子供の習い事の費用はいくら?人気の習い事の月謝から年収に占める割合まで詳しく解説!

更新

「小学生の習い事の費用ってどのくらい?」

「月謝や入会金等の内訳は?世帯収入とはどう関係するの?」

などの疑問をお持ちの方もいるでしょう。

小学生のうちは何かしらの習い事をするのが一般的で、二つの習い事を掛け持ちするのも普通です。

子供に習い事をさせる時、気になるのはやはり費用面でしょう。

今回は小学生の習い事費用の平均について、月謝や入会金等の内訳や世帯収入との関係を含めて解説します。

これを読んで、習い事を始める際の参考にしてください。

※料金に関しては執筆時の情報を参考にしておりますので、最新情報については公式サイトより確認してください。

小学生の習い事費用についてざっくり説明すると

  • 公立小学校の場合は平均年間217,826万円
  • 学年が上がると習い事の費用も高くなる
  • 世帯年収と習い事の費用には比例の関係がある

小学生の習い事費用の平均は?

豚の貯金箱

小学生の習い事費用を様々な状況別に見ていきましょう。

公立・私立それぞれでの習い事の費用

小学生の8割は習い事をしているというデータがあります。習い事の数は2つが平均です。一方で2割の小学生は習い事をしていません。

習い事の費用は公立小学校と私立小学校で大きく異なります。文部科学省の調査によると、公立小学校に通う子供の習い事費用は年間で217,826円、月々だと20,000円程度だそうです。

一方で私立小学校の場合は年間613,022円、つまり月々50,000円程度が習い事に費やされています。

これらのデータには学習塾費も含まれているため、学習塾に通うのが一般的な私立小学校の方が金額が大きくなっていると考えられます。

小学生の学年別習い事費用

以下は小学生の習い事の費用を学年別・習い事別にまとめたものです。

全体 スポーツ活動 芸塾活動 家庭学習活動 教室学習活動
小学1年生 11,600円 4,400円 1,900円 1,700円 3,600円
小学2年生 11,900円 4,600円 1,900円 1,900円 3,500円
小学3年生 14,600円 5,100円 2,100円 2,500円 5,100円
小学4年生 16,500円 4,900円 2,200円 2,800円 6,600円
小学5年生 18,700円 4,600円 1,900円 3,000円 9,200円
小学6年生 18,400円 4,100円 1,900円 3,100円 9,300円

※参照元:ベネッセ教育総合研究所「学校外教育活動に関する調査2017

上記を見ると、学年が上がるにつれて習い事の費用は高くなることが分かります。特に高学年になると、教室学習活動費の伸びが顕著です。

親の年収別に見た習い事費用

年収のイメージ画像

文部科学省が平成28年度に実施した調査によると、公立小学校の場合、年収1,200万円以上の家庭の習い事費用は年収400万円未満の家庭の3.7倍であることが分かっています。

一方で私立小学校の場合は2倍程度だそうです。

また以下のデータもあります。

年収 習い事費用
400万円未満 8,000円
400万円以上800万円未満 13,400円
800万円以上 25,000円

※参照元:ベネッセ教育総合研究所「学校外教育活動に関する調査2017」

やはり世帯年収が高い方が小学生の子供にかける習い事の費用も高くなるようです。

習い事にかける費用の目安は?

