小学生の塾選びのコツは?料金・メリットなどの比較ポイントから受験対策の時期も解説

更新日時 2020/08/04

小学生向けの塾選びってどうすればいいの?

料金はどのくらい?比較すべきポイントは?

など、疑問をお持ちの方もいるでしょう。

小学生を塾に通わせる際は、それぞれの学力や性格、目的に合った塾を選ぶべきです。また塾に通わず、通信教育などを利用するという選択肢もあります。

今回は小学生の塾選びのコツについて、料金やメリット、比較すべきポイント、受験対策の開始時期なども含めて解説します。

これを読めば、小学生のお子さんにぴったりの学習法が見つかるはずです。

小学生の塾選びのコツについてざっくり説明すると

  • 進学塾か補習塾かをまず決める
  • 進学塾の6年生なら年間100万円程度が必要
  • 通信教育という選択肢もある

小学生の塾の選び方は?

こちらを見る女性 小学生の塾選びにおいては、一概にこの塾が良いとは断定できません。それぞれの特性や目的に合った塾を選びをすることが大切です。

以下では塾を選ぶ際に意識すべきポイントを解説します。

目的から塾を選ぶ

小学生が通う塾には、以下の3タイプが存在します。

  • 進学塾

  • 補習塾

  • 総合学習塾

進学塾はその名の通り、中学受験に備えて入試対策を行うための塾です。学校の進度は関係なしに、どんどん学習が進みます。中学受験を考えるのであれば、進学塾を選ぶようにしましょう。

一方で補習塾というのは、授業の予習・復習やテストの対策を行う塾です。そのため、中学受験を考えないのであれば、補習塾を選ぶのが良いでしょう。

また進学塾と補習塾の間に位置する総合学習塾もあります。総合学習塾では、学校のフォローアップと受験対策の両方を行うことが可能です。

集団か個別かも重要

塾は集団塾と個別指導に分類することもできます。それぞれで勉強内容が違うため、自分の子供に合った形態を選びましょう。

集団の補習塾では主に学校の先取り学習を行うのに対し、大抵の個別指導はそれぞれのフォローアップが中心になります。なお、進学塾は集団塾であることが一般的です。

また同じ集団塾でも、塾の規模によってカリキュラムや雰囲気などは異なります。多くのクラスがある大手の塾と1つのクラスしかない小規模の塾は全く別物です。

負けず嫌いで人前でも講師に質問ができるだけの社交性を備えた子供なら、規模の大きな塾の方が向いていると言えるでしょう。

一方で大人しく、競争が得意でない子供には個別指導などの規模の小さい塾が向いています。

年間費用

塾の費用は、科目数や授業日数、集団か個別かなどによって様々です。一般的に補習塾の場合は、年間で10〜20万円程度かかると言われています。

月謝は安くても、夏季講習などで高い金額を請求されることも多いので、入塾は年間トータルの費用を確認してからの方が良いでしょう。

受験塾は高い?

中学受験対策を行う進学塾の場合は、月謝に加えて季節講習の費用や合宿参加費、教材費などが必要です。

そのため、進学塾に入れるなら、相当の費用がかかることは覚悟しておいた方が良いでしょう。特に6年生の場合は年間で100万円ほどかかるのが一般的とされています。

家からの距離

塾は自宅から通える範囲内で選ぶのが良いでしょう。あまりにも遠方の塾は、長時間かけて通うだけでも身体的・精神的な負担になります。

さらに遠方では親が送り迎えをしなければならない可能性も高いため、親にとっても大変な選択と言えるでしょう。

よって子供が一人でも通える塾を選ぶのがおすすめです。夜遅い時間には送り迎えをしてあげる方が安全ですが、近隣の塾なら負担も軽くて済みます。

また塾の周りの治安や、公共交通機関が近くにあるかなども、同様にチェックしておくと良いでしょう。

なお、近隣に通えるような塾がない場合は、後述する家庭教師や通信教育を選択肢に入れるべきです。特に通信教育なら居住地域に関わらず、安定したサービスが受けられるので、安心感も高いと言えるでしょう。

カリキュラムも確認

塾を選ぶ際はカリキュラムにも注目すべきです。特に進学塾の場合は、カリキュラムは志望校合格に直結すると言えるでしょう。

また集団の補習塾は学校の先取り学習が中心となるため、自分の子供のレベルに合っているかどうかをカリキュラムでチェックするべきです。

なお、個別指導の場合はそれぞれのフォローアップがメインとなるため、必ずしもカリキュラムに沿って勉強するわけではありません。

カリキュラムを見ても学習内容がよく分からない場合は、ネットの口コミや周囲の意見なども参考にすると良いでしょう。公式サイトやパンフレットには載らない利用者のリアルな意見は、塾選びの判断材料として非常に有力です。

志望校の合格実績には注意

進学塾を選ぶ場合は、合格実績のある塾を選ぶ方が良いでしょう。例えば、有名私立中学を志望する場合、その中学に一人も合格者を出したことがない塾をわざわざ選ぶ理由はありません。

合格実績に乏しい塾は、中学受験対策に有効なノウハウを持っていないと考えられるため、候補から除外するのが自然です。

志望する中学に対して豊富な合格実績のある塾の方が、有効な受験対策ができる可能性が高いと考えられます。

一方で有名私立中学に特化した塾をおすすめできない場合もあります。それは有名私立中学を目指すわけではない場合です。

当然といえば当然ですが、有名私立中学を目指さないなら、有名私立専門の対策はあまり役に立ちません。その場合はそれぞれの志望校に合った塾や教材を選ぶべきです。

塾に通うメリットは?

