モンテッソーリ教育による後悔とは?教育の問題点・メリットを徹底解説!

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「モンテッソーリ教育ってどんな教育?」

「モンテッソーリ教育を受けるとどんなメリットがあるの?」

「モンテッソーリ教育の弊害って無いの?」

近年注目されているモンテッソーリ教育ですが、日本にはまだ馴染みのないものであり、様々な疑問をお持ちの方も多いかと思います。

また、メディアではモンテッソーリ教育の良い点をメインで取り上げる為、問題点について知りたいという方もいるのではないでしょうか?

そこでここでは、モンテッソーリ教育の基本思想から効果、問題点まで包み隠さず解説します!

モンテッソーリ教育の特徴とデメリットをざっくり説明すると

  • 子供の自主性を重んじ、子供自身が自らを育て成長させる教育である
  • 子供の個性が育つ・集中力が身につくなどのメリットが多くあげられる
  • 日本では教育体制が不十分であり、教育現場の環境や指導者により大きく左右されるのが難点

そもそもモンテッソーリ教育とは?

子供

モンテッソーリ教育とは、イタリア初の女性医師であり、教育家であったマリア・モンテッソーリにより考案された教育法です。

自己教育」つまり、「子供には、自分を育てる力が備わっている」という概念がこの教育の基盤となっています。現代においても医学の観点・心理学の観点・教育学の観点など、様々な分野の観点から証明された、確かな教育法なのです。

モンテッソーリ教育における目的は、「自立していて有能で、責任感と他人への思いやりがあり、生涯学びつづける姿勢をもった人間を育てる」ことです。子供が生まれながらにして備えている自己教育の力を育てるためには、周りの大人が子供の自由を保障し、環境を整え、フォローすることが必要であると考えられています。

プロ棋士の藤井聡太やマイクロソフト創立者のビル・ゲイツ、イギリス王室のウィリアム王子など、多くの著名人がモンテッソーリ教育を受けていたことが話題になり、今注目されている教育法なのです。

モンテッソーリ教育の3つの基本思想

モンテッソーリ教育には軸となる3つの基本思想があります。

  • 自主性

  • 敏感期

  • 整えられた環境

以下、それぞれの思想について解説していきます。

自主性の尊重が重んじられている

モンテッソーリ教育では、子供の「自主性」が重要視されています。

大人が子供に何かをやらせようというのではなく、子供がやりたいと思っていることがうまくいくようにフォローをします。そうすることで、高い集中力で物事に取り組むことが出来るのです。子供が身の回りのことを自分でできるようになることを大切にしている考え方と言えるでしょう。

敏感期は主に6つに分けられる

幼児期には、 子供が大人の手を借りず、一人で物事をこなしてみたくなる時期が存在します。この、子供自身が自分自身に必要な能力を得ようとする時期のことを「敏感期」といいます。

発達段階に応じ能力の内容は変わり、敏感期を大きく分類すると次の6つに分けられます。

敏感期の名称と内容を表にすると、次のようになります。

敏感期 具体的内容
言語の敏感期 音声を媒介とした「話しことば」と文字を媒介とした「文字ことば」の2種類。はじめに「話しことば」の敏感期がくる。その後、「文字ことば」に興味を持ち、敏感期がくる。
秩序の敏感期 物の場所や物事の順番など、秩序に関するこだわりとして、秩序の敏感期がくる。いわゆるイヤイヤ期と言われるものは、この秩序に対するこだわりが生まれる為に現れる。
感覚の敏感期 視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚の5感のこと。0~3歳までは、感覚的印象を溜め込む時期で、3~6歳にかけて、溜め込んだ感覚を頭の中の引き出しに整理して仕舞う。
運動の敏感期 歩く・運ぶ・注ぐなどの動き。0~3歳までは、大きな動きを獲得し、3~6歳にかけてより細かく洗練させた動きへ調整していく。
数の敏感期 自分の年齢にこだわりを見せる・数を数え続けるなど、数に対してのこだわりが表れる。
文化の敏感期 モンテッソーリ教育独自のもので、言語や数以外に出てくる興味や関心のこと。