習い事にかける費用の目安は、一般的に世帯月収の5%と言われています。特別な事情がない場合、この範囲内に収まる費用の習い事から選ぶと良いでしょう。

共働き夫婦の場合、月謝が2万円程度までの習い事であれば問題なく選択肢の一つに挙げられる、と考えられます。

また、子供が複数人の場合は、それぞれに均等に費用を割いたり(子供が二人の場合、2.5%ずつ)、学年の高い子供に多めに払ったり挙げたりしましょう。

小学生に人気の習い事の費用

腕を組む少年

習い事には様々なものがあります。以下では特に小学生からの人気が高いものを紹介するので、習い事選びの参考にしてください。

水泳

水泳は小学生の間で一番人気の習い事です。全身運動なので体力アップや運動神経の向上に繋がるだけでなく、免疫力アップやアレルギー体質の改善にも効果が期待できます。

水泳教室の入会金は4,000〜8,000円程度が一般的ですが、無料の場合も多いでしょう。

月謝の相場は5,000〜10,000円程度です。ただし、練習回数やコースなどによって増減はあります。

特別な道具を使わない分、スポーツの中では比較的お金のかからない習い事と言えるでしょう。

水泳は選手コースが特徴的

水泳教室には一般コースと選手コースがあります。選手コースの方が通う日数が多く、練習もハードなので、その分値段も高くなります。

一般コースの月謝は5,000〜6,000円程度ですが、選手コースなら8,000〜10,000円程度かかるでしょう。

コース選びについてですが、まずは一般コースから始め、タイムが速くなるなど上達してきたら選手コースに切り替えることを検討するのがおすすめです。

英会話教室

英会話教室も小学生に人気の習い事です。小さいうちから英語に慣れておくことで、英語を話すことに抵抗感がなくなるというメリットがあります。

英会話教室の月謝は、先生の人数や教室の規模、受講形態などによって様々です。一般的にはグループレッスンよりもマンツーマンレッスンの方が費用は高くなります

入会金の相場は10,000〜20,000円のことが多いでしょう。月謝はグループレッスンで5,000円前後、マンツーマンで5,000〜10,000程度のことが一般的です。

また英会話教室には大手と個人の違いもありますが、これに関してはそれぞれの好みで決めると良いでしょう。

ピアノ

ピアノは勉強ができる子供に人気の習い事で、東大生の約6割はピアノ経験者だというデータもあるほどです。

ピアノでは左右の指で違う動きをしなければいけないので、脳の発達に良いと言われています。

ピアノ教室にも全国展開している大手の教室と個人で営んでいる地元の教室があり、グループレッスンと個人レッスンという区別もあります。

初めはグループレッスンでも良いですが、レベルが上がってくると個人レッスンになることがほとんどです。

入会金は5,000〜10,000円程度、月謝は初めの方であれば5,000〜10,000円強(大手のピアノ教室)が相場になります。

ただし、レベルが上がってくると月謝も高くなるのが一般的です。また以下のような費用も必要になります。

費用 金額
発表会の参加費 年10,000〜30,000円
ドレスなどの衣装代 10,000円〜
ピアノの調律費 12,000〜15,000円
教材費(半年に1回程度 ) 5,000円

入会金や月謝に加えて上記の費用もかかるので、お金がかかる習い事と言えるでしょう。

サッカー

サッカーなどのチームスポーツでは、チームとの協調性や仲間への思いやりなどを学ぶことができます。

またサッカーは体力向上や視野の広さを身に付けるのにも有用です。

さらに人気のチームスポーツのため、体育の授業など学校で行われる機会も多いでしょう。学校で活躍する機会が増えれば、子供の自信にも繋がります

月謝の相場は5,000〜20,000円程度で、練習回数やチームの強さなどによって増減があります。

またユニフォーム代やシューズ代などの初期費用が必要になる他、遠征代なども必要です。しかし、野球やゴルフなど道具をたくさん使うスポーツと比べると、お金がかからない習い事と言えるでしょう。

学校の予習・復習を行う補習塾では、季節講習などがないことが多いので、どの学年でも年間10万〜20万で利用できるでしょう。

科目数や授業日数などによって変動はありますが、そこまで高くなることはありません。ただし、季節講習がある補習塾なら、別途講習費が必要です。

一方で中学受験対策を行う進学塾であれば、かなりの出費を覚悟しなければなりません。特に小学6年生時には年間100万円程度は必要になります。

これは夏季講習や冬季講習、志望校別の対策授業など、普段の授業とは別の特別授業が多いからです。

4・5年生のうちは特別授業の回数は少ないため、少し費用は抑えられますが、それでも年間50万円程度はかかるでしょう。

特に有名私立中学を受験する場合は、志望校別の対策を入念に行う必要があるので、費用は高くなります。

学習塾費の平均額は13万6千円

文部科学省が平成30年に実施した「子供の学習費調査」によると、小学生の学習塾費の平均額は公立小学校で約13万6千円、私立小学校で約33万7千円でした。

また学習塾費の分布は以下の通りです。

区分 公立 私立
0円 60.9% 24.9%
〜1万円未満 3.1% 2.0%
〜5万円未満 9.9% 8.1%
〜10万円未満 9.3% 9.4%
〜20万円未満 10.6% 16.4%
〜30万円未満 2.7% 10.5%
〜40万円未満 1.4% 7.8%
40万円以上 2.0% 20.9%

