小学生の自宅学習におすすめ通信教育ランキング!家庭で学べる勉強法・教材を徹底比較!
「小学生の自宅学習にはどの通信教育がおすすめ?」
「家庭学習の勉強法は?通信教育以外にはどんな教材がある?」
などと疑問をお持ちの方もいるでしょう。
小学生のうちは通信教育などを利用して自宅学習するのがおすすめです。
塾に通うという選択肢もありますが、遊びやスポーツの時間を大切にするためにも家庭学習を選ぶと良いでしょう。
今回は小学生の自宅学習におすすめの通信教育をランキング形式で紹介します。家庭学習の勉強法やその他の教材などについても解説するので参考にしてください。
小学生の自宅学習向け通信教育についてざっくり説明すると
- まずはタブレット学習か紙教材かを選ぶ
- 完璧な教材はないので、魅力と難点を比較検討するべき -進研ゼミ小学講座を選んでおけば問題ない
- 自宅学習なら勉強法や勉強時間は自由に決められる
小学生の自宅学習の選び方
自宅学習におすすめの通信教育ランキング!
無料の学習プリントサービスを紹介!
通学塾と自宅学習はどっちがいい?
小学生の自宅学習向け通信教育まとめ
小学生の自宅学習の選び方
まずは小学生の通信教育の選び方をお伝えします。
タブレット学習か紙教材かを選択
通信教育を選ぶ際は、タブレット教材と紙教材のどちらが良いのかという観点が重要になります。
なお、タブレット教材なら基本的には子供一人で全ての学習を完結できる設計になっているので、お子さんへの直接的なサポートをするのが難しいという方にはおすすめです。
一方で添削課題の量などによってサポートの程度は異なるものの、紙教材の方が採点や解説など親の負担は増加します。
また通信教育によってはタブレット教材と紙教材の両方を用いるところもあるので、どちらか一方に選べない場合はそうした通信教育を選ぶのが良いでしょう。
講座費用を確認
通信教育を選ぶ際に最も重要になるのが講座費用です。なお、値段が高い講座がお子さんにぴったりな優良講座とは限らないという点にはご注意ください。
また安い通信教育は魅力的ですが、付録が無かったり、教材の量が少ないなど安さには必ず理由があるので、あまりにも安すぎる通信教育も考えものです。
勉強量が不十分で市販の教材を買い足さす羽目になれば、結局お金がかかってしまうこともあります。
魅力や残念な部分を把握
完璧な通信教育は存在しないと思った方が良いでしょう。どの通信教育にもご自身にとって魅力的な部分もあれば、残念な部分もあります。
そのため、それらを総合的に比較検討しながらご自身にぴったりの通信教育を選ぶべきです。
本当に欲しい機能や魅力溢れる教材があるなら、多少の惜しい点には目を瞑るのも良いでしょう。
学習サポート機能の充実度
学習サポートも各社でかなり個性が出るので注目するべきです。
利用するのは自主的かつ計画的に勉強することがまだ難しい小学生なので、学習の継続をサポートするような機能が充実している通信教育はおすすめできます。
また親子のコミュニケーションを促進してくれるようなサポートも魅力的です。親とよく会話する子供の方が学力が高いというデータもあるので、学力アップにも効果があるでしょう。
自宅学習におすすめの通信教育ランキング!
