スマイルゼミとZ会はどっちがおすすめ？タブレット学習の特徴から料金まで徹底比較！

まずはスマイルゼミとZ会のそれぞれの特徴を確認していきましょう。

どちらも子供むけ通信教育ということで共通点もありますが、大きく異なる点もかなり多いです。

そのため、よく比較した上で講座選びをする必要があると言えるでしょう。

基本情報を一覧で比較

スマイルゼミとZ会の違いを表にして比較すると、次のようになります。

どちらもタブレット学習ができる点は共通していますが、対応している科目やコース料金、返金制度など、大きく違う点も多いことが分かります。

スマイルゼミの特徴

スマイルゼミの主な特徴を列挙すると、次のようになります。

• ソフトウェア開発が得意なジャストシステムが運営
• 高機能なオリジナルタブレットを制作・提供している
• 5教科のみならず実技科目についての対策も可能
• 自動採点機能で一人で学習を進められる
• 5感を使った体感ワークも存在

スマイルゼミはタブレット学習の先駆けとなった通信教育であり、タブレットの利便性が特に優れています。

内申点の重要性は高まっている

スマイルゼミの特徴の中でも特に魅力的なのが、算数や国語等の主要5科目だけでなく実技科目の対策もできる点です。

近年、学校における実技科目の内申点に占める割合は増加傾向にあります。

実技科目の対策は自分自身で行うことは難しいので、そういった対策まで行ってくれるスマイルゼミは今の時代、そしてこれからの時代の流れにあっているとも言えるでしょう。

Z会の特徴

Z会の主な特徴については、以下のようなものが挙げられます。

• 紙教材とタブレット端末の両方を使用可能
• 主要5科目に加えて作文・小論文があり、添削機能がある
• コースの種類が圧倒的に豊富
• 自由度が高く、1科目からの受講が可能

Z会の通信教育の大きな特徴として、添削指導を実際に人が丁寧に行っている点が挙げられます。

近年の添削は、コンピュータで自動採点してテンプレのコメントを貼り付けるだけ、というものも多いので、Z会の教育に対するこだわりが見て取れます。

また、Z会はコースの種類が豊富であり、学習の難易度、分量、目指している学校など、個々の具体的な学習状況に応じて受講スタイルを選択できる点も魅力的です。

1ヶ月のみの受講が可能

Z会は通信教育では珍しく、受講期間の縛りが緩く1ヶ月からの受講が可能です。一定の期間のみ集中的に特定の科目を勉強しようという場合にも柔軟に対応することができます。

また解約手続きもネットで簡単に解約することが可能なので、気軽に申し込むことができます。

一番の違いは難易度！

スマイルゼミとZ会の一番の違いは講座の難易度・学習量です。

Z会は応用的な問題の量が多く、難関校を目指すような子供にも完璧に対応した講座体制を整えています。

もちろんどちらの講座も子供の基礎学力を身に付けるという点では共通していますが、難関校対策をする際には違いが出てくるでしょう。

スマイルゼミとZ会の料金を比較してみましょう。

スマイルゼミはコース数が学年ごとにそれぞれ1、2種類しかないので、料金体系は非常にシンプルで分かりやすくなっています。

これに対し、Z会は中学生コースからたくさんのコースが用意されており、どのコースを選ぶかによって費用が変わってきます。

ただし、概してスマイルゼミの方が安く、Z会は相場と比べてもやや高めな価格設定となっています。

また、どちらを選んだ場合でも、一般的な塾や予備校に通う場合と比べれば安いことも特徴です。

なお、記載の料金は記事執筆時点のものなので、受講前には必ず現在の価格を確認するようにしてください。

スマイルゼミの月額料金表

スマイルゼミの月額料金を幼児・小学生・中学生に分けてお伝えします。なお価格に関して全て税抜き価格で統一しています。

また、ここで紹介する講座費用は12ヶ月一括払いで計算した時の月額換算での料金です。支払い方法は12ヶ月一括払い以外にも、月額払いと6ヶ月一括払いが存在します。

スマイルゼミの幼児コースの講座費用は以下の表の通りです。

年中も年長も費用は変わりません。

スマイルゼミの小学生コースの講座費用は以下の通りです。

小学生コースには標準クラスと発展クラスが存在します。

発展クラスはスマイルゼミを幼児コースから受講している人や、中学受験を考えている人向けのコースになっています。

発展クラスを受講した場合でも月額3400~6600円なので、非常にリーズナブルな価格であると言えるでしょう。

スマイルゼミの中学生コースの講座費用は以下の表の通りです。小学生コースの場合と同様に標準クラスと発展クラスが存在します。

中学では学習内容も高度化するので、小学生コースよりも価格はさらに上がります。さらに、中学生コースになると標準クラスと発展クラスで料金が2倍近くになる点にも注意が必要です。