また、敏感期が表れる時期としては、それぞれ次のように分かれています。

敏感期 期間
言語の敏感期 話しことば:7ヵ月の胎児期~3歳前後
文字ことば:3歳半~5歳半
秩序の敏感期 6ヵ月~3歳前後
感覚の敏感期 感覚的印象の探求、溜め込み:0歳~3歳
整理・分類・秩序化:3歳~6歳
運動の敏感期 運動機能の発達:0歳~3歳
洗練・調整された運動:3歳~6歳
数の敏感期 4歳~5歳
文化の敏感期 6歳~9歳

学習できる整えられた環境を用意することが大切

モンテッソーリ教育では、大人からの働きかけよりも、自主性を重んじています。その為、子供が自ら興味関心を持ち、学びや発達につながるような環境を整えておくことが大切になります。

  1. 整理整頓

子供が自主的に活動を決められるような環境を整えることが大切です。

具体例として、教具や教材などは分かりやすいように整理整頓し、子供の手が届くところに置いておくということが挙げられます。

  1. 作業しやすい場所

作業内容や子供の発達に応じた場所づくりを徹底します。

ハサミやアイロンなど取り扱いに注意が必要なものは必ず大人が付き添い、近くで見守りましょう。

  1. 子供に合わせたレベル

教材や教具は、子供の発達段階に応じたものを使用しましょう。

子供の自主性を重んじ、興味が出るように子供の見える位置に少し先に進んだ教材や教具を置いておくのも良いでしょう。

  1. 教具

子供の感性を磨くことを意識した教具を使用しましょう。

本物や美しい色の教具であれば、子供の「触れてみたい」「使ってみたい」という意欲が刺激されます。

モンテッソーリ教育が提唱する5つの基本教育

モンテッソーリ教育では、「自主性」「敏感期」「整えられた環境」の基本思想を基に「日常生活の練習」「感覚教育」「言語教育」「算数教育」「文化教育」の5つの教育の柱を提供しています。

教育 具体的内容
日常生活の練習 日常生活で起こる運動の練習、体の各部位を思い通りに動かせることが目的。
感覚教育 周囲の環境と主体的に関わり、5感を使うことで記憶や創造、思考などの知性を働かせる。人間の知的活動の基礎である感覚を成長させる。
言語教育 ことばの敏感期になると、自分の周囲で話されていることばを母国語として習得する。発達段階に応じて、豊富な語彙を養い、次の発達へと促す。
算数教育 具体物である「数量」から始め、数量を言い表す「数詞」、書き表すときに使う「数字」へと学習を進め、数量概念を身に付けさせる。
文化教育 子供の知的意欲に応え、社会や理科に関する分野を学ぶ。子供自身が興味関心をもって学べるようにすることが目的。

モンテッソーリ教育で後悔したこととは?

顔を隠す

モンテッソーリ教育は理想的な教育であるとされていますが、本当に良い効果ばかりを子供に与えてくれるものなのでしょうか?

中にはモンテッソーリ教育を受けさせて後悔したと感じる人もいるようです。ここでは、実際にモンテッソーリ教育を受けた人が感じたデメリットを紹介します。

友達と遊ぶ機会が少ない

モンテッソーリ教育では、年齢に応じた教育活動のことを「お仕事」といい、それぞれが個別に「お仕事」に取り組みます。それぞれが個性を伸ばし、多様性を認める教育なので、室内で黙々と一人で作業をすることが多いのです。

そうなると必然的に他の子と関わる機会が少なくなります。そのため、作業に対しての集中力は高まるが、その分周りが見えなくなり、友達との協調性を育む機会があまりないというデメリットがあります。

モンテッソーリ教育を受けさせた人の中で、後悔した点としてよくあげられるデメリットと言えるでしょう。

先生の当たりはずれに左右される

モンテッソーリ教育を実施している保育園や幼稚園の先生になるためには資格が必要になっています。そして、決められた研修や実習を受けた人だけがモンテッソーリ教育の先生となることが出来るので、先生の教育に対する理解はしっかりと保障されているといえるでしょう。