ここからは自宅学習におすすめの通信教育をランキング形式でご紹介します。
1位:進研ゼミ
進研ゼミ小学講座は圧倒的な利用者数を誇る通信教育です。利用者はタブレット学習である「チャレンジタッチ」と紙教材を用いる「チャレンジ」を選ぶことができます。
赤ペン先生による添削指導が評判
赤ペン先生の添削指導は、進研ゼミ小学講座の代名詞共言えるサービスです。
通信教育、特にタブレット学習には記述力が鍛えにくいという弱点がありますが、赤ペン先生の添削指導はその弱点を見事にカバーしていると言えるでしょう。
実際の利用者の声
進研ゼミ小学講座の利用者からは、
「タブレット教材と紙教材を選べるので、自分のニーズに合わせた学習ができる。」
「効率的な基本教材に加えて添削指導もあるから、バランスよく学力を伸ばせる。」
など、学習スタイルを選べることやバランスの良い教材内容を絶賛する声が多く上がっています。
講座費用は安い
進研ゼミ小学講座の受講費用(月あたり2,980円〜)は、標準的もしくは少し安めの水準だと言えます。
またタブレット学習であるチャレンジタッチを選んだ場合、6ヶ月以上継続すれば定価19,800円(税込)のタブレット代が無料になるということも魅力的です。
以下の記事では、進研ゼミ小学講座の特徴や料金、評判などを詳しく解説しています。興味のある方は、こちらの記事もぜひご覧ください。
2位:スマイルゼミ
タブレット学習にこだわるならスマイルゼミが最もおすすめです。スマイルゼミなら、ソフトウェアメーカーが開発した高性能なタブレットで学ぶことができます。
イードアワードの受賞歴もあり、顧客満足度も非常に高いです。
お子様の進捗は常に管理可能
通信教育には学習管理が難しいというデメリットがありますが、スマイルゼミなら「みまもるネット」という機能を使って細かく進捗を管理できるので安心です。
また「みまもるトーク」という機能を使えば、親子でLINEのようなチャットができるので、気軽にメッセージを送り合って親子の絆を深められます。
子供が楽しめるコンテンツが多い
ゲームコンテンツである「スターアプリ」を筆頭に、スマイルゼミにはお子さんが楽しめるようなコンテンツが多数収録されています。
そのため、勉強が苦手なお子さんでも無理なく取り組むことができるでしょう。これから学習習慣を付けさせたいという方におすすめです。
実際の利用者の声
スマイルゼミの利用者からは、
「自分のペースで楽しく学習できて良い。」
「紙教材が一つもないので嵩張る心配がない。」
「持ち運びも楽なのでスキマ時間にも勉強できる。」
など、専用タブレット一台で楽しく勉強できることを評価する声が多数聞かれます。
なお、スマイルゼミはタブレットで全ての学習を完結できるので、紙教材は一切用いません。
講座費用は相場
スマイルゼミの月額費用は2,980円〜(税抜)ですが、入会時には9,900円のタブレット代金も必要になるので、トータルだと料金は平均的な水準です。
ただし、タブレットはかなり高性能なので、コスパは十分に良いと言えるでしょう。
また約2週間無料体験ができる全額返金保証制度もあるので、気になるからは是非お試しください。
以下の記事では、スマイルゼミ小学講座の特徴や料金、評判などを詳しく解説しています。興味のある方は、こちらの記事もぜひご覧ください。
3位:Z会
Z会小学生コースは、教材のクオリティが非常に高い通信教育です。中学入試での実績も豊富なので、中学受験を目指す方は利用すると良いでしょう。
中学受験コースがある
Z会は小学3〜6年生を対象に、中学受験コースを開講しています。進研ゼミやスマイルゼミなどにも中学受験対策が行えるコースがありますが、合格実績で見ればZ会に右に出る通信教育はありません。
そのため、難関中学への進学を目指すなら、Z会の中学受験コースを利用するのが良いでしょう。
実際の利用者の声
Z会小学生コースの利用者からは、
「解説が非常に丁寧で市販の教材よりも格段にわかりやすい。」
「ただ問題の難易度が高いだけの教材なら他にもあるが、思考力が鍛えられる良問を揃えているのはZ会だけ。」
など、教材のクオリティの高さを絶賛する声が多数聞かれます。
講座費用は高め?
Z会小学生コースの受講会費(税込)は、小学1年生で月額3,927円、小学2年生で月額4,301円です。
また3年生以降は1教科1,542円〜から受講することができます。
よって進研ゼミやスマイルゼミなどと比べると、やや高めの料金水準だと言えるでしょう。
以下の記事では、Z会小学生コースの特徴や料金、評判などを詳しく解説しています。興味のある方は、こちらの記事もぜひご覧ください。
4位:ポピー
教科書準拠の教材で学校の予習・復習がしたいなら、小学ポピーがおすすめです。
またポピーの教材内容は非常にシンプルであり、その分受講費用も安いので、余計な付録は要らないから出費を抑えたいという方にも向いています。
保護者のサポートは必須?
