ参考にしてくださいね。

現代社会の共通テスト対策法をざっくり説明すると

  • 共通テスト現代社会は、出題数は減ったものの難易度は上昇した
  • 共通テストに対応するには、思考力や資料を素早く読み解く力が必要
  • 新形式に対応するには基礎力を確実にした上で、時事問題などへ応用させよう
目次
  • 共通テスト現代社会の概要

  • 2021年共通テストの問題分析

  • 共通テスト現代社会の対策法

  • 共通テスト現代社会の勉強計画法

  • 受験生におすすめの現代社会参考書を紹介

  • 現代社会の共通テスト対策法まとめ

共通テスト現代社会の概要

教室

まずは、共通テスト現代社会の概要から確認していきましょう。2017年や2018年の試行調査結果も踏まえると、しばらくは次のような出題形式で推移すると考えられます。

試験時間 60分
大問数 5~6問
解答方法 全てマークシート
配点 100点

試行調査では大問6問が出題されていましたが、共通テストでは第1日程・第2日程共に、大問5問に減少しました。もっとも、マークシート形式である点や、試験時間に変更はなかったため、問題形式については記述式などの特別な対策を立てる必要はないと言えます。

共通テスト現代社会の問題形式を確認したところで、今度はセンター試験から知識の問われ方についてどう変化したのかを、確認してみましょう。

センター試験との違い

では、現代社会においてもセンター試験からの変更があったのでしょうか。結論から述べると、問題の問われ方に大きな変化が見られました。

2021年の共通テストにおいては、従来通りマークシート式の出題であったものの、設問数が2020年のセンター試験の36問から今年度は30問に減少しました。また大問数は第1日程・第2日程共に5問でしたから、試行調査と比較しても、出題数が減っています。

もっとも問題数が減少したとは言え、資料の読み取りやアクティブ・ラーニング形式の問題も多く出題され、思考力が問われる問題が増加しました。難易度としては、センター試験よりも難しくなったと考えられます。

この後は、さらに両者の具体的な違いについて検証してきましょう。

文章量・グラフ量の増加

試行調査の結果を踏まえて、予備校などでは文章量やグラフなどの資料が増えると予想されていました。ですが2021年の共通テストにおいては、センター試験と比較して読み込む資料などのボリュームは増えたものの、最後まで解く時間が確保できる程度の文章量でした。

この点を考慮すると、共通テストの勉強をする際には、「試行調査の過去問」や「共通テストに対応した実践問題集」などで演習を積み、本番を想定した量やレベルに慣れることが大切です。

実際に、今年度の試験前は問題の難化による平均点の低下が懸念されていたにも関わらず、ほぼ例年通りの平均点でした。受験生の多くが新試験制度にしっかり対応してきたことの現れだと言えるでしょう。

思考力がより必要となる

2017年や2018年の試行調査では、センター試験と比較して問題数は減少しました。ですが、その分資料が増え、思考力を必要とする問題が大幅に増加しています。それでも、用語の定義や正しい理解、その応用方法などの定着度を図るスタイルは、センター試験の伝統を引き継いでいるとも言えるでしょう。

従って今年度の共通テストにおいても、普段より暗記だけでなく思考力を高める学習をしている人は、考えさせる問題が出題されても十分に対応できたと考えられます。

問題数は減少?

2019年センター試験の問題数が36題であったのに対して、2017年試行調査は23題、2018年試行調査では33題でした。さらに2021年共通テストでは30問と、共通テスト本番でも設問数が大幅に減る結果となりました。

ただし、グラフなど資料の読み込み量は増え、思考力を必要とする問題が増加しています。教科書で得た知識を暗記のみに留めるだけではなく、教科書本文と関係する統計資料と照らし合わせながら確認するなど、出題の切り口が変わっても対応できるだけの力が身につくでしょう。

条件の理解が必要な問題が出る

共通テスト現代社会の問題では、条件理解が必要な問題が出題されます。本年の問題では、大問1の問8や大問2の問2が、そのパターンだったと言えるでしょう。

これらの問題は、教科書に出てくるキーワードとなる用語の正確な理解はもちろんのこと、対立軸の見方や数学的思考も必要となる問題でした。用語そのものはセンター試験と同レベルの知識であったため、既存知識と条件の正確な読み取りが正しく組合せられれば、正確を導き出すのは十分可能だったと言えます。

また2021年の試験では、条件を全て読み込まなくても、キーワードを手がかりに解答できる問題もありました。

課題探究型問題が出る

試行調査の結果から、共通テストでは課題探求型の問題が出題される可能性を指摘されていました。課題探究型問題とは、資料文や統計データが正しく読解できているかどうかが試される問題を指します。