上記を見ると、公立小学校の学習塾費は10万円〜20万円のことが多いようです。私立小学校の場合は40万円以上の学習塾費を支払う家庭が目立ちます。

一方で公立小学校の場合は6割以上、私立小学校の場合は約25%は塾に通っていません。そのため、小学校のうちは塾に通わないというのも一般的な選択であると言えるでしょう。

通信教育

通信教育の魅力は塾よりも圧倒的に安い費用で受講できることです。月額料金の相場は小学1年生で3,000円前後、小学6年生で5,500〜6,000円程度でしょう。

学年が上がるごとに費用は高くなっていきますが、塾と比べると格安の料金です。

また通信教育では主要4科目に加えて、英語やプログラミングも学べるので、他の習い事に比べてコスパが良いと言えるでしょう。

最近はタブレットで楽しく学べる教材も多いので、勉強が苦手な場合にもおすすめです。

顧客満足度が高いのはZ会

顧客満足度を評価するイードアワード2019の結果を参考にすると、最優秀賞といくつかの部門賞を受賞したZ会の通信教育がおすすめです。

Z会はテキストや映像授業、添削指導のクオリティの高さに定評があります。特に勉強が得意な子供におすすめです。

また「楽しく勉強させたい」や「学習習慣を付けさせたい」という場合は、タブレット学習のスマイルゼミなどが良いでしょう。

以下の記事では、Z会の特徴や料金体系、評判などを詳しく解説しています。興味のある方は、ぜひご覧ください。

通信教育の費用一覧

以下では代表的な通信教育の費用(ひと月あたり)を一覧でご紹介します。

通信教育 小学1年生 小学6年生
Z会 3,927円 8,370円
進研ゼミ 2,980円 5,730円
スマイルゼミ 2,980円 5,700円
ポピー 2,500円 3,800円
まなびwith 3,378円 5,092円
スタディサプリ - 1,650円
がんばる舎 900円 900円

イードアワード2019の「学費の満足度が高い通信教育」では、小学ポピーが部門賞を受賞しているため、コスパの良さを求めるなら小学ポピーがおすすめです。

教材のクオリティや充実度の高さを求めるなら、Z会や進研ゼミ、スマイルゼミが良いでしょう。

体操

体操ではマット運動や鉄棒、トランポリンなどを通じて、運動神経を高めることができます。運動能力を向上させることができるので、運動が苦手な子供にもおすすめです。

またダンス要素を取り入れた新体操もあります。振り付けを覚える必要があるので、記憶力も鍛えることができるでしょう。

体操教室にも水泳同様、一般コースと選手コースがありますが、どちらのコースを選びか迷う場合は、一度体験教室に参加することをおすすめします。実際に雰囲気を見て、決めると良いでしょう。