また、スマイルゼミには通常の英語講座に加えて、さらに英語を強化していきたい・英語を得意科目にしたいという人向けに英語のオプションコースが用意されています。

「HOP→STEP→英検」の順にレベルが上がっていきます。特に英検コースでは英検2級の合格も目指せるようになっています。

Z会の月額料金表

Z会の料金については、スマイルゼミに比べて種類も豊富で複雑になっています。

なお講座費用に関しては税込価格での表示になっています。また、ここで紹介している講座費用は12ヶ月一括払いの際の月額換算での料金になります。

Z会の幼児コースの講座費用は以下の表の通りです。

幼児コースについては、スマイルゼミよりもZ会の方が安くなっています。また、幼児コースでも年によって講座費用が変わる点も、スマイルゼミとの違いです。

Z会の小学生コースの講座費用は以下の表の通りです。なお、中学受験コースは小学3年生以上が対象のため、小学1・2年生の欄は空白になっています。

小学生コースからはZ会の方がスマイルゼミよりもかなり高くなってきます。特に中学受験コースを選択した場合、スマイルゼミの標準クラスの3倍近くの費用が必要になるので注意が必要です。

Z会の中学生コースの講座費用は以下の表の通りです。また中学生コースに関してはこの他にも受講スタイルが様々あるので、ここでは一部のみ紹介します。

高校コースに関してはさらに複雑となっています。

公式サイトでは個別具体的な希望に合わせて受講料金をシュミレートできるようになっているので、そちらで確認するか、後述のように資料請求をして確認するようにしましょう。

Z会のコース料金は分かりにくい？

教材の性質とは少し話がそれますが、Z会は公式サイトでコース料金を確認するのが難しいと感じる可能性があります。

受講する講座の数によっても値段は変わってくるので、コースの種類の豊富さも相まって、最終的にいくらになるのか分からず頭を悩ませてしまうかもしれません。

また、公式サイトには料金シミュレーターを用意してくれていますが、こちらも「そもそもZ会の各コースを熟知していないと使いにくい」可能性があるので、使いこなすのが難しいと感じることもあるでしょう。

Z会が提供している資料には、それぞれのコースの特徴や料金体系が丁寧にまとめられているので、受講を検討する際はまずは資料請求をすることをお勧めします。

ここではスマイルゼミとZ会の教材について、2つを比較しながら確認していきましょう。

スマイルゼミの教材の特徴と強み

まず前提として、スマイルゼミの教材は教科書に準拠しています。

具体的には、入会時に学校で使用している教科書に関する選択画面が存在します。そのため自分の学校に合わせた進度・単元を学ぶことができるのです。

また、教科書準拠といってもただ学校の教材に合わせて学習を進めていくのでは、スマイルゼミをわざわざ受講する意味がありません。

そこで、スマイルゼミでは子供が理解しやすいような工夫が様々になされています。

読み上げ機能・録音機能・体感ワークなど、5感を用いた楽しい学習方法を提供してくれるのが、スマイルゼミの教材の大きな特徴と言えるでしょう。

新学習指導要領とは

スマイルゼミは教科書に準拠しているということで、新学習指導要領にもバッチリ対応しています。

新学習指導要領は2020年の4月から全面的に実施されました。具体的に大きく変化したこととしては以下の3点が挙げられます。

• 全国の児童・生徒がタブレットで授業を受けるようになる
• 英語が教科化・必修化
• 基礎知識の習得・土台づくりは家庭学習が主軸になる

スマイルゼミの学習の流れ

スマイルゼミの教材のコンセプトは、「子供一人でも学習できること」そして「学んだ内容をしっかりと定着させること」です。

学習の流れもこのコンセプトに従っており、具体的には以下のような流れで学習を進めていくことになります。

• 体感ワーク
• 定着問題
• 反復トレーニング
• まとめ問題

上記の手順を毎回学習するときに行うことで、学習の定着を確実なものにしていくことができるのです。

さらには自動採点機能、解き直しシステム、個々に合わせた学習カリキュラム、苦手をなくす自動学習プログラム、遊び感覚で学習できるスターアプリ機能などもあるので、お子さん一人でも楽しみながら勉強を進められることが期待できるでしょう。