しかし、モンテッソーリ教育を謳っている園でも明確なマニュアルというものは存在しません。

その為、指導のクオリティは先生の技量にゆだねられてしまいます

良い先生に巡り合えた場合はモンテッソーリ教育により素晴らしい体験を得て、能力を伸ばすことが出来ます。そうでない場合は、「自主性を重んじる」というモンテッソーリ教育の基本思想を口実に、子供を放置してしまう可能性もあるのです。

モンテッソーリ教育を実施している園に通わせたいと考えている場合は、後々後悔しないように、事前に先生についての情報収集を欠かさないようにすることが大切です。

物事に区切りを付けられなくなる

モンテッソーリ教育では、子供の自主性に従い、やりたいことを好きなだけ集中して取り組ませるということが基本になっています。

その為、「30分経ったら終わる」というような時間の区切りが存在しません。作業に没頭した場合は何時間でも同じことを続ける為、物事の区切りをつけるのが苦手になりやすいと言われています。

時間の区切りがつけられなくなると、モンテッソーリ教育と別の集団に移ったときに、自分の作業を止められることを嫌がるなど、その場所に慣れるのに時間がかかることがあるでしょう。

とはいえ、もちろん子供には順応性も備わっており時間に応じて改善されることも多いので、過度に心配する必要がない場合がほとんどです。

運動する機会が少ない場所も多い

モンテッソーリ教育では、1つのお仕事をもくもくと作業するので、活発な子やじっとしているのが苦手な子には難しく感じることもあります。

そして、周りとは関わらずお仕事に没頭することが多い為、他の幼稚園・保育園よりも友達とたくさん運動をしながら遊ぶことは少なくなっています。

また、本来モンテッソーリ教育は、自然に近い広い庭や森があるのが理想であり、その中で自然に触れながら遊ぶことを通して教育につなげるというものになっています。しかし、日本ではその環境を整えられていない園も少なくありません

実際は都内の狭いエリアで運営している園もある為、自然と触れ合う機会を子供たちに提供するのが難しいのでしょう。その結果、室内での遊びがメインとなり、園やスクールでの運動が少なくなってしまいます。

ご家庭の教育方針により、子供たちをなるべく多くの子と遊ばせたいという場合は、事前によく把握しておかないと後悔することになるでしょう。

教具は目的から逸脱した使用が許されない

モンテッソーリ教育では、「教具」と言われるおもちゃを使い、お仕事に取り組みます。

この教具には、他人が考えた使用目的が存在します。そして、その中で自分の思考を組み立てていくことが求められるのです。

つまり、その目的の範疇から逸脱した使用というのは認められておらず、たとえ独創的なアイディアがあろうとも、評価されずに終わってしまいます。

その為自由なアイディアが尊重されにくいというのがデメリットの1つとして挙げられます。

教具を使用した教育はメリットが多いですが、こちらもご家庭の教育方針によっては後悔するポイントとなるでしょう。

日本の教育メソッドに合わない弊害も

遊ぶ子ども

日本の教育とモンテッソーリ教育には違いも多いです。

モンテッソーリ教育を受けさせて後悔しないためにも、日本の教育との違いは把握しておく必要があります

ここでは幼児期にモンテッソーリ教育を受けることでどんな問題点が出てくるのかや、一般的な日本の教育との比較から見えてくる弊害についても取り上げます。

時間割がない

モンテッソーリ教育では、子供の自主性を重んじ、発達段階に応じたお仕事を子供のペースで進めていきます。休憩時間などの概念もないため、集中している子供の作業が先生によって止められることもありません。自分たちでプロジェクトを進める力が身に付きます。

対して、日本の教育ではテキストを扱い、様々な分野の学習を行います。

モンテッソーリ教育ではテキストがないこと、自分たちの興味関心に沿ったお仕事を進めることから、日本のように学びの内容が満遍なく行われるわけではありません。

宿題がない

モンテッソーリ教育の学校では共通して宿題は出していません。

お仕事の中で高い集中力の中、自身の興味があるときに学んでいる為、宿題がなくてもそれほど支障はありません。しかし、宿題を課せられないということは反復練習をしないということでもあります。

