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小学生の国語の苦手克服法!国語ができない原因や読解力をつけるための勉強法を解説!

更新日時 2020/12/29

「小学生が国語の苦手を克服するにはどうすれば良い?」

「国語ができない原因は何?読解力アップのための勉強法は?」

などと疑問をお持ちの方もいるでしょう。

国語が苦手な小学生は大勢います。算数や理科のように決まった問題のパターンが少ない国語は教える側も一苦労です。

そこで今回は小学生の国語の苦手克服法について、国語ができない原因や読解力をつけるための勉強法を含めて解説します。

これを読んで、お子さんの国語の学習法を考える上での参考にしてください。

小学生の国語の苦手克服法についてざっくり説明すると

  • 音読させてみるのがおすすめ
  • 作文を練習させる際は具体的なテーマをあげる
  • 通信教育なら国語のコツを掴めるのでおすすめ
目次
  • 小学生で国語が苦手になってしまう原因

  • 国語が苦手な子に足りない力は?

  • 文章問題が苦手な子の勉強法

  • 作文を書けるようになる教え方

  • 自宅でできる読解力アップの習慣

  • 国語力をつけるおすすめドリル・書籍3選!

  • 小学生の国語の苦手克服法まとめ

小学生で国語が苦手になってしまう原因

本を読む少年

まずは小学生が国語が苦手になってしまう原因について解説します。

国語に苦手意識を持つのはどうして?

算数や理科などの教科では、出題される問題のパターンが大体決まっているので、一度解き方を覚えてしまえば比較的簡単にこなすことができます。

一方国語では、毎回異なる文章に関する問題が出題されるため、解き方が限定しにくく、何をすれば良いのかが分からなくってしまう子供が多いのです。

実際、国語は大人にとっても分かりにくい科目だと言えます。その証拠に、国語力をあげたり、国語の苦手を克服する方法と言われても、いまいちピンとこないという方は多いでしょう。

学校の先生も教え方を理解していない?

国語は解き方を具体的に説明するのが難しく、国語力を伸ばすための勉強法も体系化されていません。そのため、学校の先生さえも国語をどのように教えるべきかを理解していないこともあります。

残念ながら文章内容の解説だけに終始するような授業を行う先生も多く、これでは国語が苦手な小学生が増えるのも不思議ではありません。

勉強の成果がなかなか出ない

国語の学習によって身に付く読解力や論理的思考力は、一朝一夕で習得できるスキルではありません。何かを暗記すれば身に付くという性質のものではなく、時間をかけて勉強していくうちに自然と備わってくるものです。

そのため、国語では漢字学習などを除いては、基本的に短期間で成果が出るということはありません

なかなか成果が出ないことにもどかしさを覚え、次第に国語が苦手になっていく小学生もいます。

小学生なら親が教えて苦手克服できる

国語は対策が難しい教科ではあるものの、正しい方法で勉強すれば間違いなく実力をつけることができます。

特に小学生のうちは親と勉強することにも抵抗感を覚えない子供が多いので、一緒に音読学習などを行うことで国語力を鍛えることが可能です。また低学年のうちは読み聞かせをしてあげるのも良いでしょう。

漢字ドリルなどの宿題が出されることも珍しくないため、宿題をするついでに追加の国語学習をするのもおすすめです。

国語には親子でできる学習が比較的多いので、親のサポートで苦手を克服できる可能性があります。

国語が苦手な子に足りない力は?

首を傾げる女性

国語が苦手な子供には一体何が足りないのでしょうか。

ポイントを押さえる力

文章や問題文の内容を的確に把握するには、ポイントを押さえて読むことが重要です。ポイントを押さえる力が欠けていると「結局何を言っているのか」が分かりません。

この力が未熟な子供は、本論とは関係のない部分に注意を向けてしまうことが多いため、文章の内容を正しく理解するのが難しいのです。

なお、ポイントを押さえる力は読解力と言い換えることもできるでしょう。

考えを説明する能力

国語ではただ文章の内容を把握するのではなく、本文の要約や自分が考えたことを文章でまとめる必要があります。

それには分かりやすく簡潔に文章を構成するための論理的思考力や的確な単語を選び出す語彙力が必要です。

そのため、それらの力が不足していると国語が苦手になる可能性が高いでしょう。ちなみに親とあまり話さない子供は国語的な表現力が低い傾向にあると言われています。

それに対し、親子でよく会話をするという子供は表現力が豊かです。

語彙力と漢字

国語では文中にある語句や漢字に関する問題もよく出題されます。これらは比較的対策が容易ですが、後の学習でも必要になる知識なのできちんと身に付けておかなければいけません。

