小学1年生から英語は勉強すべき?効果的な勉強法やおすすめの英語教材も紹介!

更新

「小学1年生から英語は勉強すべきなのか?」

「英語を勧める理由はあるのか?」

このような疑問を感じたことのある方もいるでしょう。

小学1年生から英語の勉強をする必要があるのか、気になる方も多いはずです

ここでは、小学1年生から英語は勉強すべきなのか、解説していきましょう。

また、英語の勉強をする上で効果的な勉強法・おすすめの英語教材も紹介してきます。

最後まで読み終わった時には、子供の英語の勉強に関して理解が深まることでしょう。

小学1年生から英語の勉強についてざっくり説明すると

  • 子供が幼少期から英語学習は始めると良い
  • 英語を身に付けるためには、まずは単語などに触れることが大事
  • 親子で英語を覚えると、子供のやる気が上がる

小学1年生の英語学習はどうすればいい?

学習をどうすれば良いか?

英語は大学入試の際に、「話す」・「聴く」・「読む」・「書く」の4つの能力を問われます。4つの能力が必要になったため、小学生の時から何をすればいいか考える親御さんも多くなったはずです。

そのように感じている親御さんの疑問を解決できる内容になっています。最後まで記事を読んで頂き、参考になれば幸いです。

小学校低学年は英語学習しているの?

2006年(平成18年)に行われた調査では、学校の授業以外に英語を学習している小学生の割合は約20%になっています。その中で英会話教室に通っている割合が50%です。英語を学習している割合の中で、最も高くなっています。

英会話教室に続き、多くなっているのは学習塾での学習です。その他には通信講座があります。近年、英語の学習に力を注いでいる親御さんが増えています。そして、英会話教室に通う割合も必然と増えているのです。

ただ、小学校の学年が上がっていくと英語学習をする小学生は自然と増えていきます。そのため、小学生1年で英語学習を行っている割合が約20%になっているのです。

英語学習は手軽に始めよう

小学生の英語学習の初期(3年から4年生)の段階で、高校生が勉強するような英語の参考書・単語帳を使って学習するのは早過ぎるでしょう。初期の段階であまり難しい学習をすることは止めておきましょう。

英語学習の始まりとしては、まず英語に慣れることが大切です。早い段階から多くの英語に触れて慣れるようにしておきましょう。今後の英語学習が難しくなった場合でも、抵抗がなく勉強を行っていけるはずです。

英語に触れる機会を多くして、慣れていくことからにしていきましょう。そして、徐々に難しい英語学習の取り組んで、苦手と感じないようにすると良いです。

お子様が英語学習に関して、途中で難しいと感じてしまうと、そのまま克服できない可能性があります。

学習指導要領変更は1年生に関係ある?

学習指導要領の変更で小学3年生・4年生は、外国語活動が取り入れられるようになりました。今までは5年生から行われていましたが、学習が前倒されるようになったのです。

英語は小学5年生からは正式な科目になり、国語・算数ととも学習するようになります。授業では、単語を覚えたりと学習を進めていきます。

このことから小学1年生・2年生は、2020年(令和2年)の学習指導要領が変更された後でも、特に影響を受けません。英語が授業に入ることがないため、急いで何かを対応しなくても良いです。

小学1年生におすすめの英語勉強法

おすすめの方法。

小学生が英語学習する上で、英語に慣れることが大事です。次に英語に慣れていくための方法・コツについて解説していきます。どのような方法・コツを試みれば、良いのか見ていきましょう。

本場の音に慣れる

英語の「正しい発音」・「リズム」に慣れるためには、ネイティブの音を聞く必要があります。

ネイティブの音に慣れることで、英語学習を進めていく中でに英語への抵抗感が無くなっていくでしょう。そして、子供が自発的に英語を学ぶようになるはずです。

子供向けの英語学習としては、「CD」・「DVD」・「アニメ」などを使って気軽に始めると良いでしょう

また、小学校低学年までに「CD」・「DVD」・「アニメ」を使い真似するようにすれば、正しい発音を身に付けることができます。正しい発音は大事になるため、この部分を怠らないようにしましょう。

友達とゲームをする

多くの英語のゲームがありますが、これを活用すると良いです。ゲームをする際に英語が必要であると、子供は自然と英語を話す機会が増えます。この方法は英語教室などでも使われる機会が多くなっています。

ゲームを大人数・友達と一緒に行ってみると良いです。1人ではなく、複数人にゲームを行うと楽しくすることができます。

例えを挙げると、「I Spy(もの当て推理ゲーム)」というものがあります。これは出題者がヒントを出して、部屋にあるものを見つけていくゲームになっています。

コツとしては次々とヒントを出して、英単語の習得状況を見てに難易度を上げていきましょう。ゲームは自宅以外にも外出先でも楽しめるため、隙間時間に試してみると良いです。

親子で一緒に楽しむ!