ポピーではシンプルな紙教材を用いて勉強するため、保護者が丸つけや解き方の解説などのサポートをしてあげる必要があります。
よって他の通信教育よりは手間がかかりますが、親子の絆を深められるという意味では良いでしょう。
各種サービスが充実
ポピーは「子育て相談サービス」や「学習相談サービス」などの保護者向けサービスが充実しています。
勉強の仕方や子育て全般に関するアドバイスがもらえるため、お子さんをうまくサポートできるか心配な方でも安心です。
また「授業進度対応サービス」では、学校とポピーの進度がずれた時にふさわしい教材を届けてもらえるため、常に学校の進度にぴったり合わせて勉強することができます。
実際の利用者の声
小学ポピーの利用者からは、
「学校の教科書よりもポピーの教材の方がわかりやすい。」
「教材を作っているのが新学社なので信頼できる。」
など、教材のクオリティや信頼度の高さを評価する声が数多く聞かれます。
ちなみに小学ポピーの教材を作っているのは、全国の小中学校で使用される副教材を出版している新学社なので、学校の予習・復習をするならポピーの教材がベストです。
コスパの良い教材
小学ポピーでは無駄のないシンプルな教材を用いるので、月額2,500円〜というリーズナブルな価格で受講することができます。
そのため、コスパの良さを重視する方には非常におすすめです。
進研ゼミのような豊富な付録はありませんが、学校の予習・復習としては十分に高い学習効果が期待できます。
以下の記事では、小学ポピーの特徴や料金、評判などを詳しく解説しています。興味のある方は、こちらの記事もぜひご覧ください。
5位:スタディサプリ
スタディサプリ小学講座は、格安の月額料金で人気講師の授業が多数視聴できる評判の通信教育です。タブレットやスマホを使って気軽に勉強することができます。
14日間の無料体験もあるので、試しに使ってみるのも良いでしょう。
自主性が求められる
スタディサプリは受講費用が格安である分、他社のように手厚いサポート機能があるわけではありません。
そのため、効果的に学力を高めるには自主的かつ計画的に勉強する姿勢が必要になります。
しかし、自主性を備えている小学生はそう多くないので、ある程度は親がサポートしなくてはなりません。
実際の利用者の声
スタディサプリ小学講座の利用者からは、
「こんなに安い月額費用で、人気講師の授業が受けられるのはありがたい。」
「スキマ時間を活用して、いつでもどこでも勉強できるのが嬉しい。」
など、費用の安さを含め手軽に受講できることを評価する声が多く上がっています。
講座費用は安い
スタディサプリ小学講座は、月額1,980円〜(税抜)という格安の費用で受講できます。
キャンペーンを利用すれば、さらに安く受講できることもあるため、出費を極力抑えたいという方には非常におすすめです。
なお、対象学年は小学4年生以上なので小学校低学年の学習には向いていません。
以下の記事では、スタディサプリ小学生講座の特徴や料金、評判などを詳しく解説しています。興味のある方は、こちらの記事もぜひご覧ください。
講座費用と特徴を一覧で比較
今回紹介した5つの通信教育の講座費用と特徴を一覧で比較してみましょう。
通信教育 | 月あたりの費用(税込) | 教材の種類 | 特徴 |
---|---|---|---|
進研ゼミ | 2,980円〜 | 紙・タブレット | 赤ペン先生の添削指導が受けられる |
スマイルゼミ | 3,278円〜 | タブレット | 高性能タブレット一台で全ての学習が可能 |
Z会 | 3,927円〜 | 紙・タブレット | 中学受験対策におすすめ |
ポピー | 2,500円〜 | 紙 | 教科書準拠の教材で学校の予習・復習ができる |
スタディサプリ | 2,178円〜 | タブレット(スマホも可) | 格安の費用で人気講師の映像授業が視聴できる |
上記より、講座費用が最も安いのはスタディサプリであることが分かります。またそれぞれで特徴が異なるため、目的やレベルに合った講座を選ぶと良いでしょう。
無料の学習プリントサービスを紹介!
自宅学習には以下のサイトを活用するのもおすすめです。
おうちで学ぼうNHK for School
NHK for Schoolでは全国の先生が選んだNHKの動画コンテンツを無料で視聴できます。
学校の授業で学ぶような内容が1本10分程度のコンパクトな動画にまとめられているため、気軽に勉強することが可能です。
また特設ページ「おうちで学ぼう!」では、先生や専門家が考案したNHK for Schoolmの効果的な使い方が掲載されているので、自宅学習の際には参考にすると良いでしょう。
塾チャンネル
塾チャンネルは2,000本以上の勉強動画と授業のテキスト(PDF)が無料で利用できるサイトです。
小学3年生から高校生までの教材が多数用意されているので、先取り学習にも良いでしょう。会員登録は不要で、すぐにコンテンツを利用できるので、是非使ってみてください。
なお、小学生に関しては算数の教材しかありません。
基礎から学べる無料のICT教材e-board
eboardは約2,500本の映像授業と7,000問のデジタルドリルが利用できるICT教材です。クラウド型の教材なので、ネット環境さえあればどの端末からでもアクセスできます。
個人や公立学校は無料で活用することができるので、是非ユーザー登録をしてみてください。
なお、日本eラーニングアワード文部科学大臣賞の受賞歴もあり、数多くの学校や塾でも利用されているので、教材のクオリティは申し分ありません。
すき!が見つかる放課後たのしーと
たのしーとは、朝日新聞と東京学芸大学、東京学芸大こども未来研究所が共同開発した遊びのプラットフォームです。「あそびは最高の学び」をコンセプトに、数々の楽しい学習教材を無料で提供しています。
無料で新規登録を行えば、「表現あそび(体あそび・言葉あそび)」や「数・図形あそび」などのシートを印刷することができるので、是非利用してみてください。
大人向けのガイドも付いているので、お子さんにヒントを出しながら親子で楽しく取り組むと良いでしょう。
ちびむすドリル
ちびむすドリルは小学1〜6年生までの学習プリントを無料でダウンロードできるサイトです。国語・算数・社会・理科・英語・音楽の6教科が学べるので、自宅学習を充実させることができるでしょう。
また栄光ゼミナールや新興出版社啓林館、受験研究社、Z会などとのコラボ教材も無料で利用できるので、かなりおすすめです。
コラボ教材は市販の教材並のクオリティなので、より高い学習効果が期待できます。
通学塾と自宅学習はどっちがいい?