Z会の教材はレベルが高い

Z会の教材の一番の特徴は、なんといってもハイレベルな学習内容と言えるでしょう。

Z会ならではのオリジナル教材を用いて子供の基礎学力を身に付けることを目的としています。

Z会はもともと紙教材のみの提供でしたが、タブレットでの学習も可能になり、よりわかりやすいコンテンツになりました。

Z会のコンセプト

Z会の最大のコンセプトは、小さいうちから本物の学力を身に付けることです。小手先の方法での成績アップを目指すことはせず、将来的に勉強が好きになり、飛躍できるような学習教材になっています。

そのため、ハイレベルな教材でありつつも、基礎の徹底も忘れない非常に質の高い教材が作成されているのです。

具体的な学習サイクル

Z会での基本的な学習スタイルを確認していきましょう。

• タブレットで学習スケジュールを自動作成
• 一回15分の学習を1日2回行う
• 提出課題もある
• 返却された提出課題を復習

こうした学習スタイルで進めていくことで、Z会は続けやすさと高い学習効果を両立させています。

実際に学習を進めていく上で、タブレットの端末の性能についてはしっかりと把握しておきたいところです。ここの見出しではそれぞれのタブレットの性能について紹介していきます。

ただ、Z会では専用のタブレット端末が存在しないコースもあるので注意が必要です。

スマイルゼミのタブレットは高性能

スマイルゼミのタブレットはジャストシステムというソフトウェア特化の会社が提供しておりかなり高性能と非常に評判が良いです。

それもそのはずで、なんと実際に全国の小学校の85%ほどでジャストシステムのタブレットが使用されているという実績があります（全国17,000校への導入実績）。

子供目線に立ってタブレットを作ってきたことで、「小学校で使う定番のタブレット」としての地位を獲得しつつあると言えるでしょう。

保護者の管理機能も存在する

スマイルゼミの「一人でも学べる」というコンセプトですが、親も子供の進捗は確認しておきたいというのが本音でしょう。

そういった実情を踏まえて、スマイルゼミのタブレットには「みまもるネット」機能などが用意されています。

これにより、親御さんはいつでも子供の学習進捗状況を把握することができます。

ゲームも楽しめる

スマイルゼミにはスターアプリというゲーム機能も存在します。

以下のように、講座を学習していくと1講座につき0~3のスターをもらうことができ、このスターを集めることで楽しいコンテンツを利用することができる仕組みとなっています。

• スターを集めてゲームをすることができる
• マイキャラなどの装飾品と交換することができる
• 楽しいイベントへの参加ができる

また、いずれも親への学習報告をしてからでないと利用できないようになっているので、子供が遊びすぎる心配も少ないでしょう。

Z会専用タブレットは特定のコースのみ

スマイルゼミには専用のタブレットがある一方で、Z会には専用のタブレットはあるものの、使えるコースが限られています。

例えば、Z会小学生コースや高校生コースでは専用タブレットの提供はされません。

そのため多くの場合、タブレットは自分で用意する必要があります。

対応デバイスに関しては、iOS、Android搭載のタブレットとなっているので、iPadを持っていればそのまま利用することができます。ただし、パソコンやスマートフォンでの受講はできないので注意が必要です。

つまり、Z会に入会を検討される方は受講料以外にもタブレットの代金についても考慮する必要があるということですね。

ただし、当然ながらiPad等のタブレットはZ会の学習以外にも幅広く使えるので、まだお持ちでない方はこの機会に購入するのも悪くはないでしょう。

スマイルゼミとZ会は必ずしも二者択一ではなく、スマイルゼミとZ会を併用している人もいます。

スマイルゼミで基礎固めを徹底的に行い、勉強への抵抗感を無くした後に、Z会で本格的な問題に取り組むという流れで受講する形が多いようです。

いきなりZ会から受講すると、教材の難易度が高く挫折してしまう可能性があります。そのため、勉強への抵抗感を無くす・勉強習慣を身に付けるという目的で最初にスマイルゼミから始めるという策はおすすめです。

中学受験対策はできるのか

通信教育を使った勉強だけで中学受験対策をすることができるのか、不安な人もいるでしょう。

結論から言えば、Z会の学習量・教材難易度であれば十分に中学受験対策をすることができるでしょう。

一方でスマイルゼミでは、比較的レベルの高い発展クラスも存在するものの、それのみでは学習量が不足しているという口コミも見られます。

スマイルゼミでは、楽しく学習できる教材がコンセプトにあるので、勉強嫌いにならないような工夫に重きを置いています。そのため、中学受験対策に特化した教材とは言い難いです。