2021年の共通テストの試験では、授業のメモをカードⅠの(ア)~(ウ)、カードⅡの(1)~(3)の形式でまとめ、そこからロックの権力分立論やモンテスキューの三権分立、さらに現代の司法や行政の基礎知識を問う内容が出題されました。

また、2018年の試行調査においては、最高裁の違憲判決文やアダム・スミスの『国富論』が取り上げられました。

これらの傾向を総括すると、「出来事に関する年代」・「制度・思想・政策」など、ジャンルに関係なく幅広い出題内容だった点は、センター試験と共通していると言えるでしょう。

そこで今度は、実際に出題された共通テストの内容について詳しく見ていきましょう。

2021年共通テストの問題分析

分析の画面

ここでは、2021年共通テスト現代社会の出題について、分析してきましょう。

第一問:権力分立とそのあり方

第一問の問1では、福沢諭吉や中江兆民など明治時代の啓蒙思想家についての基本的な知識が問われました。また問2~8では、現代における基礎法学の知識や政治・行政制度について出題されています。

センター試験時代より思想史は頻繁に取り上げられていましたが、問1では思想家たちの著書について答えさせる問題が出題されました。具体的な出典と問題を解く上でのキーワードは次の通りです。

カード記号 著者名 著書 キーワード
中江兆民 三酔人経綸問答 恩賜的民権、恢復的民
夏目漱石 現代的日本の開化 内発的開化、外発的開化
福沢諭吉 学問のすすめ 「貴賤上下の区別なく」「身も独立し~天下国家も独立すべきなり。」

この問題においては、啓蒙思想家と代表的な著書、著書の概要を把握していた人は、容易に解答できたと考えられます。

今後も現代社会における思想史は必須攻略分野だと言えます。今回のような出題形式にも対応できるように、思想家の名前はもちろんのこと、「著書名」や「思想を表すキーワード」もセットで覚えて理解を深めておきましょう。

第二問:持続可能な開発

ここでは「ワンガリー・マータイさんのMOTTAINAI」という言葉を元に、3人の生徒が言葉から連想される問題について発表するという出題形式でした。

出題内容は、次の通りです。

発表番号 取り上げられたトピック 問われた内容
3R リデュース・リユース・リサイクルについての正しい知識と現場への応用方法、及び優先順位について
民意の反映 ・選挙制度におけるドント式などの理解
・アメリカや日本の議会制度
環境問題 ・人間と自然の関係にまつわる理解
・国際条約や制度

ここでは、資料を読み解けるかどうかで決まる問題が多かったと言えます。特に問2は実数がほぼ提示されていなかったので、混乱した人も多かったのではないでしょうか。

ですが母集団の人数順や手順に注目し、問われている意図を把握すれば正答にたどり着ける問題です。今後の出題においても、どれだけ資料を丁寧にかつ素早く読み解けるかが、得点のポイントとなるでしょう。

第三問:市場経済と政府の役割

第三問では6つの会話文を元にして、経済分野や政府の役割の知識を問う問題が出題されました。特に経済分野からの出題が目立ったと言えるでしょう。

グラフから出来事や世相を読み解く

問1では複数の年代のグラフを用意され、バブル経済における成長具合が読み取れるかどうかが試されるなど、共通テストらしさも垣間見える出題でした。

80年代の成長率を示す①のグラフに対し、②のグラフは、高い成長率を維持している中で「4」の部分だけが急激に落ち込んでおり、74年の石油ショックを反映していると推察できます。さらに、③や⑤のグラフはマイナス成長が含まれているので除外、④のグラフは一貫して高い成長率を保っているので、高度経済成長を示す60年代のグラフであると特定できます。

問2~4は基礎知識が重要

問2~4については、従来のセンター試験でも頻繁に取り上げられてきたGDPや国際貿易の知識、景気変動の波と財政の関連性についての基礎知識を問う内容でした。途中で会話形式を挟んでいるものの、問われている知識については見覚えのあるものも多かったでしょう。

公共財の深い理解が求められた問5

問5では公共財における「非競合性」「非排除性」についての正しい理解が求められています。教科書で習う基本的レベルの知識を、会話中で一般道を題材とした具体的なモデルに落とし込んだ出題がされました。

誰でも利用できるので、特定の利用者を排除できないという公共財の「非排除性」の理由まで問われる内容であり、基本用語についても深い理解が求められる問題だったと言えるでしょう。

