進研ゼミ「考える力・プラス講座」の評判は?中学受験対策・合格実績を実体験を元に解説

進研ゼミの考える力・プラス講座の評判は?

中学受験対策には有効?合格実績は?

などと疑問をお持ちの方もいるでしょう。

「考える力・プラス」は、ベネッセが提供する進研ゼミ小学講座のオプション教材です。じっくりと考える力の向上を目的とした教材で、中学受験対策を行うこともできます。

今回は考える力・プラス講座の評価・口コミについて、中学受験経験のある編集部が中学受験の合格実績や料金などを含めて解説します。

これを読めば、考える力・プラス講座の魅力がよく分かるはずです。

考える力・プラス講座の評価・口コミをざっくり紹介すると

  • 学校の範囲を超えた応用力が身に付く
  • 格安で中学受験対策が可能
  • 丸つけなど親のサポートは必要

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進研ゼミ考える力・プラス講座の特徴

進研ゼミ中学入試実践テキストの画像

ベネッセの進研ゼミ小学講座は、30年以上の歴史を持つ老舗の教育サービスです。2014年からはタブレット通信教育であるチャレンジタッチの提供も開始され、すでに100万人以上が利用する人気の商品になっています。

そんな進研ゼミ小学講座の有料オプションが「考える力・プラス講座」です。1〜6年生を対象にした講座に加え、4〜6年生に向けた「考える力・プラス 中学受験講座」があります。

考える力プラス講座の主な特徴は以下の通りです。

  • 学校の範囲を超えた”考える力”、”応用力”が養われる
  • 塾に通わせるよりもはるかに安い
  • 中高一貫中学校受検、私立・国立中学受験をれぞれに合わせてプランを選べる
  • 中学受験で圧倒的な合格率を誇る
  • 進研ゼミ小学講座を受講せずとも「考える力・プラス」単体で受講可能
  • 「考える力・プラス講座」専門の赤ペン先生による丁寧な添削指導
  • 小学校1年生から理科・社会について学ぶことができる

それでは、以下では考える力プラス講座の特徴をより詳しく見ていきましょう。

進研ゼミ「考える力・プラス講座」の費用は? 

スマホを見る女性 考える力プラス講座では、一般的な進学塾に通うよりもはるかに安い金額で発展的な勉強ができます。詳細は以下の通りです。※記事執筆時のデータです

「考える力・プラス講座」の月々の料金

進研ゼミ小学講座における受講費の支払い方法には、毎月払い・6ヶ月一括払い・12ヶ月一括払いの3通りがあります。

初期費用こそ高くなりますが、年間トータルの金額が一番安くなるのは12ヶ月一括払いです。以下では12ヶ月一括払いを選択した場合の、考える力・プラス講座の受講費を紹介します。

  • 考える力・プラス講座(1~6年生向け)
学年 ひと月当たり(税込) 支払い合計(税込)
1・2年生 2,403円 28,836円
3年生 2,787円 33,444円
4年生 3,667円 44,004円
5年生 3,998円 47,976円
6年生 4,268円 42,680円
  • 考える力・プラス講座 中学受験講座
学年 ひと月当たり(税込) 支払い合計(税込)
4年生 6,946円 83,352円
5年生 6,946円 83,352円
6年生 6,946円 69,460円(10ヶ月分)

進研ゼミ小学講座では、入会金・再入会金・送料は不要です。またオプションの途中解約や進研ゼミ小学講座自体の途中退会もできます。

一括払いを選択した場合の解約・退会では、利用期間に応じた残金が返金されます。

進研ゼミ小学講座を受講していなくても受講できる

考える力・プラス講座などのオプション教材だけを受講することも可能です。

進研ゼミ小学講座には、タブレット学習のチャレンジタッチと紙教材中心のチャレンジという基本サービスがありますが、それらを受講する必要はありません。

オプション教材だけの利用はできないサービスも多い中で、多様な受講スタイルが可能な進研ゼミ小学講座は魅力的なサービスと言えるでしょう。

大手進学塾よりもはるかに安い

私立・国立中学の受験を目指す場合、まず思いつくのが進学塾の利用でしょう。しかし、目指すレベルにもよりますが、基本的に進研ゼミ小学講座でも中学受験対策が可能です。

ちなみに、大手進学塾の受講料はひと月あたり約60,000円と言われています。小学4〜6年生の3年間通わせるとなると、相当の出費です。

一方で進研ゼミ小学講座の「考える力・プラス 中学受験講座」なら、ひと月あたり6,946円で利用できます。この金額なら、受験を迷っている場合でも気軽に受講することができるでしょう。