英語学習する際は親自身も楽しみながら、子供と一緒に行っていきましょう。子供にとっても良い影響を与えます。教え方が分からないと不安に感じる方もいるでしょうが、一緒に楽しみながら英語学習をすれば良いです。

子供1人で学習するよりも親子で行えば、一緒にやる気が上がるでしょう。英語ができなくて苦手な親御さんでもコミュニケーションをとる時は、英語で行ってみましょう。

英語を話す際に完璧な会話をするのではなく、挨拶・単語でのコミュニケーションで問題ありません

英語はどれくらいの時間勉強するのがおすすめ?

意識面での英語学習に対する考え方が変えたとしても、小学生の英語の勉強時間は短くなります。例えば、通信教育など使っている子供の場合は、毎日15分から30分ほど英語の勉強ができるでしょう。

ちなみに教室通いの英語学習の場合は1週間の間に1日から2日ほどになります。英語学習を学校以外で行っていないと、英語に触れる時間はほとんどないでしょう。

このことから、継続的に毎日数十分でも英語に触れる機会を作ると良いです。子供の英語力が周囲と比べて、大きく伸びるでしょう。

やりすぎは英語嫌いを助長する?

「小学生の英語学習意欲に関する研究」という論文では、年間英語活動時間が長いほど、英語活動が嫌だと感じる割合が大きくなるという結果が示されています。

一方で、研究では英語活動で楽しい経験があったと回答する子供も過半数以上確認されており、適切な内容・分量の英語学習が大切であることが示唆されていると言えるでしょう。

英語は小学1年生から始めるべきか

どっちを選択するか。

小学校では、3年生から英語の学習が始まります。英語は幼い頃から勉強すると理解しやすくなる傾向にあるため、早めに取り組んだ方が良いです。早いうちから英語に触れることで定着しやすくなります。

ここでは、小学校の学習より英語を早く始めることのメリットについて、解説していきます。

子供は言語学習×好奇心が強み

子供は新しい言語に対して、馴染やすくなっています。イメージとして子供は馴染みやすいと思われていますが、本当のことなのです。子供の間の過ごし方は、学習にも大きな影響を及ぼす大事な時期です。

0歳から10歳の間は言語などの構造が分からない場合でも、「感覚」・「体」で言語を覚えることができます。これはこの期間の特徴となっており、「言語形成期」と言われています。

また、好奇心が旺盛の時期でもあるため、新たなことに興味を示して学ぶ意欲が高いです。子供に英語の教材を渡すと、楽しみながら取り組んでくれるでしょう。

幼い頃は英語の命である発音が上手

小学生の低学年の間は耳が良いので、聞いた言葉を反復しやすくなっています

英語は特徴のある「発音」・「リズム」、「子音」・「母音」の音があります。その部分が日本語とは異なっているところです。更に強弱のリズムが強いという部分も日本とは違うでしょう。

また、日本語に慣れていると英語のリズムが弱い部分の発音が聞き取りにくいこともあり得ます。日本語と英語で異なる部分がありますが、対応できるようにしましょう。

子供が特徴のある英語に慣れて発音できるようになる方法としては、様々な音に聞き取って、すぐに反復してみることです。聞き取った音をすぐさま言葉にできる時期に多くの英語を聞きましょう。

英語は難しいという思い込みがない

子供は好奇心が旺盛で、英語に対してゲーム感覚で触れることができます。普段は日本語を使っていますが、馴染みのない英語に対してもほとんど抵抗がなく取り組んでいけるでしょう。