第四問:現代社会の変容

第四問は現代社会のトピックや「青年期の発達」について取り上げられました。カードゲームを用いた勉強という設定で、会話文がリード文になっています。唐突に「カードゲーム」が登場して戸惑った人もいるかもしれませんが、内容自体は下線が引かれた部分についての正確な知識を問う問題ですから、落ち着いて対応すれば解答できる問題でした。

問1は正確な略語の知識を

問1は普段耳にすることも多い略語が並びましたが、略語の知識とリード文の内容を、正確に照らし合わせることが重要だったと言えます。「ア」は会話に登場した「革命」や「産業」という言葉を手がかりに、「ICT」を選択できた人も多かったのではないでしょうか。

「イ」は、ES細胞とiPS細胞の違いについて、「ウ」では生命の維持や尊厳そのものを尊重するSOLと生命の質を重視するQOLの違いについての正確な知識が問われました。

略語については、何となく覚えている人も多いので、より正確な定義の知識が必要だったと言えるでしょう。

心の動きに注目した問2・問5

問2では合理化を説明する題材として、イソップ童話の「すっぱいぶどう」が取り上げられました。教科書でもよく取り上げられる話ですが、そこから発展させて、他の防衛機制についての正しい理解とその具体例を想起させる問題でした。

また、問5は「ルソー・ユング・エリクソン」について、それぞれの論理の基本的な理解ができていれば解答できたと言えます。

時事的な要素も含んだ問3・問6

問3の臓器移植法については、2009年の法改正の変更点に焦点が当てられました。臓器提供に家族の承諾が必要なのはよく知られていますが、法改正による変更内容の知識の有無が、正解の分岐点になったと言えるでしょう。

問6はBRICSWTO(世界貿易機関)など比較的新しい略語も含まれています。BRICSはブラジル・ロシア・インド・中国、南アフリカ共和国など国名まで特定できるようにする、WTOはGATT(関税貿易一般協定)との違いを押さえておくことなども、今後の対策として重要でしょう。

第五問:買い物弱者問題

第五問は、買い物弱者問題を解決するための政策について、「地域の特性」や「住民の不便さや苦労の割合」など焦点を変えながら読み解いていく、探究型の問題でした。

正解するには、資料から正確かつスピーディーに文章やデータを読み取ることが、ポイントだったと言えます

例えば問1は、資料アの内容を正確に理解しているか試される問題でしたが、数字のデータや注釈が多いだけでなく、問題の選択肢の文章もボリュームがありました。スピーディーに解答するためには、解答の選択肢の文頭や文末にある部分から、「誤り」と考えられるポイントに注目し、その上で資料のデータと照らし合わせて検証すると解答しやすかったでしょう。

共通テスト現代社会の対策法

新聞を読む男性

ここでは、共通テストにおける現代社会の対策法を紹介していきましょう。

思考力・判断力が必要

かねてより大学入試センターが発表していたように、今回の共通テスト現代社会においては、全体的に論理的思考力や判断力を問う問題が大半を占めました。試行調査の傾向を踏まえても、今後もこの流れは続くと予想されます。

また、今年度の出題では第二問の問2のように題材は現代社会の問題でありながら、さらに踏み込んだ思考法が必要な問題も見られました。そのため、基本用語など知識の暗記だけに留まらず、今まで得た知識を応用できるだけの深い理解が求められます。

思考力や判断力を深めるためには、教科書などで得た知識が、実際の社会ではどのように活用されているのかを把握したり、関連する内容まで理解できているのかを確認したりするのも大切です。新聞記事と教科書に掲載されていた単語や内容を照らし合わせたり、資料集などを活用しながら多角的な視点をまとめたりするのも、思考力や判断力を磨くのに有効でしょう。

資料を読めるようにしよう

今回の共通テストでは、従来のセンター試験と異なり資料の多用が目立ちました。リード文などの長文化対策としても、資料の読み込みには慣れておかなければなりません。

特に、思考力や判断力が必要な図表問題や資料問題を解けるようにするには、日頃から資料を読んで必要なデータを拾い上げる能力を磨くのも大切です。資料を読む際には、「問題で問われていることの本質に対応するデータを、資料の中からどのように拾い上げ、論証の裏付けとして活用するか」を考えながら読み進めましょう。

単語も必要

現代社会を学ぶには、まず基本的な単語から確実に覚えましょう。なぜならば、今年度の共通テストの問題では資料の多用が目立った一方で、基本的な知識で対応できる問題も混じっているからです。

特に各種の法律名や略語などは、似た響きのものも多く、混乱する人もいるのではないでしょうか。一度見ただけでこれらを理解した気分になるのは、本番での失点につながります。