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考える力・プラスの教材のおすすめポイント

伸びをする女性 考える力・プラス講座には、以下のようなおすすめポイントがあります。

中学受験を見越した対策ができる

考える力・プラス講座では公立中高一貫校の受験対策、考える力・プラス 中学受験講座では私立・国立中学校の受験対策が可能です。

中学受験の合格に必要とされる「基礎レベル+α」の問題に正答できるだけの基礎力とその応用力を磨けます。

スモールステップ式で丁寧な解説をしてもらえるので、中学受験特有の単元に関しても、子供一人で深く理解することが可能です。

公立中高一貫校受検向け「考える力・プラス講座」(5・6年生)

考える力・プラス講座5・6年生は、以前行われていた「公立中高一貫校受験講座」をリニューアルしたものなので、公立中高一貫校受験の対策が可能です。

公立中高一貫校の選抜材料である「適性検査」と「作文」を題材に、問題解決能力や表現力を磨きます。

特に適性検査の対策では、将来の大学入試や就活などにも活かせるスキルを身に付けることが可能です。

基礎演習はメインテキストを見ながら映像授業を受けるという形式で行います。実力完成ワークを用いた総合演習や赤ペン先生の添削問題もあるため、徹底的な対策が可能です。

2019年度公立中高一貫校合格者1,570名

2019年度入試では、進研ゼミ小学講座の利用者のうち、1,570名が公立中高一貫校に合格しました。

この結果は、公立中高一貫校受験の対策における考える力・プラス講座5・6年生の有用性を示していると言えるでしょう。

私立・国立中学校受験向け「考える力・プラス 中学受験講座」

私立・国立中学受験では、学校の授業を超えた内容も出題されます。そのため、早めに対策を始めることが肝心です。

4〜6年生を対象にした考える力・プラス中学受験講座では、国数社理の4教科を中心に小学校での学習範囲を超える内容を学ぶことができます。

入試分析に基づいたカリキュラムなので、中学受験合格に最適な学習が可能です。メインテキストと映像授業をリンクさせた教材で、難問の解法などの理解も捗ります。

また実際の入試さながらの演習問題を毎月解くことができるので、「解ける」感覚を磨くことが可能です。

2020年度志望校合格者数驚異の91.2%

2020年度入試では、塾に通わず「考える力・プラス中学受験講座」で受験対策を行った者のうち、実に91.2%が私立・国立中学に合格しています。

また2020年度の私立・国立中学校入試に合格した進研ゼミ小学講座の利用者は5,011人です。

教科書を超えた”考える力”を引き出す

考える力プラス講座では、教科書では扱わない内容を学ぶことが可能です。進研ゼミ小学講座を利用する場合なら、1日15〜20分の通常学習に加え、1回30分(月約12回)の追加講座で「考える力」を鍛えます

自ら問題を解決する力を培うことが目的のため、出題は〇×問題ではなく、考えさせる問題がメインです。また解答の正誤だけでなく、正しい答えに至るまでのプロセスも重視されます。

小学1年生から長文問題や複雑な計算問題などに取り組むことで、読解力や論理的思考力を養うことが可能です。

加えて、小学1年生から理科・社会も学ぶため、学校の進度よりもはるかに発展的な学習になります。

ちなみにテキストでは、スモールステップで解説がなされるため、難しい内容も段階的に無理なく理解することが可能です。身近なものをテーマにした問題も多く、具体的にイメージしながら勉強できます。

赤ペン先生による個別採点

考える力・プラス講座では、当講座専用の赤ペン先生から添削指導を受けることができます。

褒めや励ましで子供のやる気を高めることを重視するのが通常の赤ペン先生です。一方で考える力プラス講座の赤ペン先生は、考えたプロセスを中心に出来ている内容を具体的に認めてくれます

それぞれのレベルに合わせた丁寧な指導はもちろん、専門の赤ペン先生では思考力や表現力をさらに伸ばすことが可能です。

体験学習の”ひらめき”で勉強が楽しくなる

1〜4年生の考える力・プラス講座では、体験クラフトやサイエンス教具を使った体験学習も行います。

楽しい実験で知的好奇心を刺激できるだけでなく、結果や考察のまとめ作業を通して論理的思考力を鍛えることが可能です。

自宅で実際に手を動かしながら学ぶことで、より実践的な問題解決能力が身に付けられるでしょう。

時間の拘束なく、のびのび学べる

進研ゼミ小学講座の大きな特徴は、通学塾と違って短い時間で効率よく学べるということです。

1日30分勉強するだけで十分な学力向上が期待できるため、習い事や遊びと両立させることができます。

考える力・プラス講座を利用すれば、塾と同等の受験対策が行えるため、のびのびと勉強させたい場合にはおすすめです。

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考える力・プラス講座の教材を実際に使ってみた!