そのため、語句や漢字などに関しては定期的に勉強して、知識を蓄えておくと良いでしょう

語句や漢字の問題で失点し、「国語が苦手」と思い込んでしまうのは非常にもったいないので、そうした暗記事項に関してはテスト前に親子で確認するのがおすすめです。

国語の答え方の知識

算数のように明確にパターン化された答え方はないとは言え、国語の文章問題に対する答え方にもある程度の特徴はあります。例えば以下のような答え方の基本を覚えておくことは重要です。

  • 理由を聞かれている時は「〜から」で答える
  • 「抜き出しなさい」という時は文章をそのまま引用する

お子さんが持って帰ってきた答案を見て、上記のようなルールを守れているかどうかを確認してみましょう

もし守れていないようなら、正しい答え方を教えてあげるべきです。親が実際に答えを書いて見せてあげるのも良いでしょう。

文章問題が苦手な子の勉強法

微笑む少女

文章問題が苦手なお子さんには、以下の勉強法を試してみましょう。

音読させてみる

小学校ではよく音読の宿題が出されますが、これは往々にして軽視されがちです。しかし、音読はコミュニケーション能力や思考力、記憶力を鍛えるのに有用だと言われています。

それらはどれも国語力を構成する重要な力ばかりなので、音読の宿題を軽視するべきではありません。

また国語が苦手なお子さんには一度音読をさせてみるのが良いでしょう。句読点がないところで文章を切ったり、特定の語句で詰まったりする場合は、おそらく物語をきちんと理解できていません。

その場合は学校で扱った文章を毎日音読する習慣をつけるのがおすすめです。どんな文章でもスラスラと読めるようになる頃には、かなり国語力が向上しているでしょう。

音読でつまずく子は文章を理解できてない?

音読が上手くできない子供は単語や文字ごとに文章を切ってしまうので、文章の理解も途切れ途切れになってしまいます

文章を読む際は、情景を想像したり、状況を整理したり、頭の中で考えを巡らすことが重要です。しかし、音読が苦手な子供にはそれができません。

そのため、スラスラ文章を読めるようになるまで音読の練習をさせるべきです。文章に対して「どうしてだろう?」とツッコミを入れながら読めるようになることを目指しましょう。

文章から逸れてないかチェック

本文や問題文から逸脱した解答をしてしまう子供も多いです。例えば、小説の問題であれば、「主人公はなぜ〜」という問いかけに対して、「自分だったらどう思うか」という答えを書いてしまうこともあります。

この場合、考えながら文章は読めており、理解に関しては十分なのですが、問題文の意図から逸れてしまっています。

そのため、ここでも問題に対する答え方を教えてあげなければいけません。単純な解き方だけでなく、問題文の読み方を含めて教えてあげないといけないので、やはり国語は難しいと言えます。

作文を書けるようになる教え方

勉強する少女

お子さんに作文を教える際は、以下の内容を参考にしてください。

作文はテーマを定める!

「何を書いたら良いのかわからない」という理由で作文に対して苦手意識を持つ小学生は大勢います。確かに自由に作文をするのは大人にとっても難しいです。

特に読書感想文は本を選ぶ段階から自由なので、余程作文が好きでない限り、スラスラと文章を書くのは困難でしょう。

そこで小学生に作文をさせる際は、テーマを定めて書かせるのがおすすめです。特定の日のことや特定のイベントのことなど、何でも良いので具体的な指示を出せば、少しはお子さんの筆も進みやすくなるでしょう。

伝えたいこと・結論を意識する

作文をする際はまず伝えたいこと(結論)を明確にし、それに沿って文章の構成を考えることが大切です。

実際に文章を書く練習を始める前に、起承転結という流れを具体的に説明してあげましょう。明確に4つを書き分けられるようになる必要はありませんが、感覚的で良いので文の構成を理解しておくことは重要です。