ここまで、共通テストでは「思考力・判断力が必要」と紹介していきましたが、それらを使いこなすには単語などの基礎力を向上させておくのが、まずは大切です。ある程度基礎用語の知識を固めてから、思考力・判断力を磨くトレーニングに移行してください。

基本事項は教科書で

知識を問う問題が難しいと感じたならば、まずは教科書で基本項目の概要や内容を把握しましょう。共通テストは問題の切り口が変わっても、高校の学習内容から出題される点はセンター試験時代と変わりがないからです。

本番近くになると、他の科目も追い込みに入りますから、そこで基礎固めに時間をかけるのは無理があります。できるだけ夏休みまでには、基本事項を押さえて直前期は演習で力を伸ばしたいものです。

また教科書を読む際には、太文字とその解説から着手すると、知識を系統立ててインプットしやすくなるでしょう。

時事問題も押さえよう

現代社会は、センター試験のときから時事問題が頻繁に取り上げられてきたと言えます。2021年の共通テストでも、「SDGs」すなわち持続可能な開発目標に関連した環境目標に関連する問題が出題されています(第二問-問4・5)。

そのため、例えば医療分野やオリンピック開催の是非などについても、それを題材としたトピックから問題を作成される可能性もあるでしょう。これらの時事問題は、新聞各社が出している「今年の重大ニュース」などの記事を読んでおくと、それにまつわる論説も含めて現代社会の実践的な知識が得られます。

インターネットでこのような記事を公表している大手の新聞社も多いですから、自宅で新聞を購読していない人も、積極的に新聞社の情報なども活用しましょう。

共通テスト現代社会の勉強計画法

スケジュール

それでは、これから共通テストで現代社会を利用する人は、どのような勉強計画を立てたら良いのでしょうか。今度はその具体的な方法について解説していきましょう。

高校生は授業をしっかりと

まずは、高校生は学校の授業としっかり向かう姿勢が大切です。繰り返しになりますが、共通テストの試験範囲は高校の授業内容から出題すると明言されており、今年度の試験においても、それは徹底されているからです。

たとえば共通テストの第二問では、マータイ氏のトピックを切り口に3Rについての問題が出題されました。3Rについてはほぼ全ての教科書で記述が見られる基本的な内容であり、その具体例についても授業で取り上げている学校も多いでしょう。

日頃より授業に真剣に取り組み、授業内容についてしっかり理解することが、そのまま共通テスト対策に直結していると言えるのです。

進研ゼミの受講を検討

共通テスト対策を考える上で、進研ゼミの存在は外せません。

進研ゼミは他の予備校・通信教育と比べても特に共通テスト対策に力を入れており、予想問題なども積極的に作成しています。

まだ過去問がほとんどない共通テストを乗り切るに当たって、進研ゼミが作成するような予想問題は非常に重要となりますので、まだ未チェックだという方はぜひ早めに確認しておきましょう。

\資料請求で体験教材プレゼント!/

問題演習をしよう

夏頃までに基礎知識のインプットを終えて土台を固めたら、問題演習に取り掛かりましょう。基礎知識を完璧にしたつもりでも、問題演習などでアウトプットをしてみると記憶があやふやだったり、派生問題でつまずく人も多いものです。

曖昧な部分があなたの苦手な部分ですから、そこを攻略していくことで効率良く勉強できます。特に、今年度の共通テストや2年分の試行調査の過去問は、問題形式への慣れや解法の理解も含めて完璧にしましょう。

さらに、間違えた問題や自信がなかった問題に付箋やチェックを付けておくと、集中的に復習できるので学習能率がアップします。

模試を受験しよう

秋頃になったら、共通テスト対策用の模試を受験しましょう。模試を受験することで本番のシミュレーションができるだけではなく、試験結果からライバルとの学力差や志望校の合格ラインまでの距離感が明確になります。

合格ラインまでの距離感をつかむことで、合格するために積み上げるべき点数や攻略ポイントがはっきりしますから、学習効率も上げやすくなります。また、結果表で弱点や特に注意すべき箇所を分析してくれることも多いですから、これらを活用して、受験までの期間を有効に利用しましょう。

総復習で抜け漏れをチェックしよう

試験1カ月前など直前期には、これまで解いた問題の総復習をしましょう。現代社会は科目の響きから何となく解けるような気がする受験生も多く、他の社会科目よりも平均点が若干低い傾向にあると言われています。

ですが教科書などで学ぶ基礎知識が大切である点は、他の教科と同じです。やみくもに新しい問題集などに手を出すよりも、模試や今まで利用していた問題集などで間違えたり覚えにくかったりした部分を攻略する方が効率も良く、何よりも知識が定着しやすいでしょう。

