小学生の平均勉強時間は?家庭学習の習慣作りや効果的な勉強法まで解説!

更新日時 2020/08/03

「子供に勉強しなさいといってもしてくれない…」

「周りの子供たちはどれくらい勉強しているのかな?」

こうした悩みを抱えているご家庭も多いのではないでしょうか。

小学生のうちから勉強の習慣をつけさせたいと考えていても、実際どれくらい勉強させれば良いのか分からないと、なかなか手が打てないですよね。

そこでここでは、小学生の平均勉強時間を確認しつつ、家庭学習の習慣作りのポイントや勉強方法まで分かりやすく解説します

小学生の勉強時間についてざっくり説明すると

  • 学年×15分の勉強が目安
  • 小学5年生の平均勉強時間は1日90分だが、個人差が大きい
  • メリハリのある勉強時間を設ける
  • 親と子のコミュニケーションも大切

小学生の平均勉強時間はどれくらいなの?

勉強

「自宅で勉強できないなら、塾へ通った方がいい?」「ドリルを購入しても全然やらない」といったように、家庭での勉強法について困っている方も多いです。

なかには、「うちの子、30分も勉強しないけど大丈夫?」など、小学生の平均勉強時間はどれくらいなのか気になる方も多いのではないでしょうか。

そこでまずは、全国的に小学生はどれくらい勉強をしているのか、また、宿題の時間は家庭学習に入るのかなど小学生の家庭学習時間についてふれていきます。

小学生の平均勉強時間は1時間半

ベネッセの小学5年生2,601人を対象にした「2015年第5回学習基本調査 データブック」によると、平均学習時間は1時間半でした。

しかしこれは、あくまで平均値です。以下の表のように、ほとんどしないという子もいれば、3時間以上するという子もいます。

学習時間 割合
ほとんどしない 4.0%
30分程度 12.8%
1時間 27.7%
1.5時間 19.5%
2時間 14.1%
2.5時間 6.2%
3時間 4.9%
3.5時間 3.2%
それ以上 6.1%
無回答 1.4%

「我が家では1時間半も勉強させられない」と思う方もいるでしょう。

ベネッセのデータは小学5年生だけを対象とした数値であり、中学受験を検討している家庭では勉強に力を入れ始める頃なので、家庭学習時間の平均が長い結果になっても不思議ではありません。

一般的には、小学生の推奨勉強時間は学年×15分とされ、小学5年生であれば75分が目安となります。

ただし、ダラダラと勉強に向き合うのであれば、たとえ75分間勉強していても効果は期待できません。長時間の勉強よりも、集中した短時間の勉強の方が一番効率的に学習できるということもあります。

宿題の時間は勉強時間にいれる?

学校から出された宿題をする時間を、家庭学習とするのか悩まれる方もいます。基本的には、宿題も家庭学習時間として考えられています。

ベネッセの資料では、上記でご紹介した勉強時間に含まれる宿題をする時間もデータとしてあります。

宿題時間 割合
ほとんどしない 2.3%
15分 10.5%
30分 26.0%
45分 18.3%
1時間 26.1%
1.5時間 10.0%
2時間 3.5%
それ以上 1.7%
無回答 1.6%

平均して約50分が宿題の時間となっています。

学校によって宿題の量が異なるので、宿題にかかる時間に長い・短いは一概には言えませんが、1日の学習の平均時間が約1時間半なので宿題が占める割合が大きいのがわかります。

親としては、宿題は学校の延長のようなものであり、できればドリルなど宿題とは別のものを学んでほしいと思うところですよね。しかし、学習習慣を身につけると一歩として、まずは宿題をきちんとこなすというところから入るということも大切です。

勉強時間は短くてもいい?