構成を全く意識せず、ダラダラと書き進めてしまうと、支離滅裂な文章になり、読み手に何を言いたいのかが伝わりません。

子供が書けていないことを言ってみる

作文では状況説明が重要です。上手く状況を説明するには「5W1H(何を、いつ、誰と、どこで、どうして、どのように)」を意識すると良いでしょう。

それら6つの要素を含めることで、読み手はに具体的な状況が伝わるため、わかりやすい文章にすることができます。その上で感想を盛り込めば素晴らしい文章になるはずです。

お子さんの文章を読む際は、6つの要素に注目し、どれか書けていない要素があれば、追加するように言ってみましょう。

また6つの要素に関する質問をしてみるのもおすすめです。答えを考える中で、お子さんは書くべき内容を整理することができます。

作文は論理的思考力が鍛えられる

作文では随所に論理的思考力が求められます。例えばどうしてそう思ったのかを書く際には、原因と結果という論理関係を頭の中で整理しなければいけません

また相手にわかりやすく伝えるには、首尾一貫した文章、つまり最初から最後まで論理の辻褄が合っている文章を書く必要があります。

さらに実際にそれを体験したわけではない相手に状況を伝えるには、先述した6つの要素を効果的に文章に盛り込まなければいけません。

よって作文は高度に論理的な作業であると言えるでしょう。教えるのは難しいですが、作文の学習によって得られるものは大きいです。

自宅でできる読解力アップの習慣

本を読む少女

ここからは自宅でできる読解力アップのための習慣をいくつか紹介します。

月に1~2冊の読書

読解力アップには読書をするのが一番です。月に1冊でも十分な効果があると研究で認められているので、月に4、5冊などたくさん読む必要はありません。

毎日数ページずつでも良いので、読書の習慣を付けさせてみましょう。

小学校の国語のテストでは基本的に教科書の文章に関する問題が出題されますが、模試や入試問題では初見の文章を短時間で読解しなければいけません。

そのため、読書を通して新しい文章を読むことに慣れておくことは重要です。

家に本や新聞を置こう

身の回りに本や新聞があれば、自然と活字に触れる機会は増えます

昨今は電子書籍で読書をしたり、ニュースはスマホで確認するという人も多いでしょうが、お子さんの読解力を伸ばすためには本や新聞を家に置くことがおすすめです。

家に本が少ない家庭で育った子供は読解力が平均よりも低くなるという調査結果もあるため、積極的に活字に触れさせることを心がけましょう。

親子での会話を増やす

親と会話することで子供の国語力は向上すると言われていますが、昨今は共働きの家庭も多いため、親子で話す機会が少ないという場合もあるでしょう。

また親がスマホばかりに気を取られて、子供の話を聞こうとしない家庭もあります。

大人と話すことで子供は正しい文法や言葉の用法を覚えることができます。これは子供同士の会話では得られない効果です。忙しい方も多いはずですが、お子さんとは積極的に会話するようにしましょう。

親子の会話を増やすための工夫

親子の会話を増やしたいなら、親子で一緒にご飯を食べるのが良いでしょう。食卓を一緒に囲めば、会話が弾みやすいので親子の絆を深めることができます。

しかし、なかなか家族揃ってご飯を食べるのが難しいという家庭もあるでしょう。実際、子供が一人でご飯を食べる「孤食」は増加しています。

そこでおすすめなのが、早起きして朝食を一緒に食べることです。文部科学省も「早寝早起き朝ごはん」と題してこれを推奨していますが、朝食なら比較的時間が作りやすいと言えるでしょう。

早起きには健康上の効用もあるため、ぜひお試しください。

低学年なら読み聞かせも有効

低学年なら読み聞かせをするのもおすすめです。毎日短時間で良いので、気軽に始めてみましょう

忙しければ中途半端なところでやめても構いません。続きが気になった子供が自分から読み始める可能性もあるため、途中でやめるのはむしろおすすめです。

子供が自分で読書をするようになれば、側で一緒に本を読むのも良いでしょう。親子のコミュニケーションにもなるため、子供の発育にも良い影響があります。

少し難しい単語の入った本もおすすめ

読み聞かせる本として、少々難しい単語が入っている物語を選ぶのも選ぶのもおすすめです。ただし、その場合は物語の内容自体は簡単なものを選ぶようにしましょう。

難しい単語が数多く登場し、おまけに内容まで難解となれば、子供の集中力が途中で切れてしまう可能性があります。

選書に迷った場合は、少し上の学年の課題図書から探すのも良いでしょう。

国語力をつけるおすすめドリル・書籍3選!