日本では漢字練習や計算練習などは反復練習を用いて、かなりの数をこなすことで知識の定着を図ります。特に暗記教科などは家庭での自主学習に委ねられている部分も大きいです。

モンテッソーリ教育から中学受験などを考えている場合はこの点が大きなギャップとなるので、後悔しない為にもその違いをどう補うかは家庭での指導に託されます。

テストや成績表がない

モンテッソーリ教育ではテストや相対評価の成績表はありません。

テストではなく、口頭試験や発表作品などで、定期的にアウトプットすることで定着につなげます。テストに備えての勉強ではなく、自身の知的意欲を満たすための勉強と考えられるでしょう。

日本では、テストや成績表により競争心が掻き立てられ、学習へのモチベーションにつながる場面が多くみられます。また、受験に関しては相対的な評価を基に自身の不足な点を補うこともあるでしょう。

少人数クラス

モンテッソーリ教育のクラスは縦割りで、3学年合同の少人数制をとっています。

同年代だけではなく、他の年代の存在と触れ合いながら学習することは、学びの定着やコミュニケーション能力の向上につながります。

一方で、少人数制により子供の関わりが制限されるのではないかという問題点が挙げられます。

日本の教育に馴染めなくなる恐れも

日本では幼児期にモンテッソーリ教育を受けていたとしても、その後ずっと継続してモンテッソーリ教育を受け続ける人は多くはないでしょう。そのため、日本の教育法との違いに子供は混乱してしまいます。

その為、日本の教育法にしっかりと適応させてあげることが親の役割になります。

一方で、長い目で考えると宿題をしっかりとこなせるようになる、受験勉強に集中して取り組めるようになる、などモンテッソーリ教育を受けることによるメリットは多いです。

日本の教育法と異なる点もありますが、モンテッソーリ教育は一概には悪いとは言えないでしょう。

モンテッソーリ教育は子供に良い効果を与える場合が多い

勉強

ここまでモンテッソーリの負の側面を確認してきましたが、モンテッソーリ教育には良い面も非常に多いです。

ここではモンテッソーリ教育のメリットを確認していきましょう。

自立心が身につく

モンテッソーリ教育では、1日1~3時間程度のお仕事の時間が設けられています。先生に何をするか決められるのではなく、自分で決めたお仕事に取組むことで、子供の自立心の成長を促します。

また、縦割り保育では、年齢の違う多くの人と関わります。年齢や考え方の違う人と関わることにより自然と自分の意見を持つようになります。はっきりとした自分の意見が持てるようになれば、人に流されずに、自立した子に成長することが期待できます。

1つの物事に集中できるようになる

お仕事の時間には長時間1つのことに集中して取り組む為、モンテッソーリ教育を受けていない子供よりも集中力が身に付きます。

また、使われる教具は子供の興味をひくようにカラフルな木製のおもちゃになっており、自然と子供が夢中になるようになっています。そういったおもちゃを使うことも集中力を養う秘訣の一つです。

そして、子供がお仕事をしているときに教育者が止めるということはしません。この環境づくりも集中力を養うために必要になっています。

ここで培った集中力は、今後の学校の勉強にも大きく役立ちます。

子供の個性を伸ばせる

モンテッソーリ教育では自主性を重んじています。自主性を重んじることで、それぞれの子供の個性が育まれやすくなっています。強制されたことではなく、自分の好きなことに対して徹底的に取り組めるためです。

日本の教育は、どちらかというと同質性を求める傾向がある為、この点はモンテッソーリ教育の大きなメリットだと言えるでしょう。

やりたいことを存分にでき情緒が安定

モンテッソーリ教育では、大人からの指示ではなく、自分がやりたいことを決めて行動します。

その自分の好きなことを好きなだけできるという環境により、子供は満足感や達成感を感じます。誰かに邪魔されずに集中して取り組める為心に余裕が生まれ、それにより情緒が安定するのです。