授業を受ける少年たち 塾に通うことには以下のようなメリットがあります。

塾選びを行う際は、塾に通わせることで自分の子供にどうなって欲しいのかまでしっかり見通しておくと、目的を見失わずにすみます。

学習意欲が高まる

講師の授業がわかりやすくて面白いと、勉強が好きになる場合もあるでしょう。実際、塾の授業を受けることによって、勉強に対するやる気が芽生える子供も多いです

また集団塾なら他の生徒もいるため、友達の頑張っている姿を見て、「自分も頑張ろう」と思うようになる子もいるでしょう。

そのため、子供の学習意欲を高めたいという場合は、塾に入れてみるのも一つの選択肢です。

学校の先取りができる

集団塾の場合は、学校の予習を行うことが多いです。そのため、学校の授業内容を先取りすることができます。

塾の先取り学習についていけるか心配する方もいるでしょうが、集団塾の講師は教えるのが比較的上手なので、難しい内容も分かりやすく学ぶことが可能です。

塾で予習をしておけば、学校の授業やテストにも自信を持って臨むことができるので、学校の成績にも良い影響が期待できるでしょう。

学校の授業についていける

個別指導の塾であれば、学校で分からないところを中心に教えてもらえます。そのため、勉強が得意でない子供でも自分のペースでじっくり学習することが可能です。

それぞれの弱点を克服するのに最適なフォローアップが受けられるので、勉強が苦手な子供ほど成績がよく伸びると言えるでしょう。

よって、テストの点数があまり良くないとお悩みの場合は、少人数やマンツーマンの塾をおすすめします。

仲間と競争しあえる

塾では模試が行われることもあり、他の生徒の点数を意識しつつ勉強することができます。友達と競い合いながらの方が燃える子供であれば、塾に通うのは効果的でしょう。

ただし、小学生の補習塾の場合は模試等も少ないため、競争しながら学ばせるには向いていません。

そのため、仲間と競い合いながらという環境を望む場合は、進学塾を選ぶのが良いでしょう。

勉強時間が長くなるのはデメリット?

勉強ができるようになるには、長い時間勉強させなければならないと考えている方も多いでしょう。

ちなみに、ベネッセ教育総合研究所が2015年に実施した「第5回学習基本調査」によると、小学生の平均勉強時間は1時間30分程度のようです。

子供を塾に通わせるとなると必然的に勉強時間は長くなります。しかし、勉強時間が長くなることは決して良いことばかりではありません。

特に低学年のうちは、無理して勉強させると勉強嫌いになる可能性もあります。勉強はむしろ短時間で効率的に行うべきです。

小学生には学年×15分の勉強が目安だと言われています。この説に従うなら、小学1年生に必要な勉強時間は一日15分です。15分なら学校の宿題をするだけで精一杯でしょう。

あまりにも長時間勉強させるのはかえってデメリットになる場合もあるので、塾に通わせるとしても無理のない程度がおすすめです。

塾にはいつから通うのがおすすめ?

本を読む子供 塾選びを行う際には、「いつから入塾させるべきか」というのも気になるポイントですよね。

ここでは小学生の子供が入塾すると良いタイミングを状況別で確認していきましょう。

学校の補習の場合は?

補習塾に通う場合は、小学校高学年を入塾の目安にすると良いでしょう。高学年からは学校で学ぶ内容の難易度が高くなるからです。

高学年からは英語などもスタートするので、苦手になる前に塾でしっかりと学んでおくのは有効です。

また、低学年のうちから塾に入れる家庭も稀に存在しますが、こちらはデメリットもあるので注意が必要です。

学校で疲弊した上に塾で夜遅くまで学ぶのは、まだ体力が付いていない低学年には酷でしょう。決して効率の良い勉強にもならないため、低学年であれば自宅学習で全く問題ないでしょう

中学受験向けの塾は?

中学受験を考える場合は小学4年生になる直前、具体的には3年生の2月頃に入塾するのが一般的です。

進学塾では4年生から本格的に受験対策をスタートさせ、6年生でさらにギアを上げるという流れになります。

最近は受験競争が激しくなっていることから、早めに塾へ入れる場合もありますが、基本的には小学4年生から受験対策を始めれば遅れを取ることはほぼないでしょう。

塾に通わないのも実は一般的な選択

文科省が平成30年度に発表した「子供の学習費調査」によると、公立の小学生の60.9%は塾に通っていないことが分かっています。

私立の場合は塾に通うのが一般的のようですが、それでも24.9%は塾に通っていません。

そのため、塾に通わない小学生は決して少数派でなく、むしろ普通だと言えます。中学受験を考えないのなら、無理して塾に通わせる必要はないでしょう。

学校の教材だけでは心許ないという場合は、後述する通信教育などもおすすめです。

塾の費用はどれくらいかかるの?