これに対して、Z会では「本物の学力を身に付ける」ことをコンセプトにしているだけあって、教材の質も量も中学受験を突破するのに十分となっているのです。

実際、Z会では「中学受験コース」も用意されているので、こちらを取っておけば難関校対策もバッチリでしょう。

Z会なら高校・大学受験も対策可能

Z会は中学受験だけでなく高校受験や大学受験にも対応しています。

実際、Z会の合格実績には凄まじいものがあり、2021年度大学入試では東京大学に1,316人、京都大学に976人ものZ会員が合格しています。

このようにZ会は通信教育の中でも随一の難関校合格実績を誇っています。

そのためZ会は超進学校への受験を検討されている方や、将来的に旧帝大レベルへの合格を目指している方に極めておすすめな通信教育だと言えるでしょう。

ここまでスマイルゼミとZ会を様々な側面から比較してきましたが、スマイルゼミならではの強みにはどのようなものがあるのでしょうか。

スマイルゼミの他社にはないおすすめポイントを主に3つ紹介します。

顧客満足度が非常に高い

スマイルゼミは、2018年2019年ともに顧客満足度最優秀賞に輝いています。

また、イード・アワード2019「子ども英語教材」小学生部門において、「子どもが好きな英語教材」および「続けやすい英語教材」部門賞も受賞しました。

このように、スマイルゼミは数ある通信教育の中でも満足度が高く、多くのご家庭で利用されている講座となっています。

高性能のタブレット

既述していることではありますが、ソフトウェア会社が作成しているスマイルゼミのタブレットは非常に高性能であり、こうしたオリジナルタブレットが手に入るのもスマイルゼミの魅力です。

またタブレットのタッチペンは「画面に手をついてもかける」「書きやすい」と評判であり、鉛筆で書いているかのように使用することができるでしょう。

特典も多い

入会時や入会後の特典が豊富なのも、スマイルゼミの嬉しいポイントです。

特典はアイスクリームの商品券やデジタルギフトなど、お得で嬉しいものから子供が喜ぶものまで様々です。

また、スマイルゼミ経由で一定の条件を満たせば漢検・英検などの試験を無料で受験することもできたりもします。

このような豊富な特典があることで、子供のモチベーションアップにも繋がることでしょう。

全額返金保証制度がある

スマイルゼミには、およそ2週間の間無料でタブレット学習をお試しできる制度が存在します。

お試し期間中に自分の子供がタブレット学習に向いているのかいないのか判断して、そのまま継続して受講することもできます。

自分の子供に合わないなと思えば、期間内であれば無料で解約することもできます。余計な出費をせずとも実際の教材をしっかり体験できるのは、大変魅力的なポイントだと言えるでしょう。