月謝は4,000〜8,000円程度のことが多く、比較的リーズナブルな習い事です。

ダンス

ダンスも小学生におすすめの習い事の一つです。ヒップホップやジャズダンス、バレエなど様々なジャンルがあります。

ダンスの魅力は表現力が鍛えられることです。また振り付けを覚えることを通して、記憶力も鍛えられます。

最近は学校の体育でもダンスの授業があるので、友達の前で活躍できる機会も増えるでしょう。

月謝の相場は4,000〜10,000円程度です。また発表会の参加費として5,000〜10,000円程度が必要になることもあります。

さらに衣装代として10,000円程度がかかることもあるでしょう。

書道

集中力や根気を身に付けさせたいという方には書道をおすすめします。

学校でも習字の授業はあるので、成績アップにも繋がるでしょう。またコンクールなどで入賞すれば、子供の良い成功体験になります。

月謝は3,000〜5,000円程度で、習字道具一式も5,000円程度で購入できるでしょう。そのため、あまりお金がかからない習い事と言えます。

当然書道を習えば字がきれいに書けるようになるので、将来的にも役に立ちます。

また書道には段位や級位があるため、子供の良いモチベーションになるでしょう。目標に向かって努力することで、精神的にも成長できます。

空手・剣道などの武道

空手や剣道などの武道を習えば、精神的に強くなれるでしょう。忍耐力のあるたくましい人間へと成長できます。

また礼儀作法が身に付くことは武道ならではの特徴です。もちろん体力の向上も期待できます。

さらに武道にも段位・級位があるので、モチベーションを維持しやすいというメリットもあります。

月謝は5,000〜10,000円程度であることが一般的です。ただし、最初は道着や防具代が必要になります。

武道には空手や剣道以外にも、合気道や柔道、少林寺拳法など様々な種類があるので、子供が興味を示すものを選ぶと良いでしょう。

人気の習い事の費用一覧

パソコンを見る二人

以下では小学生に人気の習い事とその費用を一覧でご紹介します。

習い事 費用(月額)
水泳 5,000~10,000円
英会話 5,000~10,000円
ピアノ 5,000~10,000円
スポーツ(サッカーなど) 5,000~20,000円
8,000~50,000円以上
通信教育 3,000~6,000円
体操・ダンス 4,000~10,000円
書道 3,000~6,000円
武道(空手など) 5,000~10,000円

上記を見ると、どの習い事も概ね同じくらいの価格帯であることが分かります。一般的にスクールのレベルが上がったり、マンツーマンになると値段は高くなります。

また上記以外にも道具代や送迎費などが別途必要になる場合もあるので注意しましょう。

子供の習い事の決め方は?

家計のイメージ画像

まずは予算内で習い事を限定する

まずは、上記内容を参考にして、予算内で選択できる習い事を限定しましょう。当然ですが、お金に余裕がなければその習い事を選ぶことはできないからです。

また、習い事にかける費用は一般的に「給料の5%」と言われていますが、当然どのくらいの費用をかけるかはそれぞれの家庭によって異なります。

ローンがある家庭などもあると思いますので、臨機応変にかける費用を決めることが大事です。

子供のやりたい習い事とその理由を聞く

予算内でやらせてあげられる習い事を限定したら、実際に子供にやりたい習い事を聞きましょう。

この時に予算内で収まる習い事を提案された場合は問題ないのですが、予算を超える習い事の場合は「お金がかかるから、ごめんね」と正直に言うことも大事です。

またこの時に、その習い事をやりたい理由も聞くことをおすすめします。しっかりと納得できない理由で初めてしまうと、すぐにやめてしまいやすく、掛けたお金が無駄になってしまう可能性があるからです。