教材画像

ここからは考える力・プラス講座の教材について解説します。

中学受験の経験のある編集部が見ても、かなり充実した教材が揃っているという印象を受けました。

1・2年生向け「考える力・プラス」の内容

教材の画像

考える力・プラス1・2年生では、毎月以下の教材が届けられます。

  • メインテキスト(国算理社 1回約30分×12回/月)

  • 体験クラフト

  • 赤ペン先生の問題

  • 答えと指導ポイント

赤ペン先生のもんだいは、4〜7月号と9〜2月号では国語・算数、8月号と3月号では理科・社会の問題が届きます。赤ペン先生は担任生です。

上記の教材を用いて、4教科のトレーニングを行います。

3・4年生向け「考える力・プラス」の内容

考える力・プラス3・4年生では、学年によって若干教材内容が異なります。詳細は以下の通りです。

小学3年生向けの教材

  • メインテキスト
  • 赤ペン先生の問題
  • サイエンス教具(年6回)
  • 答えと指導のポイント

小学3年生向けの赤ペン先生は担任制です。国語算数は4〜6月号・9〜11月号・1月号で、理科社会は7月号と2月号になります。

小学4年生向けの教材

  • メインテキスト
  • 映像授業
  • サイエンス教具
  • 答えと考え方の本
  • 赤ペン先生の問題
  • 進路ナビ

小学4年生からは映像授業が始まります。また小学4年生向けの赤ペン先生は担任制ではありません。算数国語が4〜7月号、10・11月号、1・2月号です。8・12・3月号に関しては総合問題になります。

5・6年生向け「考える力・プラス」の内容

考える力・プラス5・6年生では、公立中高一貫校受験対策が可能です。各学年では以下の教材が届けられます。

小学5年生向けの教材

  • テキスト
  • 映像授業
  • 実力完成ワーク
  • 答えと考え方の本
  • 赤ペン先生の問題
  • 進路ナビ(年4回)
  • 中学受験紹介ブック(4月号)
  • 夏休みブックガイド(8月号)

小学6年生向けの教材

  • 適性検査・作文対策テキスト
  • 映像授業
  • 実力完成ワーク
  • 赤ペン先生の問題
  • 受験進路ナビ(年4回)
  • 受験まるごと大百科(4月号)
  • 合格のリハーサルテスト(10〜12月号)
  • 志願書・面接準備BOOK(10月号)
  • 直前完成号(1月号)
  • じゅけん直前攻略マップ(1月号)

「考える力・プラス中学受験講座」(4~6年生)の教材内容

考える力・プラス中学受験講座の教材内容は以下の通りです。

毎月の教材

  • メインテキスト(中学入試実践テキスト・中学入試合格テキスト)
  • ワーク(中学入試重要問題攻略ワーク・合格問題精通ワーク)
  • 一行問題ドリル
  • 赤ペン先生の添削課題
  • 映像授業(国算理社)

不定期の教材

  • 実力診断テスト(年2回)
  • 合格可能性判定テキスト
  • 暗記教材(3冊)

赤ペン先生の添削結果は約3日後にネットで返却されるため、すぐに復習することが可能です。

また合否可能性判定テストでは、自己採点の結果から偏差値及び志望校への合格可能性を知ることができます。

さらに暗記教材を使えば、理科(植物・動物・人体)、社会(歴史)、国語(漢字・慣用句・ことわざ)などを、スキマ時間に確認・復習することが可能です。

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中学受験にはどっちの講座を選べばいいの?

パンフレットを見る女性 中学受験では、公立中高一貫校と私立・国立中学のどちらを受験するかによって、入試の内容が大きく異なります。

公立中高一貫校の入試は、小学校の学習範囲内の知識をいかに活用できるかが問われる試験です。また選抜には適性検査や作文が用いられます。

一方で私立・国立中学校の入試では、小学校の教科書内容を超えた筆記試験が実施されます。

このように両者では、試験形式や試験範囲などが違うため、それぞれに合った対策を行わなければいけません。

進研ゼミで中学受験対策を行う場合は、公立中高一貫校なら「考える力・プラス5・6年生」、私立・国立中学なら「考える力・プラス中学受験講座」を利用しましょう。

なお、それぞれの中学校によって校風が違うため、本当に志望校が自分の子供に合っているかどうかは、慎重に検討する必要があります。

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考える力・プラス講座の惜しいポイント

新聞を読む男性 考える力・プラス講座にはいくつかの惜しいポイントがあります。一つは進研ゼミ小学講座(チャレンジ・チャレンジタッチ)と連携していないということです。

チャレンジタッチならまだしも、紙教材が中心のチャレンジと併用するとなると、かなり教材が嵩張ります。またタブレット一台で学習できることに惹かれてチャレンジタッチを選んだ場合は、その魅力が半減してしまいます。