縦割り保育で多様な人と交流可能なよい点も

日本の教育では一般的にクラス分けは学年別のところが多いですが、モンテッソーリ教育では縦割りでクラスが構成されており、年齢の違う様々な人と交流できます。

縦割りにより、自分より年上の存在、年下の存在を認識できるほか、下の子は上の子を理想のモデルとし学べる上に、上の子は下の子の面倒を見たり学習を見たりすることで学びを定着させることが出来ます。

学年が違うことで考え方やできることの幅も大きく異なります。その為、お互いが理解しあい相手を尊重する気持ちを育むことにもつながるのです。

自分の意見をしっかり言えるようになる

自主性が重んじられ、自分の考えを認めてもらう環境で過ごすことで、自分の意見に自信が付きます。

人からの意見に流される習慣がついてしまうと、指示がないと動けない・自分の意見が言えないという状況に陥ってしまうこともありますが、モンテッソーリ教育では、自分の意見をしっかり言えるようになるというメリットがあります。

この能力は大人になってからも重要で、ずっと使える能力であるので、幼少期から育める環境というのは貴重だと言えるでしょう。

各教育にメリット・問題点があると理解する

二人

モンテッソーリ教育は1907年にマリア・モンテッソーリにより考案され、現代まで100年以上続いている効果的な教育法です。

現代に至るまでに、多くの人物がモンテッソーリ教育を受けて育っています。 その中には世界の成功者となった著名人も多く存在しているです。 ここではその一部をご紹介します。

  • 藤井聡太(プロ棋士)
  • ビル・ゲイツ(マイクロソフトの創業者)
  • ラリー・ペイジ(Googleをセルゲイ・ブリンと共同開発した人物)
  • セルゲイ・ブリン(Googleをラリー・ペイジと共同開発した人物)
  • マーク・ザッカーバーグ(Facebookの創業者)
  • ジェフ・ベゾス(Amazonの創業者)
  • バラク・オバマ(元アメリカ合衆国大統領)

このように、様々な国に取り入れられ多くの著名人が受けていたことで注目されています。

しかし、そんなモンテッソーリ教育にも問題点は存在します。どんなに優れているといわれる教育にも、受ける人や環境によってメリット・デメリットは存在します。

誰から見ても完璧な教育法というのはありません。偏った知識で教育を進めることで後々後悔しない為にも、メリット・デメリットを十分に理解しながら、自分の子供の特性や自分の教育方針に合った教育法を模索していく必要があるのです。

実際にモンテッソーリ教育をされた方の声

子供

以下では、実際にモンテッソーリ教育を受けた人、または子供に受けさせた人の反応をとりあげました。

SNSでモンテッソーリ教育について調べてみると、モンテッソーリ教育を受けさせた多くの親が効果を実感しているとの感想が見られます。

もちろん子供によっては向いていないと感じる方もいるようですが、最も多く見られる意見は「自分から進んでやろうとする」「集中力がついた」というものです。

モンテッソーリ教育の基本思想に則り、適切に対応をすればモンテッソーリ教育の目的は果たされると言えるでしょう。

モンテッソーリ教育の問題点まとめ

モンテッソーリ教育の問題点まとめ

  • 実施している園の環境や先生により指導の質が大きく左右される
  • 日本の教育メソッドと異なる点が多い為、子供が混乱しないようフォローが必要
  • 子供の個性を伸ばすにはぴったりの教育法である
  • モンテッソーリ教育により成功した著名人はたくさんいる
  • どの教育法にもメリット・デメリットが存在することを理解する

今注目されているモンテッソーリ教育について、問題点や弊害を挙げながら解説してきました。

多くの著名人が受けたからといっていい面ばかりではありません。日本の教育法との違いや問題点なども存在します。どんな教育法にもメリット・デメリットは存在するのだということを大人が十分理解しておくことで、子供の学びは広がります。

モンテッソーリ教育を受けさせようと考えている方は、実施している園の方針や先生をしっかりと事前調査することをおすすめします。

自分や子供にどんな方針が合っているのか十分検討したうえで、後悔のない教育法選びをしてください。