パソコンを見る二人 ここからは進学塾と補習塾、それぞれの費用の相場をお伝えします。

月謝の相場は?

進学塾と補習塾における月謝の相場は、それぞれ以下の通りです。

塾・学年 月謝
進学塾の6年生 4〜5万円
進学塾の4・5年生 3〜4万円
補習塾 5,000〜15,000円

科目数や受講日数などによって料金は変動しますが、補習塾の場合は概ね進学塾よりも安い料金で利用できます。

なお、多くの塾では夏に夏季講習を行いますが、講習がある期間は講習費のみで月謝は取らないのが一般的です。

春季・夏季・冬季講習も高い

講習費の相場は、実施される季節によって異なります。詳細は以下の通りです。

塾・学年 春季講習 夏季講習 冬季講習
進学塾の6年生 5万円程度 15〜20万円程度 5〜6万円程度
進学塾の4・5年生 3〜4万円程度 5〜10万円程度 3〜5万円程度
補習塾 2・3万円程度 4〜5万円程度 2〜3万円程度

多くの塾は夏季講習に力を入れているので、期間は季節講習の中で最長です。そのため、その分講習費も高くなります。

総合費用は年間でどれくらい?

月謝と講習費以外には、年会費や教材費、合宿参加費などが必要になる場合もあります。それら諸費用も含めた年間の学習費の相場は以下の通りです。

塾・学年 費用
進学塾の6年生 100万円程度
進学塾4、5年生 50〜60万程度
補習塾 10〜20万程度

特に進学塾の6年生には高い費用がかかりますが、3回の季節講習や合宿、志望校別の授業などがあると考えると、妥当な金額とも言えます。

家庭教師・通信教育を塾と比較

スマホを見る女性 塾に通う以外にも家庭教師や通信教育を活用するという選択肢もあります。

どの塾にするかを選ぶ際には、家庭教師や通信教育を塾と比較することも忘れないようにしましょう。

家庭教師もフォローアップに最適

家庭教師を利用する場合も個別指導の塾と同様に、それぞれのフォローアップを中心に学習することができます。

分からないところを指導してもらえるため、勉強が苦手な場合にもおすすめです。

家庭教師特有のメリットとしては、自宅で学習できるということが挙げられます。プライベートに近い雰囲気で学べるため、リラックスして勉強することが可能です。学習の悩みも相談しやすいでしょう。

一方でデメリットとしては、教師の当たり外れが激しいことや契約の形式上教師の変更が難しいことなどが挙げられます。

なお、費用に関しては個別指導を利用する場合と大差ありません。

タブレットで学ぶ通信教育も人気

小学生には通信教育を利用するのも極めておすすめです。最近は各社がタブレットで学ぶ教材を提供しており、楽しく勉強ができると大変人気を集めています。

またタブレット教材を提供しているのは、ベネッセやZ会など言わずと知れた教育業界の大手が多いので、教材のクオリティも非常に優れています。

それぞれのノウハウがしっかりと活かされており、学校の予習・復習などの基礎学習から応用的な学習までタブレット一台で気軽に行えます。

好きな時間に自宅学習ができるので、遊びや習い事と両立しやすいことも魅力です。また、通信教育なら年間の学習費をかなり抑えられるので、親にとってもメリットの大きい選択だと言えるでしょう。

通信教育の王道は進研ゼミ

通信教育は数多くあり、どの講座にもメリットはありますが、その中でも進研ゼミがおすすめです。

進研ゼミはタブレットを使って学習することもでき、1日の学習時間およそ15分で学校の予習をすることができます。

塾に比べて価格が安いことに加えて塾への送迎などをする必要もないため、親にとっても手間がかからずおすすめできます。さらに教材がかさばらないため、家が教材だらけになってしまうことを防げます。

赤ペン先生による添削指導を利用すれば記述対策を行うこともでき、子供の学力を伸ばすのにうってつけの教材であると言えるでしょう。

昔からある大人気の講座なので、ぜひこの機会にチェックしてみてはいかがでしょうか。

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小学生の塾選びのコツまとめ

小学生向けの塾選びまとめ

  • まずは塾に通う目的を明らかにしておこう
  • 集団か個別かも重要なポイント
  • 中学受験を狙うなら3年生の2月に入塾するべき

小学生の塾選びのコツについて解説しました。

中学受験を目的としているのか、学校の授業のフォローを期待しているのかなど、目的によって最適な塾は変わってきます。どうして塾に通わせたいのかを今一度明確にしてくことが大切です。

ただし、塾に通わせる場合はそれなりに費用がかかることを覚悟しておきましょう。

また、お子さんによっては塾ではなく家庭教師や通信教育の方が向いている場合もあります。お子さんの声にも耳を傾けつつ、ぴったりの勉強法を選択しましょう!