新しい知識を求めて次々と参考書や別の問題集に手を出すのは、不安が募る一方なのでおすすめしません。

受験生におすすめの現代社会参考書を紹介

参考書

最後に、共通テスト現代社会におすすめの参考書を紹介しましょう。どの参考書も、既に共通テストに対応済みですので、大いに役立ててくださいね。

《新入試対応》共通テスト現代社会集中講義 四訂版 (大学受験SUPER LECTURE) (日本語)

著者名 昼神洋史
出版社 旺文社
ページ数 256p
価格 1,320円(税込)
問題数 50テーマ

本書は共通テストに対応しているテキストであり、過去のセンター試験でも取り上げられた50の重要なテーマについての問題集です。過去19年分のセンター試験を分析した上で重要度を示していますから、「基礎力向上のために最重要箇所から手を広げていこう」など、優先順位をつけて効率良く学習しやすい問題集だと言えるでしょう。

また、別冊の一問一答問題集では空欄補充形式・正誤判定形式が採用されており、受験生が間違えやすい問題を掲載しています。隙間時間の勉強にも利用できるとのレビューもあり、短期間で集中的に学習したい人にはぴったりの一冊です。

大学入学共通テスト 現代社会の点数が面白いほどとれる本 (日本語) 単行本

著者名 村中和之
出版社 KADOKAWA
ページ数 392p
価格 1,430円(税込)
問題数 30テーマ

この参考書では、共通テスト現代社会を解く上で必要な知識について、非常に丁寧に解説しています。基礎知識を固める上で必要な語句やフレーズについて、太字や赤字で強調されているので、ビジュアル的にも利用しやすいでしょう。

さらに試行調査の問題も掲載されていますから、参考書内で述べられている重要事項がどのように出題されているかも、確認しやすい点もメリットの一つです。試行調査を解くことによって、共通テスト現代社会の概要をつかみやすくなり、理解も深められるでしょう。

2021共通テスト総合問題集 現代社会 (河合塾シリーズ) (日本語) 単行本

出版社 河合塾編集
ページ数 328p
価格 1,210円(税込)

「黒本」の名称で知られる河合塾のセンター試験向け予想問題集の、共通テスト版です。「全国共通テスト高2模試」や、共通テストを想定した「全統マーク模試」の問題が掲載されています。

それだけでなく予想問題も収録されていますから、多数の資料読解やアクティブ・ラーニング形式の問題への対応力をつける上でも、もってこいの参考書と言えるでしょう。

直前30日で9割とれる 河合英次の 共通テスト現代社会 (日本語) 単行本

著者名 河合 英次
出版社 KADOKAWA
ページ数 208p
価格 1,320円(税込)
問題数 75テーマ

厳選された75の頻出テーマの要点について、分かりやすく解説している参考書です

現代社会は暗記の側面も強いため、「国数英」などの主要教科に比べ、本番直前まで学習を後回しにする人もいるのではないでしょうか。そのような人には、頻出事項に焦点を絞った本書がおすすめと言えるでしょう。

「全部を覚えきれなかったにもかかわらず、本番では結構得点できた」という声もあり、重要なポイントが効率良く学習できるのは間違いありません。

センターの過去問も有効

また、参考書以外ではセンター試験の過去問も基礎力向上には有効です。なぜならば、問題形式や問いかけの切り口が変わっても、覚えるべき重要事項や思考法は共通しているからです。

今年度の共通テストで出題された問題においては、例えば、権力分立の考え方の違いについてはセンター試験でも何度か取り上げられてきた題材です。このようにセンター試験の過去問を解くことで、思考力の前提となる「基礎知識」が実践的に身につきますから、センター試験の過去問は積極的に活用しましょう。

現代社会の共通テスト対策法まとめ

現社の共通テスト対策まとめ

  • 課題探究型問題などの新しい問題形式でも、問われているのは従来の基礎知識であることも多い
  • 資料から正しくデータを読み取り、選択肢の根拠として説明できるようにしよう
  • 幅広い分野から出題されるので、センター試験の過去問なども活用して基礎を着実に固めよう

共通テストはどの科目でも思考力の必要性や、文章や資料の読み込み量が増えたと指摘されています。現代社会も例外ではなく、資料の注釈部分についても丁寧に読み込む必要がありました。

ですが、基礎知識が大切である点は従来のセンター試験と同じです。試行問題や今年の共通テストを手がかりに、ベストな学習方法を見つけてくださいね!

人気記事
  1. 高校生
  2. 現代社会の共通テスト対策法は?センターとの違いや勉強法・試験の概要まで全て解説!