親御さんが学校にやって来る授業参観を例に挙げてみると、小学生の低学年の時は勉強に対して積極的になっています。

これは周囲に遠慮して発音しないということがありません。子供が幼少期から英語学習をし始めることがおすすめでしょう

児童英検への挑戦も

低学年の小学生には「児童英検」というものを受けることができます。これは、英検でも小学校の低学年の子供が受ける試験です。この英検は取得していることで将来的に役に立つわけではありません。

しかし、「児童英検」の合格を目標にすることは英語学習を進めていく上で良いでしょう。目標を持って学習することで子供のモチベーションにも影響してくるはずです。

英語学習を漠然と行っていくのではなく、「児童英検」の合格という目標に向けて親子で取り組んでみましょう。子供も親と一緒に英語を学ぶことで、積極的に楽しくできるはずです。

小学1年生におすすめの英語教材

おすすめの本。

幼少期から英語学習を行っていくとは、とても大事なことです。また、親子で英語学習を行うことで子供は学習する意欲が自然と高まってくるでしょう。

続いて、小学1年生におすすめの英語教材について、紹介していきます。

英語教室には通った方が良い?

英語学習をする方法の1つとして英語教室に通う選択肢もあります。英語教室に通って英語学習することは、必ずしも良いとは限りません。

小学校の1年・2年生の時は、文法などを学んで覚える必要はないでしょう。あくまでのこの時期は、英語を聞き触れたりする機会を増やすことです。正しい音を聞いて耳から慣れていき、しっかりと話せるようにしましょう。

ちなみに英会話教室など毎日ではなく、週1回~2回で約1時間ずつ学び形になるはずです。学ぶ時間が短いため、英会話教室に通う以外にも英語に触れる時間を作らなければなりません。

英会話教室のメリットとしては、教師と会話などのやり取りができる点です。もし、英会話教室に通う場合は、自宅でも英語学習をする時間を確保しましょう。

動画を見てリスニングしよう

子供が幼少期に英語の正しい音を覚えることは、英語学習でとても大事になります。その方法として「DVD」・「テレビ」・「ウェブ」などがあります。この中で、それぞれの子供に合ったものを使うと良いです。

また、子供が好きなキャラクターが出ている英語版のアニメを見るのも良いでしょう。スポンジボブなどの英語のアニメで、楽しく見られるものも多くあります。子供の好みに応じて、アニメを選ぶようにしましょう。

英語学習で聞く能力は、話す能力にもつながる基礎の部分になります。聞く能力をしっかりと身に付けるようしていきましょう。

ディズニーのDVDや番組が人気

子供が幼少期にディズニー映画を何度も見たことで、英語に対する抵抗感が無くなったという方も多いです。また、ディズニー映画は教材としても、とても優れているのです。

ディズニー映画は英語学習として英語が身に付けやすくなっており、子供も楽しむことができます。また、ディズニー映画の中で出てくる英語もあまり難しくなっていません。

ただ、ディズニー映画は映画自体の時間が長くなっているため、大変な部分もあります。

別の方法として、映画ではなくディズニーの「TV番組」・「短編集」などを使ってみても良いでしょう。短い時間でも継続して学習を進めていきましょう。

通信教育なら自宅で英語が学べる

小学校低学年のお子様であれば、がっつり英語の文法や長文読解をやるということは全く必要なく、何よりも大事なことは「英語に触れる機会を作ること」です。

そのような場合に、おすすめなのが通信教育です。 タブレットを使用して学ぶことができるものもあり、いつでもどこにいても、英語を学ぶことができます

英語も含め、小学生におすすめの通信教育については以下の記事で紹介しています。

小学1年生から英語の勉強についてまとめ

小学1年生から英語の勉強についてまとめ

  • 英語学習は自宅でも十分可能
  • 児童英検を目標にして、英語学習を進めていく
  • ディズニーの「DVD」・「番組」を使った英語学習も良い

この記事では、小学1年生から英語は勉強すべきなのかについて解説してきました。

英語は子供が幼少期から覚えておくと良く、早めから英語学習に取り組むことをおすすめします

また、英語を身に付けるための効果的な勉強法・おすすめの英語教材も紹介してきました。

それぞれの子供に合った方法で、英語を身に付けていくようにしましょう。

親子で一緒に英語を学んでいくと、英語のみならず親子の絆も深めることができるはずです。

積極的に英語学習に取り組んで、親子で英語を身に付けていきましょう!