小学生の習い事のメリット4選

こちらを見る女性

小学生の習い事には以下のようなメリットがあります。

体力がつく

昨今は公園の減少などもあり、子供が外で遊ぶ機会は少なくなっています。

その影響もあって小学生の体力低下が問題となっており、令和元年度の調査では小学生男子の体力が過去最低の値を記録しました。

そのため、体力向上のためにスポーツなどの習い事をさせるのは良い選択と言えます。運動には免疫力アップなど健康上の効用もあるので、体が弱い子供にもおすすめです。

協調性を育む

サッカーなどのチームスポーツを習えば、協調性を身に付けることができます。

チームのことを考えて行動する練習になるので、視野の広さやリーダーシップを身に付けることも可能です。

また個人競技なら目標に向かって努力する中で、忍耐力を鍛えることができます。体力だけでなく、精神面の鍛錬にもなることがスポーツや武道の魅力です。

友達が増える

習い事は小学校以外の友達を作る良い機会でもあります。普段と違う価値観に触れることも多いので、子供には良い刺激になるでしょう。

新しい友達ができれば、子供にとっての世界が広がるため、日々の生活がより一層楽しくなる可能性もあります。

小学校の人数が少ない場合や中々友達ができないという場合には、習い事を通じて色んな人と交流してみると良いでしょう。

子供の自信になる

習い事をすれば、ある分野で他の子供よりも秀でることができるので、自分に自信を持つ良いきっかけになるでしょう。

子供の頃の経験は将来的な人間性や考え方にも影響を与えるので、健全な発育にはある程度の自信が必要です。

特に水泳やサッカー、バスケットボールなどのスポーツを習えば、体育の授業で活躍することができるので、自信を付けさせたい場合にはおすすめできます。

習い事のデメリット4選

塞ぎ込む女性

子供の発育にとってはメリットの多い習い事ですが、以下のようなデメリットも存在します。

費用が嵩む

習い事をさせる上で一番ネックになるのは、やはり費用面でしょう。

習い事をすれば5,000〜20,000円程度の月謝が必要です。そのため、複数の習い事をさせるとなると相当の出費になるでしょう。

またユニフォーム代や道具代などの初期費用がかかることも多いです。他にも衣装代や遠征代、試験の受験料などが適宜必要になるので、どうしても出費は嵩みます

そのため、始める前には年間でどのくらいの費用が必要になるかをあらかじめ計算しておくのが良いでしょう。加えて初期費用を無駄にしないためにも、子供が継続できそうかどうかをよく見極める必要があります。

親の負担が増える

小学生の習い事の場合は、親が送り迎えをしなければならないことも多いです。夜遅くに迎えに行かないといけないこともあるので、親にとっては相当の負担になります。

また試合やコンクールの際は、早朝から遠方まで送迎が必要なこともあるので、かなり大変な場合もあるでしょう。

疲れやすくなる

例えば、週に2回の習い事を複数掛け持ちするとなると、1週間のほとんどが習い事で埋まってしまい、子供は休む暇がありません。

習い事がない日にもトレーニングや練習が必要な場合もあるので、あまり詰め込み過ぎないように注意しましょう。

習い事で夜遅い日が続くと疲れが溜まり、体調を崩してしまう恐れがあります。そのため、適度に休息できるようなスケジュールにするのがおすすめです。

特に初めて習い事に通う場合は、子供の様子を見ながら徐々にペースアップしていくのが良いでしょう。

忙しすぎると友達ができにくい

いくら子供のためとはいえ、週に5〜7日も習い事を入れてしまうと友達と遊ぶ時間がなくなってしまいます

小学生にとっては友達と遊ぶ時間も非常に大切です。学校での交友関係を良好にするだけでなく、心の健康や発育にとっても好影響があります。

そのため、習い事だけでなく、友達と遊ぶ時間も十分に確保できるようなスケジュールにするべきです。

それでも習い事はするべき?

ガッツポーズの少年

何か習い事をさせるのはおすすめですが、子供がやりたくないと言うものを無理やりさせるのおすすめできません。

どんな子供にも得意・不得意があるので、子供が進んで取り組めるような習い事をさせてあげるべきです。

小学校のうちは部活や定期テストもないので、習い事を通して目標に向かって努力する経験をすることは、子供の発育に良い影響を与えるでしょう。

ただし、習い事にかかる出費は決して安くはないため、十分に検討した上で申し込むべきです。その際は子供の気持ちもよく確認しましょう。

また教室や講師との相性もあるため、体験教室に参加してみるのもおすすめです。

習い事にはメリットが多いので、子供のやる気や体力と相談しながら、積極的に挑戦させてみるのが良いでしょう。

小学生の習い事費用まとめ

小学生の習い事費用まとめ

  • 月謝は概ね5,000〜20,000円程度
  • 道具代などの初期費用が必要
  • 衣装代や遠征代がかかる場合もある

小学生の習い事費用の平均について解説しました。

文科省の調査によると、小学生の習い事費用の平均は年間で217,826円、つまり月額だと20,000円程度となっています。

月謝は概ね5,000〜20,000円程度のことが多く、その他に入会金や道具代などの初期費用がかかります。習い事によっては衣装代や遠征代が必要になることもあるでしょう。

お金はかかりますが、小学生の習い事には自信が付くことや体力が向上することなど様々なメリットがあります。そのため、子供にやる気と余裕があるならさせてあげることをおすすめします。

教室や講師との相性もあるので、興味がある習い事を見つけた場合は、一度体験教室に参加してみると良いでしょう。