勉強時間にこだわる方も多いですが、実は勉強時間はさほど問題ではありません。

時間よりも「」が大切です。

先述したように、ダラダラと集中力のないまま長時間勉強を続けるよりも、短時間集中して勉強をする方が効率よく、そして飽きずに続けられます。

また、勉強を嫌なものと感じている子供にとって、ただ長いだけの勉強時間はより苦痛なものでしかないため、もっと勉強を嫌うようになります。

まずは、勉強をした時間よりも集中したかどうか、効率に注目しましょう。

効率よく勉強するための習慣作り

自宅学習

小学生の家庭学習時間として、学年×15分が目安とされているものの、あくまで目安であり学習の質が伴わなくてはいけません。

そのためには、生活の中で上手に学習方法を見つけ、習慣としてルーティン化することが大切です。

そこで、勉強をする習慣作りとしておすすめの方法を紹介していくので、ぜひ参考にしてください。

質問できる相手の存在

勉強に遅れを感じている、勉強を苦手とする子の多くは、一番初めの基礎をよく理解していない傾向があります。

基礎をよく理解していないために、授業を理解できない、その結果テストも良い点が取れず成績が思わしくないという悪循環が生まれている可能性があります。

そのような場合は、まず基礎に戻ってわからないところから始めなくては、授業を理解して成績を上げるということは難しいでしょう。

そのためには、質問をする相手が必要です。

親や塾の先生、通信教育などといったものでも構いません。その子が思う疑問に、ひとつひとつ回答してくれる相手が必要です。

ただ、塾や通信教育は学びの場が限られてしまうので、できれば親が寄り添って学習を進めていくことがいいでしょう。親から見て基本的なことがわかってないと感じるのであれば、まずはその基礎へ戻って学習を進めていくようにしてください。

子供と親のコミュニケーションは重要!

家庭学習では、子供が親に気がねなく質問ができる環境というのは重要です。その環境づくりとして、学校であったことなど積極的に会話をするようにしましょう。

とはいえ、親が勝手に話をする、子供の話を聞き流すといった状態では、コミュニケーションを取れているとはいえません。まずは、子供の意見を尊重するようにする、話を最後まで聞くといったことが大切です。

実際にデータとして、親と子供の会話が多い家庭の方が、子供の成績がいいという結果もあります。まずは家庭内での会話を増やすことを心がけましょう。

時間と内容を決めてから始める

家庭学習の時間をダラダラと過ごさないために、「今日はここまでやる」といったように、時間と勉強の内容を決めてから取りかかるように習慣づけしましょう。

勉強を始めるときに「今日は国語をやろう」といった漠然とした予定では、国語の何をやるのか、何ページまでやるのか定まっていないため、気持ちもゆるんでしまいます。 また、勉強が嫌いな子であれば、終わりが見えないためモチベーションが下がってしまう原因にもなるので注意しましょう。

「今日は算数のドリル35ページまでやる」といったように、具体的に目標を決めて勉強を始めることでモチベーションを保つことにもつながります。

そして、20分でやる、この問題は10分でやるといったように時間の目標も一緒に立てることで、メリハリのある学習が可能です。

もし、予定していた時間通りに終わらない場合は、予定に無理があるといったことも考えられますが、まだ学習内容が理解できていないということもあります。その場合は、基礎に戻って学習をしましょう。

小さなことでも積極的に褒める

家庭での学習が進まないという子の多くは、勉強に対して苦手意識をもっていることが多いです。その苦手意識を克服するためには、「できるんだ!」という自信を持たせることも大切になります。

「成績が上がる」「テストでいい点が取れた」などといった経験を積み重ねることで、自信にもつながるでしょう。ただ、成績やテストの点を上がるためには、やはり家庭学習は必須です。

まずは、小さなことから褒めるようにしましょう。「計算がはやくなったね」「わからないところを確認してえらい」など、勉強に対する苦手意識を少しずつ和らげることが大切です。

「勉強しなさい!」よりも「自分から勉強してえらいね」など、子供にとってポジティブに感じる発言をするようにしましょう。

勉強のハードルを下げるために

小学生になると、自分の部屋の机でひとりで学習させているという家庭は多いのではないでしょうか。

実は、子供にとって誰もいない部屋でひとりで勉強を始めるのは、ハードルが高い作業になります。特に勉強を苦手とする子供にとって、自分の部屋は誘惑にあふれています。勉強より好きなものに意識がいってしまうのは当然です。

そこで、勉強の習慣づけには、リビングでの学習から始めるのがいいでしょう。

学校のカバンや勉強道具だけはリビングのすぐ見えるところに置いておくなど、すぐに勉強ができる環境を整えておくようにしてください。

また、家計簿付けなど親がリビングのテーブルなどで作業をする姿を見せるのも、子供のやる気を引き出させるきっかけにもなります。

学校から帰ってすぐ勉強をしない子供には?