校外学習の方法としては塾に通うという選択肢もあるでしょうが、通学塾と通信教育などの自宅学習では、小学生にとってはどちらの方が良いのでしょうか。
主体性が身につく
家庭学習だと、通信教育を活用したとしても塾ほど手厚い直接的サポートを受けられるわけではないので、自ら学ぶ積極性を身に付けることができます。
また自分でやるべき課題を決定したり、それをやる時間を確保することも必要なので、マネジメントのスキルも培うことができるでしょう。
よって家庭学習の方がお子さんがしなければならないことが多いので、人間として総合的に成長することができるはずです。
自分に最適な勉強スタイルを選択できる
通学塾では、授業スケジュールや学習時間、勉強の仕方などは塾側が設定するのが普通なので、自由度はそれほど高くありません。
特に集団塾の場合は、他の生徒とペースを合わせなければならないので、周りよりも学力が高い生徒、もしくは低い生徒にとっては非効率な学習になってしまうでしょう。
一方で家庭学習なら、スキマ時間も有効活用しつつ自分のペースで勉強することができます。またそれぞれのレベルや好みに合わせて、勉強の仕方や勉強時間の長さを自由に決めることも可能です。
家庭学習なら型に囚われず、様々なことに挑戦できるため、好奇心旺盛な小学生にとっては望ましいと言えるでしょう。
なお、家庭学習なら塾のように送り迎えをする必要もないので、保護者にかかる負担も軽減されます。
遊びやスポーツも全力でやろう
健全な発育のためにも、小学生のうちは勉強だけでなく、遊びやスポーツにも全力で取り組むのが良いでしょう。
自宅学習なら勉強時間を自由に調整することができるので、遊びやスポーツの時間を確保することも容易です。
一方で塾に通うと時間や場所の制約を受けるので、遊びやスポーツの時間はどうしても減ってしまいます。
そのため、小学生のうちは自宅学習を選択し、伸び伸び生活してもらうのがおすすめです。
月額費用は自宅学習の方が安い
自宅学習を選べば、塾に通う場合と比較して月々の費用をかなり抑えることができます。通学塾では月謝に加え、入会金や年会費、講習費などもかかるため、年間トータルでは相当の出費になるでしょう。
自宅学習ならたとえ通信教育を利用したとしても、そこまでお金はかかりません。通信教育はそもそも月々の費用が安い上に、入会金などもかからないことが多いため、塾に比べるとかなりリーズナブルです。
小学生の自宅学習向け通信教育まとめ
小学生の自宅学習向け通信教育まとめ
- 自宅学習なら主体性が身に付く
- それぞれのレベルに合わせて最適な勉強スタイルを選べる
- 小学生にとって大事な遊びやスポーツの時間も確保できる
小学生の自宅学習におすすめの通信教育について解説しました。
通信教育を選ぶ際は、タブレット教材か紙教材かをまず決めて、魅力的な点と残念な点とを比較検討すると良いでしょう。
また校外学習としては塾に通うという選択肢もありますが、自宅学習の方がおすすめです。自宅学習なら自主性やマネジメント力を培うことができるため、人間としてより一層成長できるでしょう。
さらに学習スタイルを自由に選択でき、遊びやスポーツの時間も確保できます。
以上を参考に、より良い自宅学習を行い、お子さんとの日々を充実させてください。