さらに考える力プラスは発展的な内容のため、子供一人ではやり切ることが難しい教材です。そのため、丸つけなど保護者のサポートが必要になります。通わせるだけで良い塾と比べると、惜しい点と言えるでしょう。

一方でかなり学力の高い子供にとっては、やや不足を感じる可能性もあります。開成や桜蔭などの最難関校を目指す場合には、向いていないかもしれません。

進研ゼミ考える力・プラス講座が向いている人

本を読む二人の女性 チャレンジタッチやチャレンジだけでは物足りないという場合は、考える力プラス講座をおすすめします。

また考える力・プラス講座は、進研ゼミ小学生講座を利用していなくも受講できるため、他の塾や通信教育と併用するのも良いでしょう。特に子供にじっくり考える力をつけさせたいという場合にはおすすめです。

さらに、できるだけ安い料金で中学受験対策をさせたいという方は、考える力・プラス講座を利用すると良いでしょう。

大手進学塾に比べると、格安料金で公立中高一貫校受験や私立・国立中学受験の対策が可能です。

考える力・プラス5・6年生の「適性検査」を題材にした教材では、大学入試や就職・転職にも有用なスキルを磨くことができます

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進研ゼミ考える力・プラスの実際の評判・口コミ

スマホを見る女性

「考える力・プラス講座」は、学校の教科書の内容では物足りないお子さまへ、教科書を越えた内容や中学受験対策として、非常に優れた教材です。

実際に「考える力・プラス講座」を受講した方の口コミを見ても、良い教材であることが伺えます。実際の口コミを見てみましょう。

自分で考える力が身に付く

「考える力・プラス講座」はその名の通り、学校での”習う”授業とは異なり、自分の頭で”考える力”が身に付きます。受講してみて、「なぜ?」と疑問に思う機会が増えるようになったという声もたくさん見られました。

自分の頭で考える力は、小学生のうちはなかなか取り組む機会や教材がないため、考える力・プラスは親御さんの間で高い評価を得ています

また、実際の問題は親御さんを悩ませるものもあるという口コミも見られるので、ハイレベルなものであることが伺えます。

テニスを続けたい、陸上の朝練も続けたい、友人とも遊びたい、学校生活も充実したものにしたかったので「考えるカ プラス講座」を選びました。学校の勉強はチャレンジで予習、復習して取り組み、自主自習する基盤ができていたので「考えるカ・プラス講座」も取り組めたと思います。

進研ゼミ 考える力・プラス講座 体験談

わからなかった問題がわかるようになったり、学校の問題がすらすら解けるようになるのがうれしい!学校で意見文を書いた時も「考えるカ・プラス講座」で記述問題の練習をしていたおかげで塾に通っておらず、志望書の書き方を聞けるところがなかったが、<志願書・面接準備BOOK>を参考に書き進められました。

進研ゼミ 考える力・プラス講座 体験談

受験対策としてバッチリ

5・6年生向けの「考える力・プラス講座」は公立中高一貫校の受検に、4~6年生向けの「考える力・プラス中学受験講座」は私立・国立の受験対策に役立ちます。

通塾に比べて費用がかなり抑えられることや国語・算数だけではなく、理科・社会にも早いうちから対応していることが人気のようです。

「考える力・プラス」を活用すれば、習い事や遊びと、レベルの高い勉強や受験対策とを両立することができるでしょう。

週5日水泳の練習があり通塾は無理でした。平日はその他の習い事もあり時間が取れなかったので、勉強は土日にがんばりました。自宅学習だと、やる気が起きたときにいつでもすぐ取り組めるのがよかったです。

進研ゼミ 考える力・プラス講座 体験談

公立中高一貫校の独特な問題に触れるには最適だと思います。塾に行っておらず情報が少なかったので、受験情報も役立ちました。

進研ゼミ 考える力・プラス講座 体験談

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考える力・プラス講座の評価・口コミまとめ

考える力・プラス講座の評価・口コミまとめ

  • 中学受験対策においては確かな合格実績を持つ
  • 進研ゼミ小学講座の利用者でなくても受講可能
  • 身に付く応用力は大学生や社会人にも有用

考える力・プラス講座の評価・口コミについて解説しました。

考える力プラス講座は、進研ゼミ小学講座だけでは物足りないという方におすすめです。またその他の塾や通信教育の追加教材として利用するのも良いでしょう。じっくり考える応用的な力が身に付きます。

さらに中学受験対策として利用するのもおすすめです。格安の料金で公立中高一貫校受験や私立・公立中学受験の対策が行えます。

チャレンジタッチやチャレンジよりも扱う内容が高度になるため、適宜丸つけなどのサポートをしてあげましょう。

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