スマイルゼミ同様、Z会にも他の通信教育と比べて特出して優れている面が存在します。

ここではZ会の特におすすめなポイントをお伝えします。

難関大受験対策に強い

「難関大を目指すならZ会」とも呼ばれるほど、Z会は難関校の受験対策に強いです。

Z会では開成などの超難関私立中学から東大・京大などの一流大学に至るまで、非常に高いレベルの受験対策を行うことができます。

実際、Z会の公式サイトでは非常に輝かしい合格実績が並んでおり、受験対策ができる通信教育として確固たる地位を確立していると言えます。

トップレベルの学力をつけたいのであれば、Z会の通信教育を選んでおけばまず間違いないでしょう。

問題の質・量が良い

Z会は提供される教材の量が豊富であり、そのクオリティも非常に高いです。

教材では問題の答えではなく、その答えに至るまでのプロセスに注目しているなど、本物の学力を身に付けることにフォーカスしています。

Z会を利用していれば、「問題が簡単すぎて物足りない」「勉強しても実力がつかない」といった心配をする必要はほとんどないでしょう。

添削機能で記述力アップ

Z会ではタブレット学習のほかにも、課題提出型の添削指導がついています。

定期的に添削課題を提出し、フィードバックをもらうことで、自身の解答を改善していくことができます。

これにより、通信教育ではなかなか身につけにくい記述力を向上させることができるでしょう。

ここまでスマイルゼミとZ会の魅力を見てきましたが、一方で欠点と呼べる箇所もないわけではありません。

ここではそれぞれの惜しいところ・残念な部分を紹介していきます。

スマイルゼミのデメリットは？

床やベッドなどで勉強してしまう

タブレット一台で時間・場所を気にせずに学習できるのはスマイルゼミの魅力の一つですが、これは裏を返すとデメリットとも言えます。

最初のうちはメリットとして感じられるでしょうが、使っていくうちに慣れてきて床でゴロゴロしながらタブレットをいじったりしてしまうということも有り得ます。

悪い姿勢で勉強に取り組むことは体にも脳にもよくない可能性があるので、保護者の方が管理してあげる必要があるでしょう。

タブレット任せにしてしまう

スマイルゼミのタブレットは高品質・高性能なため、お子様一人でなんでも進めてしまうことができます。

基本的には親の負担が小さくて良いのですが、これは親が子供の勉強に関与する機会が減ってしまうことにも繋がります。

しかし、親から褒められるなどの経験をすることも、学力を伸ばしていく際には必要になる場合があるので、子供への定期的な声かけも忘れないようにする必要があるでしょう。

Z会のデメリットは？

通信教育の中では料金が高め

Z会の惜しいポイントとしてまず挙げられるのが料金の高さです。

もちろん一般的な通学塾に比べれば講座費用は安いですが、Z会は通信教育の中で見ればかなり割高となっています。そのため、なるべく費用負担を減らしたいとお考えの方には向いているとは言えません。

とはいえ、Z会は値段が高い分、提供される教材やサービスの量も多いので、決してコスパの悪い講座というわけではないと言えるでしょう。

難易度が高すぎる？

Z会の教材は他の通信教育に比べてかなり難易度が高いと言われています。また、コースによっては学習量も多いので、子供が途中で挫折してしまう可能性があります。

そのため、受講を決めるにあたっては事前に「勉強習慣が身についているか」「勉強への抵抗があるか」などを考慮することをおすすめします。

結局のところ、スマイルゼミとZ会はどちらの方が優れていると言えるのでしょうか。

ここまで見てきたように、スマイルゼミとZ会はどちらも通信教育ではありますが、その性質や目指す先は大きく異なります。

そのため、子供によってどちらが向いているのか、どちらがおすすめなのかが大きく分かれると言えるでしょう。

スマイルゼミが向いている人

ここまで見てきた特徴を踏まえると、スマイルゼミの通信教育が向いているのは以下のような方々だと言えます。

• 現状勉強に対して苦手意識がある
• 教科書に準拠した内容で学習を進めていきたい
• タブレット一台で全て収まる教材が良い
• ゲーム機能もあり、楽しく学習をして欲しい
• 基礎固めをしたい人・勉強を楽しいと感じて欲しい

スマイルゼミは教科書に準拠しており、ハイレベルな問題を次々こなすというよりは、苦手をしっかりと解消していくスタイルだと言えます。

そのため、まだ学習習慣がついていない子や勉強が苦手な子に向いていると言えます。

勉強が嫌いという子でも、タブレットで楽しく学べるスマイルゼミであれば、積極的に勉強に取り組んでくれるでしょう。

Z会が向いている人

スマイルゼミよりもZ会の利用がおすすめなのは、次のような方々です。

• 将来的に難関校と飛ばれるような学校への進学を希望している
• 勉強の基礎はある程度できていて、応用的な問題に取り組みたい
• タブレットのみならず紙教材もある方が安心する

Z会の教材は難易度が高い内容も多く扱うので、勉強が得意な子やどんどん新しいことを学びたい子に特におすすめと言えます。

また、難関校への進学を考えている場合は、迷わずZ会に決めてしまっても良いでしょう。

選ぶ前に資料請求は必ず行おう

子供にあった講座を選択するためには、子供の性格や学習状況を知っておくことはもちろん、それぞれの通信教育の特徴を正確に把握することが極めて重要です。

それぞれの講座の概要は公式ホームページ等で確認することができますが、ホームページだけでは情報が少なく、各教材のイメージをしっかりと持つことは難しいです。

スマイルゼミもZ会も、資料請求することで実際の教材のイメージを掴むことができるので、講座選びをする際には必ず資料に目を通しておきたいところです。

子供の性格や学習状況は人それぞれです。しっかりとお子様にあった通信教育を選んであげることが、親の大切な役目と言えるでしょう。

スマイルゼミとZ会の講座の特徴について比較してきました！

スマイルゼミとZ会は、似ているようでその性質には非常に大きな違いがあります。

お子様の適正に合わせて最適な講座を選択できるように、教材内容をしっかりと把握しつつ、よく話し合った上で受講しましょう！

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