元気な少年

親から見れば、学校から帰ってすぐ宿題に取り組んでほしいものですよね。しかし、そんな理想的な学習をしている子は実際かなり少ないです。

習い事などその子によって生活サイクルは違いますし、友達と遊ぶことも子供の成長にとって重要なことです。

そこで、ここでは学校から帰ってすぐに勉強ができない(しない)という場合、どう対処すればいいのかお伝えしていきます。

勉強の時間を変える

学校から帰ってすぐに勉強ができないという場合ですが、そもそも勉強をする時間にこだわる必要はありません。夜寝る前や朝に学習時間を設けるという方法もあります。

そこで、それぞれのメリットを解説していきましょう。

寝る前に勉強するメリット

夜寝る前に勉強をする場合、暗記したものが脳に定着しやすいというメリットがあります。

脳は睡眠をとっている間に記憶を整理しているという話は、ご存知の方も多いでしょう。社会や理科など暗記ものが多い教科に関しては、夜寝る前に学習した方が、効率的に学習することが可能です。

ただし、夕食後は眠くなりやすいため、お風呂に入った後などタイミングを選ぶようにしてください。また、算数など頭の回転を求められる教科では、その日の疲れによって効率よく学習できないということもあります。

頭の回転を必要とする教科を勉強する場合は、頭がクリアな時間を選ぶのがおすすめです。

朝早く勉強するメリット

頭がクリアな状態で学ぶことができるのは、です。

朝学習する習慣をつけるためには、必然的に朝早く起きることになり、結果夜も早く寝ることになります。

つまり、朝早くから勉強をすることによって、学習習慣だけではなく早寝早起きの生活習慣も身につけることが可能です。

最近では、テレビゲームやPCなどを夜遅くまでやることによって、生活習慣が乱れている子も多いです。その結果、授業中に眠くなる、集中できないなどといったために、ますます勉強に苦手意識を持つようになるという悪循環が生まれます。

朝早くから勉強をするというのは、生活習慣を整えるチャンスでもあり、頭を働かせた状態で学校での授業を受けられるため、学習の効率を上げることができます

塾や通信教育は効果的?

塾

共働きで忙しく、子供の学習まで手が回らないという家庭も多いです。そういったご家庭では、できるだけ学習時間を増やすために塾や通信教育を利用した勉強法は有効といえます。

ただし、塾は学校の授業と体制が変わらないことが多く、ただそこにいるだけといった受動型になってしまいがちです。そのため、自分から学習をするという面では、習慣作りは難しいといえるでしょう。また、費用の問題もあります。

学習の習慣作りには、「勉強をルーティン化する」ことが重要です。塾はわからないポイントをその場で適切に解決できるというメリットが大きいものの、家庭での学習習慣という面ではやや弱いです。

学校に+αの教材が欲しい、学習習慣を身につけるきっかけが欲しい」という場合は、通信教育がおすすめです。

通信教育は、子供の勉強意欲を上げるためのアイテムも多く、それでいてわかりやすい解説などがあるため、子供がひとりでも学習を進められます

学校の予習がしたい、わかりやすい解説がついたドリルが欲しい、動画解説が欲しいといった場合は、ぜひ通信教育を検討してみると良いでしょう。

通信教育なら進研ゼミがおすすめ

小学生向けの通信教育は数多く存在しますが、その中でも特におすすめしているのが進研ゼミです。

進研ゼミはタブレット学習も可能なので、1日15分の学習時間で学校の予習・復習ができます。さらに塾と比べて講座費用もかなり抑えることができます。

加えて赤ペン先生の添削指導や自動採点によって、記述対策も行うことができ、子供の学力向上には非常に効果的な教材であると言えるでしょう。

利用者数も圧倒的に多い不動の大人気講座なので、この機会に一度チェックしてはいかがでしょうか。

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小学生の勉強時間についてまとめ

小学生の勉強時間と学習習慣づくりまとめ

  • 小学生の平均勉強時間は90分だが、勉強した時間よりも質が大切
  • 日頃から親と子のコミュニケーションを取るようにする
  • 授業が理解できないという子には、まずは基本にもどって学習を始める
  • 生活習慣にあった学習のタイミングを見つける
  • ささいなことでも褒めて自信をつける

小学生は、家庭での学習習慣を身につけるために大切な時期です。学習時間を気にする方も多いですが、学習の質を高めることも同じくらい重要になります。

そのためには、学習内容の目標を細かく設定する、わかりやすいものから始めるなどといった方法が有効です。

1日では家庭学習の習慣作りは難しいです。まずは毎日コツコツとできることから子供と一緒に始めてみてはいかがでしょうか。