パソコンを見る少女

以下では国語力をつけるのにおすすめのドリルや書籍を3つ紹介します。合わせて塾や通信教育についても解説するので参考にしてください。

文章読解(毎日のドリル)

学研プラスが出版する「毎日のドリル」シリーズは、「1日1枚」の勉強で学習習慣を作り、基礎力を伸ばすことができる優れものです。

「文章読解」では読み取り問題を通して読解のポイントを掴むことができます。語彙力や表現力も鍛えられるので、総合的な国語力のトレーニングになるでしょう。

小学1年生から小学6年生まで、各学年のレベルに合わせた「文章読解」が出版されているため、上の学年の教材で先取り学習をすることも可能です。

また「もっと文章読解」というテキストもあるので、それを使えばより発展的な学習も可能です。

小学1年 文章読解 (毎日のドリル)
715円
小学1年 文章読解 (毎日のドリル)
715円

小学生のまんがことわざ辞典

小学生が知っておくべきことわざや故事成語、四字熟語、慣用句などが約600語収録されたテキストです。

一つ一つの言葉に4コマまんがの解説がついているため、小学生でも楽しく語彙力を高めることができるでしょう。

巻末にはことわざクイズも付いており、遊び感覚で復習ができるので、知識をより効果的に定着させることができます。「ことばをじょうずに使う」ことをテーマに作られているため、表現力も向上させられます。

中学入試に向けて国語を強化したいという方にもおすすめです。

小学生のまんがことわざ辞典 改訂版
1100円
小学生のまんがことわざ辞典 改訂版
1100円

Z会グレードアップ問題集

ある程度国語力がある場合は、「Z会グレードアップ問題集」でさらなるレベルアップを目指しましょう。

この問題集では、読解のポイントを踏まえた上で問題演習を繰り返し行うことで、感覚に頼らない本物の読解力を身に付けることができます。

知っていたらかっこいいポイントの解説や、知的好奇心を刺激するコラムも掲載されているので、勉強が得意な子供にぴったりの問題集です。

保護者向けの解説もあるので、国語の教え方を学びたいという親御さんにもおすすめできます。

グレードアップ問題集小学1年国語 読解
880円
グレードアップ問題集小学1年国語 読解
880円

高学年は塾に通う人もいる

集団塾では基本的に先取り学習を行うので、学校の予習をさせたいなら塾に通わせるという選択肢もあります。一方で苦手な国語のフォローアップを求めて塾に通うなら個別指導の方が良いでしょう。

しかし、学校のフォローアップなら家庭でも十分です。親子で音読を練習すれば、学校の授業には問題なく対応できるでしょう。

また塾に通ったとしても、週に1回、1時間程度の授業を受けるくらいなので、それだけでは飛躍的に国語力をアップさせることはできません。

国語力を効果的に伸ばしたいなら、塾がない日はやはり家庭学習を行う必要があります。それなら後述する通信教育で、毎日コツコツ勉強を続ける方がおすすめです。

小学生の通塾率は4割以下

文部科学省の「子供の学習費調査(平成30年)」によると、公立小学校に通う子供がいる家庭のうち、年間で学習塾費を支出したのは全体の39.1%でした。

つまり公立小学校の場合は、6割以上の生徒は塾に通っていないということです。この結果を見ても、子供を無理に塾へ通わせる必要はないでしょう。

ちなみに高学年になると小学生でも塾に通う生徒が一定数出てきますが、その多くが中学受験を目指す子供たちです。そのため、中学受験を目指さないのであれば、特別塾は必要ありません。

通信教育で国語を重点強化

国語の苦手意識を克服するのには添削指導のついた通信教育の利用も非常におすすめです。

進研ゼミ(チャレンジ)など添削指導の機会が豊富な通信教育であれば、客観的な視点から自分の読み方・書き方の弱点を把握し、改善していくことができるようになります。

さらに進研ゼミでは「作文・表現力講座」という国語対策に特化した講座も開講しているので、国語を重点的に勉強したいという方にもぴったりと言えるでしょう。

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進研ゼミの作文・表現力講座についてより詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

小学生の国語の苦手克服法まとめ

小学生の国語の苦手克服法まとめ

  • 問題に対する答え方を教えてあげる
  • 状況説明は「5W1H」を意識
  • 月に1〜2冊を目安に読書をさせれば読解力が向上
  • 親子の会話も国語力アップには大切

小学生の国語の苦手克服法について解説しました。

国語が苦手なお子さんには教科書の文章を音読する習慣を付けさせるのが良いでしょう。スラスラと文章が読めるようになれば、文章の理解度も上がります。

また初見の文章を読みこなせるようになるには、月に1〜2冊のペースで読書をさせるのもおすすめです。

さらに理由を聞かれたら「〜から」で解答するなど、答え方のルールを教えてあげるのも良いでしょう。作文を教えるなら、具体的なテーマをあげることと「5W1H」を意識するべきです。

なお、通信教育なら毎日継続的に学習するので、国語のコツが掴めるでしょう。

以上を参考に、お子さんの国語学習を考えてみてください。

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